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Yamareco

記録ID: 1036638
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

2016年の山納め、西穂独標!

2016年12月30日(金) 〜 2016年12月31日(土)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:07
距離
8.2km
登り
1,035m
下り
813m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:22
休憩
1:27
合計
3:49
10:46
11:26
10
11:36
11:45
36
12:21
12:58
28
13:26
13:27
10
13:37
2日目
山行
0:43
休憩
0:00
合計
0:43
7:52
43
8:35
ゴール地点
天候 晴れ時々ガス、そして強風
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央高速 松本I.C.を降りて約70km、新穂高温泉の登山者用駐車場を利用しました
http://www.okuhida.or.jp/wp-content/uploads/2013/10/bba5633d5dcd35f196abe45acdcd5feb.jpg

新穂高ロープウェイは、松本I.C.を降りてから途中のコンビニで
割引チケットが購入できます(2900円→2300円)。

登山届はコンパスで提出しました。
http://www.mt-compass.com/

山岳保険(遭難対策制度)は、jRO(ジロー)です。
http://www.sangakujro.com/?gclid=CKDRurHZoNECFQsQvQodvZAGeg
※通常の山岳保険、ピッケル・アイゼンを使う登山は補償対象外かと思います
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイ山頂駅〜西穂山荘:特に危険はありません。私はツボ足で行きましたが、ズルズル滑るのでチェーンスパイク等滑り止めを使ったほうが良いです。
西穂山荘〜丸山:特に危険はありませんが、稜線に出ると風が一気に強まります。
丸山〜西穂独標:ミスると危ないトラバースと、独標手前100mは手足全部を使って登る感じです。
その他周辺情報 下山後、ロープウェイ駅の近くにある日帰り温泉:奥飛騨の湯に行きました(800円)
神秘的な青い湯が素晴らしい温泉でした♪
http://www.hikyou.jp/detail.php?shid=30601
今回、歩行距離自体は少ないです(その分濃密でした)
今回、歩行距離自体は少ないです(その分濃密でした)
今回の装備です。別のザックに交換レンズ×3つも持っています(汗
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今回の装備です。別のザックに交換レンズ×3つも持っています(汗
ロープウェイ建物のツララ。頭に落ちてきませんように、、
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ロープウェイ建物のツララ。頭に落ちてきませんように、、
ロープウェイから。いきなり別世界
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ロープウェイから。いきなり別世界
第二ロープウェイから。ガスってますが、天気予報では回復するはず
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第二ロープウェイから。ガスってますが、天気予報では回復するはず
ロープウェイ山頂駅の展望台にて。あの奥に見えるのは、、
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ロープウェイ山頂駅の展望台にて。あの奥に見えるのは、、
夏に登った槍ヶ岳! 本当に槍のような形をしています
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夏に登った槍ヶ岳! 本当に槍のような形をしています
で、これから向かう西穂方面ですが、、
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で、これから向かう西穂方面ですが、、
何ですかこのラスボス感(汗
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何ですかこのラスボス感(汗
さて、一人になり独標を向かう私に風と雪が襲い掛かります、、本当にいけるかな??
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さて、一人になり独標を向かう私に風と雪が襲い掛かります、、本当にいけるかな??
年末娘と見たDVD:アナと雪の女王 の世界そのまま
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年末娘と見たDVD:アナと雪の女王 の世界そのまま
独標手前で、富山ご出身の三人組さんとご一緒させて頂くことに。有難うございました!
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独標手前で、富山ご出身の三人組さんとご一緒させて頂くことに。有難うございました!
目指す独標まであと少し!
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目指す独標まであと少し!
すれ違うのは難しいトラバース。足を滑らすとまずいです
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すれ違うのは難しいトラバース。足を滑らすとまずいです
トラバース箇所を通ってから振り返ります
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トラバース箇所を通ってから振り返ります
後は独標直下の核心部をクリアすれば、、
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後は独標直下の核心部をクリアすれば、、
独標到達! やったー!
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独標到達! やったー!
まず1枚撮って頂く、、
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まず1枚撮って頂く、、
西穂高に向かう登山道は、、、崖のようでした(汗
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西穂高に向かう登山道は、、、崖のようでした(汗
標高差は200m程度のはずですが、遠い。手を伸ばせば届きそうなのにですが、、、今日は独標まで、と決めていたので決断して引き返します。
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標高差は200m程度のはずですが、遠い。手を伸ばせば届きそうなのにですが、、、今日は独標まで、と決めていたので決断して引き返します。
でも、この絶景を見られたのでとても満足です。やったー!!
(Sさん、Mさん、Tさん 本当に有難うございます!)
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でも、この絶景を見られたのでとても満足です。やったー!!
(Sさん、Mさん、Tさん 本当に有難うございます!)
また来るぞ! その時は後ろに控える西穂高山頂まで、、!
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また来るぞ! その時は後ろに控える西穂高山頂まで、、!
さて、下山です。やっぱりすごい雲が、、
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さて、下山です。やっぱりすごい雲が、、
本当に、青と白の世界
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本当に、青と白の世界
木の枝が雪と氷に埋もれています
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木の枝が雪と氷に埋もれています
凍り付いている枝はたまったものじゃないでしょうが、とても綺麗です
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凍り付いている枝はたまったものじゃないでしょうが、とても綺麗です
日本とは思えない光景
3
日本とは思えない光景
帰りもあのトラバースを踏み外さないように、、
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帰りもあのトラバースを踏み外さないように、、
雪の紋様
圧倒的なスケール感(左下の歩行者さんと比べてみてください)
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圧倒的なスケール感(左下の歩行者さんと比べてみてください)
晴れていたらまた違ったかもですが、とても神秘的な印象です
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晴れていたらまた違ったかもですが、とても神秘的な印象です
雲が切れると本当に空が蒼い
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雲が切れると本当に空が蒼い
でも、すぐに風と雪が舞い襲ってきます(汗
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でも、すぐに風と雪が舞い襲ってきます(汗
雲が上がってきました
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雲が上がってきました
夕焼けを撮ろうと山荘を出ました。ツララがすごい、、
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夕焼けを撮ろうと山荘を出ました。ツララがすごい、、
丸山手前の撮影箇所に行く前にだいぶ、
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丸山手前の撮影箇所に行く前にだいぶ、
何とか日没に間に合いました
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何とか日没に間に合いました
雪が赤く染まります
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雪が赤く染まります
西穂も真っ赤に!
5
西穂も真っ赤に!
日が沈む、、、
山頂付近にはまだ日光が届いていますが、、
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山頂付近にはまだ日光が届いていますが、、
完全に沈みました。とたんに気温が下がったような気がします
3
完全に沈みました。とたんに気温が下がったような気がします
空の色が不思議な感じに
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空の色が不思議な感じに
山荘に戻る少し手前から。2016年が過ぎて行く、、
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山荘に戻る少し手前から。2016年が過ぎて行く、、
肉眼で見た星空は掛け値なしにナンバーワンでしたが、気温が低すぎるのか? ちゃんと写ってくれません
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肉眼で見た星空は掛け値なしにナンバーワンでしたが、気温が低すぎるのか? ちゃんと写ってくれません
天の川も、肉眼ではバッチリなのですが、、修行し直します
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天の川も、肉眼ではバッチリなのですが、、修行し直します
撮影後、ホットウイスキー(お湯割り)で体を温めつつ、今年を振り返る、、反省しかないです(汗
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撮影後、ホットウイスキー(お湯割り)で体を温めつつ、今年を振り返る、、反省しかないです(汗
翌朝、外に出るとガスっぽいながら朝焼けが!
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翌朝、外に出るとガスっぽいながら朝焼けが!
この時、気温−15℃(一緒に朝日を撮影した方が気温計を持っていました)、風速は10m/sほどなので体感的には-25℃。寒ーい
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この時、気温−15℃(一緒に朝日を撮影した方が気温計を持っていました)、風速は10m/sほどなので体感的には-25℃。寒ーい
(ガスガスながらも)ご来光!
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(ガスガスながらも)ご来光!
雪面も染まります
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雪面も染まります
西穂も赤く染まって
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西穂も赤く染まって
穂高の山々
ロープウェイ山頂駅から山荘が見えました
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ロープウェイ山頂駅から山荘が見えました
奥飛騨の湯で体を温めて帰りました
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奥飛騨の湯で体を温めて帰りました

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ヘルメット
備考 ストックは持って行けば良かったかも。カメラ用の三脚を持って行きましたが、固定用の六角レンチを忘れてしまい単なる錘になってしまいました、、

感想

会社の先輩から、西穂独標に行って写真を撮って来たら良いとお話を
伺っていて、今年3月に赤岳へ行ってから、更に本格的な雪山に行きたいと
思っていた事もあり、年末の30日・31日で挑戦してきました。

ロープウェイから、北アルプスの山々が雲間に見え隠れしながら高度を上げて行き、
展望台からは雄大な眺めが見られました。
西穂山荘まで、樹林帯の中を登っていきます。滑り止めを付けて行くべきでしたが、
ツボ足のままズルズル滑りながらも何とか到着し、ちょっと手前からご一緒した
Oさんとアイゼン等装備を整えて出発!

丸山まで、樹林帯を抜けた後風が強く厳しい寒さでしたが何とか到着、、、と、
Oさんの顔が真っ赤に。体力的には全然問題なしでしたが、ちょっとやばいので
彼はここで引き返すことになりました。無事戻られたでしょうか、、

私はゴーグルとネックウォーマーで何とか防寒。次はバラクラバ持ってきます、、
それにしても、天空の絶景と強風・雪にやられて足が進みません(汗 ←この汗も凍る寒さ

途中、富山ご出身の三人組さんと勝手に合流させて頂き一緒に独標到着!
距離的には楽勝と思いつつ、途中のトラバース箇所や独標直下の両手足を
フル活用して登る核心部にヒヤヒヤしながらの到達でした。

ここから先は、行けそうな気もしつつ、予定外の行動になるので封印!
次の機会を狙います。

西穂山荘は、とても暖かくてトイレも綺麗でした。そしてご主人が
気象予報士の資格をお持ちということで、美味しい夕食を食べながら
めっちゃ詳しい翌日の天気予報を教えて頂きました。

夕食の前に、夕焼けを撮影しに丸山手前の見晴らしがきく場所へ。
ちょっと言葉にしきれないくらいの夕日を見ることが出来ました。
ひと月前に娘と見た映画「君の名は」のワンシーンのような、とても
綺麗な景色に言葉を無くしつつ、シャッター切りまくりです。

夕食後、ちょっと休んでから外へ出ると、星空が本当にすごい!
天の川が肉眼ではっきり見えまして、持って行った三脚をセット、、しようと
したら、固定用の六角レンチを忘れてしまっており、結局雪面に置いて
撮影することに。そうしたら、寒さのせいか、思ったほど綺麗に写りません。
これは夏に出直しかな、、とあきらめましたが、肉眼でしばらく見ていました。
多分、降るような星空とはこれの事を言うのだろう、、と思いつつ、
芯まで身体が冷えまして、その後バーナーでお湯を作ってウイスキーを
割ります。ホッと一息しつつ、今年の色々な出来事を振り返りました。

翌朝、日の出を見に外へ出ると、、ガスガスでした(汗
標高を稼げば上へ抜けられるかも、、と丸山を越えましたが抜け切れず、
また風がとても強くて手と顔が痛い、、、風を除けられる場所で
一緒に待たせてもらった方が持参した気温計は−15℃。風もすごいので、
体感的には−20℃を下回っているような感じです。
そんな中、カメラのバッテリーがやばくなりがらも必死に撮影しました。
ガスのせいか、ちょっと粒子が荒くなっていますがご容赦ください、、

下山後、ロープウェイ駅近くの奥飛騨の湯で暖を取り、奥さんの実家へGo!
一緒に正月を迎えることが出来ました。
来年も、仕事を頑張りつつ山に行きたいと思います。

当レコもご覧いただき、有難うございました。
今年も宜しくお願い致します。


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