因島から大島ーしまなみ海道レンタサイクルー
hirokok510
体力度について
- GPS
- 11:12
- 距離
- 123km
- 登り
- 1,056m
- 下り
- 1,011m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:13
| 天候 | 晴れ」 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
船 自転車
|
写真
多分、因島に向かい、その山並みを見ているのかーとすれば中央は天狗山？？―島が多数あり、どこがどこか、初めてだと同定が難しいーー今治港から1時間強、ようやく因島・土生港が近づいてきたのか？？ーー
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土生港に到着し、レンタサイクル事務所で予約していたクロスバイクを選定ーークロスバイクのハンドルにはライトやベルなどが取り付けられ、スマホマウントを立てるスペースがなく、選定に苦労して時間がかかった-7時35分入港でチャリ出発は8時30分にもなってしまう。
青陰山（因島村上水軍中世城址）を登るかどうか迷い、予定時間より出発が遅れたので、とりあえず大山トンネルを越えて北側から近付くことにした
あるサイクリストのHPに出ていた写真ー三宅祐司の「ふるさと探訪」でも出てきた「自転車神社」−因島大山神社は耳の神様や縁結びなどとともに今やしまなみ海道のサイクリストの「聖地」だそうだ。その時々の人々の心の求めるまま、何でも用意できる日本の神様は忙しい？？！！
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信仰―海の生活はーー船底の下橋の世界ーーという認識があり、常に危険を背中合わせであることから海難事故を避けるような祈りの世界があった
旧石器+縄文時代の因島（因島では旧石器時代は出ていないが瀬戸内海は低湿地化平原ではなかったか？―海進以降の縄文遺跡はいくつかあり、土器や石鏃、磨製石斧などが出ている
弥生時代中期の遺跡から高坏型土器などが出ているが、果たしてこの平地の狭い島で農業は行われていたのだろうか？―漁業など海の仕事中心か？古墳時代は小規模古墳が造られ、集落遺跡では土師器や製塩土器も出土
秀策のお墓で今回の因島訪問は終了、白滝山など他にも行きたいところはたくさんあるが、跡の予定が詰まっているーー317号線で最短距離でい嘴を目指すーー左手の山は天狗山（290m）かな？
多々羅橋から標識に従って自転車道を大山祁神社まで走った―30分くらいで意外とすんなり登れた―まあ、標高差は60m位のアップダウンなので大したことなかったーー
この後、国宝館、海事博物館を見学ー大山祁神社は軍神として多くの武家のよりどころとなり、義経・頼朝をはじめ、多くの武将の甲冑、刀などの奉納があり、多くが国宝や重要文化財になっている。
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図（ブック）
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|---|
| 備考 | クロスバイクを選ぶとき、ハンドルにベルやライトなどいろいろついていて、スマホナビを装着するマウントを設置する隙間がなく、選定に苦労した。土生港レンタサイクルターミナルは通常は８時半からだが、駐車場管理を兼ねて早くから人がいるので７時半過ぎに借りることができた。 |
感想
初めてのしまなみ海道ーどのようなコースで走ろうか、何処を見学しようか、いろいろ考えたが、今回は村上水軍関係の史跡・博物館を中心に因島から大島まで走る予定、レンタサイクルターミナルのある因島の土生港に早朝到着するフェリーを発見し、チャリを借りて村上水軍博物館のある大島まで走り、そこでチャリを返却してバスで今治に戻る計画を立てた。予定通り、松山駅前のホテルを5時前に出発し、コンビニで昼食、飲み物、行動食などを購入し、今治港出発6時25分のフェリーに乗る。しまなみ海道の島々を見ながら、今治港 〜 岩城港 〜 佐島港 〜 弓削港 〜 生名港 〜 土生港（中央桟橋）と進む。観光客は載っておらず、地元の人々が仕事―通勤・通学などに使っている印象だ。7時40分前に波浮港に入港し、レンタサイクルステーションを探す。初め、締まっていると思ったが、よく見ると中にすでに人がいるので入り、予約してあるクロスバイクを拝見した。空気圧やブレーキの具合などを試したが、スマホのナビを立てるホルダーを設置するスペースが足りない。ベルやライトなどが設置されてスペースが狭くなっている。スペースがより広いチャリを探してマウントを設置し、チャリの手続きをして料金（一日千円＋補償金千円で他の場所に乗り捨てる場合は補償金は返らない）を支払い、8時20分過ぎに出発。チャリの選定手続きやマウントの設置などで予想以上の時間をかけてしまった。ここから最初に因島水軍の中世城址である青陰山まで登る計画だったが、時間が遅れたので、一番時間節約になりそうな大山トンネルを越えて北側の登山口から接近することにした。標高差は90m位なので、さほど登りも気にならずトンネルを越える。本当は時間があれば、チャリを南東の登山口において大山峠を経て青陰山（城址）にいくのがハイキングであれば常道だが、今回は目的がさらに先にあるので、とりあえず北側化の登山口に出る。集落から登山口に出るとすでに8時50分、青陰山を往復すると1直二条かかりそうなので、今回は山頂をあきらめ、登山g力の撮影でスルー、そのまま因島水軍城に向かう。9時10分前、水軍城前駐車場に到着、チャリを置いて、水軍城に向かう。最初に現れる因島市史料館は9時半開館、まだ空いていないので先に水軍城まで登る。水軍城は本当の中世城の復元でなく、天守閣のようなものがあるのは、観光用とわかる。青影城址などはおそらく、土塁や空堀、曲輪など主として土で作られたものではなかったか？ただし、場所により石垣跡もあるらしく、南北朝時代には様々な勢力が瀬戸内の支配権を求めてこの島だけでもいくつもの勢力がいくつもの城に分かれて攻防を繰り広げたらしい。時代により様々な白の形態があったのだろうーー。水軍城はややステレオタイプの「安土城「以降の近世城址のスタイルをとっているのが問題ではないか？
さて、この水軍城には史料館があり、常設展（武具など）の他に特別展「村上海賊の城址めぐり」も開催している。見てみたかったが9時半会場でまだ開館していない。後の予定があり、やむを得ずあきらめて下にある因島市史料館まで下り、ここで開館前でも見学させていただいた（、無料）。次に本因坊秀策囲碁記念館に向かう。若いころは熱中したが最近はすっかりご無沙汰している囲碁だが、せっかく因島に来たなら、秀策関連の場所を一度は訪問してみたかった。さあ遺書に訪問した記念館はまだ新しく、立派だったのにびっくり。古い木造の屋敷を改造したような記念館と思いきや、日本棋院と因島市などが力を入れて作ったものらしい。秀策にまつわる様々な遺品、古文書、棋譜などが展示されていた。秀策が若くしてこれらに倒れなかったらどのような記録を打ち立てたのか、見てみたいと思うーー。
その後、近くの地蔵院にあるお墓を尋ね、そこから因島の村を見下ろす。まだこの島にいたころの秀策はどのような風景をどんな気持ちd見ていたのだろうか？
さて、10時半を回り、当初の案ではここから白滝山にチャリで登ることを考えたが、これから行くと、午後の予定のどれかをあきらめねばならなくなりそうなので、カットして、直接大三島の大山祁神社、大島の村上水軍博物館に絞って走ることにした。しかし大三島までは近くない。最短距離で山を越えて因島の西海岸に出て、生口橋まで上がる。橋手前の展望台では大勢のチャリダーが休憩中――皆若い-―おっさんは私だけ？？生口島に渡ってから橋を織り（そのままじどうでゃ道路を進むことはできない）、北側の海岸線に沿って半周する。途中、11時半過ぎ、瀬戸田町の平山郁夫美術館の前を通過、余裕があれば見ておきたいのだが、ここもあきらめる。平山郁夫は生口島出身だったのかーー。その先にある耕三寺には驚いた。神戸の実業家が母の供養のために建てたお寺らしい。入口周辺を撮影しただけで先を急ぐ。本当はこの奥の工場路を見学する予定だったが入口もわからずもはや時間がない。12時過ぎ、多々羅橋の手前のサンセットビーチのターミナルで昼食休憩。英気を取り戻して、多々羅大橋に向かう。橋の登り口にはこの島の特産物「レモン」のモニュメントがある。高校の「国語」の教科書にあった梶井基次郎を思い出すーーー。さて、多々羅大橋を渡り、13時を過ぎる。ここから自転車道路に従って大山祁神社に向かう。一生懸命漕いで30分で神社に出る。チャリを駐輪場に置き、神田を抜けて
金剛力士像のような」神像のある門を抜けて、天然記念物のクスノキ群を見ながら拝殿、本殿を見学、さらに進んで宝物館に入る。武人らが大切にし多神社だけあり、義経や頼朝ら著名な武将が奉納した伝世品の甲冑や刀、長刀などの刀剣類など、国宝、重要文化財が並ぶ圧倒的な内容だ。さらに海事博物館にも立ち寄り、見学、残念ながらどちらも撮影はできない。宝物館など見学後は鶴姫ロードを経て駐輪場に戻る。鶴姫像の向こう側にそびえる鷲ヶ頭山の荒々しい山肌を眺める――大山祁神社の本来のご神体だろうーー。14時半を回り、最後の目標、大島の村上水軍博物館まではまだ20�勸幣紊△襦�やはりギリギリの時間だ。4時半前までには到着しないと――。下りの自転車道に入るが途中道が怪しくなり時間をロスする。21号線に戻って海岸まで下り、多々羅大橋のたもとのターミナルでいったん休憩。ここで3時を過ぎてしまう。ミカン味のソフトクリームを食べて疲労回復、大三島大橋、伯方島を抜け、最後の博多・大島大橋を渡って4時25分過ぎ、なんとか村上水軍博物館に到着、予想外に立派な博物館だ。しかしながらゆっくり見学する余裕がない。アップの撮影禁止ということでイメージ映像だけ撮影し、最近の図録をいくつか購入してあわただしく見学を終える。次回はゆっくり見学できるよう計画を立てたいーー。16時30分過ぎ、博物館を出てこの先の友浦港に向かう。当初の予定では宮窪港に戻ってチャリをターミナルに返却、歩いてバス停に出てバスを乗り継いで今治に戻るというものだが、遠くのバス停まで歩くのと、バスの時間が長い間待たねばならず、
途中で友浦港の16時55分のフェリーだとチャリ事乗船して今治港に戻れること、今橋港でターミナルは閉まってもチャリを返却できることがわかり、これだと今治に早く戻れる。早めにホテルに入って休み、明日の石鎚山への準備ができるというもの。博物館は時間がなく残念だったが、とりあえずチャリを走らせ、友浦港に出る――。港と言っても桟橋があるだけの簡単なもの。事務所に電話しても誰も出ない。本当にフェリーは来るのかと心配して宮窪ターミナルに電話し、もしフェリーに乗り損ねたらチャリを返却に行くから締めないでくれとお願いする―−。しかしフェリーはちゃんと来てチャリも無事積むことができ（次の17時の便は郵便物のためチャリは詰めないと出ている）ー無事、今治港に到着した。船のスタッフは朝今橋から土生港に向かった船と同じスタッフで、今治まで走らないのかと言われたが、これ井所走ると足が持ちそうもないと年寄りチャリダーの弁解ーー。明日の石鎚山もあるシーーー。楽して今治港に戻り、ターミナルの指示通り、チャリ返却場所で鍵を閉め、書類とともに鍵をポストに返却、手続き終了ーー。
今橋駅に出て伊予西条駅からホテルに入る。四国最後の夜は明日のエネルギー注入もかねて町はずれのフ隠れ家的なランス料理店でフルコース3千円を堪能し、英気を養う。今日は事前の予報では雨だったが、見事に晴れてラッキー、しまなみ海道の走りを楽しむことができた。明日はどうなるか、天気が心配だった。
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