丹沢東西縦走 Ver.1 【鍋割山-塔ノ岳-表尾根】
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,805m
- 下り
- 1,766m
コースタイム
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:07
- 山行
- 9:27
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 10:36
天候 | 29日:晴れ〜薄曇り.夕方は雲が多くなる. 30日:快晴. 両日とも空は霞んでいた. |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
千代田線- 08:00ころ 代々木上原駅 08:06 -小田急線 急行小田原ゆき-09:25 新松田駅 09:40-富士急湘南バス 寄(やどろき)ゆき-10:10 寄自然休養村バス停 【30日】 蓑毛バス停 17:40-神奈川中央交通 秦野駅ゆき-18:00 ころ 秦野駅 18:42-小田急線 急行新宿ゆき-19:52 代々木上原駅 19:58 -千代田線-20:20 新御茶ノ水駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全体的に道はよく整備されている.標識があるので道に迷うことはない. ・表尾根はガレ場が多い.ガレ場にはよくスミレが咲いていた. ・行者ヶ岳の鎖場は高度感があるが,慎重に登れば,それほど難しくはない.ただ,今回は登山客で混雑しており,10分ほど待った. |
その他周辺情報 | ・寄バス停には登山届用のポストがあった. ・寄自然休養村にはトイレ,自販機,水場がある.すぐ近くに酒屋があるはずだが,開いていなかった. |
写真
感想
1泊2日で丹沢の鍋割山と表尾根を縦走してきた.
去年の1月に大倉尾根から塔ノ岳に登り,丹沢山,蛭ヶ岳を通って姫次まで縦走した.その時は丹沢山地を南北方向に縦走したので,今度は東西方向に縦走してみたかった.そこで,寄(やどろき)から鍋割山に登り,塔ノ岳経由で表尾根を縦走し,蓑毛バス停まで歩いた.
新松田駅からバスで寄集落に向かう.春らしく,寄の集落にはたくさんの花が咲いていた.丘陵の斜面にある茶畑の間を縫って,登山道のある尾根に取り付く.登山口からは春の陽気に色づいた寄の集落を望むことができた.とっても幸福な光景だった.
寄から後沢乗越までは人が少なく,静かな山道だった.人は少ないものの,道はしっかりしており,標識も整備され,迷うことはなかった.栗ノ木洞から後沢乗越まで100mくらい下る.そこから1272mの鍋割山まで標高差500mを一気に登る.そのため,急登の連続だった.ガレ場も多い.私が登っている間,鍋割山から降りてくる人がとても多かった気がする.みんなは鍋焼きうどんを堪能したのだろうか.
15時過ぎに鍋割山荘に到着した.私の部屋は階段下の個室スペースだった.夕食は大皿から各自取り分ける形式で.食べきれないほどたくさんの料理が出てきた.山小屋のスタッフや他のお客さんを交えて,いろんな話をした.
翌日は快晴で,鍋割山荘からもはっきりと富士山を望むことができた.7時ころ,鍋割山荘を出発し,鍋割山稜を経由して塔ノ岳に向かった.塔ノ岳に着いたのは9時ころ.そこからは箱根山,富士山,御坂山地,南アルプス,道志山塊,大菩薩連嶺,丹沢主脈,丹沢表尾根の山々を望むことができた.南に目を転じれば,秦野盆地と相模平野,湘南と三浦半島,伊豆半島が望めた.
表尾根に入ると,人がぐっと増えた.人が多すぎるため,鎖場ではちょっとした渋滞が起きていた.私は大多数の人と反対側に向かったため,それほど待たずに済んだ.
烏尾山で昼食にした.そこから眺める三ノ塔はとても大きかった.行く手に立ちふさがる大きな壁のように見えた.実際,三ノ塔に取り付く斜面はかなりの急斜面だった.三ノ塔山頂は非常に展望がよく,今回登ってきた鍋割山,塔ノ岳から表尾根の山々を見渡すことができた.
ヤビツ峠には16時ころに到着した.大分足が疲れていたので,バスに乗ろうかどうか迷ったが,気力を振り絞って,蓑毛まで自力で下ることにした.蓑毛までは植林された杉林の中を,小さな林道のような整備された道を通った.蓑毛バス停には17時30分頃に到着した.
帰宅後,登山地図に今回の行程をマジックで記入した.1年前の丹沢南北縦走に加えて,今回の東西縦走のルートが加わった.今度は檜洞丸から丹沢山地を東西に縦走してみたい.「もう一度東西縦走する」という決意を込めて,今回の東西縦走はVer.1とする.
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