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Yamareco

記録ID: 954953
全員に公開
ハイキング
甲信越

坪山〜びりゅう館

2016年09月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:01
距離
4.3km
登り
633m
下り
656m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:51
休憩
0:04
合計
2:55
距離 4.3km 登り 633m 下り 657m
8:59
85
スタート地点
10:24
10:28
86
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:JR中央本線・上野原駅〜富士急山梨バス/御岳神社
帰り:初戸/富士急山梨バス〜上野原駅
コース状況/
危険箇所等
登り序盤、密生してコースを覆っているススキの葉に注意!ススキの葉は肌に擦れるので、半袖の場合は何か着たほうが無難。また、ところどころ台風の痕跡(鉄砲水の跡)あり。
その他周辺情報 羽置の里びりゅう館:水車挽きの蕎麦が美味しい。安い。地酒”笹一”も一升売りしています。
高尾駅の駅蕎麦「高尾山」にて天玉を
高尾駅の駅蕎麦「高尾山」にて天玉を
上野原駅からバスで約50分。
御岳神社バス停で降りて登山口へ
上野原駅からバスで約50分。
御岳神社バス停で降りて登山口へ
鶴川を渡ります
大きなユリが出迎えてくれました
大きなユリが出迎えてくれました
久しぶりの山歩きです
久しぶりの山歩きです
花の時期ではありませんが、西尾根を行きます
花の時期ではありませんが、西尾根を行きます
鉄砲水の痕跡がありました
鉄砲水の痕跡がありました
ススキの葉は細かく鋸状にギザギザしているので、素肌では傷がつきます
ススキの葉は細かく鋸状にギザギザしているので、素肌では傷がつきます
しばらくは杉の植林帯を歩きます
しばらくは杉の植林帯を歩きます
やがて急登の坂になります
やがて急登の坂になります
ミニトマトのようですが、
ミニトマトのようですが、
やがてこんな形になり、
やがてこんな形になり、
傘を広げてこうなります。
見ため完全にアウトの毒キノコのように思いますが、実は「タマゴタケ」という美味しい食用キノコです
傘を広げてこうなります。
見ため完全にアウトの毒キノコのように思いますが、実は「タマゴタケ」という美味しい食用キノコです
尾根に出ますが、山頂まで急傾斜が続きます
尾根に出ますが、山頂まで急傾斜が続きます
坪山山頂(1102.7m)
坪山山頂(1102.7m)
雲が多く、見晴らしは望めませんでした...
雲が多く、見晴らしは望めませんでした...
松の葉をよくみると...
ひえぇぇ!大嫌いな毛虫が仰山おるがな
松の葉をよくみると...
ひえぇぇ!大嫌いな毛虫が仰山おるがな
阿寺沢分岐からびりゅう館方面へ下ります
阿寺沢分岐からびりゅう館方面へ下ります
「羽置の里 びりゅう館」
水車挽きの手打ち蕎麦が名物です
「羽置の里 びりゅう館」
水車挽きの手打ち蕎麦が名物です
まずは冷たい生をゴックン (*^-^*)
まずは冷たい生をゴックン (*^-^*)
地酒の笹一は一升瓶もオーダーできます
地酒の笹一は一升瓶もオーダーできます
”ひや”で飲ります
”ひや”で飲ります
O島部長とKさんは、坪山よくばりセット(¥1,500)を
O島部長とKさんは、坪山よくばりセット(¥1,500)を
I幹事は天ざるそば(¥1,100)をいただきます
I幹事は天ざるそば(¥1,100)をいただきます
名物せいだのたまじ(¥250)
味噌味の小粒じやがいも。郷土食です
名物せいだのたまじ(¥250)
味噌味の小粒じやがいも。郷土食です
お客さんは少なく、のんびりと過ごせました
お客さんは少なく、のんびりと過ごせました
蕎麦美味し!
蕎麦粉を挽く水車
蕎麦粉を挽く水車
帰りのバスは一日3本しかなく、腹ごなしに歩きます
帰りのバスは一日3本しかなく、腹ごなしに歩きます
のどかな里山風景
のどかな里山風景
山歩きよりも距離は歩いたかな...
山歩きよりも距離は歩いたかな...
初戸バス停からバスに乗りました〜
初戸バス停からバスに乗りました〜

装備

個人装備
雨具(レインウェア) 飲料

感想

 度重なる台風に見舞われている今年の夏は、梅雨時期よりも雨が多いのではないかと思えるほど...。当部活動日の土曜日はことごとく雨。いつしか二ヵ月もブレイクしてしまいました。身体もなまり、いきなりハードな山行は避けたいと、O島部長がチョイスしたのは中央線沿線・上野原駅から行く坪山です。もちろん、O島部長好みの午前ハイク。5キロ程の簡易な山歩きとなります。
 上野原駅から飯尾経由鶴峠行きのバスに揺られて50分。乗客は少なく、時折こっくりとしながら、次第にのどかな山間の里へ...。
 御岳神社前で降りてバスを見送り、靴紐を締めなおして歩き始めます。鶴川を渡り対岸へ。登り進むとすぐに気付くのは、土砂崩れでもあったかのように、コースを横切り懸河の勢いでなぎ倒された木々とともに重量物が流れ落ちたような跡...。これは素人ながら想像するに、直近の台風の影響で土砂崩れが起こった跡でしょうか。この辺の山は水が豊富で、鶴川の流れも速く、雨量の程度によっては鉄砲水もあり得るでしょう。
 坪山は従来、無名の山だったようですが、何かの書籍に花見の山として掲載され、4〜6月の花の時期に群生するヒカゲツツジやイワカガミ、ミツバツツジを目当てに、昨今は花見登山のハイカーで大賑わいのようです。ところが今回こんな時期ですから、花は欠片もありません。当然、我等の他に誰もハイカーは居ませんでした。そんなことはどうでもよろしいと、花もなく誰もいない西尾根コースを黙々と登ります。山頂からは三頭山がよく見えました。
 下山は南東から東へ延びる尾根を下ります。ところどころに紅い茸が顔を出しています。猛毒のベニテングダケを想像して恐れおののくO島部長でしたが、よく見れば、白い斑点もなく、実はこれは”タマゴタケ”という美味しい食用茸で、クックパッドにもレシピがたくさんあるほどです。
 阿寺沢分岐を経て、”羽置の里 びりゅう館”へ。まずは冷たい水で顔を洗い、さっぱりとした後は食事です。生ビールをあっという間に流し込み、地酒”笹一”の一升瓶をオーダーし、”冷や”を湯のみ茶碗に注いでいただきます。楽しみにしていた水車挽きの蕎麦は想像通りの美味さ。お客さんも少なく、ゆったりと過ごしましたが、上野原駅までのバスは一日3便しかなく、このびりゅう館であと1.5時間も昼酒を飲んでいるのも不健康なので、バスが追いつくバス停まで歩くことにしました。
 結局、山歩きと同じくらいの5キロ程を歩いて追いついてきたバスに乗り、上野原駅へ帰りました...。

〔感想〕
 久しぶりの山行でした。
 しんどい上り坂を、気が付くと仕事や生活の考え事をしながら歩いていて、二ヵ月のギャップをあまり感じることはありませんでした。
 山を黙々と歩きながら考えると、普段ちっぽけな範囲で右往左往している自分が客観視できるほど、気持ちが爽快になっていくのがわかります。

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