ツラカッタ「硫黄岳〜横岳」縦走


- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,335m
- 下り
- 1,324m
コースタイム
赤岳山荘駐車場 17:16
18:00 堰堤広場 18:00
18:45 赤岳鉱泉
5月22日(日)
赤岳鉱泉 01:28
03:17 赤岩の頭 03:19
03:47 硫黄岳 03:48
04:05 硫黄岳山荘 04:24
04:54 台座の頭 04:54
05:00 カニの横這い 05:03
05:10 横岳 05:10
05:24 三叉峰 05:26
05:36 鉾岳 05:46
05:53 日の岳ルンゼ 06:05
06:23 地蔵の頭 06:23
06:27 赤岳展望荘 06:36
06:39 地蔵の頭 06:39
07:30 行者小屋 07:38
09:17 赤岳山荘
天候 | 5月21日 晴れ 5月22日 ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘から赤岳山荘まで、あれだけ苦しんだ雪は、今は全くありません。 悪路のダート路ですが、普通の車でも慎重に運転すれば、腹を擦ることもないと 思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆赤岳山荘〜赤岳鉱泉 アップダウンのない道は歩き易いと思います。 堰堤広場までの林道が長いので、飽きるといわれる方がいます。 ◆赤岳鉱泉〜赤岩の頭 一本道なので迷わないと思いますが、一か所大同心への分岐があるのでご注意を。 樹林帯には残雪があります。踏み抜くかもしれません。 赤岩の頭のジョウゴ沢火口方面の雪面にクラックが走っています。もしかすると、 雪崩れの危険がありますので、絶対に崖の近くに近寄らないように。 ◆赤岩の頭〜硫黄岳 ナイトハイク、ガス以外でしたら問題ないと思います。 視界が悪い時は、ジョウゴ沢火口方面に近づかないように。 ◆硫黄岳〜横岳 大ダルミから、台座の頭は風の通り道です。防風防寒のご用意を。 奥の院直下、カニの横這いは慎重に通過すれば問題ありません。 鉾岳のトラバースも慎重に通過すれば問題ありません。 日の岳ルンゼは残雪があります。雪も腐ってますので、ピッケルは必携です。 ◆地蔵の頭〜行者小屋 森林限界までは雪はありません。 それ以下は残雪があるので、アイゼンがあった方がいいと思います。 ここの下りはいつも嫌です。 |
写真
すいません。全く似ていません!
感想
土日に久しぶりに八ヶ岳へ行った。
予報では日曜日の午前中までは持つらしい。
なら、ナイトハイクでサンライズ横岳と思ったが、全くの思惑違いで苦しい山行と
なった。
まして、このコースは左腕を骨折したり、右頬を凍傷したりと、いままで私にとっ
ては鬼門とも言えるコースなのだが、リベンジを果たそうと思ったが、簡単に返り
討ちにあった。
赤岳鉱泉は前日の夕方7時前に入った。
事前に電話予約しておき、夕食を作っておいてもらった。
そしたら、風呂を用意して頂いて、本当に感謝している。初めて入ったのだが柔ら
かくて気に入った。
食事は言うまでもないが、いつも素晴らしい。
次の日、夜明けを4時半として、横岳からの日の出を見る為には、行動時間を3時間
として、1時30分に赤岳鉱泉を出発することにした。
星がバッチリでていたので、好天が予測されたが、1時間も歩いた頃に周りはガスっ
て、風もでてきたので、思いは打ちのめされた。
赤岩の頭にでたら、凄い風とガスで周りはみえない。
真っ暗なのだが、ライトに照らされて、クラックが見える。危険と察知し、近づか
ないように硫黄岳の山頂を目指します。
頂上に着いても、風は収まらないので、そのまま横岳を目指して歩きますが、気持
ちはとっくに萎えて、帰りたい気持ちで一杯モードなのだが、時間はまだ4時とか
で、周りは真っ暗。
大ダルミでは、息ができないくらいの強風が、右斜め前から吹き付けて、中々前へ
進まない。
横岳山荘で休憩している時夜が明けた。
台座の頭への登りが一番つらかった。
風は依然と前方斜め前から吹いて、なかなか進まない。
その辛さは、凍傷をした時と一緒のような感じだったが、一つ違うのが気温だった。
あの時は、-20℃で20〜25mの風だったが、今回は0℃くらいだと思う。
日の岳のルンゼの下りは怖かった。
ピッケルをしっかり使える自信がなかった。後ろ向きになって一歩ずつ確実にピッ
ケルを根元までしっかり刺しながら降りた。
雨は降っていないのですが、ガスで岩は濡れて滑り易くて危ない。
あの辺りの土や岩は赤い色をしていて、ザックもズボンもどこもかしこも、真っ赤に
色がついてグチョグチョだよ。勘弁してほしい。
本当は赤岳から、文三郎尾根で下山しようと思って、赤岳展望荘でコーヒーを飲ん
だら、親父が「すぐ帰れという」(笑)
「ゆっくりコーヒーを飲んでる天気ではない」と、いわれ、「まだ、6時やん」と、
思ったけど、「それもそうだな」と疲れきっていたのでそうすることにした。
ホントは地蔵尾根で下山したくなかったけど、やはり止めておけばよかったと、
後悔した。
急な下りで、足場が悪いので、好きではない。
南沢から帰ったが、やはり南沢も好きではない。
わがままで申し訳ない。本当に疲れたので。
赤岳山荘の肉うどんは旨い!疲れた身体には癒される。
しかし、おばちゃんは無愛想です。
でも一度食べてみて。ウマいよ!
・・・片腕を怪我しているとは思えません
さらにさらに、のナイトハイク
そのバイタリテーはどこから湧いてくるのですか?
凄すぎます
>>「まだ、6時やん」
ナイトハイクならでは、ですね
時間を長く使えてご来光をみれるのが醍醐味。
ただ敗退(撤退)すると朝下山になるのが喜んでいいのやら、悲しいのかわからないですね・・よくわかります
だ、大丈夫ですか?
完治してから行った方がいいってば。
kanemaru
こんにちは!
onsenさん
行ってきましたね
ホームグランドの南八ヶ岳へ!
ただガスガスだったのは残念でしたね
横岳らへんの残雪は日の岳ルンゼだけっぽいですかね?
何か行きたくなっちゃいましたよ
しかしonsenさん!
手はまだ完治してないのですね???
だっ大丈夫ですか?
yamatyan
ハシゴを登れる様であればもう大丈夫でしょう。
ガンガン行っちゃってください
でも、「ゆっくりコーヒーを飲んでいる天気ではない」
というのは天気の問題だけでは無いという気がしますね
それにしてもガスは残念でした。
まあ数回に1回はそういう日もあるでしょうね。
ちなみに鏡池は北アの新穂から小池新道に入り、弓折岳手前の鏡平にある池です。
ここから見るアーベンロートの槍ヶ岳は絶品らしいです。
私はここをベースに黒部五郎〜雲ノ平を日帰り周回して夕方に戻ってくるという、もう一つの目標とダブルで楽しむ予定なんですよ。
ですので、登りは翌日に疲れを残さない様にゆっくりしか歩きませんのでご安心を。
shira-gaさん。こんばんはー!
>そのバイタリテーはどこから湧いてくるのですか?
強いていうならば、Give My Climb(ギブ・マイ・クライム)
運動でしょうか?
私の知っている中では、Utunduさんが最初にやり始め
たと思っているのですが、登れば登るほどその金額が
増えるわけですが、自分にできるのは「これだ!」って
訳で一生懸命登る訳です
ご来光が見れなかったのは残念ですが、募金金額がそれなりに
増えたのは、自分にとっては励みになります。
♨
行ってしまったものはしょうがないです
でも、「行くな!いくな!」と、言われれば言われる
ほど行きたくなります
♨
yamatyanさん、こんばんは!
横岳の稜線上に雪は、日の岳ルンゼと、その上の5m程
の場所だけです。
風さえなければ、大丈夫だと思います。
周回方向は、赤岳〜硫黄が良いと思うのですが、私には
冬場のリベンジがあったので、今回もこう周りました。
>手はまだ完治してないのですね???
だっ大丈夫ですか?
大丈夫ですよ。
いいリハビリだと思っています。
♨
MATSUさん。こんばんは
>というのは天気の問題だけでは無いという気がしますね
どうでしょうか?少なくとも私が片腕を骨折しているとは
解っていなかったと思います。
まして、そんな奴が横岳を縦走してくる訳がないと思う
のですが・・・・
わかりましたMATSUさん
「鏡池から見るアーベンロートの槍ヶ岳」をご一緒させて
下さい
♨
onsenさん
何やってるんですか!
あと一ヶ月は鎖と梯子はお医者さんに
禁止されているはずですよ! 笑
ってとめても無駄ですね・・・
であれば一緒に行きますよ
こんちはー、トシ先生!
リハビリの意味で、腕は使ったほうが良いらしいです。
でも、登山って日常生活?
先日ガル姐さん、to4さんと行った芝桜は、残念ですが
今年は一斉に咲く事はないようで、29日には閉園して
しまうようです
http://www.shibazakura.jp/info/
ところで、付き合ってくれるのですか?
ちょうど、どこに行こうか考えていたところです
じゃ、どこ行きますか?
こっちにコメント付けますねw
僕もonsenさんのこの記録読んでて「全く同じだなぁー」って思ってましたw
やっぱりGWの事故の影響もあるんだと思います…
リハビリも順調(?(笑))のようでよかったです。
テン泊デビューもおめでとうございます。
どこかのテン場で会える日を楽しみにしてますね
やはり、事故の影響かな?
以前、寄った時は「凄い風ですね?」って、言ったら
「こんなの何時もだよ」って言ってました(笑)
その時、赤岳から降りる時、何度も耐風姿勢取ったんだけど(笑)
言ってる事ちゃうやん!(笑)
それにしたって、6時に小屋に来た登山者に帰れって、
どういうこと?
だんだん腹たってきた
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