塩見岳 高二以来、漆黒の鉄兜

2017年08月29日(火) 〜 2017年08月30日(水)

• GPS: 29:15
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,084m
• 下り: 2,072m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:07
• 休憩: 1:06
• 合計: 9:13

5:17 鳥倉林道ゲート（駐車場）
5:52 5:52 鳥倉林道登山口
8:14 8:25 三伏峠小屋
8:39 8:39 三伏山
9:33 9:33 本谷山
11:18 11:38 塩見小屋
12:44 13:00 塩見岳
13:07 13:26 塩見岳東峰
13:31 13:31 塩見岳
14:30 塩見小屋

2日目

• 山行: 4:23
• 休憩: 0:14
• 合計: 4:37

5:55 塩見小屋
7:14 7:14 本谷山
7:55 7:55 三伏山
8:06 8:20 三伏峠小屋
9:59 9:59 鳥倉林道登山口
10:32 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

29日・・雨のち曇り　30日・・曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ゲート前の駐車場はトイレ有り　スペースは出発時7割位埋まっていた

コース状況／危険箇所等

三伏峠から先は最近の雨によるものと思われるぬかるみが数え切れないほど有った
天狗岩手前から西峰までは前後に登山者がいる場合落石に注意

その他周辺情報

小渋温泉赤石荘、露天風呂付

写真

8/29 5:17

日本各地のナンバープレートが見られます

8/29 5:17

雨も小降りになり出発する

8/29 5:39

スマホ忘れた⁉まあいいや

8/29 5:51

登山口に近づく

8/29 5:52

山歩きが始まります

8/29 6:27

8/29 6:36

マルバタケブキ、けっこうあるね

8/29 6:46

豊口山との鞍部、この先は未踏の区間です

8/29 6:49

急登や

8/29 6:54

花の横

8/29 7:07

木製の桟道

8/29 7:12

苔の横を進むと

8/29 7:23

仏の清水

8/29 7:48

塩川ルート分岐、高校時代はここから登ってきたのだがあまり覚えていない。現在は登山道崩壊で閉鎖中

8/29 7:52

少し進むと

8/29 8:10

こんな看板,あと200歩

8/29 8:13

見えました

8/29 8:14

三伏峠小屋、多分あれから立て替えたと思われるが当時はここで二泊したような気がする

8/29 8:14

8/29 8:26

小休止して出発

8/29 8:29

荒川岳方面との分岐を左へ
この後ぬかるみ多し

8/29 8:39

三伏山頂上、視界なし

8/29 8:39

烏帽子岳へのルートか

8/29 9:16

8/29 9:17

これはすぐ分かる⁉トリカブト

8/29 9:17

8/29 9:17

8/29 9:19

8/29 9:33

本谷山到着

8/29 9:33

ここもガスで視界なし

8/29 9:51

途中、右前方のガスが切れ姿を現した

8/29 9:51

塩見だ！

8/29 9:54

険しそう

8/29 9:56

カッコイイ

8/29 10:11

ナナカマドの実

8/29 10:39

しばらく樹林帯の中

8/29 11:00

塩見新道分岐、もう長いこと閉鎖中です

8/29 11:07

ハイマツの中の急登を登って

8/29 11:12

一人がやっと通れるハイマツの通路を進むと

8/29 11:18

塩見小屋着

8/29 11:20

カレーに心惹かれる

8/29 11:21

天気情報など

8/29 11:21

小屋入口

8/29 11:38

頂上に向かう

8/29 11:41

ガスの中へ登って行く

8/29 11:55

天狗岩への急登

8/29 12:09

落石注意

8/29 12:15

天狗岩から塩見岳西峰

8/29 12:21

一旦下って岩場に取り付く

8/29 12:22

見上げると首が痛くなる

8/29 12:22

迫力ある

8/29 12:28

天狗岩を見下ろす

8/29 12:37

8/29 12:38

8/29 12:38

8/29 12:44

西峰到着
周りはガスで視界なし

8/29 12:46

あちらは東峰
ここで休憩

8/29 13:07

東峰に来ました。少しガスが取れてきた
あれは蝙蝠岳かな

8/29 13:07

荒川岳は雲の中

8/29 13:07

蝙蝠岳アップ

8/29 13:07

東側からガスが湧いてくる

8/29 13:08

8/29 13:09

塩見岳最高点

8/29 13:09

西峰

8/29 13:11

8/29 13:11

8/29 13:26

東峰から西側

8/29 13:26

自宅方向、会社からここが見えるのに・・・

8/29 13:26

晴れそうもない

8/29 13:28

西峰に戻ります

8/29 13:31

ガスの中へ下りていく

8/29 13:33

8/29 13:38

下降中、石を落とさない様に気を付けて

8/29 13:42

見上げると傾斜がよく分かる

8/29 13:43

8/29 13:51

岩と空

8/29 13:51

天狗岩への登り返し

8/29 13:52

北側のガスが取れてきた

8/29 13:56

振り返る

8/29 14:05

8/29 14:05

8/29 14:08

下降中

8/29 14:08

本谷山

8/29 14:13

雲が取れて視界が広がる
仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北、間ノ、農鳥、揃い踏み

8/29 14:13

仙丈ケ岳アップ

8/29 14:14

鋸岳、甲斐駒ケ岳アップ

8/29 14:14

北岳、間ノ岳アップ

8/29 14:14

農鳥岳アップ

8/29 14:17

何度も撮ってしまう、この景色は中々見れない
ここでしばらく景色を楽しむ

8/29 14:41

塩見小屋から塩見岳、ホント尖ってる

8/29 18:21

夕食後、北の空が焼けてくる

8/29 18:21

8/29 18:25

8/29 18:25

8/29 18:26

8/29 18:26

8/29 18:27

8/29 18:27

8/29 18:28

8/29 18:29

ロードショーも終わります

8/29 18:30

こちらも
心に残るひと時だった

8/30 5:28

翌日の朝食後ガスが切れた頂上に、左側から朝日が当たる

8/30 5:29

幻想的

8/30 5:29

この後右からガスが湧いてくる
風が強くて寒い

8/30 5:56

この通り真っ白、僅か数分だけだが見れてラッキーだった
下山します

8/30 6:48

面白いキノコ

8/30 7:08

ガスの中幻想的な森の中を歩く

8/30 7:14

霞む本谷山頂上

8/30 7:24

8/30 7:25

8/30 7:25

8/30 8:05

霧に包まれた三伏峠キャンプ場

8/30 8:16

マツムシソウ

8/30 8:32

苔が美しい

8/30 8:35

塩川方面

8/30 8:57

いい感じ

8/30 8:57

8/30 9:00

きれいな苔を見ながら下って行きます

8/30 9:18

8/30 9:45

日差しが出てきた

8/30 9:58

登山口に出る

8/30 9:59

林道歩き

8/30 10:08

谷の向こうに駐車場が見えている

8/30 10:13

日陰は涼しいです

8/30 10:32

ゲート到着

8/30 10:32

すっかりお日様が当たって暑いくらい
満足感に浸りながら帰ります

撮影機器：

EOS Kiss X7 CANON

感想

akihikoM

高校二年生の夏に学校行事で初めて登ったのが塩見岳だった。その頃は山に興味もなく仕方なく行ったというのが本当で、雨の中を歩き辛かったのと稜線から遥か遠くに小さく見えた故郷の景色だけが記憶に残っていた。あれから何十年も経って二度目の塩見岳、職場の窓から伊那山脈の向こうに頭を出し、いつも見えているこの山には特別の思い入れがある。ただ今年の夏は天候が不順で、姿を見れたのはほんの数日で何度か計画を断念していたのだった。
今回も天気予報は良かったのだが、南の海上にある台風の影響か出発まで雨が降り先が思いやられた。雨具を身につけて歩き出すと小降りになっていた雨も上がり良く歩かれた登山道は雰囲気も最高で気持ちが良かった。三伏峠小屋は当時二泊したはずなのだが記憶は薄れていて、その後のルートも初めて歩くような感じで新鮮に思えた。
花の種類も多く、シラビソの森の中も清々しく視界は無くても充分楽しめる。天狗岩から頂上にかけての岩稜帯も高度感が有り、3000m級の100名山にふさわしい堂々とした姿で、漆黒の鉄兜と呼ばれるその姿に惚れ惚れしてしまった。
高二で引率されて登った当時は、ただ登ったというだけで印象が薄かったのは仕方がなかったかもしれない。
故郷から見えるこの山の魅力を改めて実感して又いつか行きたいと思います。