西島リフト駅→一の森→剣山→次郎笈→三嶺→西熊山→天狗峠→久保BS(GW四国遠征1)
- GPS
- 48:33
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 2,379m
- 下り
- 3,489m
コースタイム
- 山行
- 3:21
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 5:38
- 山行
- 9:58
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 12:12
天候 | 晴れ、時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
渋谷マークシティ 2145 ↓ 徳島交通 夜行バス「エディ」 徳島駅 0610 0648 ↓ JR特急「剣山1号」 阿波池田駅 0810 0816 ↓ 路線バス 久保 1006 1008 ↓ 路線バス 剣山リフト山麓駅 1058 (05.02 久保BS→伊予西条駅 移動) 久保BS 1224 ↓ 路線バス 阿波池田駅 1414 1423 ↓ JR特急「南風16号」 多度津駅 1458 1523 ↓ JR特急「しおかぜ15号」 伊予西条駅 1618 (05.03 伊予西条駅→石鎚ロープウェイ山麓駅 移動) 伊予西条駅 0747 ↓ 路線バス 石鎚ロープウェイ山麓駅 0841 (05.04-05.05 復路移動) 西之川BS 1517 ↓ 路線バス 伊予西条駅 1611 ↓ 徒歩、時間をつぶし、夕食を食べる 西条登道 1945 ↓ せとうち交通 夜行バス「パイレーツ2号車」 渋谷マークシティ 0630 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗峠から下った西山の駐車場と久保BSの間が破線ルートで非常に分かり難い。赤テープがあるのだが、たぶん作業用の赤テープも混在していて、注意していないと間違えてしまう。2回も道に迷ってしまった。遠回りになるが、駐車場から林道を九鬼に下るのが正解か? |
その他周辺情報 | ・剣山山頂ヒュッテには風呂があるが、一人用の湯舟の大きさ。洗い場はあるが、待つと寒い。 ・久保BS付近には、飲料の自販機が置いてある商店が一軒あるだけ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
4/29
ネットで予約した夜行バスのチケットを紛失(間違えて捨てた?)してしまった。復路の「せとうちバス」は、ネットで簡単に再発行ができたが、往路の「徳島バス」は、ネット手続きができず、電話すると、なんと「購入記録は全部会社にあるが再発行できない。再購入しろ」などとふざけたことを言われ、\11,000円の出費。3列席と言いながら最後部は4席だし、ネット決済できずコンビニまで行かなければならないし、なんだか感じの悪いバス会社だった。
4/30
21時過ぎに家を出て、マークシティから、初めての四国へ旅立つ。何度か、目が覚めたが、思ったよりもよく眠れた。徳島は、割と大きな都市で駅前も駅も立派なビルだった。セブン・イレブンで朝食のパンと昼食のカップ麺+おにぎりを買う。
0645徳島発の特急「剣山1号」(2両編成)で阿波池田に出る。幸い、GWにもかかわらず空いていた。池田は、小さな地方都市といった雰囲気で、(未だ閉まっていたが)アーケード街もある。待ち時間5分で、駅前から久保行のバスに乗る。GWなのに、適度な込み具合だ。終点の久保で、剣山行きのバスに乗り換える。
明日の行程が長いし、荷物が重いので、楽をしてリフトで西島まで上がる。下で水を入手するのを忘れたのに気づき、\150の500mlペットボトルを2つ買う。ここから、刀掛の松、行場を経て、樹林の中を一の森を目指す。行場は所々崩落していたが、応急的に道がつけてあり、不安はなかった。一の森直下で、剣山からの道と合流する。ここからは、笹原となり眺めが良い。
ひと登りで一の森山頂に着く。剣山、次郎笈の眺めが良い。名前を知らない四国の山並みも見える。直下にヒュッテがあり、外のテーブルで、広々とした四国の山並みの景色を見ながら、カップ麺を作って食べる。いい気分だ。
ヒュッテから、三角点を経由して、いよいよ剣山を目指す。笹原を行場からの合流点まで戻り、たいして長くはないが樹林の中の二の森の急登を登りきると、再び笹原が広がり、眺めが良い、気持ちいい道となる。最後に少し登ってヒュッテに着く。なんと、ありがたいことに(狭いが)風呂がある。コンセントもあったので、スマホとGPSの充電もする。ヒュッテの横には、剣山神社があり、お土産に御朱印を買う。
ヒュッテ裏手が剣山山頂だ。時間はたっぷりあったので、ipodで音楽を聴きながら、ゆっくりとくつろぐ。GWなので、ヒュッテも適度な込み具合だ。夕食後、強い寒風に吹かれて夕陽を見て、風呂に入り、あすの長丁場に備えて、早々に眠りに着く。
5/1
昨晩作ってもらった弁当を食べ、日の出前にヒュッテを発つ。天気は良さそうだが、地平線辺りには分厚い雲があって御来光は拝めそうにないし、風が強く冷たいので、御来光はあきらめ、次郎笈目指して、美しい笹原の中を剣山から下る。振り返ると、いつの間にか朝陽が剣山脇から昇って来ている。次郎笈には、巻き道もあるのだが、せっかく四国に来たので、迷うことなく山頂を目指す。山頂からは、剣山をはじめ、名前を知らない四国の山並みが美しい。もしかしたら本州の山も見えているのかもしれないが、よくわからない。三嶺と思われる山は、遥か彼方だ。そこに至る長い縦走路が見える。幾つかの大きなピークを越えて行くようだ。結構ハードかもしれない(実際、ハードだった)。
次郎笈から大きく下る。ところどころに疎らな雑木がある笹原の中を行く。広々として気持ちが良い。振り返ると次郎笈と剣山、進行方向右手には三嶺、その他多くの名前を知らない山塊を見ながら、朝の笹原の中を丸石山を目指す。避難小屋は雑木林の中にある。高の瀬まで、割と雑木が多い中を行く。高の瀬に着くと視界が開け笹原が大きく広がる。なんとなく、白山から一里野温泉に下った時の景色を思い出させる。ここから見る剣山と次郎笈も良い形だ。三嶺への登りまで、白髪分岐の登りやカワハゲ(東熊山)などの大きなピークをいくつか越えるのが見える。先は長いので、ゆっくり歩く。景色が良すぎて、写真ばかり取ってしまうのも、なかなか進まない原因だが、今宵は三嶺避難小屋泊りなので、時間はたっぷりあるはずだ。ここの縦走路の笹原は、本当に素晴らしい。青空なのも、一層、素晴らしさに拍車をかける。
カワハゲで、ランチ休憩として、大休止する。ここから、追いついてきた方(池田のバス停であった方)に、三嶺からお亀岩の方へ行く縦走路が気持ちいいと教えてもらう。それは知らなかった。三嶺から名頃へ下る計画だったが、明日、体力があれば、行ってみることにして、三嶺への急登にとりつく。これは、重い荷物を背負う身には、かなりの急登だ。ヒィヒィ言いながら山頂に着く。
三嶺山頂からは、気温が高いので春霞がかかってはいるが、360度の大展望だ。剣山から続く今日の縦走路も、ずっと見えている。名も知らぬ四国の青い山並みも美しい。こんなに山国だとは思っていなかった。三嶺山頂から見ると、お亀岩の方へ行く縦走路は、笹原のいかにも魅力的な縦走路だ。「これは計画変更した方が良いかなぁ」などと迷いながら、三嶺避難小屋に着く。ここの水場は、相当に下る。早々に水を補給しておく。
晩御飯委は早すぎるし、時間が十二分にあったので、明日の偵察のため、お亀岩の方を少し往復してみる。バスの時間を見たり、縦走に必要な時間を地図から読み取ったりすると、昼のバスまでになんとか行けそうなのだが、最後の駐車場から久保までが、あまり使われないルートのようで破線になっているのだけが気になる。車道を下れば、九鬼BSにでれるのだが、それではかなりの遠回りになってしまう。どうしようかなぁ、と思案するが、明日の天気次第で決めることにする。
晩食後、夕陽を見るためにこの日4度目の三嶺に登る。雲はあったが、きれいな夕陽だった。
5/2
避難小屋の前から、美しいご来光を拝む。天気は良さそうなので、あの印象的な縦走路をお亀岩の方へ縦走し、天狗峠から久保に下ることにする。最後の破線ルートも、陽は高いのでなんとかなるだろう。
昨日から数えて、5度目の三嶺に登り返す。朝なので、視程が良く、剣山からぐるっと回りこんでくる昨日の縦走路が良く見える。今、ここから見ても長い縦走路だった。でも気持ちが良い笹原の縦走路だった。三嶺から、天気の良い笹原の中を少し下る。天気が良く、静かで気持ち良い。青空も広い。生きていることの素晴らしさが感じられる。青空に浮かぶ白い雲も印象的だ。下って行く広々とした笹原の中の縦走路の筋や、正面の西熊山や天狗塚の緑も綺麗だ。GWなのに、人もいない。これは来てよかった。のんびりと歩いて笹原を満喫する。写真も頻繁に撮りまくる。少しきつく登り返して西熊山に着く。ここからは、下方に、お亀岩避難小屋が見え、その向こうに天狗峠への厳しそうな登り返しが見える。
避難小屋まで下り、天狗峠に登り返す。思った通り、これは短いが急登でこたえた。天狗峠から少し行くと、西山への下山口と天狗塚への分岐がある。天狗塚へ行くと、昼のバスに間に合わないので、天狗塚は断念ずる。2日間すごした気持ちの良い笹原の縦走路に別れを告げる。子の縦走路は、来て本当に良かった。いつかまた来て、今度は天狗塚に行こう。
分岐から下り始めると、ちょっとで樹林に入る。かなり下ったころ数台止められる駐車場に出る。看板は無いが、地図を見る限り、道を渡った先の鎖で車止めしてある砂利道が久保への下山口のようだ。下り始めると、道はすぐに狭くなる。破線ルートだけあって、非常に分かり難い道だった。目印の赤テープはあるのだが、作業用と思われる赤テープも混在していて、2回も道に迷ってしまった。ようやく林道に出た時はほっとした。たぶん、九鬼まで車道を歩くのが正解のようだ。少し行くと、割とすぐに久保のバス停脇に出る。バス停横の商店で、冷たいコーラを買って飲む。15分ぐらい待って、阿波池田行きのバスが出る。
阿波池田から、待ち時間ほとんどなしで、特急を乗り継いで、伊予西条に出る。池田より大きな町のようだ。石鎚山と思われる山塊が遠くに霞む。瓶が森も見えている。駅から少し行った所にある西条セントラルホテル泊。ぼろいが、親切なホテルだった。洗濯をして、最終日の夜行バスの乗り場を確認しておく。西条は、飲み屋ばかりで、晩御飯を食べられそうなところが無いので、ローソンでパスタとそうめんを買って食べる。明日のランチに、ソース焼きそばも購入しておく。
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