アコウ平→御室小屋跡↑金峰山→大弛峠↓アコウ平
- GPS
- 06:15
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
4回目の登山だったが、何が危険で何が安全かわからなくなってきましたわ とりあえずスリリングとゆーかコワイ所は沢山ありましたし、ちと道も迷いましたわ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
保険証
携帯
ストック
|
---|
感想
登山デビュから4戦目、「破線ルート」とゆーものを体験したくなり、山と高原地図27番で、破線で登って実線で下りるルートを探してみました。
過去3回の実登山と幾千のブログ拝読で得た情報として、下りの破線はヤバい、登りの破線はなんとかなる、となっていたので・・。
で、見つけたのがこのルート、前半を破線でツラく過ごし、その後は快適な稜線歩きを満喫するとゆー目論見です。とは言え・・・破線ってコワくない?とゆー不安があり、ネットを漁ってルートの概況を探ります。
“破線とは言え、ほぼ登山道” “目印も多く迷う心配はない”とゆー旨の記述を見つけ背中を押されました。
で、行ってみたんですが、
まず、アコウ平から沢に下っていきます。入山口からすぐ倒木バタバタの薄暗い森を下っていきます。これから登るのに下るとゆー非効率さは兎も角、おびただしい数の倒木にホラー的恐怖で登山開幕です。その後にも「トロッコ線路跡」「御室小屋跡」とホラー度数の高いポイントが控えていることから、かなりビビりながらの歩行っす。
帰りたい・・・いや、まだ10分しか経ってねーだろwと。
で、なんとか集中力を確保できたのが序盤の川(沢)渡り、増水時は引き返すことになると情報を得ていたが、初めて来るモンにこの状況が増水なのか減水なのか比較対象ないっす・・・
推奨渡りポイントのロープがある場所に立って一歩踏み出してみます。
ヌルヌルでした。即撤退です。濡れたら絶対帰りたくなります。(さっきのホラールートで)
さて、と見回すと幅が狭くて飛べそうなポイントがありました。そこで一気に飛び越えます。
川(沢)渡りをクリアして少しホラー気分が紛れたのも束の間、ルートが判らん!
川から上がったとこに最初のピンクリボンがあったが次が見つからん・・・
10数分程彷徨って見つけました。そうだ、尾根だった!川を越えたら尾根だってことを忘れてたっす。(ちなみに地図も持ってたが・・)
そこからはピンクリボン!ピンクリボン!と辿ります。たまに見失い迷走しますが、戻って周囲に目を凝らすと次のリボンが見つかります。
次々にリボンを辿っていくと・・・水晶峠???の看板
間違ってます。苦労して登った斜面を下ります。リボンが嬉しすぎて分岐を見落としました。
そんなカンジでタイムロスしながら御室小屋跡へ、警戒していたホラー度数は然程でもなく、ちょっと太陽が差し込む明るい所で助かりましたわ。
ここまでくると一本道になり道迷いのリスクはかなり下がります。
だが・・・
いきなりの断崖岩場(クサリ有り)にホラーを超えたリアルな危機を感じます。(どちらかと言えばコッチの方がマシ)
ヒトには見せられないビビり方で、前回の乾徳山で習得した「下を見ない作戦」で乗り切ります。
序盤のホラーと道迷いによる精神消耗、中盤の圧倒的高度感の岩場による生命的危機、そして終盤の這い松ゴロゴロ岩場での喫煙者ならではの急登による心肺ダメージ、それらを乗り越えた先に『稜線』が見えました。
稜線、そこは明るい普通の登山道でホラー要素皆無、滑っても落ちない、そしてほぼ平坦、そんなステキな稜線を大弛峠まで歩けば今日の登山は終わりです。
そして辿りついた大弛峠、「金峰山3.6km」と表示があります。
いや待て、いま山頂から歩いてきた道、3.6kmなの?
・・・俺のクルマはここから5、6キロ下りたアコウ平の駐車場です。
陽が陰ってきたアスファルトをテクテク歩きます。
大弛峠まで1km・2km・3kmと看板があり、着実に進んでいることが判ります。3km地点で半分は越えたことになるが4km地点がなかなか出てこない。
たぶん3km地点から1kmは進んだと思うんだがな〜
疑問① 看板は3km地点まででそれより下には設置してないのか?
疑問② いや、俺の感覚が鈍っていて、実は3km地点からそれほど進んでないのか?
この2つの疑問を抱え、もし4km看板が出てきた場合に喜んでいいのか悲しむべきなのか判らなくなりました。
そんな中、不意に視界の隅に明らかな人工物である黒い物体が入りました。
俺の・・俺の・・・クルマ!
たぶんピークはここでしたね
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