北岳

2024年02月10日(土) 〜 2024年02月12日(月)

• GPS: 21:36
• 距離: 34.4km
• 登り: 3,631m
• 下り: 3,595m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 0:26
• 合計: 6:52

9:36 夜叉神峠登山口
10:05 10:06 崖澤橋
10:10 10:10 西口登山口
10:16 10:16 御野立場
10:20 10:20 夫婦滝
11:29 11:29 鷲ノ住山
12:58 13:23 アルキ沢橋BS
16:16 16:16 池山
16:28 池山御池小屋

2日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:27

5:47 池山御池小屋
6:46 6:46 城峰
8:33 8:44 ボーコン沢ノ頭
10:05 10:12 八本歯のコル
10:39 10:40 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
10:56 11:03 吊尾根分岐
11:28 11:46 北岳
12:05 12:07 吊尾根分岐
12:14 12:14 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
12:33 12:42 八本歯のコル
13:41 13:48 ボーコン沢ノ頭
14:40 14:43 城峰
15:14 池山御池小屋

3日目

• 山行: 5:06
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:16

6:20 池山御池小屋
6:30 6:30 池山
7:45 7:55 アルキ沢橋BS
10:03 10:03 鷲ノ住山
10:57 10:57 大崖沢橋
11:00 11:00 夫婦滝
11:05 11:05 御野立場
11:10 11:10 西口登山口
11:15 11:15 崖澤橋
11:36 夜叉神峠登山口

天候

1日目：晴れ、夕方一時雪
2日目：晴れ、15時頃からよく未明まで雪
3日目：5時頃まで雪、その後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠までは登山者が多く工事車両や監視員も入るので道の心配無し。
一部日陰に凍結有るのでスタッドレスは必要。

コース状況／危険箇所等

全体的に急登・劇下りが多い。
この週の半ばに降雪が有ったため踏み抜きや表層の崩れが有って脚力を使わされるコンディションだった。
それでいて少雪のため12本爪だと雪下の岩や木の根まで届いてしまい引っ掛けやすい状態でもあり、余計歩き難い。
8本歯のコルはFIXロープは出ているが、その上の一段目の下りが怖かった。
山頂直下はトラバースからの登りがトレース濃いが尾根を通すのが正解。
トラバースを行くとその後の登りが超急登になり猛烈に大変、下りは危険なレベルで行くべきではない。

その他周辺情報

帰りに竜王のほうとう金峰で昼食。
味はまあ良かったが接客に不満が…。
あれなら駅前の小作で良かった。

写真

2/10 9:36

鳳凰三山以来の夜叉神峠、ゲートで監視員に徒歩でも原則通行止めと言われる、それは知らなかったのは申し訳ないけど結局通すならグダグダ嫌味言わずとっとと通してくれた方が早着になるので安全です

2/10 9:50

左の通用門から入る、ストックの反響音が何故かキュイキュイと鳴る不思議なトンネル

2/10 10:16

素晴らしい景色で素晴らしく遠い…

2/10 10:52

林道いったん終わり！ここで装備選択をミスる

2/10 11:47

下る途中で少しだけ展望地

2/10 12:08

結構な激下りをこなしてやっと吊り橋、金網なのでアイゼンが引っかかった

2/10 12:19

吊り橋から林道に上がる所で一試練、狭い岩間に狭いテラス、重い冬山テント泊装備だとツライ、ストックは仕舞うべき

2/10 12:56

再度林道をテクテク歩いてやっと北岳登山口、アプローチ長〜い

2/10 13:37

このコース、夏もあまり整備されないので倒木が多い、荷物がデカイからスッゴク嫌

2/10 16:26

延々急登を登ってやっとテント場到着！完全凍結した池の上、この連休は自分含めて6張り

2/11 6:40

2日目、日の出は樹林帶の中から

2/11 6:43

樹林の隙間から間ノ岳と農鳥岳、スッキリ晴れてるけどモルゲンロートの焼け具合はイマイチ

2/11 7:52

とうとう森林限界の上に出た

2/11 7:52

いやー、どこを向いても素晴らしい

2/11 7:53

富士山も

2/11 7:53

基本登りきるまでずっとこの景色を見ながら、最高です

2/11 8:36

ボーコン沢の頭に到着、ココを目的地にしてる人も何人かいた模様

2/11 8:36

これから行く素晴らしい尾根

2/11 8:37

白峰三山を見るなら確かにボーコン沢の頭までで十分だ

2/11 9:00

シュカブラと鳳凰三山と八ヶ岳

2/11 9:07

8本歯のコルまでは傾斜も無く絶景で一番気持ちよく歩ける区間

2/11 9:39

来ました、難所、この一段目の下りが一番怖かった、帰りに見ると大した斜度でもないのだけどなんせ一発目なので

2/11 9:39

バットレスが凄い迫力

2/11 9:55

下りて振り返るとこんな感じ、下りだと雪の下の岩とガレでアイゼンとピッケルが上手く効かずかなり慎重になる

2/11 9:59

2段目、ロープが出てるので1段目より怖くない…が、そのロープが途中で半分切れてるのは怖い

2/11 10:09

難所通過、痺れました

2/11 10:22

一難去ってまた一難、ここから山頂まで基本ずっと急登、雪山用の重い足元に3000mの標高でこの斜度はメチャキツイ

2/11 10:37

来た尾根を眺めて一休み

2/11 10:38

山荘へのトラバース道はトレース無し

2/11 11:16

トラバース側を行ってしまい超急登で体力を削られつつもう少し

2/11 11:25

山頂直前、南側を見るのは山頂よりこの直前の肩が良いんだよね

2/11 11:28

登頂！いや〜登れるもんだ

2/11 11:29

2週間前はあの仙丈ヶ岳にいた

2/11 11:29

中央アルプスには雲、やはり天気予報通りだんだん崩れつつある

2/11 11:29

鳳凰三山はバッチリ

2/11 11:29

富士山もまだ見えたけどこちらからも雲が

2/11 11:30

甲斐駒はいつ見ても良い

2/11 11:31

南側はこんな感じで、山頂からだと実はイマイチな事は夏に来て学んでいた

2/11 11:56

スッゴイ名残惜しいけど帰らないと…下りは尾根通し、楽に安全に下りられた、登りもこっちにすべきだった、右にチラリと映ってるのがトラバース経由で急登を登ってる人

2/11 12:02

尾根道とトラバース道の分岐はこんな感じ

2/11 12:06

だいぶ雲が上がってきた

2/11 12:06

農鳥岳も雲に呑まれようとしている

2/11 12:16

登りは苦しめられた急登も下りはただ美しいだけ

2/11 12:30

次は登らないといけない訳で…

2/11 12:38

見上げる…

2/11 12:45

もう一段、見上げる…

2/11 12:50

バットレス見納めでもう一枚

2/11 13:01

ガスと自分とどっちが速いかの競争になってきた

2/11 13:42

ボーコン沢の頭まで戻ってきたとほぼ同時に覆われる

2/11 15:16

小雪の降る中我が家に帰宅、天気予報からほぼほぼ計画通りのスケジュールで行けた

2/12 8:40

下りはあっという間、こうやって見ると吊り橋から林道まで結構高低差ある

2/12 9:10

急登の登り返しを頑張って登る

2/12 10:47

最後は林道をテクテクと、あの上にいたんだなぁ

2/12 11:04

祝日なのに工事してた、ご苦労様です

2/12 11:30

多分レアな冬にシャッターが開いてるトンネル

2/12 11:37

ゴール、とにかくアプローチが長いコースでした

2/12 13:45

帰りにほうとうを…うーん、甲府駅前まで行けばよかった

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 ザック サブザック アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ テント テントマット シェラフ ヘルメット カラビナ スリング ストック

感想

shige_verde

八本歯のコル通過にロープが必要かと思ってたが色々話を聞くと行けそうという事で行ってみた。
夜に雪予報が有るものの基本的には天気の良い3連休。
これは行くしかないと。

とにかくアプローチが長く急登だらけで体力的にタフだった。
それに足元も悪いとまでは言わないがなかなか大変なコンディション。
それでも素晴らしい天気の中登らせてもらえて大満足。

今回で具合は分かったので次は間ノ岳まで行く計画でも立ててみようかと思う。