いきなりクライマックスの御飯岳・破風岳・土鍋山


- GPS
- 04:47
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 948m
- 下り
- 947m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
万座ハイウェイ通行料 1050円 毛無峠にトイレはないので万座ハイウェイにある愛妻の鐘か万座空吹展望台のトイレで済ます必要があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御飯岳 途中の樹林帯が狭い 破風岳 峠からすぐに始まる急登を登り切れば山頂はすぐ。山頂は断崖絶壁になっているので墜落しないように要注意 土鍋山 刈られた熊笹の道が滑りやすい。 終盤の急登は狭く滑りやすいので滑落注意 |
写真
装備
個人装備 |
ザック
レインウェア
ヘッドランプ
懐中電灯
ファーストエイドキット
シップ
解熱鎮痛剤
芍薬甘草湯
下痢止め
小はさみ
コンパス
熊よけ鈴
予備靴紐
スマホ予備バッテリー
手拭い
帽子
登山靴
カメラ
時計
食料
飲料
予備食
|
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備考 | スタート時、気温0℃だったのに手袋を持っていなかった |
感想
この山、というか毛無峠からの展望を前から見てみたいと思っていてようやく叶った。
ここは昔、小串鉱山という硫黄鉱山があった場所で、閉山から数十年たった今も索道鉄塔が残っており、山と置きざりになった人工物のちょっと異質な景観に興味をそそられていた。
当日は晴天であるが雲も多く、何より吹きすさぶ風が滅茶苦茶寒くてそれもそのはず、車載の気温計は0℃を示していた。結果的には寒さのクライマックスはこの時に既に迎えていた。
毛無峠は両隣にそびえる毛無山と破風岳に挟まれた谷間のような場所だが展望はすこぶる良い。少しの間景色を堪能して、既に山頂からの眺望のような眺めにクライマックス感を感じつつもスタートした。
登るほどにガスに包まれていくが、その強風のお陰で滞留することなくほどなくしてガスの晴れた快晴のハイキングとなった。
御飯岳に向かう道が既に展望抜群で白馬岳から始まる後立山連峰をガン見し、進むほどに北アルプスの山々、お馴染みの槍穂など全員集合状態だ。
御飯岳からはあまり遠望は得られはかったので折り返して今度は峠の反対側、破風岳に登る。
目の前にそびえ立つその姿は登ってもその通りで、つづら折りでありながらなかなかの登りごたえ。それでも短時間で得られる大展望は素晴らしいものだった。こちらの方が若干白馬五竜にちかづくので先程よりも迫力1割り増しの山塊を拝むことができた。
この先に五味池という道標があり興味本意で向かってみたが、行けども行けどもその池はなく、次の道標が出るまで進みもっと下っていったところにあるのが分かりUターンした。
土鍋山という暖かい印象を受ける山へは一旦標高を下げ、一気に急登を登りきると山頂となる。熊笹が刈り取られており道は明瞭だがその刈られた笹がその下の地面を覆い隠し、なおかつ滑る。今回のコースで一番疲れた登山道をひーこらと登り上げて山頂に到達した。
下山は逆に滑りやすい熊笹の道を破風岳に向けて登り返す。朝の強風はそれこそどこ吹く風で微風になっていたので暑さが身に染みた。
下山後は山頂から見えた横手山に車で向かい、リフト往復券で気楽な山頂観光をしてきた。
アップダウンを繰り返して登ってきた御飯・破風・土鍋の後にリフトで登りあっという間にそのどの山よりも標高の高い横手山に登ってしまい、いきなりクライマックスを迎えたのは秋風のように気まぐれな私の計画の賜物だ。
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