雪が舞う鍋割山で黄葉と富士の絶景を堪能

2016年11月09日(水) [日帰り]

• GPS: 07:49
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,445m
• 下り: 1,432m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:40
• 合計: 7:47

7:07 大倉バス停
8:16 8:17 二俣
8:38 8:38 林道終点
9:04 9:11 後沢乗越
10:27 11:38 鍋割山
12:46 12:47 金冷シ
13:00 13:14 花立山荘
13:55 13:56 駒止茶屋
14:17 14:22 見晴茶屋
14:54 大倉バス停

天候

予報に反して曇り、一時晴、雪も舞う

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

渋沢駅北口からバス、大倉下車。

コース状況／危険箇所等

小丸尾根は伐採作業のため来年1月末まで通行止め。
西山林道も小丸尾根分岐から少し上流の木材搬出現場付近は、河原側に迂回をする。

写真

11/9 7:13

未明まで降っていた雨が止み、しっとりとした雰囲気だ。

11/9 7:16

ノコンギク（？）も濡れている。

11/9 7:30

霧の西山林道。

11/9 8:15

二股付近では見上げると木々が色付き始めていた。

11/9 8:31

カエデは枝先の方だけ紅葉。

11/9 8:49

マツカゼソウ群生地では、まだ咲いているものがあった。

11/9 8:51

切株の小さな世界。

11/9 9:06

後沢乗越は錦の紅葉だが、以前来たとき真っ赤に染まっていたカエデも黄葉で終わってしまいそう。

11/9 9:14

しばらく急登が続く。

11/9 9:34

紅葉した木を見つけては小休止。

11/9 9:37

上空の雲はなかなか取れないが、相模湾が輝いている。

11/9 9:46

誰が祀ったか、小さな木彫り像。

11/9 9:47

一際目を惹かれる黄葉。

11/9 9:50

黄葉の向こうは輝く相模湾。

11/9 9:57

リンドウはまだ固く閉じている。

11/9 9:59

紅葉した葉は既に散っている。

11/9 10:14

黄葉したカエデの大木。

11/9 10:16

小雪が舞ってきた。

11/9 10:21

雪にもめげず撮影続行。

11/9 10:23

渋みのある紅葉だ。

11/9 10:24

山頂手前で雪は止み、見事な紅葉が目に飛び込む。

11/9 11:09

山頂に着いて30分もすると、視界が急速によくなってきた。

11/9 11:10

あっという間に上空が青空になった。

11/9 11:11

光に輝く紅葉が素晴らしい。

11/9 11:12

山腹の紅葉も輝いている。

11/9 11:13

到着したときは裾野しか見えなかったが、40分ほどできれいに晴れ渡った。待った甲斐があった。

11/9 11:15

富士山の右隣りには聖岳、赤石岳、悪沢岳。

11/9 11:15

さらに右、御正体山の向こうには間ノ岳、北岳も。

11/9 11:18

実がびっしりついたマユミ。

11/9 11:30

雲の流れに見とれながら、真鶴半島を見下ろす。

11/9 11:32

絶景を惜しみつつ、この後山頂を離れた。

11/9 11:42

塔ノ岳西尾根もいい具合に紅葉している。正面は丹沢山。

11/9 11:43

鍋割山北面も下の方まで紅葉が進んでいる。

11/9 11:44

鍋割山稜もまだまだ紅葉が見られる。

11/9 11:48

気持ちの良い道が続く。

11/9 11:51

振り返ると紅葉した鍋割山稜と富士山の絶景！

11/9 11:53

散歩道の雰囲気だ。

11/9 11:56

青空に紅葉が映える。

11/9 12:07

絶景もここまで、再び雲が迫ってきた。

11/9 12:12

11/9 12:31

緑から赤のグラデーションがきれいなマムシグサの実。

11/9 12:33

青空は1時間半ほどで終わり、再び霧の世界へ。

11/9 12:35

しっとり落ち着いた紅葉。塔ノ岳の展望は期待できないので登らず、金冷しから花立尾根を下る。

11/9 13:19

登山道の岩の隙間にリュウノウギク。

11/9 13:29

花立尾根を下って行く。

11/9 13:37

リンドウが天候を気にしながら開いていた。

11/9 14:07

紅葉回廊はまだ青葉。

11/9 15:12

バスの発車時刻まで時間があったので秦野戸川公園を散策してみた。

11/9 15:16

センニンソウがまだ咲いていた。

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

rinrinji

未明までの雨も日中には晴れるという予報に期待して出かけたが、大倉あたりではつい今しがた上がったばかりという感じで、路面もしっとりしていた。

西山林道も霧の中を歩いて行った。しばらくすると霧は上がり、山腹の木々が紅葉し始めているのが見えた。

後沢乗越の紅葉するはずのカエデが黄葉で終わりそうで残念だった。
相模湾は日が当たって輝いて見えるのだが、上空の雲はなかなか取れず、
日が差さない中、紅葉（黄葉）の木々を愛でながら上って行った。

急に冷たい風が吹くのを感じた後、風に乗って小雪が舞ってきた。ウィンドブレーカーと手袋を着用し撮影を続けた。
幸い雪は山頂の手前で止み、山頂に着いたときは視界が開けてきた。

天気が回復するのを期待して、食事を摂りながらしばらく休憩していると急速に雲が流れ、見る見る間に青空が広がった。
山頂に着いたときは裾野しか見られなかった富士山も全貌を現した。劇的に変わる雲の流れに感動した。
結局、1時間以上も景色を堪能し、山頂を後にした。

小丸あたりから眺める富士山も素晴らしい。紅葉した鍋割山稜を前景に堂々たる姿、絶景である。また、この辺りは登山道沿い左右とも景色が良く、素敵な散歩道である。

楽しんだのも束の間、再び伊豆・箱根方面から流れてきた雲で覆われた。塔ノ岳での展望は得られないだろうと、金冷しから下山を開始した。先週も歩いたこの急坂を再びひたすら歩いていく。未明までの雨で岩や木道が滑りやすい。