初日、八王子から八高線、上越線を乗り継いで沼田駅からバスに乗車し大清水到着。この日はテントを担いで三平峠を越え、尾瀬沼キャンプ場に営幕。途中の岩清水の冷たい水はありがたい(^_^)
夕暮れ時は鮮やかな夕焼けに赤ナグレ岳のシルエットが浮かびとても綺麗でした。
2日目、お茶漬けで朝食を済ましたあと燧ヶ岳へ向かいます。大江湿原にはオゼミズギク、サワギキョウなどが咲いて思わず足が止まりました。長英新道(燧新道)はほとんどが両側を背丈ほどの笹に囲まれた緩い登りで飽きてきます(-_-)
ダケカンバ帯になると程なくミノブチ岳に着きましたが山名標等は無く、ガスに覆われ展望も得られずでした。
急な登りで俎グラに着くと人がたくさん。小さな石祠が並んでいて独特な感じですがここでも山名標は見かけませんでした(ちょっと意外)。山頂に居た人の多くは御池方面に向かい、我々は柴安グラへ向かいます。ちょっと下って急登すると山頂に到着。墓石みたいな山名柱の向かいに最高点と思しき岩があり、そこに上って一瞬だけ東北以北最高峰の最高点になっておきました(^_^;)
結局ここでもガスは切れず俎グラに戻って昼食、すると視界が晴れて眼下に尾瀬沼、目の前には一瞬だけ柴安グラが姿を見せました。間近で見ると迫力、これが望めただけでも満足かな。
下山にはナデッ窪を選びました。ところがこの道、山と高原地図に「難路」と書かれている通り決して下りやすい道ではありません。背の高い笹に両側を囲まれて(またかよ?)足元は石がごろごろのやや急な一直線の下りが続きこちらも飽きます。なるほど多くの人が御池方面に下る理由が分かった気がしました。沼尻平り降りると湿原が広がり、一面にキンコウカが黄色い花をつけて圧巻の眺め。他にも色々花が咲いていて楽しめました。テン場に戻り、夕食をとって就寝。
3日目、予定より遅れて朝の散歩開始。檜高山北峰の肩を越えて下ると開けた小淵沢田代に着きました。高層湿原が広がり静かで気持ちよい所です。このあと大江湿原へ下りましたがあまり花がなくて残念。昼食後少し軽くなったザックを背負って再び三平峠を越え、大清水から八王子へ向かいました。
3日間でピークは1つでしたが、たまにはこんなのんびりの山行もいいですね。
(今回は山行記録を作るつもりはありません。文が長いのはそのためです)
13年11月10日追記:簡単な記録作りました↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-368704.html
写真(左から)
尾瀬沼と燧ヶ岳<三平下>
コオニユリ<大江湿原>
小淵沢田代の池塘<小淵沢田代>
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