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Yamareco

記録ID: 1234676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

光岳(畑薙〜茶臼岳〜光岳)

2017年08月20日(日) 〜 2017年08月23日(水)
 - 拍手
seitana その他1人
GPS
80:00
距離
28.1km
登り
2,644m
下り
2,651m

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:20
合計
6:20
7:10
30
畑薙大吊橋
7:40
7:40
80
9:00
9:10
80
10:30
10:40
170
13:30
2日目
山行
6:25
休憩
1:25
合計
7:50
5:30
35
6:05
6:10
55
7:05
7:05
15
7:20
7:25
10
7:35
7:40
90
9:10
9:20
60
10:20
10:30
80
11:50
11:55
10
12:05
12:20
10
12:30
13:00
20
3日目
山行
6:50
休憩
1:20
合計
8:10
5:40
60
6:40
6:50
60
7:50
7:50
110
9:40
9:40
60
10:40
10:40
20
11:00
12:10
100
4日目
山行
2:30
休憩
0:20
合計
2:50
7:10
60
8:10
8:20
60
9:20
9:30
30
10:00
畑薙大吊橋
ルートは手書きです。
天候 1日目:8/20(日)曇り時々晴れ
2日目:8/21(月)曇り時々晴れ
3日目:8/22(火)曇りとガス
4日目:8/23(水)晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
●前日の8/19(土)東名高速の島田金谷IC経由で畑薙へ。白樺荘に前泊。
●8/20(月)、白樺荘前6:40分発の井川観光協会のバスで登山口の畑薙大吊橋へ。
●山行中、マイカーは白樺荘の駐車場(宿の反対側にある砂利の駐車場)に置かせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
●大吊橋から茶臼小屋までは、ほぼ樹林帯のひたすら登ります。急斜面や沢をトラバースするように設けられた登山道(幅も狭いところあり)が多く、個人的には心理的に緊張しました。
●茶臼小屋〜光岳は、茶臼岳と光岳小屋付近以外で展望がある以外、基本樹林帯の中を地味にアップダウンを繰り返します。
その他周辺情報 前泊と下山後の利用した白樺荘は、お風呂・食事・値段ともよく、宿の前からバスも出ているので便利です。1泊2食付きで7,000円、入浴のみ510円。
スタートです。
複数の人が同時に渡ると揺れますが、両側のワイヤーをしっかり持っていれば安心です。
複数の人が同時に渡ると揺れますが、両側のワイヤーをしっかり持っていれば安心です。
ここに来る途中で、沢筋を横切る所で登山道が崩れかけての所があり緊張しました。この後もヤレヤレが続きます。
ここに来る途中で、沢筋を横切る所で登山道が崩れかけての所があり緊張しました。この後もヤレヤレが続きます。
ひたすら樹林帯の登りなので一気に横窪峠の写真になります。少し下れば横窪沢小屋です。
ひたすら樹林帯の登りなので一気に横窪峠の写真になります。少し下れば横窪沢小屋です。
横窪沢小屋に到着。ラムネを購入してトイレをお借りしました。ここには3日目にお世話になりました。
1
横窪沢小屋に到着。ラムネを購入してトイレをお借りしました。ここには3日目にお世話になりました。
横窪沢小屋と茶臼小屋の中間点。こうした休憩場所が50分くらいの間隔であって、ペースがつかみやすかったです。
横窪沢小屋と茶臼小屋の中間点。こうした休憩場所が50分くらいの間隔であって、ペースがつかみやすかったです。
茶臼小屋の手前。ようやくここで展望が開けます。
茶臼小屋の手前。ようやくここで展望が開けます。
茶臼小屋。水場とトイレは外です。
茶臼小屋。水場とトイレは外です。
茶臼小屋の前から。
茶臼小屋の前から。
茶臼小屋の前から。
茶臼小屋の前から。
2日目。いきなり茶臼岳。小屋からガスのため写真はありません。
2日目。いきなり茶臼岳。小屋からガスのため写真はありません。
天気が回復してきたので、希望峰に荷物をデポして仁田岳へ向かいます。
天気が回復してきたので、希望峰に荷物をデポして仁田岳へ向かいます。
仁田岳頂上。この後またガスに包まれます。
仁田岳頂上。この後またガスに包まれます。
こうした樹林帯のアップダウンを繰り返します。
こうした樹林帯のアップダウンを繰り返します。
易老岳頂上。話しとおり眺望なし。
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易老岳頂上。話しとおり眺望なし。
時折晴れ間がのぞきます。
時折晴れ間がのぞきます。
緑が目に優しいのですが、こればっかりだと少しうんざり気味になります。
緑が目に優しいのですが、こればっかりだと少しうんざり気味になります。
ガレ場を登ると静高平です。水が豊富に出ています。光岳小屋は水はないのでここでに汲んでいきます(写真は帰りにとったものです)。
ガレ場を登ると静高平です。水が豊富に出ています。光岳小屋は水はないのでここでに汲んでいきます(写真は帰りにとったものです)。
小屋前の湿原です。
小屋前の湿原です。
天気がよくなってきたので、イザルガ岳へ寄り道。光岳小屋の話しでは、運がよければ雷鳥が見れるそうです。
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天気がよくなってきたので、イザルガ岳へ寄り道。光岳小屋の話しでは、運がよければ雷鳥が見れるそうです。
イザルガ岳からの展望。
イザルガ岳からの展望。
イザルガ岳からの展望。
イザルガ岳からの展望。
今日の宿が見えてきました。
今日の宿が見えてきました。
小屋手前の高台から。この下に水場があるそうですが行ってません。
小屋手前の高台から。この下に水場があるそうですが行ってません。
光岳小屋に到着。受付を済ませ、カメラと水を持って光岳へ。テカリ石まで往復で1時間。
光岳小屋に到着。受付を済ませ、カメラと水を持って光岳へ。テカリ石まで往復で1時間。
光岳山頂。話しとおり眺望はなし。
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光岳山頂。話しとおり眺望はなし。
三角点。
立派な標柱の方。
立派な標柱の方。
テカリ石へ向かう途中にある展望台から。
テカリ石へ向かう途中にある展望台から。
テカリ石が見えてきました。
テカリ石が見えてきました。
テカリ石到着。
テカリ石の上から。2〜3人くらいは登れるでしょうか。
テカリ石の上から。2〜3人くらいは登れるでしょうか。
2つの標柱。
小屋に戻ってきました。
小屋に戻ってきました。
3日目スタート。今日も天気は相変わらずこんな感じです。茶臼岳を超えて上河内岳を往復して茶臼小屋に泊まる予定。
3日目スタート。今日も天気は相変わらずこんな感じです。茶臼岳を超えて上河内岳を往復して茶臼小屋に泊まる予定。
三吉ガレ付近。
昨日通った道ということとと、ガスガスのため途中の写真はあまとりませんでした。
昨日通った道ということとと、ガスガスのため途中の写真はあまとりませんでした。
茶臼岳を超えたあたりで雷鳥親子に遭遇。
茶臼岳を超えたあたりで雷鳥親子に遭遇。
雷鳥親子。ひなは1羽で、遠目には親と判別できないくらい成長しています。
雷鳥親子。ひなは1羽で、遠目には親と判別できないくらい成長しています。
雷鳥親子。
稜線の天気が、相変わらずのガスと、強風なので上河内岳のピストンは諦めました。明朝のバスの時間を考えて横窪沢小屋まで下りることにしました。
稜線の天気が、相変わらずのガスと、強風なので上河内岳のピストンは諦めました。明朝のバスの時間を考えて横窪沢小屋まで下りることにしました。
横窪沢小屋の2階には、昨年のトランスTJARの選手の寄せ書きがありました。ここの小屋がレースコース上で最後の小屋になるそうです。
横窪沢小屋の2階には、昨年のトランスTJARの選手の寄せ書きがありました。ここの小屋がレースコース上で最後の小屋になるそうです。
出発前に管理人さんと宿泊者とで記念写真。
出発前に管理人さんと宿泊者とで記念写真。
4日目スタート。こうした沢沿いを下ります。
4日目スタート。こうした沢沿いを下ります。
吊橋も盛り沢山。雨だとちょっと嫌ですね。
吊橋も盛り沢山。雨だとちょっと嫌ですね。
無事帰還。
大吊橋バス停。
バス停横からダム。
バス停横からダム。

感想

光岳。いつかは行かなければと思いながら、なかなか行くことに踏み切れなかった山。天候も安定していないこの夏、眺望がきかなくてもあまりがっかりしないだろうといことで光岳に決定。

【前日】夜通し車を運転し、少しの仮眠の後、行動開始するのがいつものパターンでしたが、今回は日程に余裕があったことから白樺荘に前泊しました。旅館と変わらない食事で、温泉はぬめり感と硫黄の臭いがするとてもいい温泉でした。宿の前からバスに乗れるし、車を宿の駐車場に置いておけるし、帰りもここまでバスできて、お風呂に入って食事して帰ることを考えると、ナイスな選択だったと思います。しかも料金は2食付きで7,000円とコストパフォーマンス大です。
【1日目】6:40白樺荘前から井川観光協会のバスで畑薙大吊橋へ。畑薙大吊橋を渡ってると後半から急に揺れが大きくなり、どうしたのか?と振り返ると、連れの後ろからトレラン風の方がテンポよくやってきたせいでした。左右のワイヤーをしっかりとつかんで歩けばそのうち無事に対岸に着きます。ここから横窪沢小屋までの登山道は、結構急な斜面を横切るように作られてたり、沢沿いだったり、吊橋だったり、階段だったり、バラエティーに富んだコースで、注意を要するところがそこそこあります。横窪沢小屋以降はひたすら登りです。ただ、50分前後くらいの間隔で休憩ポイントがあるのでペース配分よく登れました。
宿泊の茶臼小屋はツアーの人が多く大賑わいでした。ツアーの人は、光岳小屋の食事の関係で光岳小屋に泊まらずにピストンするのが多いようです。当日、光岳の往復に13時間かかってガイドさんと18時に戻ってきた年配の方もいました。外は暗く、天候が悪化でもしたらと思うと、こういう行程の組み方はどうかなと感じました。
【2日目】光岳をピストンするツアーの人たちが2時半とか3時に出発したようです。我々は4時半に小屋の朝食を食べ光岳を目指して5時半に出発。小屋から登って15分くらいで稜線に出ますがガスで展望なく、茶臼岳の頂上で写真をとって進みます。希望峰あたりでガスが晴れてきたのでザックをデポして仁田岳をピストンしましたが、思えば今回の行程でここが一番眺望がよかった場所でした。後は光岳小屋めで樹林帯の中をひたすらアップダウンを繰り返します。小屋手前のイザルガ岳にも寄り道して小屋へ到着。受付をして荷物を整理して光岳へ向かいます。光岳の頂上はレコで見ていた通り眺望はありませんが、「ようやくここに来た」という充実感はありました。その後テカリ石まで往復して小屋へ戻ります。今日の宿泊は全部で20数名でしょうか、その中でも食事付きの泊まりは6人で比較的ゆったり過ごせました。
【3日目】
5時に朝食を食べて5:40出発。天候は昨日にも増して今日もガス、そして風が強い。風が強いですが樹林帯が殆どなのでさほど影響はありませんでした。強風の茶臼岳を通過し、予定では上河内岳をピストンして今日は茶臼小屋へ泊る予定でしたが、風も強くガスで眺望もなかったので、また、翌日のバスの時間に余裕が出るだろうとんことで、茶臼小屋には泊まらず、小屋では昼食だけ食べて横窪沢小屋まで下ることにしました。2時前に横窪沢小屋へ到着。今日の宿泊は我々2名を含め計3名でゆったりででした。
【4日目】5時に朝食と食べましたが、バスの時間まで余裕があるのでコーヒーを頂きまったりとして7時過ぎに出発。初日に感じていた通り下りは終始緊張しながらの下山となりましたが、最後の吊橋を渡り無事帰還しました。10:40の井川観光協会のバスで白樺荘まで行き、お風呂と食事をして帰路につきました。

【総評】
今回は、コース的にそもそもアルプスの眺望はあまり期待してなかったので、ガスの日が多くても、それほど残念には感じませんでした。ガスの時間が多かったことも、かえって樹林帯の中を行程を暑さをあまり感じずよかったかもしれません。天候不順な今シーズン、雨に降られず無事ゴールできたことを良しと思える山旅でした。また、天気はいまいちでしたが、今回は今までになく、色々な方とお話しすることができ大変楽しい時間を過ごさせていただいたと思っています。皆さん、ありがとうございました。
●横窪沢小屋の管理人さん…TJARの話し、宴会でのお酒と話し、モーニングコーヒーなど、こんなにゆったりと、そして楽しく充実した小屋泊まりは初めてでした。
●東京のKさん…茶臼小屋と光岳小屋でご一緒させていただきありがとうございました。同じ業界の大先輩と聞いて勝手ながら親近感を感じました。強風のなか聖平小屋まで大変だったではないでしょうか。
●千葉のSさん…天候のせいで横窪沢小屋での2泊されたとのことで光岳はリベンジですね。宴会、楽しかったです。ありがとうございました。
●林野庁の仕事で猛禽類の調査をされていた方(お名前をお聞きしませんでした)…自然環境に関する色々な話し、ありがとうございました。あらためて自然保護の大切さを感じました。
●トレランのUさん…TJARについて色々な話しを聞かせていただきありがとうございました。来年のTJAR出場を願って応援しています。
・トレランの岩崎さん…わざわざトレーニング中に立ち止まって話しをしていただいてありがとうございました。来年のTJAR出場と活躍を期待しています。

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