尾瀬ヶ原 失敗した山行(テント泊)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 272m
- 下り
- 278m
コースタイム
10:34 鳩待峠
↓1時間10分(1時間)
11:24 山ノ鼻 受付800円、テント設営
12:09 出発
↓57分(45分)
13:06 牛首分岐
↓47分(30分)
13:53 ヨッピ吊橋
14:08 出発
↓25分(30分)
14:33 竜宮
↓36分(20分)
15:09 牛首分岐
15:15 出発
↓41分(45分)
15:54 山ノ鼻
【2日目】1時間20分
1時間 研究見本園を周回
12:05 出発
↓1時間1分(1時間20分)
13:06 鳩待峠
天候 | 1日目 曇りときどき晴れ 2日目 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
沼田駅→関越交通路線バス2,050円→尾瀬戸倉バス停→関越交通シャトルバス930円→鳩待峠 復路 往路の逆 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に危険個所なし。 |
その他周辺情報 | 至仏山荘 テント800円 お風呂500円 |
写真
感想
初めての複数人でのテント泊。
瑞牆山で計画を進めていましたが、天気が良くないので、尾瀬に変更しました。
初めてリーダーに指命された山行。
結論からいうと、山行自体は失敗でした。
2日目に登る予定の至仏山は、中止にしました。
2日目の天気が崩れる傾向にあったこと、落雷の可能性が高かったこと、雨が降りだすギリギリの時間に下山することになるだろうこと、朝から雨が降りだしていたことが判断材料です。
しかし、パーティ内でどうしても至仏山に登りたいという人達がおり、納得させられずに別行動になってしまいました。
残ったメンバーは、登りに行ってしまったメンバーの荷物をまとめたり、テントを片付けて、出発の準備をしておきました。
更に時間が余ったので、自然研究園でお花をのんびり観察することに。
自然研究園は、いろいろなお花が咲いていました。
後でビジターセンターに貼ってある写真と見比べてみましたが、名前のわからないお花がたくさんありました。
その後、至仏山から戻ってきたメンバーと合流して帰路へ。
鳩待峠に戻ったときには、本当に肩の荷が降りました。
今回失敗した原因は次の通り。
1. 直前で天気予報により尾瀬に変更したので、山の情報収集が足りなかった
2. メンバーのうち1名とは初対面、もう1名ともほぼ初対面だったので、全体に合わせて行動できる人間であるかどうか把握していなかった
3. メンバー全員の行動傾向の把握ができていなかった
4. 私以外のメンバーが気象、地図読みなど山の技術に興味のないタイプの初心者であったために、全ての準備の段取りと判断を一任され、疲弊した。当日の行動についても基本を踏まえた上で相談できる相手がいなかったため、常に起こりうるケースを想定し続けて疲労が増した
改善点は次の通り。
1. 直前に計画を変えない
2. メンバーがどれくらい歩けるか把握するため、顔合わせの日帰り山行をする。
3. 日帰り山行をしていたメンバーでも、希望通りに物事が進まない場合にどういう行動に出るのか、よく言動を観察し、性格を把握する。
4. 「歩ける」ということと「全体に合わせて歩ける」ということは別の能力と考える
5. パーティのうち、少なくとも2名は、基本的な山の技術と知識を身に付けている、もしくは勉強している人間が必要
リーダーとは、パーティとは何かを、この機会にしっかり考えて勉強します。
気象の判断など山の技術の不足を感じただけではなく、いろいろと考えさせられた山行でした。
【テント泊の覚書】
・明け方のテント内の気温は20.3℃、外気温は16℃
・半袖Tシャツ、長袖シャツ、薄手のダウン、厚手の靴下を着用
・夜中に暑くてダウンを脱いで、肩を寝袋から出してちょうど良い
・結露はポールに水滴がついて内側にうっすら水滴がつく程度
距離 20.05km
累積標高差(+)190m
累積標高差(−)210m
ザック重量 9kg
あーあーあるある!わかるわかる!と思いながら拝見しました。先日至仏山に上ったときに、蛇紋岩は滑るから雨は心配だなぁと思っていたので、私も朝から雨で下り坂なら尾瀬散策に切り替えるかな。
今時は、リスク管理や全体のことを考えて行動する人は少なく、リーダーやパーティ、という概念をもたない単独行の人が多くて、別行動になりやすいかも。お互い見える範囲を歩くということすら危うくて、さっさと先に行く人も多いですし。
ほんと、お疲れ様でした!
あ、よくあることなんですか〜。
私はパーティ全体で歩くことが普通だと思い込んでいたので、まさか別行動をとるとは思わず、びっくりしました。
「お互い見える範囲を歩くということすら危うくて」ってこういう方、いますよね。全体のペースに合わせて歩くことが苦痛だったり、他人の話を聞けない性格であるだけで、本人に悪気がないところが悩ましいです。
今回は、自分の認識の限界が確認できたので、次の機会があれば活かしていきたいと思います。
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