天国と地獄の武奈ヶ岳BCスキー（南西稜・御殿山コースからピストン）

2017年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 05:26
• 距離: 9.7km
• 登り: 1,023m
• 下り: 1,024m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:05

7:43 葛川診療所の駐車場
7:43 7:43 坊村
8:29 8:29 RP御殿山１
9:03 9:03 RP御殿山２
9:09 9:09 846ｍ地点
9:35 9:40 RP御殿山４
9:58 10:03 御殿山
10:05 10:10 ワサビ峠
10:21 10:21 西南稜1120ｍ地点
10:45 11:11 武奈ヶ岳
11:26 11:26 西南稜1120ｍ地点
11:30 11:30 ワサビ峠
11:36 11:40 御殿山
11:50 11:50 RP御殿山４
11:59 11:59 846ｍ地点
12:03 12:03 RP御殿山２
12:23 12:23 RP御殿山１
12:35 12:46 坊村
12:48 葛川診療所の駐車場

天候

雪のち曇り、たまに日差し有、風は山頂稜線のみやや強め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路；京都南ICで降りて国道367号で登山口へ（明石の自宅から所要時間2:19)
駐車場；葛川支所の駐車場利用
復路；国道161号西大津バイパスで京都東ICへ(明石まで2:09)

コース状況／危険箇所等

登山口〜標高630m
　　前夜からの新雪がうっすら積もっていますが、
　　古い雪は部分的にしか残ってませんでした。
〜標高800m
　　ようやく雪が繋がって来てスキーで登れますが
　　かなりの急斜面で、直登できず、巻きましたが
　　5cm位の新雪のしたが凍った旧雪でシールでは登れず、
　　板を外して坪足で登りました。
〜標高950m
　　尾根に出てシール登行で快適に登りましたます。
〜御殿山
　　風があり、クラストしているところもあり。
　　雪面も風でできた凹凸あり。　　
　　樹林の中の痩せ尾根で、枝が鬱陶しい。
　　部分的に小さな雪庇
〜山頂
　　御殿山からはシールを外して、一瞬ですが、
　　快適な滑降ができました。
　　鞍部から再びシール登行しますが、尾根上は
　　雪庇が発達していて、踏み抜かないように
　　注意が必要
　　新雪は15〜20cmでしたが、重い。

写真

3/11 7:07

思いがけず、雪景色の安曇川

3/11 7:42

3/11 7:42

雪が降りしきります

3/11 7:44

明王院の橋を渡ります

3/11 7:46

明王院の前を通過

3/11 7:46

登山口

3/11 8:14

雪が出てきたのでいったんスキーを履きましたが・・・

3/11 8:14

うっすら新雪の下は泥と枝で、シールが汚れるだけ・・・

3/11 8:35

結局すぐに板を外しました

3/11 8:36

ちょっと青空も

3/11 8:48

雪が増えてきて再びシール登行しましたが、急斜面で巻道の雪が凍っていてギブアップし、また外しました

3/11 8:48

トラバースで登ってきた急斜面。ここでまたスキーを履いてシール登行

3/11 9:02

急斜面が終わり尾根に出たところで、山頂まで抜きつ抜かれつだったご夫婦に撮ってもらいました。日も差してきてました。

3/11 9:03

ここからはやっと快適なシール登行

3/11 9:26

いい感じ

3/11 9:29

霧氷がきれい

3/11 9:39

霧氷アップ

3/11 9:42

御殿山方面

3/11 9:56

御殿山手前でこれから行く武奈ヶ岳南西稜が見えました。山頂はガスってます。

3/11 9:58

御殿山到着。

3/11 9:58

南西稜、早く滑りたい

3/11 9:58

3/11 10:04

とりあえず御殿山からワサビ峠まで、シール外して第一滑降。

3/11 10:05

あっという間でした。

3/11 10:10

先には南西稜の急斜面

3/11 10:13

その急斜面の途中から御殿山を振り返ります

3/11 10:13

御殿山につけたシュプール

3/11 10:21

御殿山を振り返ります

3/11 10:21

伸びやかな南西稜。シール登行を続けますが、普通に登っているのにアイゼン登山者に抜かれました。シール登行は意外と疲れて時間がかかるらしい。

3/11 10:21

琵琶湖が見えてきました

3/11 10:25

登ってきた南西稜を振り返ります。雪庇あります

3/11 10:30

広い斜面もあります。早く滑りたい

3/11 10:30

シール登行

3/11 10:37

雪庇。ここをシール登行で超えるのに苦労しました。この雪庇を切り崩して登りました。

3/11 10:42

分岐

3/11 10:42

山頂はもうすぐ。でも晴れてきません。予報では曇りのち晴れでしたが

3/11 10:45

武奈ヶ岳登頂です。さっきのアイゼンのご夫婦と同時登頂で、撮っていただきました。登山口からの所要時間はほぼコースタイム通りでした。

3/11 10:48

一人用のカマクラがありました。ここで泊まった人がいるんですね。

3/11 10:52

山頂で風に吹かれながらマグヌードルとミルクティータイム。雲が厚くなってきたようなので、いよいよ大滑降です

3/11 11:23

斜度が緩く、登り返しも意外と多く、あまり快適な滑降ではありませんでした。

3/11 11:36

御殿山から武奈ヶ岳を振り返ります。御殿山へは板を手でもって登り返しました

3/11 11:37

降りてきた南西稜のシュプール(斜面の左側、右側は登ったt期のシール登行の跡）

3/11 11:37

降りてきた南西稜のシュプール(斜面の右側）

3/11 11:36

御殿山から再び滑降

3/11 11:46

滑降

3/11 11:46

滑降

3/11 11:49

滑降

3/11 11:49

ここまで降りると日が差してます

3/11 11:49

樹林の中を枝を縫って滑ります

3/11 11:56

滑降中

3/11 12:00

カマクラがありました

3/11 12:01

滑降中

3/11 12:11

登りで板を履いた場所まで降りてきて、板を外しました

3/11 12:32

歩きにくいどろんこの道を…

3/11 12:32

歩きにくい兼用靴でおりますが、靴もどろんこです

3/11 12:37

登山口の明王院に着きました

3/11 12:37

明王院

3/11 12:37

また橋を渡って

3/11 12:46

この流水でどろんこの板と靴を洗いました

3/11 12:48

安曇川を渡って駐車場へ。余裕の帰還でした。

3/11 17:57

おまけ；明石の自宅へ戻りベランダからのサンセット

3/11 17:58

いったん雲に沈みます

3/11 18:02

雲の下に顔を出し、海に沈む巨大な太陽。
いい1日でした。ありがとうございました。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3000 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 ブーツ ザック 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ ビンディング スキー板 シール テルモス500cc６お湯

備考

持って行ったアイゼン、ピッケル、ワカン、目出し棒、ウール帽子等は
結局使いませんでした。

感想

shigetoshi

今週も日本海側は雪が降ったようなので、まだ行ったことがなく、
前々から登りたいと思ってた二百名山(66座目)の武奈ヶ岳へ、
いきなり山スキーでチャレンジしました。

先月末の記録では登山口まで滑って降りたとあったので、
今回もそれを期待していきました。

朝登山口へ向かうと、トンネルをくぐって日本海側に出たとたんに本格的な降雪で、
道路も結構積もっていました。

曇りのち晴れの予報だったので、晴れることを期待していましたが、
これは逆にいい雪が期待できると、テンションアップです。

それでも次第に止んでくることを期待して駐車用で少しゆっくりしてから出発。
ところが雪は期待していたほどなく、登山口は泥の上にちょっとだけ
新雪が積もっているだけなので、シール登行できず、両手で板をもって
歩き始めます。すぐに滑れるようになると思いきや、なかなか雪の斜面にならず、
途中一回板を履いたものの、シールが泥で汚れるだけだったので
すぐにやめました。標高600mを超えるとようやく雪が増えてきて、
シール登行しましたが、そのあとの急斜面ではまた少しだけ板を外しました。

標高800からはようやく快適にシール登行できるよになり、
重い新雪を踏みしめて登りました。
御殿山付近ではいったん日が差しましたが、武奈ヶ岳では残念ながら
晴れてくれませんでした。
風もあって寒く、みんながそそくさと下山していく中で、
カップ麺とティータイムを楽しみ、いよいよお楽しみの滑降。

意外と斜度が緩く登り返しもあって、あまり快適ではなく、
滑降できるところが少ないのであっという間に滑降は終了。
御殿山からも、樹林の中を木にぶつからないようにゆっくり確実に
滑り、朝板を履いた場所からは板をザックに括り付けて
雪解けでどろんこの中を硬い兼用靴で歩いて下りました。

山頂付近では短距離ですがいい雪で滑降を楽しめましたが、
この登山口付近での板を担いで硬い靴での上り下りは地獄です。
残雪期のスキーの宿命ではりますが。
3月に入って急激に雪は解けているようです。特に登山口付近はもう雪がなく、
西日本の山スキーのシーズンは終わりですね。

コメント

shima11

抜きつ抜かれつのご夫婦です(^^)/
お疲れさまでした(^^♪まさかの新雪にテンション上がりっぱなしでしたね！
あっと、いう間に滑っておりていかはったぁ〜〜〜って、感じでした。。
また、どこかで勝負しましょう。。。登りで。。。(^_-)-☆」

shigetoshi

Re: 抜きつ抜かれつのご夫婦です(^^)/
shimaさん、こんばんは

わざわざヤマレコメンバー登録してまでのコメントありがとうございます😊

私を抜いて降りていく歩きの方もいましたよ😱
雪が少ない森の中ではまともな滑降は無理でしたが😅

まだまだ山スキーは初心者なので、急斜面で手こずってましたが、次は登りでもぶっちぎりますよ😉

niini

比良山系(^-^)
shigetoshiさん こんにちは

この辺りは雪深く行ってみたい山域なのですが、なかなかタイミングが合いません

スキー装備で登山はキツそうですね
お疲れ様でした

shigetoshi

Re: 比良山系(^-^)
niiniさん、こんばんは。

京都の街中を通り抜けて行きました(まさかついこの前まで出張できていた京都を、自分の車で走ることになろうとは😱)が、京都の周囲の山には雪はまったく無く、そこから少し行った武奈ヶ岳にこんなにたくさん雪があって、とても驚きでした。

自分ではいつも通り快調に登っているつもりだったのですが、山頂までの時間がほとんど標準タイムだったので、ちょっとショックでした😅
まだまだスキーの修行が足りません😁

ぶたもだん(BM)

武奈ヶ岳
shigetoshiさん どうもです！

武奈ヶ岳。私も大阪単身赴任時代に坊村から良く登ってました。
頂上から八雲が原へもスキーだと楽しめるでしょね。何せ八雲は元スキー場なんですから・・
そのまま湖西線の比良駅に下りると、ピストンせずに縦走ルートが取れますよ

また関西の山に行きたいで〜す！

shigetoshi

Re: 武奈ヶ岳
ＢＭさん、こんばんは

そうでしたね❗
初めて行きましたが、うわさ通りの素晴らしいところでした😉
夏や秋にもぜひ行ってみたいと思います。

そして次は比良山系の大縦走かな