快晴・強風の天狗岳

2017年02月02日(木) 〜 2017年02月03日(金)

• GPS: 06:57
• 距離: 11.0km
• 登り: 907m
• 下り: 906m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:29
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:30

8:01 スタート地点
9:03 9:03 八方台方面・渋の湯方面分岐
9:36 9:37 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
10:31 黒百合ヒュッテ

2日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 1:58
• 合計: 5:54

7:22 黒百合ヒュッテ
7:28 7:28 中山峠
8:50 8:52 天狗の鼻
8:56 9:00 東天狗岳
9:02 9:03 天狗の鼻
9:07 9:08 東天狗岳
9:31 9:41 天狗岳
9:56 9:57 東天狗岳
10:00 10:07 天狗の鼻
10:41 10:41 中山峠
10:46 12:15 黒百合ヒュッテ
12:34 12:34 渋ノ湯・唐沢鉱泉分岐
12:48 12:51 八方台方面・渋の湯方面分岐
13:16 ゴール地点

iPhone 7 で取得した GPS データです。
東天狗岳手前から時々ルートを踏み外している部分もありますので、参考程度にお願いします。

天候

2日間ともに快晴でしたが、強風でした。

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

大阪からアルピコ交通のバスで茅野駅に向かい、バスで一緒になった方と渋の湯までタクシーを相乗りさせていただきました。
帰りのタクシーも、黒百合ヒュッテで知り合った方と相乗りさせていただきました。
茅野駅から渋の湯までのタクシーの料金は行きは7,400円、帰りは7,000円でした。

高速バス茅野・諏訪−大阪線
https://www.alpico.co.jp/access/express/suwa_osaka/

一人ですと自分で運転をしていくよりもかなり安いのでバスとタクシーにしましたが、相乗りをさせていただけたおかげで随分安くすみました。

コース状況／危険箇所等

【コース状況】
○ 渋の湯 - 黒百合ヒュッテ
特に問題ありませんん、締まっていて歩きやすい状態でした、つぼ足で十分でしたがアイゼンをつけてもいいかもしれません。

○ 黒百合ヒュッテ - 東天狗岳
樹林帯・風裏になっているところはふかふかの雪で膝の真ん中あたりまでのラッセルが必要でしたが、この距離はそう長くありません。
樹林帯を超えて少し上がると雪の状態としては締まっていてアイゼンもよく効き歩きやすいです。

○ 東天狗岳 - 西天狗岳
鞍部までは締まっていて歩きやすいですが、鞍部以降は膝下ラッセルは必要でした。
当日、西天狗岳までは私が2人目になり、強風のため先行者のトレースも消えている部分が多かったです。

【危険箇所】
○ 渋の湯 - 黒百合ヒュッテ
特になかったと思います。

○ 黒百合ヒュッテ - 東天狗岳
快晴でしたが樹林帯を超えると強風でした。
時折身体を持っていかれそうになるので常に風を意識する必要がありました。
バラクラバとゴーグルは必須です。
樹林帯を超えてしばらくはバラクラバを下ろしていたのですが、途中で痛くなってからでは手遅れでほっぺたが2箇所ほど軽く凍傷気味になってしまいました。

○ 東天狗岳 - 西天狗岳
鞍部を越えると嘘のように風が穏やかになりました、西天狗岳の山頂も風は穏やかだったのでおさまってきたのかと思えば、東天狗岳に戻ると相変わらずの強風でした。
雪の状態によっては雪庇や雪崩があるようですので注意が必要です。

その他周辺情報

渋の湯
http://www.shibunoyu.com

駐車を考えられている方はルールの遵守が必須のようですね。

写真

2/2 8:00

渋の湯です、今日も安全に下山できるように心がけて楽しみます。

2/2 8:04

登山口ですね。

2/2 8:23

パノラマコース分岐までは比較的勾配があります。
いつものように最初はセーブしてゆっくりと登ります。

2/2 8:29

高見石からの下山ルートにも興味があります。

2/2 8:34

徐々に太陽の光が届き始めました。

2/2 9:05

ここまでくればもうすぐ分岐ですね。

2/2 9:07

パノラマコース分岐まできました。
ここからは等高線をみるとずいぶんなだらかな道のはずです。

2/2 9:23

気持ちが良い道です。
この辺りで、バスが一緒だった方に追いつきましたが、私はここで軽く朝食をとったのでまた一人です。

2/2 9:37

天気もいいし、風もない。
と思ってました、、

2/2 9:39

唐沢鉱泉から抜けてくる道です。
今度はこちらからも来てみたい。

2/2 10:33

黒百合ヒュッテ到着です！
快晴！
強風、、、

2/2 10:34

かなり風が強いので、予定通り今日は黒百合ヒュッテでまったりとして、明日の登頂に英気をやしなうことにしました。

2/3 7:26

さぁ、今日も快晴！
強風、、、
出発です。

2/3 7:32

中山峠分岐です、まだ意気揚々です。

2/3 7:33

おー、東天狗岳が見えてきてテンション上がります！

2/3 7:38

ここを抜ければ全貌が見えるはず。

2/3 7:41

東天狗岳！
西天狗岳！
テンションは上がりますが、強風で雪が舞い上がってます。

2/3 7:49

先を行くのがベテランのパーティ、後ろを行くのが黒百合ヒュッテで一緒だった方。
ベテランのパーティが止まっているなと思っていたら、ここで撤退の判断をされた様子。

2/3 7:58

彼はソロでどんどん上がって行く。

2/3 8:01

さぁ、ここからが本番です。

2/3 8:19

いや、強風すぎて本当に一進一退。
数十メートル進んでは停滞。
ここでバラクラバを上げるがすでに手遅れ、、
今もほっぺたが痛いです。
反省。

2/3 8:25

のっぺりとしているように見えて時々風裏になります。

2/3 8:38

いよいよ見えてきました。
が、ここで撤退をするかしばらく悩む。

2/3 8:46

登ってきた道を振り返って考える。
まだ、体力は十二分にある。
体の中心は十分に暖かい。
辛いのは強風と、ゴーグル越しでもくる目の痛み。
まだ行けると判断。

2/3 8:53

東天狗岳が目の前に！
ここまでくると、折れそうな心が吹き飛びました。

2/3 8:53

降りてこないと思ったらやっぱり彼は西天狗岳に向かっているのが見える。

2/3 9:03

てことで東天狗岳登頂！
快晴、強風！

2/3 9:02

浅間山方面。

2/3 9:02

赤岳はガスの中。

2/3 9:02

彼が西天狗岳から手を振っているのが見える。
広角で撮ってるので写真では小さいですが肉眼ではお互いに手を振っているのは見えるぐらいの距離です。

2/3 9:03

蓼科山の山頂にはいつも雲がかかっているイメージ。

2/3 9:11

東天狗岳までで引き返すつもりですが、太陽も上がり気持ち暖かくなってきたので西天狗岳に向かうことにしました。

2/3 9:14

鞍部まで下っている時に阿弥陀岳が見えてきました。
赤岳もちょっとだけ。

2/3 9:20

彼も歩いたはずなのに、30分でトレースがなくなってます、、、
ここからは膝下ラッセル。

2/3 9:28

ラッセル後と、東天狗岳を振り返ってご満悦。笑

2/3 9:40

西天狗岳登頂！
ふしぎと西天狗岳山頂は風も穏やかで、ぽかぽか陽気です。
こんなこともあるんですね。

2/3 9:41

浅間山方面！

2/3 9:41

東天狗岳方面。
彼は待ってくれていましたが先に下山。
このあと東天狗岳直下からご一緒させていただくことに。

2/3 9:41

望遠レンズ持ってくればよかった。
遠くに北アルプスまで見えてます！

2/3 9:41

ほんと快晴！

2/3 9:41

さぁ下山します。
また来ます！

今日も無事に下山することができました！

撮影機器：

EOS 70D CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ヘルメット

感想

-Kazuhiro-

楽しかったです！
天気は終始快晴でしたが、冬山らしい強風。
そして今回は黒百合ヒュッテを利用させていただきましたが、宿泊されている方も楽しい方ばかりで、仲良くしていただき本当に楽しくすごすことができました。
もし見ていらしたら、ありがとうございました。
神奈川からのお父さん、無事下山できましたかねー？
私と他の3人は無事下山しましたよ。
おそらく、一人だったら西天狗岳まではいかずに東天狗岳で撤退していたと思います。
今回はいろんな意味で勉強になる登山でした。
楽しかったー。