大和三山めぐり（耳成山・天香久山・畝傍山）

2017年03月16日(木) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 17.5km
• 登り: 296m
• 下り: 288m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:10

8:14 大和八木駅
8:55 9:01 耳成山
9:57 10:19 藤原京跡
11:04 11:09 天香久山
12:03 12:12 本薬師寺跡
13:07 13:32 畝傍山
15:01 15:11 久米寺
15:24 橿原神宮前駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

（ゆき）近鉄・大和八木駅からスタート
（帰り）近鉄・橿原神宮前駅でゴール

コース状況／危険箇所等

整備されていますが畝傍山の直登ルートはかなり急です。その他は危険個所はなし。街中なので車の通行などに注意が必要です。

その他周辺情報

大和八木駅の周辺は、飲食店やコンビニが普通にありますが、橿原神宮前駅の周辺は閑散としています。駅の中にはコンビニやコーヒーショップなどがあります。逆コースの場合はエキナカで調達した方が良さそうです。

写真

3/16 8:15

関西遠征の2日目です。今日は大和八木駅から大和三山巡りに出発です。

3/16 8:15

駅前のコンビニにで昼食などを調達しておきます。

3/16 8:24

近鉄線の線路に沿って東に進みます。この辺りも古代の藤原京の坊条の中です。

3/16 8:31

耳成山の端が見えます。立体交差になっている道路を渡ります。

3/16 8:33

すぐに耳成山が見えてきました。

3/16 8:37

耳成山の登山口に到着。左手の鳥居を潜っていくやや急な道と右手に伸びる緩やかな道があります。

3/16 8:40

登りは鳥居からのコースを選択しました。

3/16 8:45

灯篭の並ぶ道を登って行きます。

3/16 8:47

ほどなく八合目の耳成山口神社に到着。

3/16 8:49

奉納されている絵馬額が温かみのある絵で良い感じです。郷土愛が伝わってくるようです。

3/16 8:52

最後の登りです・・・。

3/16 9:00

三角点のある耳成山頂上に到着しました。

3/16 9:11

下山はなだらかなコースを選択します。健康ウォーキング（登山？）をなさっている方々とすれ違います。

3/16 9:17

下山しました。

3/16 9:17

登山口の付近は公園として整備されていて綺麗な洗面所もあります。

3/16 9:23

近鉄線の踏切付近から耳成山を振り返ってみたところ。周囲は住宅団地になっていますが、後で資料館の立体模型を見ると古代も藤原京の坊条の中にあったようです。

3/16 9:26

藤原宮を目指して南下します。

3/16 9:34

JR桜井線の踏切を渡ります。

3/16 9:40

藤原宮跡に着きました。とても広いです。

3/16 9:45

橿原市藤原京資料室に立ち寄ります。JAの建物の2階にありました。

3/16 9:49

ここには古代の藤原京の立体地図が置かれています。先ほど登った耳成山が町の中の孤島のようになっています。

3/16 9:52

有名な天香久山を詠った和歌の石碑。

3/16 10:01

藤原宮跡地です。左手に天香久山が、右手に宮殿の柱が見えます。

3/16 10:05

宮殿跡で記念撮影をしました。柱が並んでいるのでセルフタイマーで簡単に写せます。

3/16 10:08

金剛山をバックに畝傍山が見えます。

3/16 10:13

耳成山が見えます。

3/16 10:22

少し離れた駐車場付近から見ると右手奥に3日目に登る予定の二上山が見えます。

3/16 10:31

天香久山に向かいますが、途中で国立奈良文化財研究所に立ち寄ります。

3/16 10:35

古代の貴族・官人・庶民の食事を比較展示したものが印象的でした。

3/16 10:44

天香久山の登山口のところには休憩スポットがあり、洗面所や飲料の自販機が設置されています。

3/16 10:51

少し登ると登山口が見えてきます。

3/16 10:53

登山口付近から振り返ってみたところ。奥に耳成山が見えています。古代もこんな感じの風景だったのでしょうか。

3/16 10:53

登山口の標柱。

3/16 10:58

登山道はこんな感じです。たぶん三山の中で一番簡単に登れるのではないでしょうか。

3/16 11:02

頂上に到着。国常立神社が鎮座しています。

3/16 11:04

展望案内板があります。

3/16 11:05

記念撮影。2座目ゲットです。

3/16 11:06

二上山が見えます。

3/16 11:08

三座目の畝傍山が見えます。

3/16 11:14

天岩戸神社に向かって下山します。

3/16 11:17

白梅・紅梅が綺麗です。

3/16 11:21

天岩戸神社に到着しました。

3/16 11:23

奉納されている額絵がこちらも素朴な感じが良いです。

3/16 11:23

ご神体の岩。古式ゆかしい神社です。

3/16 11:37

さてここから路がわからなくなってしまい、道端に建てられている案内図や持参した橿原市の都市地図をくびっぴきで参照しながら進みます。

3/16 11:43

テニスコートがあります。

3/16 11:43

紀寺跡地。薬師寺と並ぶ東西の大寺だったとのことです。

3/16 11:46

長閑な田園地帯です。

3/16 11:54

遠くに畝傍山が見えます。歩いている方向が正しいことが確認できました。

3/16 12:02

本薬師寺跡地に到着。

3/16 12:06

本薬師寺の金堂の礎石。

3/16 12:12

本薬師寺の西塔跡の基壇。

3/16 12:12

西塔跡から金堂跡を眺めたところ。西の京にある現在の薬師寺の壮大な伽藍からは想像もつかないぐらい長閑なところです。

3/16 12:22

畝傍御陵前駅に到着しました。地下道を潜って駅の西側に出ます。

3/16 12:29

県立橿原考古学研究所の前を通ります。今日巡ってきた博物館の中ではこちらが一番らしいのですが、時間が押しているので残念ですがパスさせていただきました。

3/16 12:38

橿原神宮に到着。境内の中に畝傍山の登山口があるようなのですが、広くてよくわかりません。

3/16 12:45

旧日本海軍関係者の慰霊碑。

3/16 12:46

慰霊碑の奥に登山口がありました。

3/16 12:52

最初はなだらかですが・・・。

3/16 13:01

すぐに岩交じりの急登になります。畝傍山は三山の中で最も標高が高く、距離は短いですが「登山」です。

3/16 13:06

頂上エリアに出ました。登山口から20分程度でした。

3/16 13:07

畝火山口神社の跡地。

3/16 13:08

さすが三山で最も標高が高いだけあって眺めが良いです。大和葛城山〜二上山あたりが見えているようです。

3/16 13:08

金剛山のようです。この風景を眺めながら昼食休憩を摂りました。

3/16 13:10

記念撮影。三山目をゲット。

3/16 13:30

三角点があります。

3/16 13:38

コースに明るくないこともあって、下山は直登ルートを選択。低山とは思えない急勾配にびっくりしました。

3/16 13:40

下から見上げたところ。設置されているロープが助かります。

3/16 13:46

巻き道コースとの合流点。この右側に出てきました。

3/16 13:52

畝火山口神社の脇に出てきました。逆コースだったら直登ルートは選ばなかったと思います。

3/16 13:53

畝火山口神社の縁起。昭和になって頂上から遷座なさったそうです。

3/16 13:54

ご本殿。無事に三山巡りができたことを感謝しました。

3/16 14:02

神社の前の梅が綺麗です。

3/16 14:07

神社から出て田圃の脇の道を進みます。二上山が見えます。

3/16 14:20

橿原神宮の西口を目指します。

3/16 14:24

橿原神宮の深田池。

3/16 14:37

橿原神宮にお参りしていきます。平日のためか参詣者は片手で数えられる程でした。

3/16 14:57

近鉄戦の踏切を渡って久米寺に寄っていきます。

3/16 15:02

久米寺で金ぴかの仏様にびっくりしました。

3/16 15:10

重要文化財の多宝塔。

3/16 15:23

橿原神宮前駅に到着しました。

3/16 18:37

【おまけ】翌日の二上山登山の準備にミネラルウォーターを購入。『南アルプス天然水』だとばかり思って購入して宿の部屋で見てみるとなにか違います。『奥大山天然水』でした。関西の方には常識なのかもしれませんが、びっくりしました。

撮影機器：

PowerShot G9 X CANON

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（都市地図・橿原市） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

なっしー

関西遠征の2日目。今日は大和三山（耳成山・天香久山・畝傍山）巡りをすることにしました。耳成山は住宅街の中にあり、健康ウォーキングといった感じの方々が大勢いらっしゃいました。天香久山から本薬師寺に至る路はこのコースの中でも判り難い部分だと思います。S社の都市地図『橿原市』（明日香村も含まれています）を持参されることをお勧めします。畝傍山は小ぶりながられっきとした登山のカテゴリに入ると思います。知らずに険しいコースを選択しましたが良い経験ができました。古代の藤原京のなかを歩いた訳ですが、長閑な田園地帯のなかをゆっくりと歩くことができ、とても癒されました。全く知見の無いコースでしたので、ヤマレコに投稿されている複数の皆さまの山行記録を参考とさせていただきました。どうもありがとうございました。