ガスのち晴れ、絶景を堪能！五竜岳

2016年09月09日(金) 〜 2016年09月10日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,593m
• 下り: 1,593m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:44
• 休憩: 1:26
• 合計: 7:10

8:30 白馬五竜アルプス平
8:50 8:50 地蔵の頭
9:15 9:15 一ノ背髪
9:44 9:50 小遠見山
10:03 10:03 中遠見山
10:42 10:50 大遠見山
11:19 11:19 西遠見山
12:40 13:50 五竜山荘
14:48 14:50 五竜岳
15:40 五竜山荘

2日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:20
• 合計: 6:00

5:20 五竜山荘
6:20 6:40 五竜岳
7:25 8:15 五竜山荘
9:05 9:05 西遠見山
9:30 9:40 大遠見山
10:05 10:05 中遠見山
10:20 10:20 小遠見山
11:10 11:10 地蔵の頭
11:20 白馬五竜アルプス平

ゴンドラの営業が8時15分からということもあり、遅いスタートになりました。日帰りピストンは無理でしたので、五竜山荘へ1泊2日の山行となりました。アルプス平から地蔵の頭までは、良く整備された木道（階段含む）歩きです。そこから、大遠見山まではアップダウンを繰り返しますが、登りは思ったほど時間がかからず、比較的スムーズに登ってこれた印象です。しかし、西遠見山を過ぎたあたりから登りがきつくなり、五竜山荘の手前のピーク（白岳）まで1時間ほどしんどい登りが続きます。山荘から五竜岳山頂までは、途中鎖もでてきて岩山歩きとなりますが、3点確保で周りを良く見ながら登れば、難しくはないと思います。

天候

1日目濃霧、2日目晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

五竜エスカルプラザ前駐車場（ゴンドラは、平日は8時15分より営業）

コース状況／危険箇所等

一部、登山道が通行止めとなっていた箇所があり、新たに作られた登山道が泥濘となっていました。今回の登山道の核心部？でした。

その他周辺情報

登山後、エスカルプラザの2階で昼食を取り、関越道（中央道は、渋滞するので避けました）を使って自宅（初台）を往復しましたので、ぽかぽかランド美麻の温泉に立ち寄りました。

写真

9/9 8:20

さあ本日は、ここからスタートです。ゴンドラ使って、楽しちゃいます。

9/9 8:19

え〜！本日は濃霧。今日は、天気が良いはずでは？

9/9 8:20

外に出て上を見ると。やっぱり、見えない。

9/9 8:29

まっ、気を取り戻して、これに乗り、出発です。

9/9 9:05

途中、鐘を鳴らしたり・・

9/9 9:07

ドラを叩いたりしながら、登って行きます。

9/9 9:24

最初は、良く整備された階段を登って行きます。（何気に、結構こたえます）

9/9 9:33

う〜、周りは何も見えない。

9/9 9:35

一ノ背髪を通過

9/9 9:49

上は、相変わらずのガスです。

9/9 9:53

登山道も、こんな感じで細尾根となってきました。

9/9 10:02

小遠見山です。

9/9 10:02

展望無しが続きます。ひたすら、登るのみです。それにしても、蒸し暑い。

9/9 10:07

ありぁ〜、ここのところの雨で、泥濘となっています。

9/9 10:11

雪にもめげず、くねくね曲がっても、根性で伸びていくダケカンバ。上を見てますね。

9/9 10:20

ナナカマドが赤くなっています。山は、秋の気配ですね。今年の紅葉は、いかがでしょうか？この夏の天気は、今一でしたが。

9/9 10:21

中遠見山です。

9/9 10:27

少し、景色が・・

9/9 10:54

う〜、もうちょっとなんとか、ガスよ晴れて・・。鼻息で吹き飛ばす。ダメ？

9/9 11:08

大遠見山まで来ました。標準タイム3時間程度のところ、2時間です。恐らく、ここまで皆さんこの程度の速度で登って来られると思います。しかし、この後、山小屋までがしんどいです。これから登られる方は、要注意。甘く見ていると、試練が待ってます。

9/9 10:38

徐々に道が細くなってきました。

9/9 11:22

途中、花に癒されて。

9/9 11:23

あれ？登山道通行止め？

9/9 11:23

こっちですね。

9/9 11:23

いかにも、作ったばかりの道？

9/9 11:24

あちゃ〜、やっぱ、下が踏み込まれていないから泥濘となっている！本日の核心部？登山靴が、泥だらけ・・

9/9 11:36

西遠見山。前に池があり、広場になっています。

9/9 11:50

ここからさらに、細尾根の登場です。

9/9 11:51

切り込んでいます。しかし、しっかり足元を見て歩けば、問題ありません。

9/9 11:52

岩もごろごろと・・

9/9 11:59

登りも少しきつくなってきて・・

9/9 11:59

続きます。

9/9 12:09

稜線上に山小屋が見えてきました。ここから、山小屋まで長かった〜。

9/9 12:10

先に、はしごも見えてきました。

9/9 12:10

少しづつ近づいて。

9/9 12:11

はしごを登って。

9/9 12:15

岩場の鎖も出てきて。

9/9 12:16

さらに、長めの鎖場を超えて。

9/9 12:21

秋のちんぐるまを見つつ。

9/9 12:22

咲きかけの花を見て。

9/9 12:45

山小屋に何とかこれました。

9/9 15:05

そして、思いっきりガスの中、山頂に登頂です。明日の晴れを祈りつつ、またここに来ることを約束（誰に？）して、本日は、終了です。

9/10 5:22

翌朝。雲海とともに澄み切った青空！！待ってました！

9/10 5:23

雲海が迫ってきます。

9/10 5:23

う〜外は寒い。気温8度。

9/10 5:24

でもこの景色。寒さなど、お構いなし。

9/10 5:34

雲から顔を出す雨飾山、火打山、妙高山。

9/10 5:34

さあ、五竜岳に向かって登りましょう！（この写真は、振り返って五竜山荘を映しています）

9/10 5:37

相変わらずの雲海。八ヶ岳と南アルプス。その間には富士山。もう、たまりません。

9/10 5:37

もっと、雲海。

9/10 5:39

まだまだ、しつこく雲海。

9/10 5:44

出ました！ご来光です！

9/10 5:44

もう1枚。登りの途中からなので、山の斜面越しです。

9/10 5:44

唐松岳から白馬岳。

9/10 5:45

五竜に朝日が当たっています。

9/10 5:46

雲海の下に白馬村が・・

9/10 5:48

皆さん、続々と登ってきます。

9/10 5:48

なんとも言えない、雲海。

9/10 6:08

お〜、鹿島槍ヶ岳。

9/10 6:15

不思議な感じ？海に浮かぶ島？

9/10 6:22

登ってきた登山道を振り返って。

9/10 6:25

唐松岳から白馬岳への稜線。こんなに、はっきり見えるのは、滅多にないのでは・・

9/10 6:26

太陽が昇って・・

9/10 6:26

鹿島槍ヶ岳も輝き・・

9/10 6:28

立山、剱岳も、くっきりはっきりと見えてます。

9/10 6:28

山頂からの眺めは、最高です！

9/10 6:33

五竜岳山頂。昨日のガスが、うそのようです。

9/10 6:35

最高です！あれ、右手の手袋が・・

9/10 6:37

五竜山荘からご一緒に往復された方です。山談義に盛り上がりながら往復できました。とても、楽しかったです。こういう出会いも登山の魅力です。

9/10 6:37

立山・・剣岳

9/10 6:37

アップで

9/10 6:39

鹿島槍ヶ岳の右後ろには、槍ヶ岳が見えます。

9/10 6:41

八ヶ岳から富士山、南アルプス

9/10 6:41

雨飾山、火打山、妙高山。360度、絶景です。

9/10 6:47

来た道を振り返って。さすが、岩山の五竜岳です。ここを通って来ました。

9/10 7:20

山小屋、良い場所に建ってます。

9/10 7:30

テン場は、かなり狭いです。連休など、大変でしょう。

9/10 7:43

五竜岳を下から展望。良い山です。

9/10 8:06

こんな雲まで、出てきて。

9/10 8:38

さあ、下山です。山小屋から少し登って、五竜岳を撮りました。

9/10 8:41

まだ、雲海が広がっています。

9/10 8:45

五竜山荘から五竜岳と鹿島槍ヶ岳。昨日の天気が本当、なんだったの？

9/10 9:29

途中の景色が良くて、なかなか降りれません。

9/10 9:29

これもです。鹿島槍ヶ岳。

9/10 9:56

雲の間から白馬村。

9/10 9:58

と、言っている間に。雲が沸いてきて。

9/10 9:59

こっちにも。

9/10 11:14

隣の八方からの登山道のケルンも、雲に覆われて。このあとは、山頂、雲の中に。あっという間です。やはり、ここは、ガスが出やすいのでしょう。

9/10 11:27

降りてきたら、パラグライダーが、たくさん飛んでました。（写真の左側です）

撮影機器：

α NEX-5 SONY

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル 薄手のフリース ダウン ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

暑さ対策で、薄手の長めのタオルは、今回も大活躍しました。水で濡らして、頭からかぶって歩くと、とても涼しく感じられました。（外見を気にされる方は、要注意です）

感想

nomasi

1日目の濃霧には参りました。天気が良くなるはずが、一向に良くならず、結局、ずっとガスの中、山頂へとりあえず登頂しました。翌日の晴れを期待しつつ、山小屋で一晩過ごすことに。夜中、トイレに起きて窓の外を見たら、星空が。思わず寒空の中、星を眺めに小屋から外に出てみると。そこには、数えきれないほどの満点の星。天の川に流れ星。これも登山のひとつの楽しみです。これで、翌朝の天候は、約束？されたようなものです。翌朝、予想通り、気持ち良く晴れ渡りました。（やっぱり、持ってましたね）日の出前、昨日お会いした方といっしょに山頂を往復。本当に景色を堪能しました。雲海、ご来光、そして山頂からの360度、山の展望。満喫できました。登った人だけのご褒美ですね。最高です。急遽、尾瀬の燧ケ岳から至仏山の山行を五竜岳に変更しましたが、結果的には、大満足となりました。そして、今回も、多くの楽しい方との出会いもありました。次回は、ぜひ幻想的な朝霧の中、尾瀬ヶ原を歩きに、燧ケ岳から至仏山へ行きたいと思います。