あった。

2011年08月31日 16:51山全体に公開

　昨日の夜から雨が降りだし、台風も近づいている。昨日の夜の雨は台風の端の雲。
でも、アメダスを見ると夜のうちに台風の端の雲は去り、次の雲までは長い間、来ないようだ。

　ということで、雨が降ったら止めようと思っていたが、
雨が降らなそうなので、行ってきた。

　２８日の山行で政次郎尾根を下っているときに、
金属辺的なものが落ちる小さな音を聞いたが、身なりを調べたが特に落としたようなものはなかった。

ということで、一応、その場所のイメージを振り返りながら一目見て記憶して
そのまま下りてきた。

そしたら、４０５のバンドを止める金具が　　　　　ない。。。。。

あっ、、、あのときの金属がはねる小さな音が、そうだったのかと。。。。

これがないと、時計として腕にはめられないので、
捜索隊を出すことに決めた。

写真が、その金具です。

まず、事前に、磁石と懐中電灯を用意し、

次に雨が降り出す前に、台風の豪雨が来る前に行かないと、
どこかに流されてしまうかもしれないので、
決行日は、３１日（水）に決めた。

でも、３０日夜から雨が、でもアメダスで確認し、未明には止み、
その後は夜までは降らないと。で、決行。

朝５時に家を出て、新茅荘前に駐車し、そこから歩いて政次郎尾根に。
今日は山ヒルに取り付かれないように。
３０年前に買った登山靴に塩を沢山塗って出発。

尾根への取り付き当たりは、走って通過。

で問題は、どこで落としたか？

落とした地点のイメージはあるが、落とした場所がどこだか記憶がない。

イメージ的には、尾根を登るときではなく、斜面を斜めに登っていくところ。
なので、中間辺りかなと思っていたので、中間辺りに確かに斜面を斜めに登るところがあるため、そこまでは余り気にせず登っていった。

しかし、そこまで来たがイメージぴったりのところがないので、
そのまま、段々上へうえへと。

今日の登りは快調。

で、気がついたら、表尾根の稜線が見える上の方まで来ちゃっていた。

この先は、イメージにあったところはないので、
これは行き過ぎたと思い、下り始める。

で、先ほどの斜面を斜めに下る地点まで来て、今度はしらみつぶしに
探したけど、イメージに合うところがないし、見つからない。

という分けで、殆ど諦めかけて下ってきた。

もう大分下って蝉の声も煩くなってきたときに。

なんか、イメージに合うところを発見。

ここ、そうじゃない。。。。。で、後ろを振り返り、
確かに似ている。

イメージは、斜めに黄土色の倒木見たいのがあり、杉の暗い林だったような。

でも、杉ではないが、暗くもないが、倒木の感じが似ている。

で、木の根元の辺りから、小さな岩があり、谷側はそんなに急に下ってなく
平らな感じ。これもイメージ通り。

で、ここだと確信して、念入りに探し始めた。

で、登山道のところを、、、じっーーーーーと見ると。

なんか、それらしき物体が目に飛ぶ込んできた。

　　　あったーーーーーーーーーー！！！！！

このときは「やったーーーー」とガッツポーズが自然と出ました。

で、ゲットして、そのまま下ってくると、

なんと、政次郎尾根の取り付きから、７０ｍぐらい上がったとこではないですか。。。。

まさか、あのときに、時計の金具が落ちたとは思わなかったので、
特にその地点を気にしなかったが、

ＧＰＳなのでラップを取っておけばウェイポイントで登録されたので
さらに写真に撮っておけばと、後悔したけど後の祭りでしたね。

でも、見つかって良かった。

ということで、捜査完了し、一応戸沢の川原で山ヒルが付いてないか
確認したが、今日は居ませんでした。

今日はさすがに登山者には逢いませんでした。
平日の台風が近づいている時に来る方はいませんか。
でも山の上の方までガスはなかったので、今日は登山日和だったかも。

最後、渋沢の湯花楽で温泉と低温サウナで２時間浸かり、
食事をして帰ってきました。

しかし、人間の記憶というのは曖昧ですね。
まさか、落とした地点が尾根の下の方だったとは思いもしませんでした。

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