氷ノ山(わかさ氷ノ山スキー場から周回)
- GPS
- 05:30
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 581m
- 下り
- 716m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
こしき岩トラバース 片足幅の箇所あり 氷ノ山越からの激下り |
写真
感想
わかさ氷ノ山スキー場を起点とする周回コース。今年で3回目。過去2回は、ルンルンハイキングでしたが、今回は、(私の技量では)大変きびしい山行となってしまいました。それでも氷ノ山は、そしてこのコースはいいコースです。また来ると思います。今度はピッケルもってくるかなぁ。
【アプローチ】
4:30 京都発
巨椋池IC → 社PA 休憩 → 山崎IC → 道の駅 播磨一宮 → わかさ氷ノ山スキー場
8:15 わかさ氷ノ山スキー場 着
【ゲレンデ〜三の丸】
パトロールに登山届を提出し、リフト券売り場で2枚チケットを購入しようとしたら、2本目リフトがとまってるとのこと。がびーん。氷ノ山きて3回目やけど、リフト止まってんのはじめてやん。
1本リフトで登った後、これから登る斜面を見上げる。絶壁に見えました。躊躇せず、アイゼン装着。実際登って見ると斜度はそこそこながら、しっかりステップが切られていて、怖いですがツボ足でも十分のぼれる形状でした。
リフトトップまでしんどい登りを終え、スノーシューを装着。ヒールリフトを活用しながら、稜線まであがりました。ここから、三の丸までは、本当にここちよい稜線あるき。
【三の丸〜氷ノ山山頂】
晴天ではないが、ガスもなく視界良好。トレース多数。できるだけ新雪をトレースし、スノーシューハイクを楽しみました。
【山頂〜こしき岩〜氷ノ山越】
避難小屋で昼食の後、こしき岩トラバースに備え、アイゼン装着し下り始める。
過去2回は、通過してみると、なんや簡単やったやんと拍子抜けしていたが、今回は違いました。
同行者は途中までスノーシューで進んだが、核心部で無理と判断、斜面でスノーシューからアイゼンに装着しなおし。ガリガリのバーンではないものの、固めの雪質。最核心は、片足幅のトラバースで痺れました。
片足幅の箇所で後ろ足を前に抜く際に、スパッツにアイゼンをひっかけ、バランスを崩し、左手をついてしりもち。
あぶなかった。あー、死ぬときはこうやって死ぬのだなと思いました。その後は、スノーシューに履き替えるガッツもなく、アイゼンのまま氷ノ山越えまで歩きました。
【氷ノ山越〜氷ノ山名水(ゴール)】
避難小屋でしばしの休憩の後、アイゼン履いて、激下りに突入。スリップしても止まる雪質だとは思いながらもそれなりに雪は固く、また雪が残った箇所はアイゼンが流れ、激下りの高度感にびびりながら、慎重にくだりました。
そんな時、後ろからおじさんが降りてきて、こんなんツボ足やー。といいながら、瞬く間に消えていきました。自分の雪山技術はまだまだだと痛感しました。私は、雪山をやるべきではないのかもしれない。
激下りをなんとかクリアした後、大雪原を経て、氷ノ山名水ゴールに到着しまた。それにしても今日の雪質は固く、ツボ足穴ぼこトレースが歩きにくく、ときに踏み抜き、このコースきて3回目にして、雪山の大変さを思い知らされました。
※スパッツについて
今回、スパッツを両方ともひっかけて穴をあけてしまいました。モンベルのライトスパッツ(ロング)を何回も補修して愛用していたのですが、アイゼンを履く時は、やはりエッジガードがついたアルパイン用のスパッツを履くべきです。
エッジガードは破れないためだけでなく、ひっかからなくする効果があると気づかされました。
今回使用したライトスパッツは、よくみてみると、だぼだぼで、ひっかけてくださいと言わんばかりでした。
アイゼンのひっかけは命にかかわります。スノーシューでハイキングいくときは、別にして、アイゼンを使用する際には、専用のスパッツを使用すると固く誓いました。
※装備の参考
シューズ:トランゴS EVO GTX
アイゼン:ペツルLynxs (12本爪) 前歯は2本にして、一番うしろにセット。セミワンタッチ。
ピッケル:なし (ストック2本)
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