早朝5時20分に自宅を出て、保土ヶ谷BP+国道246号を使い、清川村・宮ヶ瀬経由で道志みちに入り、そのまま国道413号を西走して大室指バス停から左に折れます。天気予報は曇りでしたが、午前中は時々晴れ間も見えていまして、そう悪くなさそうです。国道246号から見た大山もくっきりですので、この日の山行は楽しいものになりそうです。
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早朝5時20分に自宅を出て、保土ヶ谷BP+国道246号を使い、清川村・宮ヶ瀬経由で道志みちに入り、そのまま国道413号を西走して大室指バス停から左に折れます。天気予報は曇りでしたが、午前中は時々晴れ間も見えていまして、そう悪くなさそうです。国道246号から見た大山もくっきりですので、この日の山行は楽しいものになりそうです。
大室指のバス停で左折して、集落の中を登って行くと、最初に大室指椿林道の鹿除けゲートが現われます。そこに帰路では出てくる予定ですが、車はもう少し先にある2つ目の鹿柵の手前に止めておきました。丁度車を止めておけるスペースになっています。この左側(画像では右)にはこの集落の皆さんの墓地があります。
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大室指のバス停で左折して、集落の中を登って行くと、最初に大室指椿林道の鹿除けゲートが現われます。そこに帰路では出てくる予定ですが、車はもう少し先にある2つ目の鹿柵の手前に止めておきました。丁度車を止めておけるスペースになっています。この左側(画像では右)にはこの集落の皆さんの墓地があります。
2つ目の鹿柵ゲートから先が大室山北尾根登山道になります。準備を整えてスタートしたのは7時40分。30℃を超える日中にリュックを背負って山歩きするのは初めてですから、大そう背中が暑くなりそうですね。
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2つ目の鹿柵ゲートから先が大室山北尾根登山道になります。準備を整えてスタートしたのは7時40分。30℃を超える日中にリュックを背負って山歩きするのは初めてですから、大そう背中が暑くなりそうですね。
これが2つ目の鹿柵ゲート。手前のゲートもそうですが、これはあくまで鹿除けであって、車止めのものではないので施錠されていません。ロックを外して入ったら、必ずロックし直しておかないといけません。
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これが2つ目の鹿柵ゲート。手前のゲートもそうですが、これはあくまで鹿除けであって、車止めのものではないので施錠されていません。ロックを外して入ったら、必ずロックし直しておかないといけません。
ゲートの先には小さな広場が右にあり、その奥に立ち入り禁止の柵がありました。そこは登山口とは考えられないので先に進みますが、右手の尾根がどんどん壁のように高くなるので、一旦立ち入り禁止ゲートのところまで戻ると、尾根の端が柵の左側に下りていました。そこを注視すると踏み跡っぽい筋が見えましたので、ここだと確信して登りました。
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ゲートの先には小さな広場が右にあり、その奥に立ち入り禁止の柵がありました。そこは登山口とは考えられないので先に進みますが、右手の尾根がどんどん壁のように高くなるので、一旦立ち入り禁止ゲートのところまで戻ると、尾根の端が柵の左側に下りていました。そこを注視すると踏み跡っぽい筋が見えましたので、ここだと確信して登りました。
これが尾根への取り付きポイントの踏み跡。林道を直進すると大室沢沿いに進んだ後に、横から尾根に急登する道がありますが、そちらは後で難儀しますから、初めから尾根の上を通るこちらのルートの方が楽かと思われます。
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これが尾根への取り付きポイントの踏み跡。林道を直進すると大室沢沿いに進んだ後に、横から尾根に急登する道がありますが、そちらは後で難儀しますから、初めから尾根の上を通るこちらのルートの方が楽かと思われます。
しかし、この道の勾配は画像のような情況が続き、初めから25℃くらいあったので、とにかく汗が噴出すように出ました。たった1km歩くのに、お茶を1L近く飲んでしまいました。
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しかし、この道の勾配は画像のような情況が続き、初めから25℃くらいあったので、とにかく汗が噴出すように出ました。たった1km歩くのに、お茶を1L近く飲んでしまいました。
勾配はキツいままですが、何やら昔林業で使われたらしいワイヤーの残骸が転がったところに出ました。ここまではどう見てもかつて道として使われた痕跡は見付けられませんでしたが、見れば右側に杉の植林があるように、もちろんかつては林業で使われていたんでしょう。
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勾配はキツいままですが、何やら昔林業で使われたらしいワイヤーの残骸が転がったところに出ました。ここまではどう見てもかつて道として使われた痕跡は見付けられませんでしたが、見れば右側に杉の植林があるように、もちろんかつては林業で使われていたんでしょう。
黙々と面白くない杉の植林地帯を歩きますと、左手に大きな岩が出っ張っていて、その上に少し土が被っていました。そこに根を張った木が元気に伸びていましたが、なんだか応援してやりたくなりますね。
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黙々と面白くない杉の植林地帯を歩きますと、左手に大きな岩が出っ張っていて、その上に少し土が被っていました。そこに根を張った木が元気に伸びていましたが、なんだか応援してやりたくなりますね。
しばらくすると、右足かかとが靴擦れ症状を起こし始めました。ここは先月初めにおニューのキャラバンのシューズで菰釣山方面を歩いた時に最初に靴擦れしかけて慌ててバンドエイドを3重に貼って事なきを得て、その後3回の山行で何事も起きなかったのですが、ここで逝っちゃいました。切り株に腰掛けてバンドエイドを貼り付けて登りましたが、今回は前のようにその後好転することなく、痛みはずっと続きました。画像はこの辺の木にやけにビニールの薄いテープが巻かれていましたが、これは熊の爪とぎで剥かれた皮を元に戻して止めておくためのもののようです。
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しばらくすると、右足かかとが靴擦れ症状を起こし始めました。ここは先月初めにおニューのキャラバンのシューズで菰釣山方面を歩いた時に最初に靴擦れしかけて慌ててバンドエイドを3重に貼って事なきを得て、その後3回の山行で何事も起きなかったのですが、ここで逝っちゃいました。切り株に腰掛けてバンドエイドを貼り付けて登りましたが、今回は前のようにその後好転することなく、痛みはずっと続きました。画像はこの辺の木にやけにビニールの薄いテープが巻かれていましたが、これは熊の爪とぎで剥かれた皮を元に戻して止めておくためのもののようです。
つまらない植林地帯の登り区間ではこうした植物に目を向けやすくなります。このフタリシズカの群生したところがあって目を楽しませてくれます。しかし、靴擦れは痛いままで、また止まって持って行ったくるぶしまでの靴下を内に履いて二重にしてみました。
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つまらない植林地帯の登り区間ではこうした植物に目を向けやすくなります。このフタリシズカの群生したところがあって目を楽しませてくれます。しかし、靴擦れは痛いままで、また止まって持って行ったくるぶしまでの靴下を内に履いて二重にしてみました。
途中で断念した蔦。螺旋状に巻き付いた跡はありますが、杉の木の成長に負けてしまったようです(笑。
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途中で断念した蔦。螺旋状に巻き付いた跡はありますが、杉の木の成長に負けてしまったようです(笑。
一旦勾配が緩んで尾根がカーブしたところになります。ご覧のように踏み跡はないですが、基本的に一本尾根になりますから、登りでは道迷いの心配はありません。
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一旦勾配が緩んで尾根がカーブしたところになります。ご覧のように踏み跡はないですが、基本的に一本尾根になりますから、登りでは道迷いの心配はありません。
少し小ピークのようになったところに至ると、先で尾根が二つに分かれていますね。ここが『西丹沢登山詳細図』に「廃道化」と書かれた椿方面の分岐かと思われます。
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少し小ピークのようになったところに至ると、先で尾根が二つに分かれていますね。ここが『西丹沢登山詳細図』に「廃道化」と書かれた椿方面の分岐かと思われます。
これがその分岐。マーキングも何もないですが、「みんなの足跡」を確認すると、大室指からの尾根ルートより、椿方面の道の方が利用者が多いみたいです。
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これがその分岐。マーキングも何もないですが、「みんなの足跡」を確認すると、大室指からの尾根ルートより、椿方面の道の方が利用者が多いみたいです。
その後すぐに小ピークになります。標高943mとなっていますが、ピークに名はありません。今回持って行ったフィルムカメラはコーワSET-R2で、1970年にコルゲンコーワの興和が作っていたレンズシャッター式TTL一眼レフです。
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その後すぐに小ピークになります。標高943mとなっていますが、ピークに名はありません。今回持って行ったフィルムカメラはコーワSET-R2で、1970年にコルゲンコーワの興和が作っていたレンズシャッター式TTL一眼レフです。
鞍部はほとんどなくて、緩やかなアップダウンになっていて歩きやすい道が続き、それまでの急勾配での疲れが一時的に治まります。
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鞍部はほとんどなくて、緩やかなアップダウンになっていて歩きやすい道が続き、それまでの急勾配での疲れが一時的に治まります。
するとまたすぐに小ピークになります。ここも標高はほぼ同じくらいかと思われます。ちなみに、交換レンズはコーワSER28mmと135mmを持って行きました。
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するとまたすぐに小ピークになります。ここも標高はほぼ同じくらいかと思われます。ちなみに、交換レンズはコーワSER28mmと135mmを持って行きました。
2つの小ピークが終わると、またしっかりした勾配の登りになります。日は出ていましたが、木々に覆われたところなので、気温は平地に比べると高くはないはずです。しかし、やはり登りのところで25℃で、時間も経過しているので、それ以上になっているでしょう。とにかく暑くて、日を浴びていないのに手と顔が日焼けした跡のような「熱」を感じました。
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2つの小ピークが終わると、またしっかりした勾配の登りになります。日は出ていましたが、木々に覆われたところなので、気温は平地に比べると高くはないはずです。しかし、やはり登りのところで25℃で、時間も経過しているので、それ以上になっているでしょう。とにかく暑くて、日を浴びていないのに手と顔が日焼けした跡のような「熱」を感じました。
ちょくちょく休んで水を補給しながら歩いていると、何やらごそごそっとなったので、じっくり足元を見たら、こんなヤツらがいました。良く見て下さいね。左に小さなマムシがいて、右に大きなヒキガエルがいます。どうやらこいつらが何やら決闘していたところに割り込んでしまったようです。
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ちょくちょく休んで水を補給しながら歩いていると、何やらごそごそっとなったので、じっくり足元を見たら、こんなヤツらがいました。良く見て下さいね。左に小さなマムシがいて、右に大きなヒキガエルがいます。どうやらこいつらが何やら決闘していたところに割り込んでしまったようです。
その後少しすると境界標柱の立っているところに出ました。どことどこの境界にあたるのかな?
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その後少しすると境界標柱の立っているところに出ました。どことどこの境界にあたるのかな?
そのすぐ先に古い道標が立っていました。真っ直ぐ登ってきたのですが、道標では椿方面からになります。下の椿方面へ左に折れることを前提にしていますね。この道標の大室指方面は大室沢側のルートを指すようですが、この辺りで東側に分岐を確認しても、それらしいものは見付けられず、ただ急な勾配の斜面があるだけでした。
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そのすぐ先に古い道標が立っていました。真っ直ぐ登ってきたのですが、道標では椿方面からになります。下の椿方面へ左に折れることを前提にしていますね。この道標の大室指方面は大室沢側のルートを指すようですが、この辺りで東側に分岐を確認しても、それらしいものは見付けられず、ただ急な勾配の斜面があるだけでした。
道が合流してからは踏み跡がなにやらはっきりしてきたような感じでした。一般登山道並の勾配になり、ちょっとだけ楽になります。
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道が合流してからは踏み跡がなにやらはっきりしてきたような感じでした。一般登山道並の勾配になり、ちょっとだけ楽になります。
しかし、それも長くは続かず、また厳しい勾配になります。ただ尾根から外れて脇を進んでから巻いて登るような区間もあり、キツい中でもできるだけ楽になるように道ができていました。
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しかし、それも長くは続かず、また厳しい勾配になります。ただ尾根から外れて脇を進んでから巻いて登るような区間もあり、キツい中でもできるだけ楽になるように道ができていました。
そして、こんな昔階段の残骸もあります。ここがかつてしっかりした登山道として一度は整備されたことは間違いないでしょう。
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そして、こんな昔階段の残骸もあります。ここがかつてしっかりした登山道として一度は整備されたことは間違いないでしょう。
とぐろを巻く木はそう珍しくないですが、とぐろのすぐ下から枝がそれを囲い込むように伸びているのはあまり見かけませんね(^∇^)v
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とぐろを巻く木はそう珍しくないですが、とぐろのすぐ下から枝がそれを囲い込むように伸びているのはあまり見かけませんね(^∇^)v
何度も休み休み歩いて、やっと雨乞岩に到着したのが11時25分。ここまで来ると山頂はもう少しと言う感じです。それにしても、この雨乞岩は大きかったですが、実はこの左側にも同じような大きさの岩があります。昔から地域信仰の篤い山だったのでしょうね。
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何度も休み休み歩いて、やっと雨乞岩に到着したのが11時25分。ここまで来ると山頂はもう少しと言う感じです。それにしても、この雨乞岩は大きかったですが、実はこの左側にも同じような大きさの岩があります。昔から地域信仰の篤い山だったのでしょうね。
この雨乞岩は右側に抜け道があります。真下に立つとその大きさが一層良く分かりますね。
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この雨乞岩は右側に抜け道があります。真下に立つとその大きさが一層良く分かりますね。
箸置きみたいな倒木と切り株。これを切った人はひょっとしてちょっと狙ったかな(^∇^)b
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箸置きみたいな倒木と切り株。これを切った人はひょっとしてちょっと狙ったかな(^∇^)b
基本的にこの道は全線で林の中ですから、遠景はほとんどダメです。上の方に進めばわずかに木々の間から道志の山々がチラ見できるのがせいぜいと言う感じです。
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基本的にこの道は全線で林の中ですから、遠景はほとんどダメです。上の方に進めばわずかに木々の間から道志の山々がチラ見できるのがせいぜいと言う感じです。
雨乞岩の辺りから杉の植林からブナの原生林に変わります。山頂が近付くにつれ、地面に草が見られるようになってきました。それと同時に踏み跡があっちこっちに付いていて、適宜歩けるところを進むしかなくなってきました。
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雨乞岩の辺りから杉の植林からブナの原生林に変わります。山頂が近付くにつれ、地面に草が見られるようになってきました。それと同時に踏み跡があっちこっちに付いていて、適宜歩けるところを進むしかなくなってきました。
もう山頂は目と鼻の先ですが、道は一層草深くなってきました。少しでも草の薄いところに進むと、一応こんな道になったところもありますが、草の多いところでは今の時期マダニが出ていますから、あらかじめ虫除けスプレーを掛けておきました。でも、途中汗をかいて肌に吹きかけた分は流されてしまったでしょうから、小さいスプレーを携帯しておき、途中でまた吹き付けておきました。
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もう山頂は目と鼻の先ですが、道は一層草深くなってきました。少しでも草の薄いところに進むと、一応こんな道になったところもありますが、草の多いところでは今の時期マダニが出ていますから、あらかじめ虫除けスプレーを掛けておきました。でも、途中汗をかいて肌に吹きかけた分は流されてしまったでしょうから、小さいスプレーを携帯しておき、途中でまた吹き付けておきました。
そしてやっとのことで大室山に到着。12時15分ですから、4時間半も費やしました。靴擦れもなく暑くもなければ3時間のルートですね。
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そしてやっとのことで大室山に到着。12時15分ですから、4時間半も費やしました。靴擦れもなく暑くもなければ3時間のルートですね。
新旧の山梨県側の山頂ポール。
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新旧の山梨県側の山頂ポール。
それに向き合うように神奈川県側のポールもしっかり立っています。張り合っている訳ではないでしょうが、なんだか互いに負けてたまるかという感じですね。ちなみに他の甲相国境尾根のピークには両県の山頂ポールが同時に立っているところはないですね。
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それに向き合うように神奈川県側のポールもしっかり立っています。張り合っている訳ではないでしょうが、なんだか互いに負けてたまるかという感じですね。ちなみに他の甲相国境尾根のピークには両県の山頂ポールが同時に立っているところはないですね。
大室山山頂にはたくさんの道標があります。まずは今登ってきたのが「大室指」方面からの大室山北尾根で、隣りの尾根を東に下るのが茅ノ尾根ルートで、これが下の方で分岐して西の久保吊橋・東の大渡に出られます。大渡方面はバリエーション扱いです。
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大室山山頂にはたくさんの道標があります。まずは今登ってきたのが「大室指」方面からの大室山北尾根で、隣りの尾根を東に下るのが茅ノ尾根ルートで、これが下の方で分岐して西の久保吊橋・東の大渡に出られます。大渡方面はバリエーション扱いです。
白石峠は加入道山の先の甲相国境尾根にあります。主稜線ルートの続きでもあります。大渡方面は前の画像の茅ノ尾根の道を指すのでしょう。
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白石峠は加入道山の先の甲相国境尾根にあります。主稜線ルートの続きでもあります。大渡方面は前の画像の茅ノ尾根の道を指すのでしょう。
東側から大室山に登るには一番メジャーと思われる鐘撞山・神ノ川方面からの大室山東尾根への道標は、こんなお粗末なものが地面に立てかけられていました。実はこの道を日曜日に使って登りたかったのですが、天候が怪しかったので、予定を変更しました。近いうちに歩いておきたい道です。
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東側から大室山に登るには一番メジャーと思われる鐘撞山・神ノ川方面からの大室山東尾根への道標は、こんなお粗末なものが地面に立てかけられていました。実はこの道を日曜日に使って登りたかったのですが、天候が怪しかったので、予定を変更しました。近いうちに歩いておきたい道です。
一通り写真を撮って山頂を後にして主稜線ルートを西に向かいます。ベンチはこの先少し下ったところにありますので、そこで昼食を取ることにします。それにしても気持ちの良い道ですね。ただ、天気は大室山山頂手前で雲が出てきて、もう北側以外は真っ白になっていました。
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一通り写真を撮って山頂を後にして主稜線ルートを西に向かいます。ベンチはこの先少し下ったところにありますので、そこで昼食を取ることにします。それにしても気持ちの良い道ですね。ただ、天気は大室山山頂手前で雲が出てきて、もう北側以外は真っ白になっていました。
山頂から西に300m進んだところにある犬越路分岐。ここから何度か犬越路に進みましたが、途中の富士山絶景ポイントは、丹沢の富士見ポイントでも5本指に入ると思います。
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山頂から西に300m進んだところにある犬越路分岐。ここから何度か犬越路に進みましたが、途中の富士山絶景ポイントは、丹沢の富士見ポイントでも5本指に入ると思います。
この日は午前中に晴れていたものの、途中から雲が南から流れてきて真っ白になってしまいました。これでは富士山は到底拝めませんね。
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この日は午前中に晴れていたものの、途中から雲が南から流れてきて真っ白になってしまいました。これでは富士山は到底拝めませんね。
でも、炎天下の日差しの中で、熱いラーメンもなんでしょうから、曇ってくれたのはある意味良かったかも。気温は日がない分、そう高くはないですが、ベンチに腰掛けると温かいんですよね。ちなみに今回は「出前山頂」ではなく「ラ峰」です(笑。ただし、ノンフライ麺は真っ二つに折りづらいので、1人前用のコッヘルで煮込むには向いていないですね。
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でも、炎天下の日差しの中で、熱いラーメンもなんでしょうから、曇ってくれたのはある意味良かったかも。気温は日がない分、そう高くはないですが、ベンチに腰掛けると温かいんですよね。ちなみに今回は「出前山頂」ではなく「ラ峰」です(笑。ただし、ノンフライ麺は真っ二つに折りづらいので、1人前用のコッヘルで煮込むには向いていないですね。
昼食を済ませて前大室に向かいます。檜洞丸にもありますが、大室山にも長い木の桟道が続きます。バイケイソウがそろそろ茶色くなってきましたね。
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昼食を済ませて前大室に向かいます。檜洞丸にもありますが、大室山にも長い木の桟道が続きます。バイケイソウがそろそろ茶色くなってきましたね。
葉がしおれてきたバイケイソウですが、こんなつぼみが出ていて、一部花が咲き始めていました。こんな花を付けるんですね。
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葉がしおれてきたバイケイソウですが、こんなつぼみが出ていて、一部花が咲き始めていました。こんな花を付けるんですね。
こんな可愛らしい小鳥が飛びまわっていました。調べてみるとソウシチョウと言う鳥のようです。
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こんな可愛らしい小鳥が飛びまわっていました。調べてみるとソウシチョウと言う鳥のようです。
こんな高いところにも小さいながらヒキガエルがいました。沢も湧き水もないのに、どうやってカエルが生まれて生きていけるんでしょうね。そもそもオタマジャクシはどこを泳いでいたんでしょう??
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こんな高いところにも小さいながらヒキガエルがいました。沢も湧き水もないのに、どうやってカエルが生まれて生きていけるんでしょうね。そもそもオタマジャクシはどこを泳いでいたんでしょう??
こちらはヤクシソウと言う小さな花。花弁の先がギザギザになっているのが特徴ですね。
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こちらはヤクシソウと言う小さな花。花弁の先がギザギザになっているのが特徴ですね。
1543mピークから長い階段を下ります。この先で木々が切れるところから富士山がきれいに見えるビューポイントがありますが、この日は雲で絶望的ですから諦めます。
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1543mピークから長い階段を下ります。この先で木々が切れるところから富士山がきれいに見えるビューポイントがありますが、この日は雲で絶望的ですから諦めます。
その見晴らしポイントで西の山々を見ますと、南側と違って雲で全て包み込んで真っ白にはなっていませんで、三国山から国境尾根の稜線が見えます。でも、やはり雲は厚くて富士山はさっぱり見えません。
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その見晴らしポイントで西の山々を見ますと、南側と違って雲で全て包み込んで真っ白にはなっていませんで、三国山から国境尾根の稜線が見えます。でも、やはり雲は厚くて富士山はさっぱり見えません。
そのまま下って行きながらふと見ると、雲の切れ間から富士山が奇跡的に頭を出してくれました! 早速デジカメで撮った後にフィルムカメラでも何枚か写し、使うことがないと思っていた135mmレンズに交換したら、そこで雲がまた掛かってしまいました。いつもながら富士山は気まぐれです(笑。
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そのまま下って行きながらふと見ると、雲の切れ間から富士山が奇跡的に頭を出してくれました! 早速デジカメで撮った後にフィルムカメラでも何枚か写し、使うことがないと思っていた135mmレンズに交換したら、そこで雲がまた掛かってしまいました。いつもながら富士山は気まぐれです(笑。
しばらく富士山撮影をした後、先を急ぎます。コゴメウツギの小さな花が咲いていました。
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しばらく富士山撮影をした後、先を急ぎます。コゴメウツギの小さな花が咲いていました。
不安定梯子を下るとヤセ尾根鞍部の破風口になります。考えてみると大室山北尾根では風がほほとんどなくて、じめっとした暑さがたまりませんでしたが、主稜線ルートはどこも風が南から吹いていたので、暑さはほとんど感じませんでしたね。
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不安定梯子を下るとヤセ尾根鞍部の破風口になります。考えてみると大室山北尾根では風がほほとんどなくて、じめっとした暑さがたまりませんでしたが、主稜線ルートはどこも風が南から吹いていたので、暑さはほとんど感じませんでしたね。
やはり破風口は名前の通り風の流れが多少強くなっていますね。この日はそんなに風に勢いはなかったものの、普通の風速の日なら、ここは突風レベルになってもおかしくないです。去年は帽子を押さえてここを通りましたっけ。
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やはり破風口は名前の通り風の流れが多少強くなっていますね。この日はそんなに風に勢いはなかったものの、普通の風速の日なら、ここは突風レベルになってもおかしくないです。去年は帽子を押さえてここを通りましたっけ。
そして前大室に登る途中のクマヨケ。これを鳴らしたところで熊は退散しそうもないですが、あると何かニンマリしちゃいますね。加入道山の方にもありますが、他のルートでは見かけませんね。
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そして前大室に登る途中のクマヨケ。これを鳴らしたところで熊は退散しそうもないですが、あると何かニンマリしちゃいますね。加入道山の方にもありますが、他のルートでは見かけませんね。
面白いことにミツバツツジが未だにぎりぎり咲いていました。もう風前の灯なんでしょうが、4月に満開だったのに、7月初めまで残っているなんてビックリでした。
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面白いことにミツバツツジが未だにぎりぎり咲いていました。もう風前の灯なんでしょうが、4月に満開だったのに、7月初めまで残っているなんてビックリでした。
歩きやすい道ですが、このルートには結構アザミがたくさんあって、触れるとチクチク痛いです。特に大室山に近い木道の周辺は多かったですね。ちなみに、ピークらしきところですが、偽ピークでした。
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歩きやすい道ですが、このルートには結構アザミがたくさんあって、触れるとチクチク痛いです。特に大室山に近い木道の周辺は多かったですね。ちなみに、ピークらしきところですが、偽ピークでした。
偽ピークから少し直進してまた登りに転じて、同じようなピークが見えてきました。またまた偽ピークかと思いましたが、緩くても登りが続くとかかとが痛いので、そろそろ勘弁して欲しいところでした。
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偽ピークから少し直進してまた登りに転じて、同じようなピークが見えてきました。またまた偽ピークかと思いましたが、緩くても登りが続くとかかとが痛いので、そろそろ勘弁して欲しいところでした。
するとこちらのピークは正真正銘の前大室のピークで、ここから北に折れるのがヤケハギ尾根になります。前大室ではこれと言って見るものはないので、先に進みます。
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するとこちらのピークは正真正銘の前大室のピークで、ここから北に折れるのがヤケハギ尾根になります。前大室ではこれと言って見るものはないので、先に進みます。
ヤケハギ尾根方面には何も道標が立っておらず、リボン等のマーキングもないので、登山道があることすら分かりませんが、主稜線以外の尾根はそこにしかないので、そのまま尾根沿いに下ります。
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ヤケハギ尾根方面には何も道標が立っておらず、リボン等のマーキングもないので、登山道があることすら分かりませんが、主稜線以外の尾根はそこにしかないので、そのまま尾根沿いに下ります。
踏み跡もほとんどありませんが、とりあえず草のないところを歩いて下ります。前半は平均的な勾配の下りですが、利用者が少ないせいか、落ち葉が厚く積もって、フカフカな感じの道でした。
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踏み跡もほとんどありませんが、とりあえず草のないところを歩いて下ります。前半は平均的な勾配の下りですが、利用者が少ないせいか、落ち葉が厚く積もって、フカフカな感じの道でした。
途中見かけた灰色の野鳥。くちばしが長めで目から後ろに向かって黒い模様が見えますが、何と言う鳥でしょうか。セキレイか何かの仲間なのかな?
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途中見かけた灰色の野鳥。くちばしが長めで目から後ろに向かって黒い模様が見えますが、何と言う鳥でしょうか。セキレイか何かの仲間なのかな?
しばらくするとこんな潰れた祠がありました。『西丹沢登山詳細図』には「前権現」と記されたところでしょう。
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しばらくするとこんな潰れた祠がありました。『西丹沢登山詳細図』には「前権現」と記されたところでしょう。
そこからすぐのところに道標がありました。画像では左端に見えますが、そこには「加入道山」としか書かれておらず、道標としての役目は終えていますね。ここを左(西)に下ると田代の集落に出る田代沢ルートですが、もちろんここはヤケハギ尾根を直進します。
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そこからすぐのところに道標がありました。画像では左端に見えますが、そこには「加入道山」としか書かれておらず、道標としての役目は終えていますね。ここを左(西)に下ると田代の集落に出る田代沢ルートですが、もちろんここはヤケハギ尾根を直進します。
よくぞ離れたところから絡み付いたと褒めてやりたい蔦。ロープで縛られて連行されているみたいですね(笑。
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よくぞ離れたところから絡み付いたと褒めてやりたい蔦。ロープで縛られて連行されているみたいですね(笑。
その後、支尾根のようになったところに出ます。左側にリボンのようなものが見えますが、先が赤くなった木の葉です。道は左が直進する方なので、そちらに進みますが、この道にはマーキングが少ないですね。
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その後、支尾根のようになったところに出ます。左側にリボンのようなものが見えますが、先が赤くなった木の葉です。道は左が直進する方なので、そちらに進みますが、この道にはマーキングが少ないですね。
尾根も幅広くて、支尾根が始まっても分かりづらい地形になっています。地図のルートは尾根を真っ直ぐ線引きされていますから、ここは中央を真っ直ぐ進みます。手前の石柱は文字が全く読めませんでした。
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尾根も幅広くて、支尾根が始まっても分かりづらい地形になっています。地図のルートは尾根を真っ直ぐ線引きされていますから、ここは中央を真っ直ぐ進みます。手前の石柱は文字が全く読めませんでした。
今度はしっかりした支尾根に行き当たります。詳細図には左側に「×」マークがありましたので、右に進みます。ここの尾根にも木々にビニールが巻かれたものが多かったですね。
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今度はしっかりした支尾根に行き当たります。詳細図には左側に「×」マークがありましたので、右に進みます。ここの尾根にも木々にビニールが巻かれたものが多かったですね。
そして何やら看板らしきものが見えてきました。詳細図に「造林看板」とありますから、道は間違えていないのでしょう。
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そして何やら看板らしきものが見えてきました。詳細図に「造林看板」とありますから、道は間違えていないのでしょう。
その「造林看板」を下側から見たところ。この辺りの尾根の勾配はキツくありませんが、踏み跡はかすかに見える程度です。
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その「造林看板」を下側から見たところ。この辺りの尾根の勾配はキツくありませんが、踏み跡はかすかに見える程度です。
少し勾配が強くなってきたところで、尾根が左右に分かれるような格好になっていました。道は直進ですが、直進するには勾配がキツ過ぎますし、地面も落ち葉まみれでフカフカになっています。このまま真っ直ぐは下れませんので左右で確認して木々が多くて少しでも下りやすそうな右側に進んでから、左に戻ろうと思いました。
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少し勾配が強くなってきたところで、尾根が左右に分かれるような格好になっていました。道は直進ですが、直進するには勾配がキツ過ぎますし、地面も落ち葉まみれでフカフカになっています。このまま真っ直ぐは下れませんので左右で確認して木々が多くて少しでも下りやすそうな右側に進んでから、左に戻ろうと思いました。
その右の下りも傾斜は急で、何とかストックを差し込んで支えにして、木の幹も掴んで下りていると、あろうことか木が突然倒れて尻を着いて滑り落ちそうになりました。これ以上勾配が強いと止まってくれなかったでしょう。
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その右の下りも傾斜は急で、何とかストックを差し込んで支えにして、木の幹も掴んで下りていると、あろうことか木が突然倒れて尻を着いて滑り落ちそうになりました。これ以上勾配が強いと止まってくれなかったでしょう。
これが倒れた木。腕くらいの太さの木で、見た目に枯れていないようでしたが、根っこから抜けています。あまり信用し切らないように、手でさすってみて力を掛けるようにしないといけませんね。
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これが倒れた木。腕くらいの太さの木で、見た目に枯れていないようでしたが、根っこから抜けています。あまり信用し切らないように、手でさすってみて力を掛けるようにしないといけませんね。
多少下ったところで左に戻らないといけませんが、間にこんな地滑り地点がありました。これを越えないとどんどん尾根から離れて行きますが、ここで向こうに渡るのは無理ですので、もう少し下ってみることにします。
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多少下ったところで左に戻らないといけませんが、間にこんな地滑り地点がありました。これを越えないとどんどん尾根から離れて行きますが、ここで向こうに渡るのは無理ですので、もう少し下ってみることにします。
すると何やら踏み跡っぽいものが見えまして、ここでトラバースして左に寄ってみます。落ち葉まみれで足が流れますから慎重に進みます。
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すると何やら踏み跡っぽいものが見えまして、ここでトラバースして左に寄ってみます。落ち葉まみれで足が流れますから慎重に進みます。
先ほどのように深く掘れてはいませんが、まだV字に窪んでいます。ここを横切って向こうの尾根の上によじ登りますが、この日一番の難所になりました。中央のゴロタ石は足を乗せるとすぐにゴロゴロ落ちますから、これを踏まないように跨いで進み、木も枝もないので斜面の岩を掴んで何とか進みますが、先にある木の枝が悪いことに薔薇科のもので、棘だらけで掴めませんで、難儀しました。
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先ほどのように深く掘れてはいませんが、まだV字に窪んでいます。ここを横切って向こうの尾根の上によじ登りますが、この日一番の難所になりました。中央のゴロタ石は足を乗せるとすぐにゴロゴロ落ちますから、これを踏まないように跨いで進み、木も枝もないので斜面の岩を掴んで何とか進みますが、先にある木の枝が悪いことに薔薇科のもので、棘だらけで掴めませんで、難儀しました。
これが振り返って見たところ。傾斜の角度は50度くらいになりそうです。ちなみに、あろうことかこの急斜面の上の方にマーキングがありましたが、そんなところ登れる訳ないだろと一人つぶやいていました。
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これが振り返って見たところ。傾斜の角度は50度くらいになりそうです。ちなみに、あろうことかこの急斜面の上の方にマーキングがありましたが、そんなところ登れる訳ないだろと一人つぶやいていました。
ほっとしたのも束の間、左側の尾根はまだ本線の尾根ではないようで、こんな急勾配の尾根を下っていくことはできません。そもそも足場が柔らかくて、立っていてもじわっと滑り落ちそうな感触のところです。まだまだ左側にトラバースして行かないといけません。
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ほっとしたのも束の間、左側の尾根はまだ本線の尾根ではないようで、こんな急勾配の尾根を下っていくことはできません。そもそも足場が柔らかくて、立っていてもじわっと滑り落ちそうな感触のところです。まだまだ左側にトラバースして行かないといけません。
少し登り気味に左にトラバースしますが、そのまま上に見える尾根筋には登れるような角度ではないです。多少なら無理してでも登ってしまうのですが、地面がとにかく軟らかくて踏ん張れないため、そのまま横に進んで尾根が下ってくるところで合流する作戦を取ることにしました。
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少し登り気味に左にトラバースしますが、そのまま上に見える尾根筋には登れるような角度ではないです。多少なら無理してでも登ってしまうのですが、地面がとにかく軟らかくて踏ん張れないため、そのまま横に進んで尾根が下ってくるところで合流する作戦を取ることにしました。
ここにも木々に青テープが巻かれていますので、人がここで作業していたのですから、もちろん歩けないことはありません。とにかく滑らないように気を付けて登り気味にトラバースします。
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ここにも木々に青テープが巻かれていますので、人がここで作業していたのですから、もちろん歩けないことはありません。とにかく滑らないように気を付けて登り気味にトラバースします。
やっとのことで本線の尾根に合流。振り返って撮っていますが、今までが何だったのだろうと思えるほどの穏やかさですね。しかし、右側があれだけ急勾配だったのだから、こちらも当然同じような勾配になるはずです。一体真っ直ぐ登るとどんなところに出るのでしょうか。
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やっとのことで本線の尾根に合流。振り返って撮っていますが、今までが何だったのだろうと思えるほどの穏やかさですね。しかし、右側があれだけ急勾配だったのだから、こちらも当然同じような勾配になるはずです。一体真っ直ぐ登るとどんなところに出るのでしょうか。
少しするとこんな笹薮状態の区間になります。踏み跡ははっきりしないままですが、それでもわずかに色が濃くなったところを進みます。
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少しするとこんな笹薮状態の区間になります。踏み跡ははっきりしないままですが、それでもわずかに色が濃くなったところを進みます。
勾配は緩い状態が続きます。ここは踏み跡っぽい筋が見えますね。この後で道は左寄りに曲って林道に抜けるはずですから、左側を意識して進みます。
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勾配は緩い状態が続きます。ここは踏み跡っぽい筋が見えますね。この後で道は左寄りに曲って林道に抜けるはずですから、左側を意識して進みます。
すると左側にマーキングを見付けたのでそちらに進んで下りますが、ちょっととても道とは思えない斜面でしたので、右の尾根筋に近いところに向かって戻ります。
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すると左側にマーキングを見付けたのでそちらに進んで下りますが、ちょっととても道とは思えない斜面でしたので、右の尾根筋に近いところに向かって戻ります。
そして改めて尾根筋からここを左に進みます。良く見ると左の奥の方の木に黄色いテープが巻かれていました。ここを斜めになった倒木の側に直進すると、後で林道に抜けづらくなるようです。
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そして改めて尾根筋からここを左に進みます。良く見ると左の奥の方の木に黄色いテープが巻かれていました。ここを斜めになった倒木の側に直進すると、後で林道に抜けづらくなるようです。
ここにも黄色いマーキングがあります。左側の尾根道と言うか斜面を下ります。杉の落ち葉はともかく、枯れ枝が絡み付いて、大変歩きづらいです。
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ここにも黄色いマーキングがあります。左側の尾根道と言うか斜面を下ります。杉の落ち葉はともかく、枯れ枝が絡み付いて、大変歩きづらいです。
踏み跡はもう皆無ですが、そのまま真っ直ぐ下って行くと、やっと先に林道が見えました。右の方よりも左側の方が緩い勾配で下れそうなので、慌てず左から下ることにしました。
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踏み跡はもう皆無ですが、そのまま真っ直ぐ下って行くと、やっと先に林道が見えました。右の方よりも左側の方が緩い勾配で下れそうなので、慌てず左から下ることにしました。
そして左側に林業の建物があって、右に運動場があるところの間の駐車スペースに出てきました。取り付き口だけはこのように踏み跡がはっきりしていますが、何も登山道を示す表示やマーキングはありません。
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そして左側に林業の建物があって、右に運動場があるところの間の駐車スペースに出てきました。取り付き口だけはこのように踏み跡がはっきりしていますが、何も登山道を示す表示やマーキングはありません。
出たのは田代椿林道の舗装路です。ここを東に進んで行くとキャンプ場があり、自動販売機が目に入ったので、普段はまず飲まないメロンソーダを買ってごくごくと一気飲みしました(^∇^)v
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出たのは田代椿林道の舗装路です。ここを東に進んで行くとキャンプ場があり、自動販売機が目に入ったので、普段はまず飲まないメロンソーダを買ってごくごくと一気飲みしました(^∇^)v
大室指椿林道の分岐。ここを右折して林道を抜ければ鹿除けの柵のところに出ます。靴擦れの影響もありますが、靴下を二重にしてつま先パッドを入れているので、細めのノースフェイスのシューズでは前部が圧迫されて窮屈になります。インナーソールを厚いものに交換しておいたので、足首や膝の疲れは軽減されましたが、その分上下の幅も狭くなって圧迫されがちになっていました。
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大室指椿林道の分岐。ここを右折して林道を抜ければ鹿除けの柵のところに出ます。靴擦れの影響もありますが、靴下を二重にしてつま先パッドを入れているので、細めのノースフェイスのシューズでは前部が圧迫されて窮屈になります。インナーソールを厚いものに交換しておいたので、足首や膝の疲れは軽減されましたが、その分上下の幅も狭くなって圧迫されがちになっていました。
民家がなくなってからはずっとダート区間が続きます。良い具合に整備された林道ですから、車で走っても問題ないでしょう。
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民家がなくなってからはずっとダート区間が続きます。良い具合に整備された林道ですから、車で走っても問題ないでしょう。
そして最後の鹿柵ゲートに到着。林道は開放されているので、施錠はされていませんが、柵を止めるロックは使った人が必ず掛けておかないといけません。
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そして最後の鹿柵ゲートに到着。林道は開放されているので、施錠はされていませんが、柵を止めるロックは使った人が必ず掛けておかないといけません。
車に戻る途中に道端で見かけた花。紫色の下向きなのが特徴ですが、ヤマホタルブクロと言う名の花だそうです。
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車に戻る途中に道端で見かけた花。紫色の下向きなのが特徴ですが、ヤマホタルブクロと言う名の花だそうです。
駐車したところに戻ったのは午後5時3分。計9時間20分ほどの山行でしたが、距離は11kmちょっとですから、そう長いコースではないので、暑さと靴擦れがなければ高低差こそ1000mを越えるものの8時間もあれば一周できたはずですね。それでも、期待しなかった富士山もちらりと見ることができた喜びもあり、難路を踏破した充実感もたっぷりになった今回の山行でした。
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駐車したところに戻ったのは午後5時3分。計9時間20分ほどの山行でしたが、距離は11kmちょっとですから、そう長いコースではないので、暑さと靴擦れがなければ高低差こそ1000mを越えるものの8時間もあれば一周できたはずですね。それでも、期待しなかった富士山もちらりと見ることができた喜びもあり、難路を踏破した充実感もたっぷりになった今回の山行でした。
渋滞を避けて真っ直ぐ帰らずに宮ヶ瀬の早戸川の方に進んで、荒井林道の湧き水を汲んで帰宅しましたが、後で右かかとを確認すると、広範囲に皮が浮いていました。下の方のやつは先月初めにやったやつで、今回はその上の赤くなった部分です。今回も横3cmほどが剥がれていますが、次回からはノースフェイスの方にもかかとパッドを貼り付けておかないといけませんね。
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渋滞を避けて真っ直ぐ帰らずに宮ヶ瀬の早戸川の方に進んで、荒井林道の湧き水を汲んで帰宅しましたが、後で右かかとを確認すると、広範囲に皮が浮いていました。下の方のやつは先月初めにやったやつで、今回はその上の赤くなった部分です。今回も横3cmほどが剥がれていますが、次回からはノースフェイスの方にもかかとパッドを貼り付けておかないといけませんね。
こちらが今回歩いたコース図。地図は昭文社のスーパーマップルですが、同じ昭文社から出ている「山と高原地図」には田代沢ルートと大室沢ルートが載っていて、ヤケハギ尾根は出ていませんが、スーパーマップルは真逆なのが面白いですね。
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こちらが今回歩いたコース図。地図は昭文社のスーパーマップルですが、同じ昭文社から出ている「山と高原地図」には田代沢ルートと大室沢ルートが載っていて、ヤケハギ尾根は出ていませんが、スーパーマップルは真逆なのが面白いですね。
追記:結局翌日に湯船に浸かって温まった後、破れた皮を取り払ったら(まだ残っていますが)こんな情況でした。これじゃぁ痛いはずですね。
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追記:結局翌日に湯船に浸かって温まった後、破れた皮を取り払ったら(まだ残っていますが)こんな情況でした。これじゃぁ痛いはずですね。
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