越年山行 のんびりと弥山・八経〜釈迦ヶ岳
- GPS
- 75:28
- 距離
- 28.8km
- 登り
- 2,387m
- 下り
- 2,444m
コースタイム
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:27
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 9:02
天候 | 12月30日 曇り 12月31日 晴れ 1月1日 曇りのち晴れ 1月2日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今年の正月もtakebonが休み無く、jiji単独の越年山行になるはずだったが…
kenさんが年末の30〜31日と弥山・八経ヶ岳に同行してくれると言うので、今回は八経から釈迦まで歩いてきた。
30日の7時半に、橿原で拾ってもらって熊渡へ。
カナビキ尾根で薄っすら雪が…
川合道に出たところで行動食を取って高崎横手に向かう。
10cmほどの積雪があり、踏み跡はバッチリついていた。
高崎横手から弥山辻方向にも明瞭なトレース。
狼平で一休みをして弥山の尾根に出たら、今までの雲が飛び始めて青空が!
流石、ken大明神と一緒らなこうなるんだなぁと改めて感心する。
途中で日帰りのパーティーから、弥山の冬季小屋の鍵がかかっていると言われたが…
そんなに鍵が開いたり閉まったりするものか?と弥山小屋に。
確かに開かない…
よくよく見たら、鍵のノブが凍り付いているので、ピッケルのピックでこじ開けた。
中から戸を締めたら再び開かない。
小屋に有ったPPロープで閉まりきらないようにしておいてから、すき焼きの準備!
沢山の野菜に豆腐に麩、メインの牛肉もたっぷり!
ヒレ酒で延々と2人忘年会!
お陰でjijiは、胃がもたれて翌朝の鍋焼うどんは食べられず…
八方覗きで2016年最後の日の出を見て、8時に出発。
ピーカンの八経ヶ岳から360度を俯瞰して弥山辻へ。
弥山辻でkenさんとお別れ。
明星ヶ岳を巻き始めたところから予想通りのノートレース。
積雪は3〜40cmで膝下までのラッセル。
その程度の雪なら、何となく夏道がわかるし鹿のトレースもある。
と、五鉾峰手前の崩落帯に突き当たり、登ったり下ったり…
凍てついた岩場が出て来たので、ストックをピッケルに代えて…
1時間近く彷徨して、ひょっと飛び出したところにテープのマーキング。
ほんの少しで五鉾峰の岩場。
20mの補助ザイルを持ってきたがロープが出ていた。
フナノタオ手前で前方から単独の方が。
お互いに、トレースが間違っている箇所があるのでと言葉を交わして…
後は、トレースが出来ているので気楽に楊枝の宿へ。
大晦日だけど、胃がもたれていて年越しそばならぬ年越しラーメンも食べる気がせず、鮭の塩焼きとスープでブランディーをチビチビ飲んで、早々に就寝。
夜半まで快晴だったのに、朝から雲がかかっていて初日の出はイマイチ。
入山するときまで、佛性ヶ岳のルーファイに苦労すると思っていたが、前日にスライドした方のお陰で苦労なく孔雀岳に。
孔雀岳手前辺りから雲も飛んで、再びピーカン。
両部分けから馬の背の鎖も出ていて、補助ザイルは使わず終いで釈迦岳に到着。
お釈迦様に新年の挨拶をして、足元の陽だまりでのんびりコーヒータイム。
釈迦の下りは雪も少なくなり、何時アイゼンを外そうかと考えながらも、結局深仙ノ宿までそのまま通してしまった。
避難小屋に入って、水場を見に行ったが氷もせずに出ていた。
太陽パネルに雪が着いていないのか、LEDの電気も付き持っていた新聞紙と少しだけあった木くずで小屋を温めて…
胃の調子も良くなったので、1日分の食料だけ残して後は酒の肴に…
kenさんから頂いた酒盗がメチャウマ!
最後の日は前鬼まで下るだけ…
けど、階段に雪が残っていて…
二つ岩でゆっくり小休止をして、小中坊のピンク電話でタクシーを予約してからお昼に。
上市の駅について、タイミングよく特急が来たので、そのまま天王寺へ。
何時もの居酒屋で一人打ち上げをして帰宅。
家の近くまで来たら、月と金星のランデブーが。
今年も良い1年でありますようにと念じて…
帰省するのでjijiさんに年末山行に誘っていただき同行させてもらいました。久々の冬期小屋泊、弥山小屋でのスキ焼きで酒盛りの予定です。
熊渡までは雪もなくてノーマルタイヤのまま行けました。
ワカン持って来たけど車に置いて行きます。カナビキ尾根の途中でアイゼンを付けて登って行きます。霧氷が綺麗でテンションが上がります
狼平の小屋で泊まる人がいるかと思ってましたが誰もいません。
弥山小屋は貸し切りかなぁと思って先に進むと5人組のパーティとすれ違い冬期小屋の鍵が掛かっていて開いていないとのこと。
えーっマジかいな??登山口には冬期小屋は開いてるとの表示があったのにどういうこと?ツエルトしかないし参ったなぁ〜
弥山小屋に到着して扉のノブを回すが動かない‥
窓から入れるかやってみたものの動かない、その時jijiさんが開いたで!って声でほっとしました。ピッケルの先でこじ開けて開けることが出来ました。ドアノブが凍りついて開かなかったようです。
小屋は当然貸し切り状態なので二人だけでスキ焼きで酒盛りです。
天気が良くて放射冷却で夜はすごく寒かったけど11時くらいまで酒盛りして毛布をタップリ使って寝れました。
翌日はすごくいい天気で誰もいない山頂からの景色も楽しめました。
八経から先に進んだ分岐点でjijiさんとはお別れして自分は熊渡方面へ下山。いい年の瀬を過ごすことが出来ました。jijiさんありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
コメント
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年末のやヤマレコで「誰だ。鍵を掛けたのは」と有りましたが、その後冬季小屋は開放されていますとの情報。
当方は31日〜1日に利用させて頂いた者です。ドアノブは回らない・ラッチが掛かったら開かないのを対策してくださってありがとうございます。
おかげで我々3人他5人(うち二人は朝に入館)は安心して利用しました。
1度冬季の楊子の小屋に行きたいと思っていますが、像の鼻〜釈迦ヶ岳の間の杖捨てに雪が付いていたら登れるか心配です。
七面山経由だったら行けるかもと思っています。
jijiさんありがとうございます。
wattanさん、明けましておめでとうございます。
30日に弥山から下山してきた5〜6人のパーティーの方が、弥山小屋がまた閉まってますよって言われて、そんなに閉まったり開いたりするもんかなぁと…
ドアノブの反対側の外と中に釘が打ち付けてあったのでPPロープを引っかけておきました。
あの釘は、以前から戸が凍って開けられないようになるのを防ぐためにあったんですね〜
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