小3と歩く高層湿原「霧ヶ峰(八島湿原&車山)」(日本百名山)


- GPS
- 04:01
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 404m
- 下り
- 410m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:56
[標準CT 2:25(74%)]
車山9:26⇒沢渡10:15⇒八島湿原10:52
[標準CT 2:05(71%)]
※本日のペース:標準CTの71〜74%程度です。
子供と一緒なのでゆったりペース。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは100台程度止めれます。 駐車場にはトイレも有ります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:2〜4(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :2(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :1(難5・4・3・2・1易)鎖場、ヘツリ等の頻度や時間等 ★登山道の眺望:4(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:30人程度】 ◆車山の山頂周辺と車山湿原及び八島湿原の天然記念物区域は、木道等が設置されて歩き易いですが、それ以外の区域は、部分的に水溜りや泥濘、滑りやすい粘性土、笹の繁茂になっている箇所がありますので、歩行時は注意しましょう。 ◆今回歩いた周回コースは、高層湿原から始まり、樹林帯やなだらかな高原へと変遷し、自然が織りなす様々な表情に巡り合える、なかなか楽しいコースでした。車山だけ登頂するだけでなく、周囲の湿原等も散策することをお勧めします。 ◆車山の山頂には、大きな気象レーダー基地があります。広い山頂は360度の展望が見られ、特に蓼科山から八ヶ岳の山容は迫力があり、見応えがあります。 ◆湿原の草紅葉は見頃になりつつありますが、樹木の紅葉はまだ早く、見頃は10月下旬頃になりそうな感じでした。 |
写真
感想
昨日の美ヶ原に引き続き、小3の息子と一緒に、本日は「霧ヶ峰」にレッツゴー!
最高峰の車山は、すぐ登れてしまう容易な山ですが、周辺には、八島ヶ原湿原を代表とした天然記念物の「霧ヶ峯湿原植物群落」の高層湿原が広がっているので、せっかく行くなら「色々周りながら車山を目指そう!」と出発地点を八島湿原としました。
湿原の適期には的外れな時期でしたが、広大な湿原に広がる草紅葉を眺めながら奥に佇む車山を目指します。
湿原の周辺は、木道が整備されて歩き易いですが、天然記念物区域から外れると、水溜りや泥濘もあり、子供のズボンは泥だらけ。
今回の霧ヶ峰、最初は晴れていましたが、名前のとおり急にガスに覆われ、目まぐるしく変わる天候でした。
でも、人が少なければ、なかなか良い所です。
ガンガン登るという人には物足りない山かもしれませんが、湿原の次は高原、そして最後は車山からの眺望と自然が織りなす風景美や風音等を五感で感じながら散策できる山かと思います。
こんな百名山があっても良いんでしょうね!
「百名山」の著者である深田久弥氏も「霧ヶ峰」の冒頭でこんなことを言っています。
『山には、登る山と遊ぶ山がある。前者は、息を切らし汗を流し、ようやくその山頂に辿り着いて快哉を叫ぶという風であり、後者は、歌でもうたいながら気ままに歩く。気持のいい場所があれば寝ころんで雲を眺め、わざと脇道へ入って迷ったりする。当然、それは豊かな地の起伏と広濶な展望を持った高原状の山であらねばならない。霧ヶ峰はその代表的なものの1つである。(一部略)』
ふ〜ん、なるほどね〜
改めて「自然(山)との向き合い方」の奥深さの片鱗を感じました。
最近、なかなか秋晴れに当らない日々が続いています。
負傷している左足親指を早く治して、次の山に出かけたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する