登山デビューから1年ぶりの赤岳
- GPS
- 09:28
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
山と高原地図コースタイム、登り:4:10、下り:3:00、計7:10
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口-美濃戸の林道は荒れた路面ではありますが、荒れたところはゆっくりいけば、フリード3名乗車で、上り下りとも底をこすることはありませんでした。 |
写真
感想
本日は、会社の山登りメンバーといっしょに、赤岳です。
純粋に山登りを楽しむ、という他にも今回は目的はいくつかあります。
・ 1年前の登山デビューのこの地で、自分が成長したか確認する。
・ 本日は女性がいっしょなので、バテさせずに連れてゆく。
(去年9月の硫黄岳では女性をバテさせてしまった、という反省があります)
・ SONYの山地図ナビNV-U37にUSBモバイルバッテリーをプラスして電池の持ちを確認。
・ 5%濃度のハッカ油スプレーでアブに効くか試してみる。
・ 悪評の高い美濃戸への道を走行してみる。底こすり0回が目標。
朝、美濃戸口の道という道に車が路上駐車しています。別荘の人達とは思えない。美濃戸口の駐車場は小さいですので、八ヶ岳に泊まっている人達では?と感じました。梅雨明けの3連休はもっとも混む日の1つでしょう。
美濃戸口をすぎ、いよいよ悪路に突入です。NV-U37も1/25000地図に切り替え、現在位置を確認しながら進みます。最大で時速20Km、うねったり、あぶなさそうな場所は、時速10Km以下、歩く程度の速度でゆっくり走ります。3名乗車のフリードです。あぜになり道の真ん中がでっぱっているので、真ん中でこすらないように、右か左かより安全な方向に偏りながら走ります。どうこうするうち、やまのこ村駐車場到着。帰りも含め、底こすり0回でした。問題なし。今シーズンは安心して何度かフリードで来たいと思います。
駐車場を出て、行者小屋まで南沢を歩きます。参加した女性がばてないよう、私の心拍数で120を超えないよう、だいたい100から110以下になるペースで歩いてもらいます。また、歩き方もすり足で、ゆっくりと。途中、日が照ってくると、虫やアブがでてきます。5%ハッカ油スプレーを全身にかけます。多分、効いているでしょう。
行者小屋は、テント多数、人が溢れていました。おやつ代わりにおでん2品200円を食べます。安い!うまい!NV-U37にもUSBバッテリーで20分ほど充電します。
ここから女性チームと別れ、赤岳を目指します。女性チームは中山展望台に寄り、赤岳鉱泉まで周遊した模様です。われわれは地蔵尾根を登ります。午後は雨が降る予報なので、雲の動きがやや怪しげですが、阿弥陀、硫黄、横岳、諏訪湖、穂高、御岳と展望は良行。1年前の登山デビュー時は、鎖に頼って登りましたが、今回はほとんど頼らずに3点支持で登りました。胸に下げていたNV-U37は鎖場のところからバッグにしまい、USBバッテリーで充電しながら動作させます。
地蔵尾根に着き、お地蔵様を拝み、展望荘で一休みして赤岳に登りました。県界尾根が右手に見えます。そのうち、展望荘からトラバースルートを通り県界尾根の登りにチャレンジしてみたいと思います。ほどなく1年ぶりの頂上。赤岳頂上につくと西岳方面がすでに雲で見えません。西岳、編笠、権現が見えないのはすこし残念ですが、阿弥陀、硫黄、諏訪湖方面は良好。でも雨らしきものもポツリと来て、食事ととったらあわただしく下山開始。
真教寺方面と文三郎の分岐に来ました。ここからの下りが去年の最大の恐怖ポイントでした。去年は、”こんなとこを降りるなんでありえない、でも、家に帰るには降りるしかない”とあきらめ、鎖にすべてを託し降りました。今回は、怖くもなく、楽しく降りれました。この1年で進歩(単に慣れただけ?)したようです。
文三郎は初めて降りましたが、土の斜面でガレていて滑りそうで、ともかく歩きずらかったです。もっとも苦手な道のタイプです。しかし、いっしょに行った山歩き数10年のベテランの方は、何事もないように淡々とスタスタ歩き降りてゆきます。こちらは、滑り、よろよろしながら、ときどき小走りにならないとついてゆけません。安定してかつペースも速いです。すぐには真似できないが、参考になりました。途中からはGPSを胸に下げて歩きます。2時間程度充電できたでしょう。
行者小屋からの下りで女性チームと合流し、駐車場に向かいます。最後、アブ地獄に備え、皆にスプレーをかけるべく準備していたのですが、ちょうど道路に出るところで小雨も振り出しアブはでませんでした。ただ、駐車場の車のまわりに数匹まとわりついていたので、スプレーでバリアをはってから車に乗り込みました。
まとめ
・ 1年前の登山デビューのこの地で、自分が成長したか確認する。
->岩場の下りにも慣れたようです。
次回は阿弥陀、横岳にも行きたいと思います。
・ 本日は女性がいっしょなので、バテさせずに連れてゆく。
->最初かなりペースを落とし上ったので、最後まで持続したと思います。
・ SONYの山地図ナビNV-U37にUSBモバイルバッテリーをプラスして電池の持ちを確認。
->2倍以上は伸びそう。7/14の日記コメントに詳細記述。
ちなみに、走行軌跡はmaxで8時間までのようです。(GPSログは12時間)
8時間より前は消えてゆきました。
・ 5%濃度のハッカ油スプレーでアブに効くか試してみる。
->直前にスプレーするとそれなりに効く。7/16の日記コメントに詳細記述。
・ 悪評の高い美濃戸への道を走行してみる。底こすり0回が目標。
->行きも帰りも、底こすり0回達成。危ないところはゆっくり走るにつきる。
本日も、沢山の楽しみのある登山でした。
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