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Yamareco

記録ID: 1042115
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

冬の上高地散策 清流と樹氷そして雪の北アルプス

2017年01月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:53
距離
14.9km
登り
232m
下り
240m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:52
休憩
2:00
合計
5:52
8:54
62
9:56
10:15
30
10:45
10:50
25
11:15
11:17
5
11:22
11:22
5
11:27
11:27
10
11:43
11:43
13
11:56
13:16
8
13:32
13:33
22
13:55
14:07
39
スタート、ゴールともに「中の湯バス停」と表示されていますが、実際は国道158号沿い「釜トンネル」入り口付近のゲート前です。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
国道158号線沿いの沢渡バスターミナルの駐車場に駐車しました。
シーズンオフの今は無料で駐車できます。
そこからこのシーズンの上高地入山口の釜トンネルまでタクシーで移動しました。
当初は、松本から高山に抜けるバスで沢渡から中の湯バス停まで行く予定でしたが、アルプス交通(株)のタクシーの運転手さんに声をかけていただき、僕ら3人と山口県からお見えになっていたカップルと5人で相乗りで利用させていただきました。一台当たり片道2,900円で乗せていただき、路線バスに比べてリーズナブルで有難かったです。
沢渡バス停から入山口に近い中の湯バス停までは片道990円なので、3人以上ならタクシーのほうが安いです。
下山時にも、そのタクシーの運転手さん、釜トンネルで時間見計らって待機いただき僕ら3人沢渡まで乗せていただきました。
予約していたわけではありませんが、僕らとの会話を通じて僕らの行動をある程度予測されているのだそうです。
登山口まで送った客が無事に下山しているかどうか見極るまでを、ご自分の業務ととらえておられる姿勢を、いろいろお話をさせて頂く中で感じ取ることができました。
かつては客の要望があれば、すべて乗せていたそうですが、昨今は客の装備によっては登山を止めるようご案内されることもあるそうです。
THE プロフェッショナルですね。
頭が下がります。
山行での出会いってのはこのようなシチュエーションの中にもあるのだということを学ばせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
危険個所はありません。
入山口のゲートからいきなり釜トンネル延長1.31kmに入ります。
この長いトンネルでは、前方から凄く冷たい風が終始吹き付けてきます。
半端ではないです。
本日の行程の中でもっとも寒いのはここです。
寒さ対策は大げさでなく3千メートル級で行きましょう。
真っ暗なのでヘッデンも忘れずに。
全般通じてアイゼン、スノーシュー、ワカンも不要でした。

それから、上高地公式WEBサイトで冬期間入山される方へのお知らせがありますが、ここにこの時期使えるトイレの情報もあるので参考にされるといいと思います。
その他周辺情報 乗鞍高原温泉 湯けむり館で日帰り入浴させていただきました。
沢渡バスターミナルの駐車場から、国道158号を松本方面に向かい、親子滝交差点で右折してUターンするように戻り、前川渡交差点を左折して県道84号で乗鞍高原目指します。
約20分ほどで道沿いの「乗鞍高原 湯けむり館」に到着します。
料金は大人720円。
フロントでやる気なさそうなおじさんに受付してもらい、入浴手続き完了。
白く濁った温泉が待ってます。
乗鞍岳の景色楽しみながらの入浴はなかなかです。
ここからスタート
釜トンネル入口
トンネル手前にゲートがあり車は侵入できません。
このトンネルに入った瞬間から試練が始まりました(+o+)
トンネル延長1.31km、時間にすれば20分程ですが、とにかく寒い。
寒風が終始前方から吹き付けます。
この日一番の冷え込み、がこのトンネルの中だとは想像だにしなかった(泣)
ハイドレーションのチューブが凍りました(>_<)
2017年01月07日 08:55撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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ここからスタート
釜トンネル入口
トンネル手前にゲートがあり車は侵入できません。
このトンネルに入った瞬間から試練が始まりました(+o+)
トンネル延長1.31km、時間にすれば20分程ですが、とにかく寒い。
寒風が終始前方から吹き付けます。
この日一番の冷え込み、がこのトンネルの中だとは想像だにしなかった(泣)
ハイドレーションのチューブが凍りました(>_<)
極寒の釜トンネルを抜け、上高地トンネルを抜けました。
身体は冷え切っていますが、お日様の光を背後から浴びて少しだけテンションが上がります。
仲間3人の影が道路に(^◇^)
2017年01月07日 09:29撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 9:29
極寒の釜トンネルを抜け、上高地トンネルを抜けました。
身体は冷え切っていますが、お日様の光を背後から浴びて少しだけテンションが上がります。
仲間3人の影が道路に(^◇^)
穂高連峰が見えてきました。
2017年01月07日 09:31撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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穂高連峰が見えてきました。
大正池に差し掛かりました。
凍結した大正池です。
これが見たかった〜!(^^)!
先の方は凍結してないんですね。
2017年01月07日 09:40撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 9:40
大正池に差し掛かりました。
凍結した大正池です。
これが見たかった〜!(^^)!
先の方は凍結してないんですね。
日が当たってくると、水面から少しづつ霧が発生してきます。
樹氷と湖面の淡い霧・・・・いい感じです!(^^)!
2017年01月07日 09:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 9:46
日が当たってくると、水面から少しづつ霧が発生してきます。
樹氷と湖面の淡い霧・・・・いい感じです!(^^)!
少しづつ太陽の光が山の斜面を降りてきています。
2017年01月07日 09:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 9:48
少しづつ太陽の光が山の斜面を降りてきています。
先の写真と同じ場所、
ちょっと引いてみました。
2017年01月07日 09:49撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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先の写真と同じ場所、
ちょっと引いてみました。
逆さ穂高連峰^_^
大正池の鏡面に穂高連峰です。
テンション急上昇!(^^)!
2017年01月07日 09:52撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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逆さ穂高連峰^_^
大正池の鏡面に穂高連峰です。
テンション急上昇!(^^)!
大正池の向こう岸、ちょっと振り返ると美しい焼岳の姿です。
岸辺の樹氷、凍結した大正池・・・いいなあ!
2017年01月07日 09:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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大正池の向こう岸、ちょっと振り返ると美しい焼岳の姿です。
岸辺の樹氷、凍結した大正池・・・いいなあ!
氷結した大正池の向こうに穂高連峰。
こんな素敵な景色を見ながら遊歩道を歩き続けます。

2017年01月07日 09:59撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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氷結した大正池の向こうに穂高連峰。
こんな素敵な景色を見ながら遊歩道を歩き続けます。

透明な水をたたえる田代池です。
逆光に樹氷が輝いています。
大正池とは別次元の感動!
2017年01月07日 10:46撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 10:46
透明な水をたたえる田代池です。
逆光に樹氷が輝いています。
大正池とは別次元の感動!
この時期ならではの世界がそこにありました!
冬の上高地は本当に素晴らしいです(^^)v
2017年01月07日 10:48撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 10:48
この時期ならではの世界がそこにありました!
冬の上高地は本当に素晴らしいです(^^)v
透明に凍った池の上に氷の結晶が育っています。
2017年01月07日 10:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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透明に凍った池の上に氷の結晶が育っています。
見飽きることのない氷の芸術があちらこちらに・・
2017年01月07日 10:50撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 10:50
見飽きることのない氷の芸術があちらこちらに・・
どういうふうにこの結晶は成長するんだろうね!
2017年01月07日 10:51撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 10:51
どういうふうにこの結晶は成長するんだろうね!
霧氷の正体 その1
2017年01月07日 10:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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霧氷の正体 その1
霧氷の正体 その2
水面のものとは異なる氷の結晶
六角形をしていますよ(^。^)
2017年01月07日 10:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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霧氷の正体 その2
水面のものとは異なる氷の結晶
六角形をしていますよ(^。^)
霧氷の正体 その3
こんな小さな氷の世界を仲間3人それぞれに楽しみました。
遠慮しながら「そろそろ先に行くよ。」
未練たらたらの3人組でした"(^◇^)
2017年01月07日 10:58撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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霧氷の正体 その3
こんな小さな氷の世界を仲間3人それぞれに楽しみました。
遠慮しながら「そろそろ先に行くよ。」
未練たらたらの3人組でした"(^◇^)
再び梓川の遊歩道に戻り穂高連峰に導かれて「河童橋」を目指します。
2017年01月07日 11:17撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 11:17
再び梓川の遊歩道に戻り穂高連峰に導かれて「河童橋」を目指します。
ウェストン碑に到着
2017年01月07日 11:25撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 11:25
ウェストン碑に到着
凄く寒いのに猿君が水辺で食べ物を探しています。
石の下に何かいるのでしょうか。
僕ら三人組のことなど眼中にない猿君です。
2017年01月07日 11:27撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 11:27
凄く寒いのに猿君が水辺で食べ物を探しています。
石の下に何かいるのでしょうか。
僕ら三人組のことなど眼中にない猿君です。
河童橋から梓川上流、その先に穂高連峰です。
昼を過ぎたこの時間になると霧氷は消えて、まるで違う景色ですね。
白い峰々の中央に高く見えるジャンダルム、その右に続くように奥穂高岳。
ジャンダルムの左少し低い位置から、天狗の頭、間ノ岳、西穂高岳と続くようです。
2017年01月07日 13:11撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 13:11
河童橋から梓川上流、その先に穂高連峰です。
昼を過ぎたこの時間になると霧氷は消えて、まるで違う景色ですね。
白い峰々の中央に高く見えるジャンダルム、その右に続くように奥穂高岳。
ジャンダルムの左少し低い位置から、天狗の頭、間ノ岳、西穂高岳と続くようです。
河童橋のたもとで、いつものピークハントとはちがうのんびりとしたランチタイムを楽しんだ3人でしたが、気が付けば周りにいた人影が消えているではりませんか(+o+)
ハイキング気分に浸りすぎて浦島太郎状態の三人組でした。
足早に下山開始しました。

左から西穂独標、西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奥穂高岳、南稜の頭、吊尾根、前穂高岳と連なっています。
2017年01月07日 14:00撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:00
河童橋のたもとで、いつものピークハントとはちがうのんびりとしたランチタイムを楽しんだ3人でしたが、気が付けば周りにいた人影が消えているではりませんか(+o+)
ハイキング気分に浸りすぎて浦島太郎状態の三人組でした。
足早に下山開始しました。

左から西穂独標、西穂高岳、間ノ岳、天狗の頭、ジャンダルム、奥穂高岳、南稜の頭、吊尾根、前穂高岳と連なっています。
大正池の氷は残っていますが、霧氷は消えて木々の色が白から赤に変わっています。
足早の下山のはずが、ここでも見とれてしまいます。
2017年01月07日 14:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:01
大正池の氷は残っていますが、霧氷は消えて木々の色が白から赤に変わっています。
足早の下山のはずが、ここでも見とれてしまいます。
焼岳の景色も朝とは違いますね。
2017年01月07日 14:01撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:01
焼岳の景色も朝とは違いますね。
穂高連峰、大正池もそろそろ見納めです。
2017年01月07日 14:02撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:02
穂高連峰、大正池もそろそろ見納めです。
見納めの逆さ穂高連峰です。
2017年01月07日 14:05撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:05
見納めの逆さ穂高連峰です。
上高地トンネル
このトンネルの向こうには別の世界があります。
ナンチャッテ!(^^)!
2017年01月07日 14:23撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:23
上高地トンネル
このトンネルの向こうには別の世界があります。
ナンチャッテ!(^^)!
上高地トンネルを抜けると・・・恐怖の極寒「釜トンネル」に突入するしかありません(´・ω・`)
2017年01月07日 14:31撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:31
上高地トンネルを抜けると・・・恐怖の極寒「釜トンネル」に突入するしかありません(´・ω・`)
「釜トンネル」帰りは下りなのでスイスイ歩いてきました。
ゲートの外には、朝お世話になったタクシーの運転手さんが待っていてくれました。
予約してなかったのに〜
2017年01月07日 14:47撮影 by  DMC-TZ70, Panasonic
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1/7 14:47
「釜トンネル」帰りは下りなのでスイスイ歩いてきました。
ゲートの外には、朝お世話になったタクシーの運転手さんが待っていてくれました。
予約してなかったのに〜

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 スパッツ ザック 軽アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ
共同装備
バーナー ガス

感想

以前から冬の上高地に来たいと思っていたのに忘れかけていたQuincyBowでしたが、最近仲間と話をしている中でふとその気持ちを呼び覚まされ、この日のトレッキングが実現しました。
仲間に感謝です。

雪が少ないのはちょっと残念でしたが、景色は期待どおり。
(一方で、雪が少ない分歩きやすい。)

大正池に映る穂高連峰、梓川沿いの樹氷の上にそびえる焼岳、田代池では美しい氷の世界・・・最高でした。

この素晴らしい景色を多くの人に見てもらいたい・・・、いや、混雑すると大変なので来ないでほしい・・・・複雑な胸中でした )^o^(

朝、タクシー相乗りされた方は、小梨平キャンプ場で2泊されると話しておられました。
早朝、夕方には、さらに素晴らしい景色みられるんだろうなと思うと、冬のテン泊にあこがれてしまいます。


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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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