将棊頭山＊伊那谷越しの南アルプスを眺めに＊

2017年03月17日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,656m
• 下り: 1,647m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 0:10
• 合計: 9:10

7:00 ゲート前
7:35 7:35 桂小場
8:45 8:45 野田場
9:15 9:15 馬返し
10:00 10:00 大樽避難小屋
11:50 11:50 茶臼山分岐
12:40 12:50 将棊頭山
13:20 13:20 茶臼山分岐
14:15 14:15 大樽避難小屋
14:35 14:35 馬返し
15:00 15:00 野田場
15:45 15:45 桂小場
16:10 ゲート前

やはり、大樽避難小屋〜茶臼山分岐までが一番苦しかった

天候

（晴れ）
稜線では風が少しあるもの、比較的穏やか
樹林帯の登りは汗ばみました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊那ICで降り、小黒川渓谷キャンプ場あたりの駐車スペースに駐車
駐車場までの道路は積雪なし
ゲートが閉じられてるため、桂小場までは車乗り入れられません
駐車スペースは10台くらい、朝はテカテカのアイスバーンでした

コース状況／危険箇所等

【駐車場〜桂小場】
林道あるき。つばめざわ橋までは、雪（アイス）あったりなかったり。
橋以降は雪道。駐車場のアイスバーンにびびり、チェーンスパイクで歩きましたが不要でした。

【桂小場〜馬返し】
初めは雪がないところも多いが、次第に雪道に。日が上がるにつれて踏み抜き多数。帰りは本当に踏み抜きばかりでした。野田場〜馬返し間はトラバースになりますが、雪がずるずるして、滑りました。

【馬返し〜胸突八丁〜茶臼分岐】
馬返しからスノーシューに履き替えました。この日は先行者1名のトレースのみ。スノーシューでないと結構もぐりました。大樽避難小屋から先の胸突八丁の登りは、トレースに助けられました。なかなかしんどい登りでした。雪がふかふかで下りはトレース外してスノーシューで下ると楽でした。

【茶臼分岐〜将棊頭山】
少し先の鞍部でアイゼン、ピッケルにかえ、スノーシューとストックをデポ。アイゼンがよく刺さる歩きやすい雪質でした。一部アイスバーンになってることろもありましたが、アイゼンがはじかれるようなこともなく難儀するところはありません。一部踏み抜きあるので注意です。

その他周辺情報

【まつかわ温泉　清流苑】
http://www.seiryuen.jp/index.htm
少し離れますが、知人に教えてもらった温泉施設で入浴。きれいでいろんなお風呂楽しめ、南アルプスの景色も見えていい風呂でした。

写真

3/17 7:02

ゲート前の駐車場からスタート
アイスバーン駐車場です

3/17 7:05

ゲート

3/17 7:09

桂小場まで林道歩き

3/17 7:13

雪があったりなかったり

3/17 7:25

信大演習場だとか

3/17 7:34

桂小場で登山者カードを提出

3/17 7:37

雪がない、帰りは泥でぐちゃっとしてました

3/17 7:50

次第に雪

3/17 7:53

ぶどうの泉は細いけど水出てました

3/17 8:19

ベンチで休憩

3/17 8:45

野田場

3/17 8:49

目指す将棊頭山が隙間から見える

3/17 8:52

もう春の予感です

3/17 8:53

3/17 9:02

深い森のよう

3/17 9:09

ぐずついた雪のトラバース道、帰りは踏み抜き多数です

3/17 9:14

馬返し

3/17 9:21

白川分岐でスノーシューに履き替え

3/17 9:55

大樽避難小屋がでてきました

3/17 9:57

小屋到着、そのまま進みます

3/17 10:00

次第に傾斜がでてきた
トレースがありがたい

3/17 10:17

胸突八丁！

3/17 10:23

ラッセルだとかなりしんどそう
トレースたどってる身分なのに今日は足が重い

3/17 10:46

ようやく空が見えてきた

3/17 10:51

でもまだ遠く感じる

3/17 10:59

ひたすら登る

3/17 11:05

しんど〜休憩！
寝転がって空を眺める

3/17 11:35

小屋も見えて来ました

3/17 11:36

テカテカですね

3/17 11:38

南アルプスの稜線

3/17 11:39

伊那谷

3/17 11:39

街が見えるの好きです

3/17 11:43

3/17 11:43

もう少しで稜線だ・・と思う

3/17 11:44

手前は経ヶ岳かな

3/17 11:50

やっとの思いで稜線にでました

3/17 11:50

木曽駒方面がバーンと

3/17 11:53

八ヶ岳から南アルプスの稜線

3/17 11:53

茶臼山と左後ろは御嶽山

3/17 11:54

カールになってるんですね

3/17 11:54

いかつくてかっこいい

3/17 11:54

御嶽山はまだ噴煙がでてます

3/17 12:11

ここで先行者さんにお会いしました
スノーシューからアイゼンに履き替えます

3/17 12:13

サクサク登りやすい

3/17 12:15

3/17 12:17

木曽駒方面をこの角度から見るのは初めてだから新鮮

3/17 12:17

いい景色

3/17 12:18

3/17 12:18

3/17 12:19

快適に登っていきます

3/17 12:19

3/17 12:22

3/17 12:23

テカテカ

3/17 12:25

3/17 12:27

踏み抜きが少しありました

3/17 12:31

3/17 12:35

見えたピーク

3/17 12:35

3/17 12:36

木曽駒へ続く馬の背

3/17 12:37

3/17 12:37

3/17 12:39

将棊頭山山頂に到着
貸切の山頂、だれもくる気配なし

3/17 12:40

山頂からの景色

3/17 12:40

奥に伊那前岳方面

3/17 12:40

3/17 12:40

歩いて縦走したいです、無積雪期に

3/17 12:42

夜景も綺麗だろうな〜

3/17 12:42

3/17 12:43

3/17 12:43

3/17 12:43

3/17 12:43

3/17 12:43

3/17 12:47

3/17 12:47

3/17 12:47

3/17 12:47

3/17 12:48

3/17 12:48

3/17 12:48

奥にちょっと宝剣岳

3/17 12:49

さて、少し風もあるので、下山します。

3/17 12:51

3/17 12:51

さくさく下山

3/17 13:05

スノーシューを回収し、履き替えます

3/17 13:06

3/17 13:12

さよなら中央アルプス〜

3/17 13:21

3/17 13:34

風を防げる陽だまりで、休憩

3/17 14:12

樹林帯はトレース外してふかふかの雪を荒しながら下山

3/17 14:16

大樽避難小屋

3/17 14:29

雷事故の場所
馬返しあたりでスノーシュー外しました

3/17 14:53

踏み抜きがやたら多く難儀

3/17 15:32

3/17 16:07

ようやく、下山
なかなか疲れましたが、満足の山でした

撮影機器：

D40x ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 靴 ザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ ポール

感想

New-island

冬の木曽駒ヶ岳は何回か行っていたので、中央アルプスの中でも雪があっても日帰りできる展望のいい山として、以前から気になっていた将棊頭山へ行ってきた。
樹林帯が長く、もしトレースがなかったら途中で敗退もあるかもしれないと思っていたけど、幸いトレースがあった。先行者の方には本当に感謝です。
とはいっても、トレースは先行者のお一人分のみ。となりの木曽駒は冬でも大人気だけど、少し外れた隣のピークなだけで、お一人しか会わない、静かな山でビックリ。
おかげに静かに山と向き合えました。稜線にでると今までの樹林帯の苦しい登りとは打って変わって、中央アルプスの絶景を見ながらの歩きやすい登りになりました。
将棊頭山から見る、木曽駒ヶ岳へ続く稜線。素晴らしい稜線でした。ぜひ歩いて見たくなりました。
いつかいつかと思い続けてなかなか行けない、木曽駒ヶ岳〜空木岳〜南駒ヶ岳〜越百山の縦走。今年の夏か秋には行けるだろうか。その思いを一層強くさせる山頂からの展望でした。周囲は御嶽、乗鞍、八ヶ岳、南アルプスと素晴らしい景色。西駒山荘に泊まって夜景を見るのもよさそうでした。