北岳 -池山吊尾根-

2011年07月16日(土) 〜 2011年07月17日(日)

• GPS: 18:05
• 距離: 20.9km
• 登り: 2,423m
• 下り: 2,251m

コースタイム

7/16　夜叉神の森5:15-鷲ノ住山登山口6:15-池山吊尾根登山口7:45-
　　池山御池小屋11:40/12:15-城峰13:15-ボーコン沢の頭15:30/15:45-
　　八本歯のコル17:10幕営
7/17　起床4:00-撤収5:00-北岳5:50/6:10-肩の小屋6:45/7:05-
　　白根御池小屋8:35/8:50-二俣9:20-広河原11:10/12:45=バス=夜叉神の森13:30
　　

天候

良すぎるほど晴れ
気温20℃〜25℃+無風〜微風=暑い

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

車は夜叉神の森駐車場に停めました。夜中に到着時は空きがいっぱいありましたが、帰りに見たときは溢れかえっていました。
広河原のバス停はきれいなロータリーになっていてビックリ!日陰のベンチがありがたかったです。

コース状況／危険箇所等

シーズン中に南アルプス公園線を歩くには、車が来ないことを祈るのみ。特にトンネルが暗くて怖いです。
鷲ノ住山は広めの山道で歩きやすく、危険個所もありません。吊橋を渡ってから林道に上がる道が足元不安。
池山御池小屋までに、マークがわかりにくいところが2カ所あって迷いました。
ボーコン沢まで全体的に原生林風で倒木も多いし、藪漕ぎまではないですが鬱蒼としています。
ボーコン沢からはガレ・ゴーロばかり。雪を踏むことは無かったし、特記なしです。

写真

7/17 23:05

夜叉神トンネル入口
暗いし漏水がすごいです

7/17 23:07

夫婦滝

7/17 23:07

鷲ノ住山登山口

7/17 23:08

野呂川吊橋

7/17 23:08

池山吊尾根登山口
奥は歩き沢橋です

7/17 22:48

池山御池小屋
外は新しいですが中はそうでも…

7/17 23:08

ボーコン沢の頭
広いです。ケルンが印象的

7/17 23:09

聳え立つ北岳
これを見て1日目登頂は断念しました

7/17 23:10

ちら、と見えた甲斐駒ケ岳

7/17 23:10

八本歯の頭から
写真中央あたりに幕営しました(汗)

7/17 23:11

夜明けの月
北岳山荘の真上だったので

7/17 23:13

八ヶ岳
あいかわらず島のようです

7/17 23:14

盛況北岳山荘〜間ノ岳

7/17 23:14

盛況北岳山頂
ピント合ってない…

7/17 23:15

吊尾根
あそこ歩いたんだなあ…

7/17 23:16

1と2
3年前と同じアングルで撮りましたw

7/17 23:16

盛況肩の小屋〜甲斐駒・仙丈

7/17 23:17

二俣から北岳

7/17 23:17

広河原吊橋

7/17 23:17

広河原からの北岳
雲の影がいい感じ

7/17 23:18

広河原インフォメーションセンターとバスターミナル+タクシー乗り場

7/18 20:26

Futaroさんへ
ここからガードレールを越えて、左へ入ると細い下り道があって、野呂川吊橋に出ます。

撮影機器：

PENTAX K100D Super ペンタックス

感想

BBC

　3年ぶり2回目の北岳山行は、憧れの池山吊尾根へ行ってきました。結果、夏に行くルートではないと思い知りました(笑)。かといって、積雪期にラッセルで登るのも無理そうです。
　水を減らした分いつもより軽い荷物だったのですが、足の裏が痛くて池山御池小屋では昼寝をしてしまい、迷ってロスした時間をさらに失っています。しかも両腿が盛大に攣ってここに1泊かと思わせるほどでした。
　ほぼ快晴という文句なしの登山日和なのに夏バテというか熱中症というか、体力の衰えを痛感します。持ち込み水を少なくしたのも裏目に出て、ストレスの元でした。結局1日目は小屋までたどり着けず、八本歯ノコルでテントを置かざるを得ませんでした(汗)。
　2日目は調子も戻りましたが、吊尾根往復の予定だった行程は変更し、広河原からバスを利用することにしました。こちらは水の豊富なルートで気持ちのいい思いをしてきましたが、1日目に岩に当てた左膝がキリキリ痛むのにはまいりました。おまけに草滑りでは本当に草に滑って転んでしまい、新品のズボンを汚してしまいました(泣)。
　しかしまあ、天気がいいことには変わりなく、いままではバスで通過するだけの林道の眺めもなかなかよかったし、懸案だった八本歯の頭も越えられましたし、二俣からの景色も堪能できたいい山行でした。
　このルートは秋か雪の多過ぎないときに選択することにします。

コメント

風太郎

このルートきついですね、御苦労さまです。
BBCさん、こんにちは。

池山吊尾根の登り、大変でしたね。私は下りだったので多少は楽でしたが、それでも道に迷ったりで結構疲れました。

出合ったのは2名でしたが、コースタイムだと、BBCさんがその内の1名ですね。

僕は最後に歩き沢からの林道より、鷲ノ住山登山口への下りが見つけられず、泣きましたがやっぱり積雪期ですかね、このルートは。。。

BBC

お疲れ様でした
コメントありがとうございます。
内容から察するに、ハイマツが道を隠しているとの情報をくれた方でしょうか。
南アルプスはマークが途切れがちで、迷いやすいですよね。
歩き沢から鷲ノ住山へ入るには、野呂川隧道の入り口でガードレールを越えて吊橋へ降りていかなければなりません。意地悪ですね。
私も計画ではピストンでしたので、忘れ防止に写真を撮っておきました。

ijikemusi

やっぱり 行けませんでしたか？
ボーコン沢ノ頭にて　撃沈（といっても最初からここでビバークの確信犯ですが）し、　共同撃沈をお勧めした者です。　大分お疲れの様子でしたので　距離と時間から小屋まではかなりシンドイなと思っておりましたが・・。
ボーコン沢の頭の朝は360°の展望ですばらしい朝でした。　充分景色を堪能しましたし、北岳山頂は2回も上っていますので　私は昨年同様　今年も割愛して　八本歯のコルから大樺沢を下りました。
この下山ルートの人の多さには閉口しました。11：20発の奈良田行きのバスに　11：10乗り込みましたので丁度すれ違いになった様ですね。池山尾根はしんどいですがやはりすばらしいですね。　ご苦労様でした。

BBC

ご一緒すればと後悔してました
ijikemusiさん、お疲れ様でした。
写真のコメントのように、あの位置から登れる気がしませんでした。何度か戻ろうと思ったほどでした。
ボーコン沢からだと北岳の朝焼けがきれいだったと思います。八本歯からだと迫力はありましたが、きれいに染まった感はありませんでした。
登頂はされなかったんですね。テントが無くなったのは気付いていたので、早立ちされたと思ってました。
またどこかでお会いできるといいですね。