朝5時に家を出発していつものように宮ヶ瀬経由で道志方面に向かいます。天気予報は金曜日の時点で曇り時々晴でしたが、いつもの国道246号で東丹沢方面を見ても、低いところから真っ白。この後、雲が取れることを期待します。
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朝5時に家を出発していつものように宮ヶ瀬経由で道志方面に向かいます。天気予報は金曜日の時点で曇り時々晴でしたが、いつもの国道246号で東丹沢方面を見ても、低いところから真っ白。この後、雲が取れることを期待します。
国道413号の道の駅道志で左折して西沢林道に入ると、まさかの渋滞。なんじゃこりゃと思ったら、ここのキャンプ場の開場が朝7時からで、丁度その時間に当たってしまったようです。それにしても朝っぱらから人気があるキャンプ場ですね。
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国道413号の道の駅道志で左折して西沢林道に入ると、まさかの渋滞。なんじゃこりゃと思ったら、ここのキャンプ場の開場が朝7時からで、丁度その時間に当たってしまったようです。それにしても朝っぱらから人気があるキャンプ場ですね。
こちらはそのまま直進して、チェーンゲートで通行止めになったところの手前まで進み、そこに駐車。ここからまず菰釣山を目指します。
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こちらはそのまま直進して、チェーンゲートで通行止めになったところの手前まで進み、そこに駐車。ここからまず菰釣山を目指します。
チェーンゲート手前の橋。沢の水を上に通しています。
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チェーンゲート手前の橋。沢の水を上に通しています。
東沢との連絡林道をしばらく歩くと、同じような橋とチェーンゲートがあるところに至り、この沢沿いに登るのが菰釣山登山道です。
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東沢との連絡林道をしばらく歩くと、同じような橋とチェーンゲートがあるところに至り、この沢沿いに登るのが菰釣山登山道です。
この沢の区間には3つ木橋が掛かっていますが、大雨でも水量がさほど多くならないのか、流されずに古いものがそのまま、ないし、ちょっと補修されて使われています。
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この沢の区間には3つ木橋が掛かっていますが、大雨でも水量がさほど多くならないのか、流されずに古いものがそのまま、ないし、ちょっと補修されて使われています。
沢の水が涸れても沢沿いにしばらく進みます。画像は根っこみたいに見える土と同化しかかった倒木。こうなるともうアートですね。
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沢の水が涸れても沢沿いにしばらく進みます。画像は根っこみたいに見える土と同化しかかった倒木。こうなるともうアートですね。
最後のつづら折れ区間になりますが、この手前のザレた勾配のきつい登りは滑りやすくて要注意です。
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最後のつづら折れ区間になりますが、この手前のザレた勾配のきつい登りは滑りやすくて要注意です。
甲相国境尾根へは、ブナ沢乗越で合流します。ここから菰釣山までは1kmほどになります。
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甲相国境尾根へは、ブナ沢乗越で合流します。ここから菰釣山までは1kmほどになります。
300mほどで菰釣山避難小屋に到着します。せっかくだから中で荷物を降ろして小休止します。左かかとが歩き始めた時から何か硬いものが当たっているような感覚でピリピリしていましたが、ここでは何もしませんでした。
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300mほどで菰釣山避難小屋に到着します。せっかくだから中で荷物を降ろして小休止します。左かかとが歩き始めた時から何か硬いものが当たっているような感覚でピリピリしていましたが、ここでは何もしませんでした。
国境尾根はずっと登りになりますが、勾配はキツくはないので、歩きやすいです。気温は曇っているのでそう高くないですが、この日は無風だったので、登りでは体温が上がってもなかなか放熱してくれません。
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国境尾根はずっと登りになりますが、勾配はキツくはないので、歩きやすいです。気温は曇っているのでそう高くないですが、この日は無風だったので、登りでは体温が上がってもなかなか放熱してくれません。
今の時期、道志方面の山々にはこうしたカエルがたくさんいますね。そう言えば、去年ほとんど見なかったヘビを、この日も含めて5回連続で見ています。動物達は活発に動き回ってるようですが、幸いまだ熊だけは登山中に見たことはありません(バイクツーリング時は3回見たことがあります)。
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今の時期、道志方面の山々にはこうしたカエルがたくさんいますね。そう言えば、去年ほとんど見なかったヘビを、この日も含めて5回連続で見ています。動物達は活発に動き回ってるようですが、幸いまだ熊だけは登山中に見たことはありません(バイクツーリング時は3回見たことがあります)。
菰釣山には8時55分頃に到着。1時間ほどのルートですが、避難小屋で少し時間を潰したので、妥当なところでしょう。
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菰釣山には8時55分頃に到着。1時間ほどのルートですが、避難小屋で少し時間を潰したので、妥当なところでしょう。
ベンチに座っていたら、目の前の木でけたたましくセミが鳴いていました。町中では見かけないやつですが、あまり鳴き声はきれいではないですね。
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ベンチに座っていたら、目の前の木でけたたましくセミが鳴いていました。町中では見かけないやつですが、あまり鳴き声はきれいではないですね。
せっかくの富士山のビューポイントですが、この日は真っ白けなので全く見えず、長居する理由もないので、さっさと南側の尾根を下ります。ここから大栂(おおつが)までは1.4kmほどありますが、ほとんどが下りになります。
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せっかくの富士山のビューポイントですが、この日は真っ白けなので全く見えず、長居する理由もないので、さっさと南側の尾根を下ります。ここから大栂(おおつが)までは1.4kmほどありますが、ほとんどが下りになります。
ほんの少し先に白いプラ板が掛かっているので、良く見たらここが菰釣山の三角点だと書いてありました。下には三等三角点がありましたが、なぜ山頂ではなくここに埋めたんでしょうね? ちなみに、山頂の東側にも同じようなものがありましたが、それは三角点ではなく境界標柱なんでしょうね。
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ほんの少し先に白いプラ板が掛かっているので、良く見たらここが菰釣山の三角点だと書いてありました。下には三等三角点がありましたが、なぜ山頂ではなくここに埋めたんでしょうね? ちなみに、山頂の東側にも同じようなものがありましたが、それは三角点ではなく境界標柱なんでしょうね。
このルートは全般的にしっかりマーキングされていますので、しっかりそれを探して進めば問題はないでしょうが、古いテープが色褪せたり、硬化して落ちていたりするので、時折分かりづらいところには淡いピンクのリボンを巻き付けておきました。
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このルートは全般的にしっかりマーキングされていますので、しっかりそれを探して進めば問題はないでしょうが、古いテープが色褪せたり、硬化して落ちていたりするので、時折分かりづらいところには淡いピンクのリボンを巻き付けておきました。
菰釣山から大栂までは笹薮区間が長く占めます。大体はしっかり踏み跡があって問題ないですが、たまに踏み跡が不明瞭になるところもあります。それでも左右を注視するときちんと道ができています(この場合右の木の側)。
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菰釣山から大栂までは笹薮区間が長く占めます。大体はしっかり踏み跡があって問題ないですが、たまに踏み跡が不明瞭になるところもあります。それでも左右を注視するときちんと道ができています(この場合右の木の側)。
天気は好転することはなく、もう霧の中に入ってますが、この自然林の中での霧の風景は水墨画みたいで好きですね。
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天気は好転することはなく、もう霧の中に入ってますが、この自然林の中での霧の風景は水墨画みたいで好きですね。
少しすると平坦な区間になり、何だかちょっとしたピークみたいになっていました。ここが『西丹沢登山詳細図』によるところの「広場」なんでしょうか。
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少しすると平坦な区間になり、何だかちょっとしたピークみたいになっていました。ここが『西丹沢登山詳細図』によるところの「広場」なんでしょうか。
その広場からは尾根が少し狭まって勾配の緩い下りになります。今回持って行ったフィルムカメラはミランダでは最後の機種になるミランダEE-2で、標準レンズと28mm、135mmを持って行きましたが、天気が悪くて135mmは使うことはなかったです。
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その広場からは尾根が少し狭まって勾配の緩い下りになります。今回持って行ったフィルムカメラはミランダでは最後の機種になるミランダEE-2で、標準レンズと28mm、135mmを持って行きましたが、天気が悪くて135mmは使うことはなかったです。
一旦下り切ると、すぐに登りに転じます。このコルの部分が大樽と呼ばれるようです。
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一旦下り切ると、すぐに登りに転じます。このコルの部分が大樽と呼ばれるようです。
しばしの登り区間が終わると、いよいよ大栂山頂になります。左側に手製の山名表示が掛かってますが向かいの木は皮が剥がされていますね。熊の仕業でしょうか。
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しばしの登り区間が終わると、いよいよ大栂山頂になります。左側に手製の山名表示が掛かってますが向かいの木は皮が剥がされていますね。熊の仕業でしょうか。
これが大栂の手製山名表示板。可愛らしいですね(^∇^)v この山は『山と高原地図』にルート記載がなく、国境尾根や主稜線、主脈などの“表銀座”にはなく、標高も菰釣山よりも100m以上低くて大変地味な山ですね。山頂も木々に覆われていて、展望はあまり利かないでしょう。
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これが大栂の手製山名表示板。可愛らしいですね(^∇^)v この山は『山と高原地図』にルート記載がなく、国境尾根や主稜線、主脈などの“表銀座”にはなく、標高も菰釣山よりも100m以上低くて大変地味な山ですね。山頂も木々に覆われていて、展望はあまり利かないでしょう。
大栂から南にそのまま下り、椿丸を目指します。椿丸までは3.2kmほどあって、意外と遠いですね。標高も300m以上低いので、基本的に下りになります。画像のように一旦細尾根区間になりますが、すぐに幅が広くなります。
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大栂から南にそのまま下り、椿丸を目指します。椿丸までは3.2kmほどあって、意外と遠いですね。標高も300m以上低いので、基本的に下りになります。画像のように一旦細尾根区間になりますが、すぐに幅が広くなります。
その先で尾根がはっきり左右に分かれるところがあります。ここを左(東)に進むのが帰路で使う予定の大栂東尾根です。ここはまず右に進んで下ります。
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その先で尾根がはっきり左右に分かれるところがあります。ここを左(東)に進むのが帰路で使う予定の大栂東尾根です。ここはまず右に進んで下ります。
この分岐には何も表示がなかったので、テープを巻いてマジックで情報を書き込んでおきました。
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この分岐には何も表示がなかったので、テープを巻いてマジックで情報を書き込んでおきました。
先を真っ直ぐ進むと、尾根は結構な勾配になって下ります。霧は濃くなっています。
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先を真っ直ぐ進むと、尾根は結構な勾配になって下ります。霧は濃くなっています。
ふと気付くと真っ直ぐ下ったところで尾根がすぐ右に見えるようになりました。位置確認してみると、支尾根ではなく角の丸い尾根で下り位置がわずかに右で、いつの間にか枝分かれしたことろを下っていたようです。トラバースして軌道修正しますが、分かりづらいですね。
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ふと気付くと真っ直ぐ下ったところで尾根がすぐ右に見えるようになりました。位置確認してみると、支尾根ではなく角の丸い尾根で下り位置がわずかに右で、いつの間にか枝分かれしたことろを下っていたようです。トラバースして軌道修正しますが、分かりづらいですね。
正規の尾根にはしっかりマーキングがありますが、いつの間にか分かれていたところにはあったのでしょうか。全く気付きませんでしたね。
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正規の尾根にはしっかりマーキングがありますが、いつの間にか分かれていたところにはあったのでしょうか。全く気付きませんでしたね。
下り一辺倒かと思うと、こんな鞍部もあります。登りと言ってもわずかなものなので疲労はありませんが、左かかとの痛みは増幅していて、ちょっとヤバくなってきました。どこかで休んで絆創膏を貼っておかないといけません。
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下り一辺倒かと思うと、こんな鞍部もあります。登りと言ってもわずかなものなので疲労はありませんが、左かかとの痛みは増幅していて、ちょっとヤバくなってきました。どこかで休んで絆創膏を貼っておかないといけません。
また軽い登りになっていますが、地形図では織戸峠の手前まで小ピークはないはずです。傾斜のない直進区間と言う扱いなのかな。
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また軽い登りになっていますが、地形図では織戸峠の手前まで小ピークはないはずです。傾斜のない直進区間と言う扱いなのかな。
こうして見ると、狭いながらもしっかりしたピークに見えますが、地形図では読み取れませんね。
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こうして見ると、狭いながらもしっかりしたピークに見えますが、地形図では読み取れませんね。
尾根は左にカーブしています。ここはそれに沿って進みます。
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尾根は左にカーブしています。ここはそれに沿って進みます。
途中見付けたキノコ。下に殻のようなものが見えますから、多分タマゴ茸なんでしょうね。
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途中見付けたキノコ。下に殻のようなものが見えますから、多分タマゴ茸なんでしょうね。
また支尾根に至ります。何となく右にはっきりした尾根が続くので、そっちに行きたくなりますが、「詳細図」には「→×」となっています。目立つようにマーキングしておきました。
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また支尾根に至ります。何となく右にはっきりした尾根が続くので、そっちに行きたくなりますが、「詳細図」には「→×」となっています。目立つようにマーキングしておきました。
左の尾根を進むと幅が狭くなってきて緩やかにアップダウンしています。尾根から逸れないように進みます。
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左の尾根を進むと幅が狭くなってきて緩やかにアップダウンしています。尾根から逸れないように進みます。
するとまた左右に尾根が延びる分岐に出ました。右に赤テープでマーキングされていますので、そっちが椿丸方面でしょう。左は「詳細図」では「×←」のところですが、地形図を見るとひょっとしたらここから富士見峠-織戸峠ルートに合流できそうな感じです。
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するとまた左右に尾根が延びる分岐に出ました。右に赤テープでマーキングされていますので、そっちが椿丸方面でしょう。左は「詳細図」では「×←」のところですが、地形図を見るとひょっとしたらここから富士見峠-織戸峠ルートに合流できそうな感じです。
狭いながらも平坦ですから、ここで最近購入した折り畳みのレジャーシートを敷いて、靴を脱いで左かかとに絆創膏を貼っておくことにしました。すると、何やら声が聞こえてきて、鹿の声とも鳥の声とも違い、何か「ウーッ」みたいな音で、「さては熊か?」と警戒したら、何とハイカーさんが登ってきました。沢登りしていらしたそうで、まさかここで出会うとはと、お互いにビックリしました。
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狭いながらも平坦ですから、ここで最近購入した折り畳みのレジャーシートを敷いて、靴を脱いで左かかとに絆創膏を貼っておくことにしました。すると、何やら声が聞こえてきて、鹿の声とも鳥の声とも違い、何か「ウーッ」みたいな音で、「さては熊か?」と警戒したら、何とハイカーさんが登ってきました。沢登りしていらしたそうで、まさかここで出会うとはと、お互いにビックリしました。
その沢登りのメンバーは4名で、ここで服や靴などの装備を取り替えて、こちらは絆創膏貼ろうとズボンをめくったら、何か木の芽のようなものがくっ付いていました。良く見ると足みたいなものがあり、虫だと分かりましたが、生まれて初めて遭遇したマダニでした。前回はヒルに取り付かれ、今回はマダニですかい…。トホホ気分ですが、幸い毒は吐き出される前だったようで、何もかゆみも傷みもありませんでしたが、ハッカ油入りエタノールでもライターでの火あぶりでも剥がれず、仕方なしに指で摘み取りました。
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その沢登りのメンバーは4名で、ここで服や靴などの装備を取り替えて、こちらは絆創膏貼ろうとズボンをめくったら、何か木の芽のようなものがくっ付いていました。良く見ると足みたいなものがあり、虫だと分かりましたが、生まれて初めて遭遇したマダニでした。前回はヒルに取り付かれ、今回はマダニですかい…。トホホ気分ですが、幸い毒は吐き出される前だったようで、何もかゆみも傷みもありませんでしたが、ハッカ油入りエタノールでもライターでの火あぶりでも剥がれず、仕方なしに指で摘み取りました。
ここでの休憩は20分以上になりましたが、とりあえず4人組ハイカーさんらに先に行ってもらい、ゆっくり写真を撮りながら後から進みます。
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ここでの休憩は20分以上になりましたが、とりあえず4人組ハイカーさんらに先に行ってもらい、ゆっくり写真を撮りながら後から進みます。
ほんの少し先に鞍部があり、ここが織戸峠になります。
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ほんの少し先に鞍部があり、ここが織戸峠になります。
ここは地図では北の大栂方面、東の富士見峠方面、南の椿丸方面だけに線が見られますが、東に下る道が見て取れます。ひょっとすると水の木沢林道の方に出られるのかも知れませんね。ただ、椿丸方面に尾根道を進むのですが、脇にトラバース路があって、踏み跡がしっかりしているので、4人組さんらもそのままそちらを進みまして、自分も何も気にせずそっちに向かいました。
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ここは地図では北の大栂方面、東の富士見峠方面、南の椿丸方面だけに線が見られますが、東に下る道が見て取れます。ひょっとすると水の木沢林道の方に出られるのかも知れませんね。ただ、椿丸方面に尾根道を進むのですが、脇にトラバース路があって、踏み跡がしっかりしているので、4人組さんらもそのままそちらを進みまして、自分も何も気にせずそっちに向かいました。
こんな倒木もありますが、道ははっきりしていたのでついつい何も気にしないで進んだものの、「あれ? どんどん尾根から離れてる」と思い、現在位置を確認すると、尾根上の正規ルートから離れていました。前の皆さんも気付かれたようで、先の方から支尾根を登り返したようです。
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こんな倒木もありますが、道ははっきりしていたのでついつい何も気にしないで進んだものの、「あれ? どんどん尾根から離れてる」と思い、現在位置を確認すると、尾根上の正規ルートから離れていました。前の皆さんも気付かれたようで、先の方から支尾根を登り返したようです。
こちらはほんの少し戻ってから、尾根上に登りやすそうな傾斜のところから軌道修正できましたが、あの分岐は確かに右にテープもありましたし、間違えやすいですねぇ…。
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こちらはほんの少し戻ってから、尾根上に登りやすそうな傾斜のところから軌道修正できましたが、あの分岐は確かに右にテープもありましたし、間違えやすいですねぇ…。
先の方で無事4人組の皆さんも本線に登り直して来られたようで、何よりでした。
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先の方で無事4人組の皆さんも本線に登り直して来られたようで、何よりでした。
先の方で、鹿柵が左に現われました。柵と言っても他で見る金属製のものではなく、ナイロンの紐でできた網です。この平坦になったところが「詳細図」に記載される「石柱平81」というところなんでしょう。
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先の方で、鹿柵が左に現われました。柵と言っても他で見る金属製のものではなく、ナイロンの紐でできた網です。この平坦になったところが「詳細図」に記載される「石柱平81」というところなんでしょう。
ネットの左側を歩いていると、先で道が木々に覆われてなくなっているように見えました。ネットを越えて向こう側を行くのかと思いきや、木々に覆われた中にしっかり道筋が見えました。ここは右の木の葉の裏が通れます。
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ネットの左側を歩いていると、先で道が木々に覆われてなくなっているように見えました。ネットを越えて向こう側を行くのかと思いきや、木々に覆われた中にしっかり道筋が見えました。ここは右の木の葉の裏が通れます。
そしてこんな倒木跨ぎの先には、何やら明るくなったところが見えます。
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そしてこんな倒木跨ぎの先には、何やら明るくなったところが見えます。
木々が切り取られた開放的なところに出ます。先に見えるのが椿丸ですね。立っているところもそうですが、椿丸も北面は木々が切り取られていて、草の緑が芝みたいに覆っていますね。
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木々が切り取られた開放的なところに出ます。先に見えるのが椿丸ですね。立っているところもそうですが、椿丸も北面は木々が切り取られていて、草の緑が芝みたいに覆っていますね。
ここからの遠景は東側だけですが、大室山も蛭ヶ岳も檜洞丸も皆雲が掛かっていてはっきりしませんね。でも、まだ雨は降っていませんので、助かります。
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ここからの遠景は東側だけですが、大室山も蛭ヶ岳も檜洞丸も皆雲が掛かっていてはっきりしませんね。でも、まだ雨は降っていませんので、助かります。
少し進んで北側の山々を確認します。手前に見えるのは先ほど歩いてきた石柱平と言うピークでしょうか。左が大栂でその奥の霞んで山頂が見えないやつが菰釣山です。
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少し進んで北側の山々を確認します。手前に見えるのは先ほど歩いてきた石柱平と言うピークでしょうか。左が大栂でその奥の霞んで山頂が見えないやつが菰釣山です。
そしてようやく椿丸に到着。椿丸は2コブの山頂があり、東側の方に手製山名表示板が掛けられていました。三角点のようなものは手前のピークにありましたが、それは何かの標柱なんでしょう。
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そしてようやく椿丸に到着。椿丸は2コブの山頂があり、東側の方に手製山名表示板が掛けられていました。三角点のようなものは手前のピークにありましたが、それは何かの標柱なんでしょう。
こちらの山名表示板も手作りで、可愛らしいものになっていますね。ちなみに到着は12時50分頃ですから、丁度良い昼食タイムです。
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こちらの山名表示板も手作りで、可愛らしいものになっていますね。ちなみに到着は12時50分頃ですから、丁度良い昼食タイムです。
倒木に腰掛けて脇の切り株をテーブル代わりに、朝、コンビ二で買った「ぶっかけ冷したぬきそば」&おにぎりで腹ごしらえ。前回これを大渡で食べて、意外とイケると思ったので、夏はこれで行こうかなと思ってます。
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倒木に腰掛けて脇の切り株をテーブル代わりに、朝、コンビ二で買った「ぶっかけ冷したぬきそば」&おにぎりで腹ごしらえ。前回これを大渡で食べて、意外とイケると思ったので、夏はこれで行こうかなと思ってます。
さて、25分ほど休んで先を急ぎます。考えてみるとまだ全行程の半分も歩いていないんですよね。思ったよりも距離が嵩んでいます。ここは椿丸南ルートの分岐で、直進すると浅瀬方面に出ます。左に進むと法行沢林道に出て、大又沢林道に合流して浅瀬や地蔵平方面へ南北に延びています。ここは左に進みます。
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さて、25分ほど休んで先を急ぎます。考えてみるとまだ全行程の半分も歩いていないんですよね。思ったよりも距離が嵩んでいます。ここは椿丸南ルートの分岐で、直進すると浅瀬方面に出ます。左に進むと法行沢林道に出て、大又沢林道に合流して浅瀬や地蔵平方面へ南北に延びています。ここは左に進みます。
少しして尾根を真っ直ぐ進んでいると、いつの間にか左の尾根に下ってしまいました。見ると右側にトラバースする足跡が見えたので、そちらに進んで軌道修正します。念のため、左の尾根に進んでしまった人が見えるようにこのトラバース区間にリボンを巻いておきましたが、上の分岐は分かりづらいですね。
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少しして尾根を真っ直ぐ進んでいると、いつの間にか左の尾根に下ってしまいました。見ると右側にトラバースする足跡が見えたので、そちらに進んで軌道修正します。念のため、左の尾根に進んでしまった人が見えるようにこのトラバース区間にリボンを巻いておきましたが、上の分岐は分かりづらいですね。
これが正規のルート側の尾根ですが、倒木だらけで歩きづらいところです。椿尾根南ルート分岐から東に進んだ場合、この倒木だらけの尾根に至らなかったら、ミスコースしていることになりますので、ご注意下さい。
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これが正規のルート側の尾根ですが、倒木だらけで歩きづらいところです。椿尾根南ルート分岐から東に進んだ場合、この倒木だらけの尾根に至らなかったら、ミスコースしていることになりますので、ご注意下さい。
倒木だらけのところはまだ続きますが、ここにも支尾根がありました。ここは右が正解です。
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倒木だらけのところはまだ続きますが、ここにも支尾根がありました。ここは右が正解です。
すると右側に鹿ネットが張られたところになります。狭苦しいですが、木々の合間を歩いて下ります。
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すると右側に鹿ネットが張られたところになります。狭苦しいですが、木々の合間を歩いて下ります。
めくれて流しそうめんの筒みたいになりながらも、きっちり生き延びて葉を開かせている木。この先でネット左の道は横に傾斜が強くなって木々に遮られて歩けなくなります。
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めくれて流しそうめんの筒みたいになりながらも、きっちり生き延びて葉を開かせている木。この先でネット左の道は横に傾斜が強くなって木々に遮られて歩けなくなります。
もう歩けなくなるかと言うところで、2つ大きな穴がネットに開いていて、そこから右側に出られます。左側は先で歩けなくなります。
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もう歩けなくなるかと言うところで、2つ大きな穴がネットに開いていて、そこから右側に出られます。左側は先で歩けなくなります。
右側の道は木々の刈られた尾根のようになっていて、東西南北の山々が見渡せる開放感のあるところでした。
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右側の道は木々の刈られた尾根のようになっていて、東西南北の山々が見渡せる開放感のあるところでした。
ここを下って行くと、今度は右側にネットが張られていましたが、土砂崩れで流されていました。道は真ん中の切り株の左側を進みます。
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ここを下って行くと、今度は右側にネットが張られていましたが、土砂崩れで流されていました。道は真ん中の切り株の左側を進みます。
崩落したところを越えるとすぐ先で林道終点に出ました。当然この道も長らく放置されていて、崩れまくっているのでしょうね。
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崩落したところを越えるとすぐ先で林道終点に出ました。当然この道も長らく放置されていて、崩れまくっているのでしょうね。
この道は法行沢林道と言い、全長4.5kmほどで東の大又沢林道と合流する道です。立派な林道標柱も、今となっては墓石状態ですね。
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この道は法行沢林道と言い、全長4.5kmほどで東の大又沢林道と合流する道です。立派な林道標柱も、今となっては墓石状態ですね。
すぐに何箇所かの崩壊現場に出ますが、歩行は問題なくできます。
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すぐに何箇所かの崩壊現場に出ますが、歩行は問題なくできます。
ここもすごいえぐれ方ですね。谷間に下らないといけないとなると面倒ですね。上流側に進んでみます。
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ここもすごいえぐれ方ですね。谷間に下らないといけないとなると面倒ですね。上流側に進んでみます。
おっと、かろうじて「道」が残っていました(^∇^)v ここを慎重に渡ります。
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おっと、かろうじて「道」が残っていました(^∇^)v ここを慎重に渡ります。
しばらく林道をクネクネと進みながら、どんどん標高を落とします。もう法行沢のすぐ脇に出ていますが、先の方で沢の工事をしていました。こんなところでも補修工事されているんですね。現場には下りずに、狭くなった石積みの壁面の上を抜けます。
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しばらく林道をクネクネと進みながら、どんどん標高を落とします。もう法行沢のすぐ脇に出ていますが、先の方で沢の工事をしていました。こんなところでも補修工事されているんですね。現場には下りずに、狭くなった石積みの壁面の上を抜けます。
先には工事現場のバラック小屋がありました。その手前に崩れた涸れ沢を渡りますが、この先に尾根の取り付き点があるはずです。尾根自体は画像では小屋の左側奥なんですが、まずは少し涸れ沢沿いに進んでみます。
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先には工事現場のバラック小屋がありました。その手前に崩れた涸れ沢を渡りますが、この先に尾根の取り付き点があるはずです。尾根自体は画像では小屋の左側奥なんですが、まずは少し涸れ沢沿いに進んでみます。
涸れ沢沿いは尾根と並行していますが、どんどん尾根が高くなっています。側面から登るにはきつ過ぎる傾斜なので、一旦林道に戻って先に進みますが、林道沿いの尾根の尻はご覧のように壁ができていて、この先も全く取り付けるようなところはありませんでした。実は後で分かりましたが、ここは井戸沢で、登ろうと思った富士見峠南東尾根の南側尾根ではなく、その一本西側の尾根でした。入口がない訳です。
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涸れ沢沿いは尾根と並行していますが、どんどん尾根が高くなっています。側面から登るにはきつ過ぎる傾斜なので、一旦林道に戻って先に進みますが、林道沿いの尾根の尻はご覧のように壁ができていて、この先も全く取り付けるようなところはありませんでした。実は後で分かりましたが、ここは井戸沢で、登ろうと思った富士見峠南東尾根の南側尾根ではなく、その一本西側の尾根でした。入口がない訳です。
これは元に戻って尾根の一番低くなった尻の部分から登らざるを得ないと思い、小屋の方に戻りました。この看板の後ろをよじ登ることにしました。
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これは元に戻って尾根の一番低くなった尻の部分から登らざるを得ないと思い、小屋の方に戻りました。この看板の後ろをよじ登ることにしました。
もちろんこんな傾斜ですからそのまま登れませんが、適当にかすかな段差をつづら折れするようにして何とか這い上がりましたが、力を掛けていたら左足のふくらはぎの筋肉が攣りそうになりました。
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もちろんこんな傾斜ですからそのまま登れませんが、適当にかすかな段差をつづら折れするようにして何とか這い上がりましたが、力を掛けていたら左足のふくらはぎの筋肉が攣りそうになりました。
そして尾根に乗ってほっとしますが、もう時間は午後3時。いくら日が長いとは言え、日没までもう3.5時間しかありませんので、明るいうちにここから菰釣山に戻るにはちょっと厳しいでしょう。
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そして尾根に乗ってほっとしますが、もう時間は午後3時。いくら日が長いとは言え、日没までもう3.5時間しかありませんので、明るいうちにここから菰釣山に戻るにはちょっと厳しいでしょう。
そして、悪いことにすぐに急勾配の直登区間が続きます。厳しい勾配を一歩一歩進みますが、今度は右ひざ上の筋肉が痙攣し始め、力を掛けるとここも攣りそうになります。連続して足に力を込めるとギューッと攣りそうになるので、腰掛けて足を楽にして休ませながら進まざるを得なくなりました。
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そして、悪いことにすぐに急勾配の直登区間が続きます。厳しい勾配を一歩一歩進みますが、今度は右ひざ上の筋肉が痙攣し始め、力を掛けるとここも攣りそうになります。連続して足に力を込めるとギューッと攣りそうになるので、腰掛けて足を楽にして休ませながら進まざるを得なくなりました。
急登区間が収まり、先にある830mの名無しピークに到着かと思いましたが、偽ピークでまだまだ先がありました。足のキツさは靴擦れも含めてかなり厳しくなりましたが、ここからエスケープしたくても、結局もっと遠回りしなければ道志方面には戻れませんから、我慢するしかないです。
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急登区間が収まり、先にある830mの名無しピークに到着かと思いましたが、偽ピークでまだまだ先がありました。足のキツさは靴擦れも含めてかなり厳しくなりましたが、ここからエスケープしたくても、結局もっと遠回りしなければ道志方面には戻れませんから、我慢するしかないです。
そしてやっとP830に到着。ここを左に進みます。大栂の標高は1204mですから、まだ高低差だけで400m近くありますし、ここからも複数の小ピークがあるので、まだまだ大変です。それにしても、現場では何も気付かぬまま地形図だけ見て「詳細図」で「×←」となった尾根から登ってきて合流しましたが、結果的にショートカットできたようです。
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そしてやっとP830に到着。ここを左に進みます。大栂の標高は1204mですから、まだ高低差だけで400m近くありますし、ここからも複数の小ピークがあるので、まだまだ大変です。それにしても、現場では何も気付かぬまま地形図だけ見て「詳細図」で「×←」となった尾根から登ってきて合流しましたが、結果的にショートカットできたようです。
また一部木のないところに出ました。先ほどから悪いことに雨が降り始めていてここで初めてバックパックの雨よけカバーを被せました。
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また一部木のないところに出ました。先ほどから悪いことに雨が降り始めていてここで初めてバックパックの雨よけカバーを被せました。
すぐにこんな支尾根がありますが、右は下っていますので、登りでは間違えることはないですね。
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すぐにこんな支尾根がありますが、右は下っていますので、登りでは間違えることはないですね。
そして原生林と杉の植林がピークで分かれたところに出ます。画像では明るく見えますが、天気が悪いので、もうかなり暗いです。ISO感度を1600にしています。
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そして原生林と杉の植林がピークで分かれたところに出ます。画像では明るく見えますが、天気が悪いので、もうかなり暗いです。ISO感度を1600にしています。
そしてまた支尾根に。ここも右は下っていますから、登りでは間違えないですが、下りでは要注意です。ちなみに急登区間の幹にペイントされていた以外、踏み跡もマーキングもここまでは皆無です。
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そしてまた支尾根に。ここも右は下っていますから、登りでは間違えないですが、下りでは要注意です。ちなみに急登区間の幹にペイントされていた以外、踏み跡もマーキングもここまでは皆無です。
そして細尾根の登りに転じます。緩いところは問題ないですが、勾配がちょっときつくなって足を踏ん張るとすぐに攣りそうになってしまいます。特に右足が頻発していて、多分左足かかとの痛みを無意識のうちに右足でカバーしていたんでしょうね。
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そして細尾根の登りに転じます。緩いところは問題ないですが、勾配がちょっときつくなって足を踏ん張るとすぐに攣りそうになってしまいます。特に右足が頻発していて、多分左足かかとの痛みを無意識のうちに右足でカバーしていたんでしょうね。
またも支尾根があります。細い3本の木が右に行くなと柵になっているみたいです。現場では暗くて見えませんでしたが、良く見ると3本のうち左の木に黄色テープが巻かれていますね。
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またも支尾根があります。細い3本の木が右に行くなと柵になっているみたいです。現場では暗くて見えませんでしたが、良く見ると3本のうち左の木に黄色テープが巻かれていますね。
細尾根の上を木々が密集していて面倒そうですが、右側に回避することができました。
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細尾根の上を木々が密集していて面倒そうですが、右側に回避することができました。
このルートの最後の登り区間を登り切ると林道に出ます。この林道は地蔵平から上法行沢に延びる富士見林道の支線になります。ここを右に進むとしばらくして行き止まり、左に進むと富士見峠に出て、大又沢方面の分岐に至ります。
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このルートの最後の登り区間を登り切ると林道に出ます。この林道は地蔵平から上法行沢に延びる富士見林道の支線になります。ここを右に進むとしばらくして行き止まり、左に進むと富士見峠に出て、大又沢方面の分岐に至ります。
富士見峠から来た場合は、この表示板が目印になりますが、正直言ってほとんどマーキングも踏み跡もない道ですから、下りでは支尾根が多く、かなり迷いやすい道です。
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富士見峠から来た場合は、この表示板が目印になりますが、正直言ってほとんどマーキングも踏み跡もない道ですから、下りでは支尾根が多く、かなり迷いやすい道です。
広々とした富士見峠に出ます。晴れていたらさぞかし爽快な展望が開けていたことでしょう。ただ、雨は小康状態で、この時点ではほとんど降っていませんでした。
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広々とした富士見峠に出ます。晴れていたらさぞかし爽快な展望が開けていたことでしょう。ただ、雨は小康状態で、この時点ではほとんど降っていませんでした。
これが南西側の展望。霞んではいますが、真っ白な雲が掛かっている感じではないですね。しかし、撮影中に東側から分厚い真っ白な雲が山全体を包み込んできました。間違いなく大雨になりそうです。
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これが南西側の展望。霞んではいますが、真っ白な雲が掛かっている感じではないですね。しかし、撮影中に東側から分厚い真っ白な雲が山全体を包み込んできました。間違いなく大雨になりそうです。
林道分岐に到着。ここを右に折れて、上の道を100mほど進んでから尾根に取り付くのが大栂東尾根です。もう5時丁度になりましたので、残り1時間半で菰釣山に戻るのは不可能です。何とかうっすら明るいうちに大栂まで出られれば、菰釣山までは既に歩いて知った道だし、そこから西沢林道までも何度も歩いて知っているので、問題は初めて歩くこの区間だけだと考えましたが、1.6kmですから、1.5時間あれば足を休ませながらでも大丈夫でしょう。
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林道分岐に到着。ここを右に折れて、上の道を100mほど進んでから尾根に取り付くのが大栂東尾根です。もう5時丁度になりましたので、残り1時間半で菰釣山に戻るのは不可能です。何とかうっすら明るいうちに大栂まで出られれば、菰釣山までは既に歩いて知った道だし、そこから西沢林道までも何度も歩いて知っているので、問題は初めて歩くこの区間だけだと考えましたが、1.6kmですから、1.5時間あれば足を休ませながらでも大丈夫でしょう。
林道には廃道化されてもカーブミラーがたくさんあるので、せっかくだから自撮り。←そんなことしてる暇はないでしょうに(^∇^)
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林道には廃道化されてもカーブミラーがたくさんあるので、せっかくだから自撮り。←そんなことしてる暇はないでしょうに(^∇^)
尾根の取り付きは、どこも厳しい傾斜でマーキングもないためにちょっとうろうろ探しましたが、100mくらいのところには見当たらず、2-300mくらい進んだところにこんな踏み跡らしきものがありました。確かにちょっと上に尾根の上面が見えますので、ここから登ります。
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尾根の取り付きは、どこも厳しい傾斜でマーキングもないためにちょっとうろうろ探しましたが、100mくらいのところには見当たらず、2-300mくらい進んだところにこんな踏み跡らしきものがありました。確かにちょっと上に尾根の上面が見えますので、ここから登ります。
丁度尾根の先端を越えてから乗る形になったので、尾根に乗ったら右折する形になります。尾根上にはこんな感じで踏み跡が見えました。しかし、鬱蒼としていて大変暗く、画像が荒れますがISO感度を最大の6400まで上げておきました。
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丁度尾根の先端を越えてから乗る形になったので、尾根に乗ったら右折する形になります。尾根上にはこんな感じで踏み跡が見えました。しかし、鬱蒼としていて大変暗く、画像が荒れますがISO感度を最大の6400まで上げておきました。
少しまた木々の切れた草地に出ました。木がなければまだまだ明るさはありますね。
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少しまた木々の切れた草地に出ました。木がなければまだまだ明るさはありますね。
そこから見える南側の景色。一旦小雨になりましたが、まだ雨は落ちていますので、胸ポケットのコンデジとiPhoneはビニール袋に包んでから入れていました。
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そこから見える南側の景色。一旦小雨になりましたが、まだ雨は落ちていますので、胸ポケットのコンデジとiPhoneはビニール袋に包んでから入れていました。
この道もすぐに踏み跡が消えて良く分からなくなっていますが、尾根は登りの場合では一本になりますから、問題ありませんでした。
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この道もすぐに踏み跡が消えて良く分からなくなっていますが、尾根は登りの場合では一本になりますから、問題ありませんでした。
倒木越えすると、今度はヤセ尾根区間になります。真っ暗な中でここを抜けると怖いですが、かえって真っ暗な方が下が見えないので気楽かも。
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倒木越えすると、今度はヤセ尾根区間になります。真っ暗な中でここを抜けると怖いですが、かえって真っ暗な方が下が見えないので気楽かも。
勾配は一旦緩んできました。尾根が細くなると踏み跡が中央に集まるので、はっきりしてきますね。この辺で雨が強くなってきました。
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勾配は一旦緩んできました。尾根が細くなると踏み跡が中央に集まるので、はっきりしてきますね。この辺で雨が強くなってきました。
倒木があるたびに腰掛けて足を休ませますが、まだまだ大栂は先です。何となくピークのような影が見えますが、雨雲で訳分からなくなってますね。
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倒木があるたびに腰掛けて足を休ませますが、まだまだ大栂は先です。何となくピークのような影が見えますが、雨雲で訳分からなくなってますね。
ここも小ピークになってますが、大栂ではないです。ヘッドランプを出して点灯させますと、明かりが霧に反射して、前が真っ白になって見辛いです。
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ここも小ピークになってますが、大栂ではないです。ヘッドランプを出して点灯させますと、明かりが霧に反射して、前が真っ白になって見辛いです。
何度も休みながら、やっと大栂に到着。もうストロボなしでは最大感度でヘッドランプで照らしても、これが限界ですね。実際こんな明るさでした。
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何度も休みながら、やっと大栂に到着。もうストロボなしでは最大感度でヘッドランプで照らしても、これが限界ですね。実際こんな明るさでした。
大栂まで何とかギリギリ明るいうちに到着できてほっとしたのも束の間、ここのピークからの下りポイントをわずかに誤って、東側に下ってしまいました。隣の尾根を見てすぐにスマホGPSで確認したら、ずれていたので登り直しつつ、適当なところでトラバースして軌道修正しました。ヘッドランプの明かりだけが頼りでの道のないところのトラバースは危険ですが、かすかに外光があったので助かりました。
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大栂まで何とかギリギリ明るいうちに到着できてほっとしたのも束の間、ここのピークからの下りポイントをわずかに誤って、東側に下ってしまいました。隣の尾根を見てすぐにスマホGPSで確認したら、ずれていたので登り直しつつ、適当なところでトラバースして軌道修正しました。ヘッドランプの明かりだけが頼りでの道のないところのトラバースは危険ですが、かすかに外光があったので助かりました。
正規の尾根に戻り鞍部に下り、いよいよ最後の長い登りになります。笹薮の区間ですが、もう完全に真っ暗なので、ストロボ撮影すると、雨のしずくが写り込み、見づらいながらもきっちり道になっているのが分かりますね。
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正規の尾根に戻り鞍部に下り、いよいよ最後の長い登りになります。笹薮の区間ですが、もう完全に真っ暗なので、ストロボ撮影すると、雨のしずくが写り込み、見づらいながらもきっちり道になっているのが分かりますね。
ここの登りでも足が攣りそうになるのをこらえてゆっくり登ったり、切り株に腰掛けて休みながら登ったりしていました。こうなったらもうすでに真っ暗闇なのだから、無理せずのんびり行こうと思いますが、雨が大変強くなっていて、もう服はずっと前からびっしょりで、気温も下がってきたので、歩いていないと寒くなります。
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ここの登りでも足が攣りそうになるのをこらえてゆっくり登ったり、切り株に腰掛けて休みながら登ったりしていました。こうなったらもうすでに真っ暗闇なのだから、無理せずのんびり行こうと思いますが、雨が大変強くなっていて、もう服はずっと前からびっしょりで、気温も下がってきたので、歩いていないと寒くなります。
しつこく笹薮地帯を登りますが、ここは一部道がはっきりしなくなるところもあります。しかし、道が不明瞭になっても、左右を照らして確認すると、必ず道跡が見えますので、問題ありませんでした。笹がないところで雨で土の色が皆同じようになったところも、幅広尾根ではないので、左右の斜面を確認しながら、真ん中を歩けばOKで、マーキングも時折目に入ってくるので、この点でも安心でした。
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しつこく笹薮地帯を登りますが、ここは一部道がはっきりしなくなるところもあります。しかし、道が不明瞭になっても、左右を照らして確認すると、必ず道跡が見えますので、問題ありませんでした。笹がないところで雨で土の色が皆同じようになったところも、幅広尾根ではないので、左右の斜面を確認しながら、真ん中を歩けばOKで、マーキングも時折目に入ってくるので、この点でも安心でした。
菰釣山三角点に到着。もうここから230mで菰釣山山頂です。高低差でもたった30mです。そう思うとそれまでのツラさが吹き飛ぶような気分になります。
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菰釣山三角点に到着。もうここから230mで菰釣山山頂です。高低差でもたった30mです。そう思うとそれまでのツラさが吹き飛ぶような気分になります。
そしてやっと菰釣山山頂に到着したのは8時9分。大栂を出たのは6時42分ですから1時間27分経過しています。下り始めでミスコースして、登りでは3回くらい腰掛けて休んだので、この程度で戻れたら良しとしましょう。
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そしてやっと菰釣山山頂に到着したのは8時9分。大栂を出たのは6時42分ですから1時間27分経過しています。下り始めでミスコースして、登りでは3回くらい腰掛けて休んだので、この程度で戻れたら良しとしましょう。
黙々と土砂降りの中を下って行きますが、さすがに土が大変滑りやすくなっていて、気を付けます。ヘッドランプも足先を照らしていないので、足の置き場を先に確認してから暗いところで足をそこに置く形になるため、誤って滑りやすい根っこや岩に当たることもありました。菰釣山避難小屋に寄って、半そでシャツを脱いで絞ると、水がたっぷり落ちました。シャツをビニール袋に仕舞い、携帯用レインウェアを出して着替えました。
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黙々と土砂降りの中を下って行きますが、さすがに土が大変滑りやすくなっていて、気を付けます。ヘッドランプも足先を照らしていないので、足の置き場を先に確認してから暗いところで足をそこに置く形になるため、誤って滑りやすい根っこや岩に当たることもありました。菰釣山避難小屋に寄って、半そでシャツを脱いで絞ると、水がたっぷり落ちました。シャツをビニール袋に仕舞い、携帯用レインウェアを出して着替えました。
濡れたシャツは寒かったですが、雨合羽は薄っぺらい生地ながら、長袖だけに体温がこもってくれて楽でした。ブナ沢乗越には8時46分に到着。1kmの区間で37分は長いですが、避難小屋でしばらく着替えていたので、実はそう遅くもないです。
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濡れたシャツは寒かったですが、雨合羽は薄っぺらい生地ながら、長袖だけに体温がこもってくれて楽でした。ブナ沢乗越には8時46分に到着。1kmの区間で37分は長いですが、避難小屋でしばらく着替えていたので、実はそう遅くもないです。
ちょっと心配した沢への急な下りの区間はやはりかなり滑りやすくなっていました。慎重に小股で下っていると、途中から雨が上がってきました。最初の橋に至ると、ポツリポツリとした雨になっていましたが、画像に大岩のように雨雲のもやが写っていますね。
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ちょっと心配した沢への急な下りの区間はやはりかなり滑りやすくなっていました。慎重に小股で下っていると、途中から雨が上がってきました。最初の橋に至ると、ポツリポツリとした雨になっていましたが、画像に大岩のように雨雲のもやが写っていますね。
沢の間を通る区間は真っ暗だと岩まみれで道がはっきりしませんが、ランプを左右に振ってしっかり歩けそうなところを注視して進んだら、間違いなく戻れました。登山道入口には9時22分に到着しました。
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沢の間を通る区間は真っ暗だと岩まみれで道がはっきりしませんが、ランプを左右に振ってしっかり歩けそうなところを注視して進んだら、間違いなく戻れました。登山道入口には9時22分に到着しました。
そして林道を歩いて西沢林道チェーンゲートに戻ったのが9時35分。かれこれ14時間近い山歩きになりましたが、こんなにハードになるとは思いもよらず、色々な意味で反省点が多い山行でした。
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そして林道を歩いて西沢林道チェーンゲートに戻ったのが9時35分。かれこれ14時間近い山歩きになりましたが、こんなにハードになるとは思いもよらず、色々な意味で反省点が多い山行でした。
帰宅して靴下を脱ぐと、浮いていた皮は既に剥けていました。当初内側だけかと思いきや、真後ろの上部もはがれていました。6月3日のシキリ尾根-信玄平の時に一度逝って、その後皮が厚くなったと思いきや、あっと言う間にまた剥けた訳で、痛いはずです。でも、後半はかかとの痛みよりも筋肉の引き攣り&闇の山歩きで、そっちに神経が向いていましたけどね。
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帰宅して靴下を脱ぐと、浮いていた皮は既に剥けていました。当初内側だけかと思いきや、真後ろの上部もはがれていました。6月3日のシキリ尾根-信玄平の時に一度逝って、その後皮が厚くなったと思いきや、あっと言う間にまた剥けた訳で、痛いはずです。でも、後半はかかとの痛みよりも筋肉の引き攣り&闇の山歩きで、そっちに神経が向いていましたけどね。
これが今回のコース図。富士見峠南尾根ルートの方がショートカットできるのですが、取り付き点の赤テープが見えずに、別に赤い帽子かタオルのようなものがぐるぐるに巻いてあるようなものがありました。ただ、そこが取り付き口には見えず、先の南東尾根から登った次第です。道志からですと、帰路で国境尾根に登り返して北側に下り直すことになり、考えてみると、二度登山しているような按配になりますね。
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これが今回のコース図。富士見峠南尾根ルートの方がショートカットできるのですが、取り付き点の赤テープが見えずに、別に赤い帽子かタオルのようなものがぐるぐるに巻いてあるようなものがありました。ただ、そこが取り付き口には見えず、先の南東尾根から登った次第です。道志からですと、帰路で国境尾根に登り返して北側に下り直すことになり、考えてみると、二度登山しているような按配になりますね。
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