三峰口駅から両神山(清滝小屋テント泊) 三峰口駅〜両神庁舎〜日向大谷登山口〜清滝小屋〜両神山頂上〜八丁尾根〜八丁峠〜大岩〜林道国道経由坂本〜尾ノ内渓谷入口バス停


- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 1,815m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:10
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
小鹿野町営バス:日向大谷バス停 西武観光バス:坂本バス停 西武観光バス:小鹿野町バス停もしくは小鹿野町役場 西武秩父線:西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
日向大谷〜清滝小屋:登山口から会所までは緩やかな登りの道で小刻みなアップダウンがある。道自体歩きやすいが深い谷に落ちないよう気を引き締めて歩くこと。 清滝小屋〜両神山頂上:小屋からしばらくジグザグの急登が続く。尾根道に入ると短いがクサリが所々にある。両神神社手前からしばらく緩やかな尾根道。頂上近くは岩場で短いクサリ場あり。 両神山頂上〜八丁峠:道の6割が岩場 とにかく急でクサリ場が連続で続く。特に東岳から西岳の間は八丁尾根の核心部 八丁峠〜大岩:八丁峠を下って5分程で坂本の分岐あり。整備はされておらず大半は道がわかるが小石が崩れたり大丈夫だろうと足を置いた瞬間に大きな岩が崩れたり、また沢の最上部付近は荒れていて道が判りにくくルートファインディングが必要 個人的には八丁尾根より気を使った。 |
その他周辺情報 | 清滝小屋(テント場):無料 10張 水場あり トイレあり 小鹿野温泉須崎旅館:日帰り入浴 500円 営業時間は不明 |
写真
なかなか美味くガッツリ食べて山旅後に最適なグルメだった!
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
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感想
秋も深まりすっかり寒くなった。もう高い山は寒すぎて近づくのは控えた方が良いだろう。
しかしながら山旅には行きたいしテント泊もしたい!という訳で近場でまだ紅葉も見られてテント泊も出来る山を探したところ、まだ登っていない秩父の両神山があった。
10月29日土曜日
週末の天気は曇りで悪天候にはならない予報。3時に起床し身仕度を済ませ4時02分に自宅を出発し徒歩で水戸駅まで行く。
4:02自宅−4:27水戸駅 出発4:02〜到着4:27 歩行時間25分
4時27分水戸駅到着し切符を買い4時33分の始発列車に乗り込む。乗り継ぎは2回で三峰口まで行く。
常磐線:4:33水戸−6:23日暮里 普通上野行き
山手線:6:27日暮里−6:40池袋 内回り
西武池袋線・秩父鉄道:7:05池袋−9:17三峰口 快速急行三峰口行き
三峰口駅に到着しトイレを済ませ9時25分に両神山を目指し出発。駅を出たら国道140号を目指し荒川の橋を渡る。この橋がなかなか高い所に架かっていて美しい荒川の渓谷が深く谷を形成している。橋を渡ると国道140号で秩父方面に行き数百メートルで歩道橋があり渡ると県道37号に入り小鹿野方面へひたすら歩く。途中、道は狭く大型ダンプが頻繁に走っていたりトンネルがあったり少し神経を使う。小鹿野町に入ると道はしばらく下り道の駅を横目に通りすぎ両神庁舎近くのヤマザキショップで飲食物を購入し11時02分近くの両神庁舎前バス停で昼食にする。昼食は焼おにぎり、おにぎり鮭を食べる。 11時14分出発 両神庁舎前バス停を出発し県道279号を日向大谷登山口に向けてひたすら歩く。
県道を歩いていると地元の御婦人に車の中から声をかけられ、これから両神山ですかとわれ登山口まで乗せて行きますよと言って戴いたが赤線繋ぎの為に歩いていると訳を話し気を付けて登ってねと声をかけて頂きその場を後にしたが、それから20分程して歩いているとクラクションを鳴らされ後ろを見ると先程の御婦人がいて、まさか今から頂上往復はしないよねと言われ、今日は清滝小屋でテント泊ですと答えると安心したみたいで、今から頂上行くもんだと思って心配で気になって来ちゃったらしく、この御婦人も両神山によく登るらしく昔、下山中に日が暮れてしまいかなり怖い経験をしたらしくまた、人も亡くなっている山だから心配だったんだと話を聞き見ず知らずの自分にここまで気を使ってくれて本当に嬉しかった!
再び県道を歩きだすが向かい風が強くて余分に体力を消耗する。
12時24分小鹿野ダリア園前 観光ダリア園がありちょうど見頃で観光客で賑わっている。自分は時間が無い為に入園はせず道路から遠目に見るだけにし、駐車場のトイレだけ借りる。12時29分ダリア園出発
ダリア園を過ぎるとすっかり交通量が減りほとんど通らない。道も狭くなりもう集落は無いのかと思いきや突如に現れこんな奥地に人が住んでいるのかとびっくりする。県道も終わり更に奥に進むにつれ勾配は増しふくらはぎが痛い。日向大谷バス停、駐車場を過ぎるといよいよ日向大谷登山口に着く!13時38分日向大谷登山口
トイレを済ませ13時46分やっと登山道に入る!傾斜畑を過ぎると樹林帯に入り緩やかな勾配の道を進んで行く。14時12分会所通過
会所を過ぎると沢の徒渉箇所が頻繁に現れるがこの日は水量か普通なので問題なく渡る事が出来る。下山ラッシュで沢山の登山者とすれ違い50名程はいたと思う。途中、白藤の滝に行こうとするが疲れと時間の関係ですぐ引き返し清滝小屋を目指す。八海山を過ぎてから力が入らず思うように進まない。力を振り絞り15時35分清滝小屋に到着した!
早速、小屋の裏手にあるテント場にテントを設営し休息のひとときをごす。この日のテントは7張 テント場は段になっているトイレと水場も近く不自由はしない。
夕食は白飯にチキンカレー、炒め野菜の味噌汁、メロンパン、ハイチュー2粒を食べる。
就寝20時36分
10月30日日曜日
起床4時13分
朝食はえびピラフとメープルホットケーキとカロリーメイトを食べる。
テント撤収し6時47分清滝小屋を後にする。出だしから道は急登で尾根道に入るとクサリ場もあるが一気に標高を稼げる。両神神社手前から道は緩やかなになり楽になる。最後はクサリなどの急登だか短く8時05分両神山登頂した。百名山登頂は20座になった。この日の眺めは回りの山が見えなくいまいちだか霧が幻想的だった。8時16分頂上を出発し坂本を目指し八丁尾根に入る。頂上から東岳までは頂上近くは急な下りで短いクサリが現れて東岳手前まで緩やかな尾根道を行くが脇の斜面は崖っぷちだったりする為、気が抜けない。8時47分東岳通過 東岳から道は岩岩のオンパレードで勾配もかなり急でクサリ場がこれでもかと現れてとにかく集中力が欠かせない!荷物もテント泊装備で重い為になかなかキツく体も揺さぶられ腕に力が入る。東岳から八丁峠からの登山者がラッシュで次から次へと登って来るためお互い譲り合いながら行き来するなど結構人気コースだと思った。東岳と西岳の中間付近には小さいながらナイフリッジもある。西岳への登り返しも急で正直しんどい。東岳程ではないがこちらも木の根やクサリを掴みながらの登りでかなり危ない!9時43分西岳通過 コースタイムより17分オーバーと思いの外時間が掛かってしまった。しかしながら自分の技量、装備を考えると妥当なタイムだ。西岳を過ぎてから八丁峠までは小さなピークをいくつか越えるがこちらも岩場で相変わはらず危険な道が続く。岩場が無くなり道が緩やかになり索道跡を過ぎて少し登り返し10時30分八丁峠に着いた。小休憩して10時35分坂本を目指して下山する。穏やかな下りが続き5分程で駐車場と坂本の分岐が現れ坂本に下る。道は整備がされておらず大半の道が荒れていて下ってから20分辺りの枯れ沢付近はどこが道なのか解らず道を間違え行ったり来たりを繰返し道が見つかっても荒れていて道の小石が崩れたり岩が動いたりして八丁尾根よりも神経を使い精神的やられる。その後は道がはっきりしているが足場は不安定で慎重に下る。11時38分大岩通過 予定ではこのまま登山道を坂本まで下るはずだったが八丁峠〜大岩間もコースタイムオーバーしてしまいこのまま下ったらバスに間に合わないと思い林道経由で下る事にした。林道を歩いていると次第に両神山の山並みが現れ凄い急な山でよく登ったと思う!歩いている最中にバス停までの距離が気になり電波も繋がりGooglemapで計測してみると想定外の距離があり12時40分のバスに間に合わないことが判明しどうしようか悩む。ひとまず歩き続け志賀坂トンネル前で国道299号に入りひたすら下る。サイクリストがやたらと多くどうやらサイクリングイベントが開かれているみたいだ。民宿登人を過ぎ50m程で坂本への近道があり利用する。始めは山道たが半分は道路で坂本の集落に入る。12時58分坂本通過 勿論バスは行ってしまっていて次のバスは16時25分と3時間以上待たないといけなく流石にそんなに待ってたらしんどい為、タクシーを使う事にした。しかし、料金が高く付くから節約として尾ノ内渓谷入口バス停まで歩き少しでも安く済むようにした。国道を歩き続けタクシーを手配したりして13時12分尾ノ内渓谷入口バス停に到着した!だいぶ無駄に歩いたが無事下山も出来たことだし良しとしよう!
百名山20座目だが一番気を使った山だった。山の難易度は標高だけではないと思いしらされるそんな山旅になった。八丁尾根危ないし怖かったけど正直楽しかった!但し坂本コースは半分だけしか歩いていないがあの道はもう通りたくない!
丸通タクシー:13:30尾ノ内渓谷入口バス停−13:47丸通タクシー営業所
営業所に着いたら近くのえびすやで昼食を食べる事に!小鹿野名物わらじカツ丼を注文!白飯に大きなカツが2枚乗っていて山旅の後には最適な飯で10分程で平らげてしまった!
御飯を食べたら2日間の汗を流しに近くの温泉へ。徒歩1分で小鹿野温泉須崎旅館の日帰り入浴を楽しむ。わずか500円だが旅館の為、静かな風呂でゆったり浸かる事が出来た!従業員さんも感じの良い方で日帰り入浴だけにも関わらず丁寧に接してくれて、とてもいい旅館だった。旅館近くの小鹿野町バス停よりバス、電車を乗り継ぎ21時過ぎに無事帰宅した。
西武観光バス:15:59(1分遅れ)小鹿野町バス停−16:39(1分早い)西武秩父駅 西武秩父駅行き
西武秩父・池袋線:16:51西武秩父−18:32池袋 西武秩父線急行池袋行き
山手線:18:40池袋−18:58上野 外回り
常磐線:19:30上野−20:50水戸 特急ときわ79号勝田行き
水戸駅〜自宅までは父の送迎
帰宅21時02分
コメント
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赤線繋ぎとはいえ三峰口駅からなんですね
たぶん、奥多摩の雲取山からの縦走でつなぐのかな
自分も「乗って行って下さい」と言われますが、赤線繋ぎだと乗っていけないんですよね
でも親切はホントにありがたいですね
ご承知のとおり雲取山の赤線を繋げようと思い三峰口駅からのスタートにしました。三峰口駅〜三峰山大輪バス停の間は秩父御岳山を経由で日帰り登山して繋げようと思っています!
この先も沢山の親切を断る事になりるんでしょうけど赤線繋ぎの宿命なので仕方ないです。気持ちだけ受け取ってその気持ちを糧に歩いて行こうと思います!
なぜなのか不思議と親切にされた後って体が軽く感じるんですよ!?
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