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Yamareco

記録ID: 99100
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

大塚山・日の出山・金毘羅尾根

2011年02月12日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.8km
登り
988m
下り
1,100m

コースタイム

8:35古里駅→8:50登山口→10:15大塚山→11:15日の出山11:50→14:00琴平神社14:20→15:00武蔵五日市駅
天候 曇り時々雪。ほぼ無風。
過去天気図(気象庁) 2011年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往き:古里駅
帰り:武蔵五日市駅
コース状況/
危険箇所等
全部のルートともガイドブックに載っています。
雪道でも、道はしっかりしていて迷う所はありません。
積雪は、麓近くでは5cm程度ですが、大塚山の尾根〜日の出山〜タルクボノ峰あたりまでは10〜20cmありました。
大塚山手前の尾根からタルクボノ峰を過ぎるまで、アイゼンを装着しました。
日の出山のトイレは冬季閉鎖ですが、仮設トイレが設置されています。
万世橋の上から見た多摩川渓谷の様子
万世橋の上から見た多摩川渓谷の様子
大塚山登山口
先行者が1人いる。
先行者は、かなり大きな靴を履いている。
左が先行者右が私(26.5cm)の靴跡。
先行者が1人いる。
先行者は、かなり大きな靴を履いている。
左が先行者右が私(26.5cm)の靴跡。
しばらく登ったあたりの積雪は、3〜5cm程度で、アイゼンは全然必要ない。
しばらく登ったあたりの積雪は、3〜5cm程度で、アイゼンは全然必要ない。
尾根に上がって広沢山方向を見たところ。
尾根に上がって広沢山方向を見たところ。
この辺から積雪が増えてきた。
先行者の足跡だけが続いている。
この辺から積雪が増えてきた。
先行者の足跡だけが続いている。
尾根の途中で、買ったばかりのアイゼンを装着。
尾根の途中で、買ったばかりのアイゼンを装着。
尾根の吹き溜まりでは、足の甲が隠れる程の積雪だった。
尾根の吹き溜まりでは、足の甲が隠れる程の積雪だった。
道を横切る様に獣の足跡がついている。
足跡の間隔がせまいので、いのししと思われる。
また、先で二つに分かれているので2頭で行動しているのだろう。
道を横切る様に獣の足跡がついている。
足跡の間隔がせまいので、いのししと思われる。
また、先で二つに分かれているので2頭で行動しているのだろう。
先行者が大塚山頂上手前の休憩所で休憩していたので、追い越してだれの足跡も無いところを進む。
先行者が大塚山頂上手前の休憩所で休憩していたので、追い越してだれの足跡も無いところを進む。
頂上広場から大岳山方面をのぞむが、霧に隠れて何も見えない。
頂上広場から大岳山方面をのぞむが、霧に隠れて何も見えない。
大塚山頂上
大塚山から御嶽神社に向けて、バージンスノーの上を下る。
大塚山から御嶽神社に向けて、バージンスノーの上を下る。
雪の上にねずみの足跡がついている。
左のがけの途中に巣があって、そこから餌を探しに出かけた跡の様である。
雪の上にねずみの足跡がついている。
左のがけの途中に巣があって、そこから餌を探しに出かけた跡の様である。
雪の中の東雲山荘。
足跡が1人だけ向かっているが、営業しているのかな?
雪の中の東雲山荘。
足跡が1人だけ向かっているが、営業しているのかな?
雪が降りしきる日の出山頂上。
6〜7人の先行者がいたが、皆東屋の下で休憩していた。
雪が降りしきる日の出山頂上。
6〜7人の先行者がいたが、皆東屋の下で休憩していた。
日の出山を下り、金毘羅尾根に入るところ。
伐採が行われていて、一気に展望が開けている。
日の出山を下り、金毘羅尾根に入るところ。
伐採が行われていて、一気に展望が開けている。
金毘羅尾根途中の雑木林の道では、20cm程度の積雪があった。
途中で追い抜かれたトレイルラン3名の足跡が続いている。
金毘羅尾根途中の雑木林の道では、20cm程度の積雪があった。
途中で追い抜かれたトレイルラン3名の足跡が続いている。
幸神の分岐点。
先行者が記念撮影でもしたのか、道標のところまで足跡がある。
幸神の分岐点。
先行者が記念撮影でもしたのか、道標のところまで足跡がある。
雪の中の琴平神社。
外壁のトタンのペンキが塗りなおされ、雪のせいもあって、とても綺麗に神々しく見える。
雪の中の琴平神社。
外壁のトタンのペンキが塗りなおされ、雪のせいもあって、とても綺麗に神々しく見える。
雪が積もったテーブルとベンチ。
テーブル・ベンチに10〜15cm雪が積もっている。
雪が積もったテーブルとベンチ。
テーブル・ベンチに10〜15cm雪が積もっている。
横から見た琴平神社。
横から見た琴平神社。
里に下ったところの梅林で、梅が咲いていた。
里に下ったところの梅林で、梅が咲いていた。

感想

前日の雪で積雪が見込またので、雪上歩行訓練をかねて大塚山から日の出山、さらに金毘羅尾根を縦走するコースを歩いた。
このコースは、距離はあるものの単調なコースであるが、危険個所は無く雪上歩行訓練には良いコースであった。
上りの入口の丹三郎近辺及び下りの最後の金毘羅山あたりでは、5cm以下の積雪で、アイゼン無しで歩ける。
丹三郎から尾根に上がりきったあたりから、積雪が15〜20cmになり、ここからアイゼンを装着して歩いた。
今回、買いたての6本爪アイゼンを使ったが、良くグリップがきいて快適に歩けた。
ただ、木の根が浮いているところでは、爪がひっかかりやすいので、注意が必要だった。

<丹三郎〜大塚山>
天気予報が良くためか、青梅7:52発の電車はいつもと違ってガラガラにすいていた。
8:19に古里について数人下車したが、登山姿は私を含め3人だけだった。
2人は川苔山方面に向かった様だ。
身支度・ストレッチをして、8:35に出発。
登山口に着き、鹿除け柵のゲートをくぐると、先行者の足跡がついていた。
あわよくばバージンスノーの上を先頭で登りたかったが残念。
先行者はビッグフットの持ち主で、足跡を並べて比べてみると、30cm以上の靴を履いている様だ。
尾根に上がりきるまでは、深くても10cm程度の積雪で、アイゼンは不要だった。
尾根に上がりきり、自然林が出てくると積雪が15cm程度になってくる。
しばらくはアイゼン無しで進んだが、グリップが効き難くなったので、アイゼンを装着する。
買ったばかりで少し手間取るが、靴に良くフィットして履き易いと感じた。
先行者も、このあたりでアイゼンを装着した様で、足跡の形が変わっている。
尾根を上る途中で、道を横切る様に獣の足跡がついている。
足跡の間隔がせまいので、いのししかもしれない。
尾根を登り詰め平坦になったあたりでは、足の甲が完全に隠れる程積雪が増えてくる。
相変わらず先行者1人だけの足跡を追い大塚山に上がって行くと、先行者が休憩小屋で休んでいる。
ここから御嶽神社手前までは、バージンスノーの上に足跡をつけながら進む。
大塚山から調子に乗って下って行き、途中アイゼンの爪を階段に引っ掛けてこけそうになる。
途中で、小さな足跡(多分ねずみ)が横切っている。
跡をたどると、道の横のがけの途中から続いていて、ここに巣がある様だ。
雪の中、餌を採りに出かけてのだろう。

<大塚山〜日の出山>
御嶽部落の舗装道路は除雪されていてアイゼン無しで歩けそうだったが、面倒くさいので履いたまま通過する。
つま先が浮いてしまいバランスが取りにくいが、下り道ではしっかりグリップが効いて安心だった。
日の出山への道には数人の足跡があったが、人数が数えられる位だった。
頂上に着くと、7人の先行者が東屋の下で休憩をしていた。
内の2人がすぐ出発していったので、その後にすわり昼食休憩とする。
休憩後の出発準備をしているところに、外人1人をふくむトレイルランナーが3人上がってきた。
聞いてみると、武蔵五日市から上がってきたとのこと。
彼らに、トレイルランシューズのままでこの積雪の中良く上ってこれたものだと聞いたら、この程度であれば全然問題ないとのことだった。

<日出山〜武蔵五日市>
日の出山から金毘羅尾根に向かい下り始めたところで、かのトレイルランナーが追い抜いていったが、滑りやすい道を強引に走り下りて行く。
まさに脱帽。
日の出山直下の急坂を下り終え、金毘羅尾根に入るところで通行止めのテープが張ってあった。
右側斜面で伐採・材木搬出がされていて危険なため迂回しろと書いてあったが、作業が行われていないので、テープをまたいで進む。
ここからは、植林の中を緩やかに下る道を進む。
先ほどのトレイルランナーの足跡だけが着いている。
植林の中では植林にさえぎられ積雪は少なく15cm以下であるが、時々現れる自然林(雑木林)では20cm以上になる。
アイゼンを履いているので、グリップが良く効き通常と同じペースで下って行くが、時々浮いた木の根にアイゼンの爪がひっかかりバランスを崩す。
アイゼンを履いている時は、爪の分だけ足を高く上げないといけない。
タルクボノ峰を過ぎると積雪が少なくなり始める。
幸神の分岐を過ぎてしばらく進んだところで、アイゼンを外す。
2時に琴平神社に到着する。
琴平神社の外壁のトタンが塗り直されていて、雪のせいもあってとても綺麗に神々しく見える。
折角なのでお参りするが、ここも足跡がついておらず、今日最初の参拝者となった。
神社横の東屋で休憩をする。
時々枝から雪が落ちるバッサという小さな音以外何も聞こえない。
あまりに気分の良い状況で、20分も休憩をしてしまった。
琴平神社から里に下りた梅林で梅が咲いている。
雪が降る中の梅で風流な眺めであった。
15時に武蔵五日市に到着した。

今回のルートは一般のルートで普段は大勢の人にすれ違うが、雪が降ったり止んだりのなか、ほとんど人に会うことも無く静かに歩けた。
雪上歩行訓練にとっても、適当な積雪量で良い日であった。

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