沢を登り藪を漕いで白毛門山頂へ


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,075m
- 下り
- 1,074m
コースタイム
天候 | 曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
始発電車に乗り赤羽、高崎、水上で乗り換え土合駅に到着。
地下ホームから続く長い長い階段を登ってようやく地上に出た。
そのまま白毛門登山口まで歩き小さな橋を渡り入渓。
すぐに堰があるため右手の捲き道で越える。
30分ほど歩くとハナゲの滝といわれる壮大なナメ滝に到着。
今回も沢靴はガイドテニー、苔が付いているとこ以外では不安はない。
さらに10分ほどで東黒沢と白毛門沢の二俣に出合い、左手の白毛門沢を登っていく。
多少全身を使う場面もあったが難なくクリア、といっても滝の直登はなるべく回避。
しばらく行くとひときわ大きく流れも急な滝があり(おそらくタラタラのセン)
ここは左から捲いた、というか明確な捲き道があったのでそれに従った。
そのあとすぐにちょっと急勾配の連続するナメがあったがここはほぼ直登でクリア。
そしておにぎりみたいな形の大岩があり左から回ってしばらく遡上。
左手は涸れ沢なため、右手の小さな沢に進んだがここでは左が正解だったらしい。
右手の沢はどんどん細くなり蜘蛛の巣が張りあきらかに人が通ってない様子。
間違いに気づいたものの登っていけばそのうち涸れ沢になると思い遡上継続。
ところが唐突に沢は終わり、代わりに全く踏み跡の無い藪が現れた。
現在位置を確認すると標高差200mほどで山頂に着くので頑張って登ることにする。
しかし急傾斜の藪漕ぎがこんなに辛いとは(/□≦、)…、と後悔するくらい大変だった。
藪で見えない木の根で脛をしこたま打ち、追い打ちで藪の茎がその傷口を叩き続ける。
また藪に乗ると滑るので足でかき分け地面を探るがその過程で多大な労力を費やす。
こ、こんなに苦しいのなら、痛いのなら………藪などいらぬ!! (ドドオオッ)
愛深きゆえに愛を捨てた男 聖帝サウザーの悲痛の叫びに準え嘆いてみる。
藪と格闘すること1時間あまり、ついに山頂に立つことができた。
腕も脚も傷だらけ、雨まで降り始め山頂からの眺望は望めないが心は晴れ晴れ。
その時点で13時半を回っていて15時半の電車に乗りたいため休憩せず下山。
急いで下りたら1時間半ほどで土合駅に着くことができ余裕で着替えなど済ませた。
朝から水も食事もとってないのを思い出し帰りに一杯やって帰る。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
monさま
藪こぎなんて絶対に嫌😱。。。マダニも恐怖だし、、と思っている私なので、想像するだけで・・・
沢登りは単独じゃないほうがよいのでは?
傷だらけでも進み続ける精神力には脱帽ですが。。。
傷お大事に。そしてたいへんお疲れ山でございました😌
bskylightさま
今回すぐ道間違いに気づいたのですが登れば合流するか同じような涸れ沢になると高をくくって失敗してしまいました、その代償が藪漕ぎであれば受け入れるしかありません。
自分も通常の沢なら複数名、できれば経験者に案内してもらいたいところですが今回の沢に関しては初心者レベルらしいしナメ主体で大丈夫そうに思え実行しました。
傷は小傷ばかりです、治りかけの今はむず痒いです…
沢用?のネオプレーン素材のゲーターが欲しくなりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する