白山BCスキー
- GPS
- 16:24
- 距離
- 47.2km
- 登り
- 2,588m
- 下り
- 2,576m
コースタイム
- 山行
- 14:18
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 16:24
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ハイクアップ ●風嵐ゲートから市ノ瀬ビジターセンター 出だしから雪が残っていて轍は凍っている。百万貫の岩あたりは雪が全くなく発電所近くから雪が残っている。 ●市ノ瀬ビジターセンターから別当出合 六万橋以降雪がまったくない。しばらくとぎれとぎれに雪があり、最後のヘアピンすぎてしばらく行くと雪が豊富。 ●別当出合から甚之助避難小屋 夏道をたどっていくが雪は豊富。木の枝が中途半端に出ているので引っかかりやすい。 ●甚之助避難小屋からエコーライン弥陀ヶ原 夏道でもショートカットでも自由にルートを選べる。 ●弥陀ヶ原から山頂 どこでも自由に歩ける 滑走 ●山頂から弥陀ヶ原 固い雪面の上に柔らかい雪がありエッジもよく効く滑って楽しい雪質。 ●弥陀ヶ原から甚之助避難小屋 エコーライントラバースから雪が重くなりターンしづらい。もなかではないのでコントロール出来るが木が多くなってくるので絶対曲がりたい時はシュテムターンかキックターンを多用。南竜分岐から甚之助避難小屋までは雪は重いが開けていて木はまばらなので楽しめた。 ●甚之助避難小屋から別当出合 樹林帯で積雪はまだ多くないので登山道を滑る。幅が狭いので先をよく見てどこで止まるか決めて滑り落ちる。下部に行くほど雪の下に岩が隠れていて乗ったりぶつかったりした。下山道のトラバースで隠れた岩に板のトップがひっかかり一回転して落ちたが幸いつづら折れの為ショートカットとなった。吸収動作で振り幅の少ないターンで制動出来るモーグルの技術を体得したい。 |
その他周辺情報 | 天望の湯は休業日だったので福井に用事もあったので水芭蕉(650円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
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感想
今年は白山の初滑りをしたいと思い機会を待っていたがやっと絶好の日になった。晴天、気温が低すぎない、風がおだやか、ライブカメラで見ていると百万貫の岩あたりの道路は雪がなかったのでMTBで行くことにした。日曜スリックタイヤからブロックタイヤに交換し前日積み込もうとしたら後輪はパンク状態、すぐに予備チューブに交換して事なきを得る。30分だけ仮眠してスタート。
道中の星もよく見える。ゲートに着くとすでに3台駐車されていた。YSHR先生だった。すぐに支度をしてスタートするがいきなり凍り着いた路面でこけそうになる。百万貫岩あたりは雪がなかったのに…そこまで我慢して押し歩きしよう。するとすぐに雪が切れ自転車がつかえた。YSHR先生たちのMTBがデポされていたので真似させていただいた。ここからスキーでハイクアップ。
市ノ瀬で小休止し六万橋のところで先行の方が来られた。聞くとピックストックの先がなくなったので敗退だということだった。橋を渡ると雪が全くないので驚く。ここからしばらく脱いだりつけたりが続く。もう勘弁してというところでやっと雪がつながってきて順調ハイクアップ。別当出合に到着するとYSHR先生たちのヘッドライトが橋のところに見えた。もうずいぶん先に行っているものと思ったがいろいろあったらしい。おなかが空いたので休憩し核心部の橋に向かう。
一部凍結はあるものの比較的優しいほうのコンディションだったが慎重に渡る。ここからトレースも利用させていただいて登っていくが僕は未熟で石畳の最後の細いところはどうやったってスキーで登れなかったのでツボで登った。先が思いやられた。これ以降もツボではなんてことない段差でもスキーでは厳しいので巻いているトレースが完璧で非常に参考になった。しかし同じ角度では登れない斜面が多く何度もずり落ちた。甚之助以降では自分には無理だと思い緩い斜面を回りエコーラインに取りついた。
エコーラインに合流すると登頂出来るんじゃないかという思いが出てきたがマイペースで進み景色を楽しみながら山頂アタック。夏道の標柱が見えているがそこまでなかなか近づかず、苦労したが我慢で進むと御前峰の標柱が見えた。でかいエビのシッポつきでテンションが上がった。念願がかなった。
帰りが一番気を付けなければいけないので慎重に下った。登山道のスキー滑走はかなりてこづったけど焦らずひとつづつ確実にこなして橋までたどり着いた。無事渡るきるとひとまず核心部は終わり安堵。あとはまた着脱地獄を我慢してMTBにまたがりゲートに到着。夢を見ているくらいの達成感だ。下山の苦労を考えると来年はもういいかなと思ったが来年になるとまた行くのだろうか…体中痛いがひとまず達成感に浸ろう。
コーエイさん、
積雪期ワンデイ白山ピストン達成、おめでとうさん。
お天気などのコンディション、当てましたね。
条件をある程度、確認してから出発できるので、
ボクらから見たら、うらやましい限りです。
滑降に関してはあまり記述されていないですが、
どうだったんでしょう?
東面台地は、できたら一緒にいきましょうね
クマ
クマさん こんばんは
ありがとうございます。念願が叶いホッとしています。
天気が大きく影響していますね。夕方までずっと白山見えているくらい快晴だったので少しくらい暗くなってもという思いがありました。
ゲートまでだと自宅からは1時間なので恵まれた環境ですよね。
滑降に関してですがコース状況欄に追記しました。急いで書いたので誤字脱字や滑降のことなどいろいろミスが多かったです。
東面台地ぜひIMP山行で必ず行きましょう!
redsです。16時間の山行なんて自分では考えられないです。それも深夜出発。体力気力ともに充実してないと出来ないですね。おめでとうございます。
白山BCはいつかやってみたいと思っていますが、ワンデイは無理なので朝立ちの甚之助小屋で一泊コースかなぁ。
redsさん こんばんは
この日のためにいろいろ準備したり情報集めたり練習したようなものなので行動中はアドレナリンが出ているのか眠気は全くなかったです。
残雪期のゲートが開通した時だったら前泊で行けますよ!一泊コースだと翌日晴れの時を狙うと行けそうですね!
こうえいさん、すごいですね。休日や天候も含めていろいろな要素がかみ合うのは、やはりそれまでの想いや努力の結果だと思います。僕がチャレンジできるのはいつになるのだろう・・・とにかく仲間として嬉しいです。チカ
チカさん こんばんは
11月後半、12月前半と我慢したおかげで絶好の日を当てることができました。天気もそうですが積雪状況もラッセルもないくらい落ち着いていて気温が高かったので核心部の通過ではいい感じで雪が緩んでいたので運がよかったです。
白山チャレンジ応援しています。みんなで達成感を共有したいです。
YSHR先生のトレース辿れたのは運もあるかも知れないが、この日に白山に登るべしとの読みが一致したんでしょうね。
僕はどうも白山BCは東面台地にだけ興味が湧くんですよ。槍穂でも乗鞍でも富山から近い方でアプローチしたいからでもあります。クマさん、チカさんとも一緒に行けると良いな。
Nishidenさん こんばんは
すべての面で運がよかったです。いつもは迷いもあるのですが今回まったくブレずにいけました。
富山からだと遠いですからね。白峰だとほぼ福井との県境ですもんね。東面台地は今シーズンこそ滑ってみたいルートです。ぜひIMP山行計画を実現しましょう。それまで怪我しないよう十分安全に注意したいです。
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