鈴鹿（再）--御池岳

藤原岳・御池岳で名古屋の方が遭難されてかれこれ４０日索隊の方々の懸命な捜索にも拘わらずまだ発見されない。　
捜索隊の方のホームページの”どんどん山へ入って”という言葉に押され、（ここのところ休みの天気予報がヅーっと悪く、　山行の計画もしていなかった上に、　昨日の天気予報で　急に今日は　”曇り”から”晴れ”に変わったこともあり）急きょ　御池岳に行くことにした。　ただ　明日は仕事なので早く帰宅する計画で、　６時出発で４時間をタイムリミットで　１０時には下山開始すると決めて出かけた。
今回も木和田尾から入り（６時出発）白瀬峠に7：30、　ここからカタクリ峠に回るか迷ったが、真ノ谷へ下りて　御池岳へ登り返した。　9：30になんとか登頂できたが、　真ノ谷はほとんどトレースがなくまだたっぷりの雪で、朝の内は雪が固く、　傾斜がきついためピッケルを持ったほうがいいぐらいだった。　滑ったら　結構水量のある沢まで一直線だ。（沢まで雪が張り出している。）　ドングリでもあるまいし　御池ではまって・・では　しゃれにもならない。
ボタンブチまで・・・と思ったが、　昼食をとる時間がなくなるため山頂までで　良しとした。天気は（下山するまで）快晴で　山頂でもガスバーナーが風除けなしで使えた。　木々にはエビのしっぽが付いてきれいだったし、　伊吹山がよく見えた。　連休ではないため　入山者は少なく往路では一人も遭わず、カタクリ峠から下山途中で　３人パーティー２組と　ソロ２人の８人に遭っただけだった。　ただし、　途中多分捜索隊の方と思うが　お互いに呼び合う声が時々聞こえた。