鳩待峠〜尾瀬笠ヶ岳 尾瀬小逍遥一日目

2016年10月19日(水) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 12.8km
• 登り: 764m
• 下り: 751m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:45

9:45 鳩待峠
10:55 11:05 オヤマ沢田代
12:40 12:55 笠ヶ岳
13:30 13:35 小笠
14:30 14:30 オヤマ沢田代
15:30 鳩待峠

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

国道144号線で鳥居峠を越え、群馬県へ
沼田市から国道120号線で戸倉へ
戸倉駐車場に駐車し、バスで鳩待峠に向かいました
鳩待峠駐車場は午前7時半に満車という話でした
天気次第で状況は変わると思いますが
やはり早朝に到着しないと鳩待峠駐車場には駐車できないようです
戸倉からのバス料金は近々値上げの予告が張り紙されていました

コース状況／危険箇所等

・登山口〜笠ヶ岳分岐
緩やかな登りで、標識、登山道共に大変良く整備されています
ただ、黒っぽい色をした蛇紋岩は濡れるととても滑りやすく
雨の日などは要注意です
・笠ヶ岳分岐〜笠ヶ岳
悪沢岳から笹原を下り、針葉樹林帯に入ると
ぬかるみが酷くなっており、長靴の方が歩き易いと感じました
笠ヶ岳山頂直下は急斜面の岩場、
転倒、滑落にご注意ください

その他周辺情報

尾瀬ぷらり館
戸倉駐車場のすぐ近く、アルカリ性の良い温泉♪
http://www.geocities.jp/oyu_web/t1769.html

写真

10/19 6:11

夜明けの四阿山
鳥居峠を越えて群馬県へ

10/19 9:36

鳩待峠に向かうバスの車窓から見た黄葉は真っ盛りでした！

10/19 9:36

彼方の山も全山黄葉

10/19 9:41

バス停から鳩待峠までほんの少し歩きます

10/19 9:43

最盛期を過ぎたものの、天気が良いせいで思ったより賑やか

10/19 9:43

至仏山登山口
至仏山に登った時、まさかまたこの登山口に来るとは思っても居ませんでした。

10/19 9:44

でも全く記憶がなく、未知の登山道を歩くような新鮮な気持ち(^.^)

10/19 9:51

緩やかな斜面と黄葉、そして青空、最高!(^^)!

10/19 9:58

こんな木道はなかったような…

10/19 10:03

ゆるゆる散歩が嬉しいです(^^♪

10/19 10:09

おっと！見えて来ました！至仏稜線

10/19 10:18

木段整備されてますね

10/19 10:21

最近、ちょこちょこお目にかかっている燧。間近に見るせいか大迫力(*_*;

10/19 10:22

遥かな尾瀬♪遠い空♪

10/19 10:23

歌い出したくなる快適な散歩道

10/19 10:25

武尊山？

10/19 10:26

本日のターニングポイントはあの端正な峰！

10/19 10:27

でも、実際遠い(/_;)

10/19 10:29

ちょっと体調悪く、眺めているだけで良いと言いたくなってきます(-_-;)

10/19 10:36

開けて来ました！それにつれ気力も♪

10/19 10:36

尾瀬と燧
左端に与作か景鶴が見えていると思います

10/19 10:41

至仏山方面
登った日は雨で、蛇紋岩が滑り易かったことが強烈な印象としてよみがえってきました。でも、今日は、なんという穏やかな山(*_*;

10/19 10:51

稜線は近いと思うのですが

10/19 10:51

まだ付け替えられたばかりの新しい木段

10/19 11:06

分岐
ひと休みして笠ヶ岳へ。こんな素晴らしい日の至仏山にも行ってみたくなり、心が騒ぎます。帰りに時間があって、しかも晴れていたら寄ることにして、先を急ぎます。

10/19 11:06

至仏山頂かそれとも小至仏？

10/19 11:16

悪沢岳
南アルプスにもこんな名前の山ありますね(^^)/

10/19 11:16

後ろ髪引かれます
予報は午後曇り(/_;)

10/19 11:17

中央に越後駒の辺りが見えているのかどうか？

10/19 11:20

笠と小笠
絶妙な相似形！

10/19 11:42

ようやく分岐から半分くらいの距離。雨によるものなのか、常時こんな状態なのか、この付近の登山道はぬかるみが酷く、登山靴より長靴の方が格段に歩きやすいと思いました。

10/19 11:54

小笠
近付くと何だか丘のよう

10/19 11:56

左から至仏、小至仏、悪沢岳。随分歩いて来ました(^^)/

10/19 11:57

小笠山頂真下から眺めた笠ヶ岳

10/19 11:57

登山道は小笠を巻いているので、帰りに小笠山頂に寄りたいと思います。

10/19 12:18

後一息ですが、この辺りから登り

10/19 12:31

笠ヶ岳山頂への道は、かなり巻道を水平に歩いた場所にありました

10/19 12:35

頭上にのしかかる岩塊(*_*;

10/19 12:41

笠ヶ岳山頂に到着
ようやく群馬百名山98座目登頂!(^^)!

10/19 12:42

目の下に深い色の水を湛えた奈良俣ダム湖

10/19 12:42

やっぱり予報通り、午後は下り坂。至仏山頂に雲がかかって来ました。体調もおもわしくなく、計画より時間がかかっており、至仏山は潔く諦めます(/_;)

10/19 12:43

岩に挟み込まれるように立つ三角点

10/19 12:43

山頂標識と燧
大パノラマのはずが、みるみる内に周囲が雲に隠されて行きます(T_T)もう30分早く家を出れば良かったのにと今更悔やんでも仕方ないのですけれど…

10/19 12:53

湯の小屋温泉に下る方角に湿原

10/19 12:55

もうすぐ小至仏も見えなくなりそう。視界が閉ざされるのが思ったより早く、残念ですが下山開始。

10/19 13:04

湯の小屋温泉分岐
このコースはかなり長そうなので、最初は考えましたが諦めました。いつか温泉だけでも入りに来たいと思います。

10/19 13:11

至仏は雲に隠されてしまいましたが、燧はまだ頑張って姿を見せてくれています

10/19 13:13

谷間の紅葉

10/19 13:14

小笠

10/19 13:27

振り返った笠

10/19 13:31

これから小笠をちょっと覗いて行きます

10/19 13:33

三角点はありませんが、山頂標識があり、奈良俣ダム湖が見下ろせます

10/19 13:33

岩が点在

10/19 13:33

かろうじて見えている至仏稜線

10/19 13:33

中央右寄りは平ヶ岳でしょうか？

10/19 13:39

笠は遠くなりました

10/19 14:11

登り返しがちょっと辛く感じます

10/19 14:12

本日一箇所だけのロープ。登りはか細い腕力でえいやっと(^^ゞ

10/19 14:16

笠と小笠にそろそろお別れ

10/19 14:21

悪沢岳まで帰還

10/19 14:26

一瞬美しい姿を見せてくれました。登れずに残念です！

10/19 14:30

分岐

10/19 14:32

湿原を抜けると

10/19 14:37

オヤマ沢はすぐ

10/19 14:49

目の下に見えていた尾瀬はもう雲の中

10/19 14:50

この平べったい岩に腰掛けて、晴れた尾瀬をずっと眺めていたかったのですが、そんな幸運な時間はあっという間に過ぎ去ります

10/19 15:16

峠まで後1kmもあるのですか！膝に疲労が来ています(T_T)

10/19 15:31

人通りが少なくなった山荘前は寂しい感じ

10/19 15:31

無事登山口に帰還しました

感想

kyom4

最近、なかなか晴天の続く日がなく、予報を監視していたところ
週間予報で二日間連続して天気の良さそうな日を見つけ
人の足も遠のいて静かになったであろう尾瀬に
群馬百名山二座に登るべく、出かけてみました。

朝方は、嬉しくなるほどの青空の下に美しい至仏の稜線が見え
不思議なもので、全く忘れていた初めて至仏山に登った日の記憶が
少しずつよみがえって来ました。
あの日は雨と濃霧で何も視界は得られず
ただただ、足元に注意しながら、歩いただけだったのでした。

それに引き換え、今日のこの晴天ですから
笠ヶ岳分岐で、至仏山に行きたくなったのも無理はありません。
けれども、そうするには出発時刻があまりにも遅すぎましたし、
午後から曇りの予報は残念ながら的中し
到底、笠ヶ岳も至仏も登るなどという欲張った考えは
笠ヶ岳に向かう途中、捨てざるを得ませんでした。

悪沢岳を過ぎ、笹原を緩やかに下り、コメツガの樹林帯に入ると
ぐちゃぐちゃの泥田のような登山道の状態に、
長靴をはいてくれば良かったと本気で考えてしまいました。
それを抜きにすれば、緩やかな道は登り返しを繰り返しながらも
見晴らしも良く快適な尾根歩きです。

笠ヶ岳への最後の登りは、短いながら結構急峻庭場なのにびっくり！
遠望した時の端正な三角形の形からはちょっと想像がつきませんでした。
そして、正しく360度の大展望台に立った瞬間、眩暈がする程の高度感。
到着が遅く、見る間に視界が遮られて行ったのは無念です。

至仏の稜線はとうに雲に隠され、周囲の視界も徐々に無く
分岐では潔く諦めがつきましたが、
いつか晴れた至仏山に登れる日があるかどうか？
明日は気分を新たに、大清水から皿伏山に登ります。