南木曽岳 上の原から蘭へ今年も山越え
- GPS
- 09:05
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,284m
- 下り
- 1,030m
コースタイム
8:10南木曽駅-8:40下の登山口-9:20第二鉄塔-10:30直角道標-13:20避難小屋13:40-14:00南木曽岳山頂-15:20下山道分岐-15:50林道ゲート-16:30木曽路館
17:15シャトルバス-南木曽駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
木曽路館とシャトルバスも年末と元旦は休みです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
南木曽の駅は自販機しかありません。正月という事もあって何もやってません。 稜線上の雪は膝くらいまで。トレースがないときつい。中途半端な新雪で登山路の梯子はオソロシイ。 標高差1,250mを6時間もかかってしまった。 |
写真
感想
帰省の戻りは、またまた300名山詣でに南木曽岳です。昨日までの雪が結構積もっているはずで、トレースがなければ即敗退の予想です。南木曽は特急が停まるので何かあるだろうと思ったら甘かったー、何もなく名古屋で仕入れた弁当と非常食のみで出発です。木曽路館に電話してシャトルバスの運行を確認し、入浴割引券を駅でゲットしていきました。町外れを抜け、登山口から入っていくと、登山ポストに記入日誌があり今日は一人入っているようです。ラッキー! しかし夏に来た事のない山にいきなり積雪期に来るなんて、山をナメてますねーマッタク。
トレースの先行者はやたら歩幅が広く長靴のようです。直角に曲がる道標あたりまでは快調ですが、ズルズル滑るのでアイゼン・ワカンの入替戦です。
稜線に上がると結構雪があり、トレースが有るもののかなりてこずります。時々道標に出てくるタイムよりじりじり遅れ、タイムリミット13:00に近づきもうだめかと思った時、先行の人が戻って来て「あと一山だよ」と教えて頂き、また南側からも人が登って来ているとのこと。これでトレースがあるのは確実で、なんとか目的達成が見えてきました。
ヨレヨレで避難小屋に到着、昼飯にします。中央アルプスや南アルプスの山には雲がかかってしまったので、下山路には行かず山頂に向かいます。そのまま登山路をどんどん降りていきますが、踏み抜いたり滑り落ちたり雪に隠れた木桟橋の怖いこと。
鎖場を降りたあたりで小休止、ふとザックを見ると・・・ アイゼンがない! いつの間にかラッチが外れ、ぶら下げていたのを落としたようです。ショックですがこの急坂を登り返す気力がありません。
分岐まで降りましたが、下山路側にはトレースがないので登山路を降りてきて正解だったのでしょうか、とにかくここから延々と登山口、ゲートを歩き、上段の集落では少し迷子になり他人様の庭を抜けたりして、夕暮れ迫る道を歩きます。何とか木曽路館にタイムリミットに到着、バタバタと風呂に入り、最終のシャトルバスに乗ることができました。
天候、上の原側からのトレース、蘭側からのトレース、シャトルバスの運行の条件が全て揃った山越えでしたが、久々のぐったり日帰り山行でした。
南木曽岳の神さま
おいらのアイゼンを返してくんろ。グリベルの12本とかBDのステンレス製が欲しいとか言わないからさー。エキジャパの10本でいいんだよー。そりゃ摩利支天大神にはお参りしなかったけどそっちはトレースがなかったんだよー。南木曽嶽山大神の祠が登山ポストみたいだなんて思ったのは悪かったよー。1万4千円もしたし、まだ3回しか使ってないんだよー。うえーん
コメント
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kirisameさん、はじめまして slowlifeと申します。
kirisameさんのレコを読んで参考にさせていただき、
本日、日帰りで南木曽岳に行きました
蘭登山口から頂上を目指したのですが、
頂上手前500mぐらいの雪の上にアイゼンがあるのをうちのだんなさんが見つけました!
kirisameさんのアイゼンに違いないと思って、持って帰りました。
もしよろしければ、宅配便でお送りします。
別途、メッセージのほうにアイゼンの写真送りますので、念のためご確認ください
ありがとうございますーーーー!
メッセージの方に送らせていただきましたが、この様な出会いがあるなんて信じられません。ワタクシの不真面目なレポを読んで頂いている方に拾って頂けたなんて、奇跡です
slowlifeさんに南木曽岳の神さまが乗り移ったような・・・
本当にありがとうございました。感謝感激です。
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