静かな山旅 大日岳〜奥大日岳

2017年08月04日(金) 〜 2017年08月05日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 32.0km
• 登り: 2,191m
• 下り: 2,188m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 10:30

6:30 称名滝駐車場
6:50 6:50 大日岳登山口
7:40 7:50 猿が馬場
8:30 8:40 牛ノ首
9:30 9:50 大日平山荘
14:00 14:50 大日小屋
15:10 15:10 中大日岳
15:30 15:30 七福園
17:00 ビバーク地(2400m付近)

2日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 3:10
• 合計: 11:00

6:00 ビバーク地(2400m付近)
6:50 7:10 奥大日岳
9:00 9:00 新室堂乗越
9:40 9:40 浄土橋
9:50 10:00 雷鳥沢キャンプ場
10:50 11:00 雷鳥荘
11:40 13:40 室堂
14:10 14:20 弘法バス停
14:20 14:20 弘法トイレ
14:30 14:30 八郎坂下降点
16:10 16:30 飛龍橋
16:40 16:40 大日岳登山口
17:00 17:00 称名滝駐車場
17:00 ゴール地点

天候

晴／時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅(22:30ST)−−彦根IC(23:30)＝＝立山IC(03:30)−−
称名平口(04:30GL)
[開門](06:00)−−称名平駐車場(6:10)　[登山開始](6:30ST)

コース状況／危険箇所等

県道6号線(富山立山公園線)の立山有料道路から先は管理道路となっているため、19時〜6時の間は閉鎖されています。

写真

8/4 6:20

称名平の駐車場に到着です。

8/4 6:20

駐車場は4箇所有り、ここはいちばん上にある第1駐車場です。

8/4 6:20

トイレ完備。
手洗いの水は煮沸しないと飲用できないです。

8/4 6:20

70系プラドを発見！
懐かしくなり隣に駐車しました(^O^)

8/4 6:29

そそくさと準備を整え6:30スタートです。

8/4 6:30

登山口まで舗装路を歩きます。

8/4 6:30

道路脇に建つ案内図。
登山口まで約20分程度です。

8/4 6:31

8/4 6:34

称名滝の滝頭部が少し見えています。
中央の大きく切れ込んだところに滝があります。

8/4 6:35

金沢在住の70代の方とお話ししながら進みます。新潟県の長岡市へ盆踊りを見に行った帰りに、散歩がてら称名滝に立ち寄られたそうです。

8/4 6:44

大日岳登山口に到着。

8/4 6:44

ここから登り始めます。
もう既に荷物の重さが肩に感じます。
自分的には相当軽量化したつもりなんですが・・・(^_^;)

8/4 6:45

8/4 7:36

登り始めて約1時間。
路傍に可愛らしい花びらを見つけたので撮影。

8/4 7:39

猿ガ馬場のベンチに到着。

8/4 7:40

8/4 8:27

猿ガ馬場より更に登ること約30分、牛の首に到着です。

8/4 8:27

8/4 8:51

少々雲がかかっていますが、晴れそうな雰囲気です。

8/4 8:51

途中から木道になります。
間もなく大日平です。

8/4 9:26

大日平中間部です。
大きな湿地帯で植物の宝庫になっています。
弥陀ヶ原と共にラムサール条約に登録されるくらい貴重な場所なんですね〜。

8/4 9:26

この風景癒やされます(*^_^*)

8/4 9:27

この風景癒やされます(*^_^*)

8/4 9:34

9:30頃 大日平山荘に到着です。

8/4 9:42

山荘裏手に不動滝ビューポイントがあります。
30秒で到着です(笑)

8/4 9:43

不動滝です。

8/4 9:43

不動滝アップです。

8/4 9:43

不動滝下の川は称名川でしょうか？

8/4 9:44

8/4 10:14

もう少し湿地帯の中を歩きます。

8/4 10:15

ワタスゲが咲いています。

8/4 10:15

ふわふわとした綿アメを連想します。

8/4 11:33

木道の終点まで登ってきました。

8/4 11:33

振り返ると、大日平山荘が見えます。
大日小屋までまだ2時間程度かかりそうです・・・。

8/4 14:06

14:00頃 大日小屋に到着です。
遅い昼食摂りながら休憩します。
この後、大日岳までピストンしたいのですが・・・。
時間的に事後行動をとがめられそうな・・・。どうしようか・・・。

8/4 14:54

殆どの方は大日小屋泊ですが、私はビバーク予定。
これから大日岳まで往復すれば約1時間。
16:00から奥大日へ向かうのが発覚すれば、とがめられそうでビビっています。

8/4 15:11

結局、大日岳へのピストンは断念し、人が少なくなった頃合いをみて、奥大日方面へ進みます。
少し行くと岩の上に何やら看板が・・・。
登ってみると中大日岳でした。危うくスルーするところです。

8/4 15:11

標高2500m辺りですので、そろそろ森林限界です。

8/4 15:11

8/4 15:18

岩稜とハイマツが美しいエリアに出ました。
七福園と呼ばれるあたりでしょうか？

8/4 15:26

岩稜とハイマツが美しいエリアに出ました。
七福園と呼ばれるあたりでしょうか？
暗くなる前に適当なビバーク適地を見つけなくては・・・。

8/4 18:25

17時頃、奥大日手前のコル付近でお宿適地を発見。
今夜はここでビバークします。

8/5 5:26

2日目 いい天気です。
これから向かう奥大日岳です。

8/5 5:26

こちらは昨日からのルートです。
右手から大日岳・大日小屋(コル部)・中大日岳。
大日岳からの景色を素晴らしかったでしょうね〜。
悔やまれます(泣)

8/5 6:05

6:00 ビバーク地を後に、出発です。

8/5 6:07

はしごが出てきました。

8/5 6:11

多分、花崗岩がひっついてる山が奥大日岳だと思います。

8/5 6:14

室堂、立山三山、浄土山が見えます!(^^)!

8/5 6:24

山陰部の残雪です。
日の光を受け湯気が出ています。

8/5 6:43

ピークに人が立っているのが見えます。

8/5 6:43

8/5 6:43

8/5 6:50

6:50奥大日岳到着！

8/5 6:50

北西正面に劒岳がどど〜んと見えます。
「山」という漢字をムキムキにしたような山容で、カッコいいです。

8/5 6:51

こちらは後立山連峰です。
真ん中でとんがっているのは槍ヶ岳。

8/5 6:51

8/5 7:13

7:15頃 奥大日岳を後にします。
この後、新室堂乗越〜雷鳥沢へと進みますが、カメラのモードが狂って、撮影されていません。。。

8/5 14:15

モード狂いに気がついたのは室堂よりバスに乗り、弘法に到着してからです。
弘法バス停で途中下車し、ここから八郎坂を下って帰ります。

8/5 14:15

ここで下車したのは私をを含め2名だけでした。

8/5 14:26

弘法より5分程度下ったところに三角屋根のトイレがあります。道路向かいに車道と平行に木道が付いています。
程なく行くと写真の八郎坂へ下る登山道に出ます。

8/5 14:26

階段下にある案内看板です。

8/5 15:00

樹林帯の中を下って行くと、姿は見えませんが滝の音が聞こえてきます。
1410mに展望台がありますが、ガスって見えませんでした。

8/5 15:00

もう少し下ると称名滝が目の前にドンと現れます。
大迫力です。
このルートは急勾配なため、つづら折れで道が切られています。

8/5 16:01

荷物の重さに四苦八苦しながらようやく飛龍橋まで下ってきました。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ40 パナソニック

装備

個人装備

あめちゃん(１袋) スティックパン(3袋) インスタント麺 飲料水(3ℓ) ポカリスエット(0.5ℓ) コカコーラ(0.5ℓ) 長袖シャツ(1枚) Tシャツ(2枚) ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 下着 靴 ザック ザックカバー ご飯 レトルト食品 ガスカートリッジ コンロ コッヘル シェラカップ 食器 ライター 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ ハンドライト 予備電池 プロトレック(時計) ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 スマホ タオル(4枚) ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テントマット シュラフカバー ウェストバッグ ウェットティッシュ(純水) コンビニ袋(数枚) ウェットティッシュ(アルコール) ゴミ袋(45L)

感想

陰陽師

台風が接近する前にそそくさと山行してきました。
(1)南ア 聖〜易老　(2)北ア 西穂〜奥穂　(3)劒・立山の3パターン程度を候補に挙げ、このうち台風位置から最も遠い立山が天候の影響が少ないかと考え、(3)へと進路を取りました。
例年、この時期はメジャーな立山三山、劒は多くの登山者で賑わうため初ルートの大日岳→室堂をチョイス。
平日だったこともあり、静かな山行ができました。

本来なら大日小屋にザックをデポして大日岳へピストン予定でしたが、到着時刻が少々遅く、この時間からピストンしてその後、奥大日方面へ向かうと小屋関係者や登山者の方々からおとがめを受けそうで、やむなく断念。
登山者の姿が少なくなった頃合いをみて、逃げ入るように奥大日方面へ歩みを進めました。
計画通り、奥大日岳手前で計画ビバークし、明日に備えます。
2日目は混雑が予想される室堂を抜けますが、通り抜けだけなのでガマンします。

室堂からバスに乗り弘法というところで、途中下車します。
ここから八郎坂を下り、飛龍橋へと進めます。
地図を見ていると「もしかしたら称名滝が見れるかも」と期待しながら下って行くとビンゴでした。
爆音と共に称名滝が姿を見せてくれました。