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Yamareco

記録ID: 1324678
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

雲取山(鴨沢ルートピストン)

2017年11月28日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
20.2km
登り
1,520m
下り
1,511m

コースタイム

日帰り
山行
6:55
休憩
1:25
合計
8:20
6:40
6:45
80
8:05
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30
8:35
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10
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14:45
14:50
5
14:55
丹波山村村営駐車場
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丹波山村村営駐車場は朝6時過ぎですでに7割くらい駐車されていました。きれいなトイレもあります。(協力金BOXあり)東京方面からだと、国道411号から右手に登っていきますが、一つ目の角は鋭角で曲がり切れないのでその先でUターン必要でした。
コース状況/
危険箇所等
七ツ石山からブナ坂への斜面が凍結、下る際要注意でした。(アイゼン不使用)
ありました、登山口に2017年の大きな看板♪
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ありました、登山口に2017年の大きな看板♪
朝日がのぼり紅葉の赤を染めていきます。
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朝日がのぼり紅葉の赤を染めていきます。
富士山が見えました。お天気最高☆
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富士山が見えました。お天気最高☆
七ツ石小屋に到着。
七ツ石小屋に到着。
七ツ石小屋の山頂標識コレクション?
七ツ石小屋の山頂標識コレクション?
七ツ石神社。神社というにはあまりにも質素。
七ツ石神社。神社というにはあまりにも質素。
気持ちのいい七ツ石山山頂。
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気持ちのいい七ツ石山山頂。
向かう雲取山までの稜線がきれいに見えました♪
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向かう雲取山までの稜線がきれいに見えました♪
雪をまとった南アルプスが美しい!
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雪をまとった南アルプスが美しい!
青空に映えるブナ坂、景色がいい尾根歩き。
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青空に映えるブナ坂、景色がいい尾根歩き。
やっと会えた、ダンシングツリーさん(о´∀`о)
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やっと会えた、ダンシングツリーさん(о´∀`о)
ヘリポート☆
歩いてきた稜線を振り返ると、東京方面は雲海。七ツ石山はもうあんなに遠い。
歩いてきた稜線を振り返ると、東京方面は雲海。七ツ石山はもうあんなに遠い。
ひっそりと恥ずかしがりやな小雲取山山頂。
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ひっそりと恥ずかしがりやな小雲取山山頂。
いよいよ迫る雲取山。避難小屋も見えます。
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いよいよ迫る雲取山。避難小屋も見えます。
避難小屋に到着☆山梨百名山の標識を発見!
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避難小屋に到着☆山梨百名山の標識を発見!
2017m山頂、2017年に登ることができました!
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2017m山頂、2017年に登ることができました!
東京都最高峰です!
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東京都最高峰です!
ステキな尾根道と雲海。青空がまぶしい一日。
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ステキな尾根道と雲海。青空がまぶしい一日。
終始見えていた秀峰富士山に見送られて帰路へ。
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終始見えていた秀峰富士山に見送られて帰路へ。

装備

個人装備
長袖シャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 非常食 食器 地図(地形図) ヘッドランプ 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ 水筒

感想

2017年の山、雲取山へ。
思い返せば、この2ヶ月の山行はすべてこの日のためだったんじゃないかと。
ユーシン渓谷・甲武信ヶ岳ではロングコースに挑戦し持久力をつけ、武甲山・那須岳の縦走コースではアップダウンで足腰を鍛え、仙丈ヶ岳では3000m級の高所環境での自分と向き合う。
雲取山日帰り登頂実現に向けて、着実に力をつけていたのです。
丹波山村駐車場のまだ薄暗い明け方、そんなことを考えながら身が引き締まる思いで、準備を整え出発。
駐車場横の林道を上がるとすぐ左手に、さっそく「2017年雲取山」の看板が出迎えます。
なんとしても今年中に来たかったんです。
ここから山道へ入り緩く登っていきます。道はしっかり歩きやすいので、快適。
朝日が山の向こうから顔を出して、山道を照らします。赤く色づいた木々は光を浴びてさらに燃えるような赤色。
こんな風に自然を感じられるのは幸せな瞬間でした。
単調な登りはしばらく続き、正直飽きます。
登りで飽きるのは経験がないので、ちょっとびっくりですが、それくらい落ち着いた山道でした。
茶煮場につき、雲取山の概念図をしっかり確認。時間にして5分の1、距離にして4分の1という表現とその図はとてもわかりやすかったです。
まだまだ先は長い、飽きたとか思ってる場合じゃないと反省しつつ、さらに登ります。
風呂岩を越えてふと気付くと、左側が開けてきました。木の向こう側には富士山が見えます。
このちょっとした変化で俄然やる気になり、少し傾斜が上がっていることも気にならず、登ります。これまでなだらかだっただけに、少し息があがりました。
堂所を越えるとさらに高度感のある景色を楽しめます。
そしてまだ元気なうちに七ツ石山を登るべく、ひとまず七ツ石小屋へとさらに登ります。
斜面に立つ七ツ石小屋からはきれいな富士山の眺望。
日当たりのいいベンチに座って、行動食がわりに菓子パンを食べました。
振り返ると山梨百名山の標識が三本、コレクションされているのが目に入りました。
七ツ石小屋からはまた、登りにかかります。
巻き道との分岐を経て登っていくと、開けた場所に崩れかけたお堂と灯籠を発見。おそらく七ツ石神社。
お参りする雰囲気でもないので通りすぎ、目の前が開けると七ツ石山登頂です。
富士山はもちろん南アルプス、これから向かう雲取山の石尾根の景色が広がり、目を奪われます。
時折吹く風が山頂らしくひやりと冷たいので、景色を楽しんだら早々にブナ坂へと下ります。
足元が凍結していたので、ストックを使いながら丁寧に歩きました。ここが一番の危険箇所でした。
ブナ坂に入ると、青空に向かって進む最高に楽しい稜線歩き。
そして待ちに待ったダンシングツリーさんとの対面のとき!
みなさまの雲取山レコを見るたびに気になる存在だったダンシングツリーさん、今日も元気にダンシングで迎えてくれました♪かなりかわいくて、しばらく釘付けでした。
また歩き出し、ヘリポート、奥多摩小屋を通りすぎます。
左手には富士山と南アルプスの絶景が続き、ほんとに天国のような道。
ヨモギノ頭へ急登を登ると一度樹林帯に入り、やや傾斜がついた登山道を進みます。
ずっと緩やかだったからか、足がこの歩きを求めていたかのように傾斜も難なく登ることができました。
登りきり分岐の標識から振り返るとまたもやすばらしい景色。今日はほんとに天気に恵まれました。
標識の後ろのこんもりした笹藪の山から人が下りてきたのできくと、この上が小雲取山とのこと。入口に標識もないので、教えていただかなければスルーしてしまうところでした。
笹藪をかき分けて上がると、申し訳程度に「小雲取山」の看板がかかっていました。
再びルートに戻り、山頂を目指します。尾根道がまっすぐ山頂まで伸びて、あと一息。
風が抜ける道なのか、ちょっとひんやりした空気に包まれていました。
避難小屋がだんだん大きくなり、最後の坂を登ると山梨百名山の山頂標識。
山頂はさらに右に進んだところのようなので、とりあえず山頂へ向かいます。
ありました、2017年の記念標識♪後ろには日本一の富士山が綺麗に見えています。
今日こそが雲取山に登るべき日だったんだ!と思わせてくれる、最高の景色でした。
東京方面は今日はくもりなのか雲海が広がり、枯れ木の隙間からは白い浅間山も見えました。
東京都最高峰からの景色を十分堪能♪
冷え込んできたので、避難小屋まで戻り昼食です。富士山が見えるベストポジションで、カフェオレとパンで優雅にピクニック的ランチ♪
風がなければ日射しが暖かく、お昼寝したくなるまさにピクニックのようでした。
登りに約5時間かかっているのに、さほど疲れていないのが不思議でした。
下山は巻き道を使ってのピストン。
ブナ坂でダンシングツリーさんにお別れを告げて、七ツ石山を巻きます。
富士山には雲がわきはじめ、刻々とその姿を変えていくのが印象的でした。
巻き道はとても歩きやすく、さくさくと堂所まで下ります。
そして登りですら飽きていた山道は、帰りもやはり単調になり無心で歩き続けます。
でもこの無心の時間がリフレッシュにつながっていたりするんだろうなと思いました。
毎日考えることが多すぎるのかもしれません、まあ性格的にも(笑)。
そして下山が近付いてきたところで、突然の達成感。長い一日、日帰り登頂の目標をクリアできたのはほんとにすばらしい経験でした。
一日だけのことではなく、今日までの他の山経験や準備もちゃんとこの日に繋がったんだということが胸にあふれてきました。
2017年に2017年のお山を!とは、なんてことないことかもしれませんが、私にとって忘れられない一日をくれました。

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