熊倉山(宗屋敷尾根〜熊倉山〜聖尾根)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,359m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
宗屋敷尾根取付きの林道は路肩に停められそう。 聖尾根下山口には駐車スペースはありませんでした。 水場… コース中に無し。 トイレ… 矢通反隧道の前後に公衆トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宗屋敷尾根… 尾根への取付きはハッキリしないが、適当に尾根への斜面を上がれば植林帯の中に踏み跡がある。 そこからいきなり急登、一旦緩やかになるがすぐまた急登が続く。 その後また緩やかになり、やがて右に鹿避けネットが見えると、一登りで836m峰に着く。 鞍部に下り、急な登り返しの先で緩やかになり、また急登で祠のある1003m峰に到着する。 1003m峰から長い急登をこなすと小ピークに出る。 ここには右にも細尾根が伸びているが、左へ向かい1284m峰に登り返す。 1284m峰から2つ目の鞍部が大岩直下の十字路。 右は行き止まり、直進すれば大岩の間を抜けてその先の1370m峰に行けるらしい、左は赤テープを頼りの巻き道。 1370m直下の鞍部からはまた急登で、熊倉山〜酉谷山の稜線上(蝉笹)へロープを潜って辿り着く。 聖尾根… 熊倉山から林道コースへ向かい、張られたロープを越えた先が聖尾根。 すぐ先の1307m峰からの下りは、ロープが設置されたガレ場の急下り。 下り終えると道は緩やかになり、その先は岩尾根が暫く続いて1165m峰に着く。 1165m峰からは徐々に尾根が広くなり「三峰駅」のプレートに従い、右のトラバース道へ。 やがて右にロープが下がった岩壁が見え、程なくしてロープが設置されたザレ場の急下りが続き、更に岩場を下って登り返して802m峰へ。 左に向かい、鹿避けネットに沿って歩いた先のピークが750m峰。 下ったすぐ先の鞍部には「聖尾根の大峠」の標識がある。 聖岩へは道はハッキリしないが、岩と木の幹を掴んで登れます。 大峠から「三峰駅」のプレートに従い、北へ下って行く。 等間隔にある赤テープを目印に下り、やがて沢と出合い、山ノ神の祠を2つ過ぎると小沢を渡って人家に降り立つ。 振り返ると「私有地」の看板があり、登りで使うと一瞬躊躇するかもしれません。 どちらの尾根も、急な斜面では落葉と上部ではその上に薄っすらと粉雪が覆い、大変滑りやすい。 また踏み跡とテープも、ハッキリしている所と分かり難い所がある。 それでも宗屋敷尾根は忠実に尾根を辿れば、聖尾根も1165m峰の先の尾根を直進してしまいそうな場所と大峠からの下降点も、「三峰駅」のプレートを見落とさなければ歩き通せるのではないでしょうか。 もちろん、事前の下調べと地形図は必須です。 |
写真
感想
奥秩父の西端にそびえる熊倉山は標高差1000m以上あり、登り甲斐もありそうなのでいつかは行ってみたいと思っていた。
その反面、近いのでいつでも行けることや地味な山なため、これまで行けずじまいでいたが、山仲間のやまかっぺさんからバリルートでのお誘いがあり、遂に行く機会が訪れた。
道の駅荒川を出発、途中で通る昭和16年完成の矢通反隧道が興味深い。
そんなに急ではない浦川林道を歩いて行き、分岐で未舗装の林道を右に行けば宗屋敷尾根へ取り付くことが出来ます。
尾根に出るとすぐに急登が続き、3週間ぶりの登山でこれはキツイ!
すぐにふくらはぎがパンプしてきてウンザリしそうなりながら、836m峰に辿り着きました。
ここら辺は北面が伐採されていて、鹿避けネット越しにコース上一番の眺望が開けます。
その先も忠実に尾根を辿り、小さな祠のある1003m峰へ。
ここからの登り返しが一番急な感じ、更に落葉の上に薄っすらと粉雪が覆い、急な登りで足が進みません。
なんとか登りきって小ピークへ、右に細尾根が伸びていて一瞬こっちかと思いましたが、地図を見ると左のようです。
1284m峰を越え、2つ目の鞍部で正面の尾根上には大岩が立ち塞がっています。
ここはやまかっぺさんの下調べ通り、左から巻いて最後の急登をこなして蝉笹といわれる稜線上に登り着きました。
少し下って日当たりの良いところで昼食後、案の定誰もいない熊倉山山頂へ。
山頂からは林道コースへ向かい、途中ロープの張られている場所を潜って聖尾根を下って行きます。
行程中一番の難所、1307m峰からの岩場を慎重に下り、尾根を辿って1165m峰へ。
ここから下って行くと、真っ直ぐ下まで尾根が伸びていますが「三峰駅」のプレートに従い右へ、すぐ先右の岩壁にはフィックスロープが下がってましたが、こちらにもルートがあるのでしょうか。
ロープが設置された落葉の急斜面を、尻餅つきながら滑るように下って802m峰へ。
更に750m峰を越えて、聖尾根の大峠といわれる鞍部へ。
せっかくだからと聖岩をピストンしてから、薄暗い植林帯を下って無事下山となりました。
今回歩いた道も、整備された一般道なら展望にも乏しくつまらなく思えても、ことバリルートとなるとドキドキワクワクの楽しいものになりますね!
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