白馬岳 白馬大池からの美しき雷鳥の稜線

2018年04月21日(土) 〜 2018年04月22日(日)

• GPS: 29:30
• 距離: 17.4km
• 登り: 1,537m
• 下り: 1,535m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:31

8:56 栂池パノラマウェイ 自然園駅
9:02 9:04 栂池ヒュッテ
9:06 9:08 栂池山荘
9:11 9:11 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
11:51 11:52 乗鞍岳
12:27 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 7:29
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:49

5:37 白馬大池山荘
6:33 6:36 船越ノ頭
7:24 7:26 小蓮華山
8:24 8:27 三国境
9:22 9:41 白馬岳
10:06 10:06 三国境
11:00 11:08 小蓮華山
11:48 11:49 船越ノ頭
12:18 12:58 白馬大池山荘
13:30 13:31 乗鞍岳
13:53 13:53 風吹大池方面分岐
14:23 14:26 栂池パノラマウェイ 自然園駅
14:26 ゴール地点

天候

21日晴れ
22日晴れ　稜線で西風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

栂池高原駅から
ゴンドラ＋RW　往復　3300円　　モンベルカードでの割引はなし
栂池高原駅正面駐車場は500円/日ですが、第2駐車場は無料です。
第2駐車場は栂池高原駅を左手に見て500mほど進んだ所です。
ゴンドラは8:00〜16:20、RWは8:30〜15:30です。

コース状況／危険箇所等

栂池自然園駅で5分程度の入山説明あり。色々とアドバイスを頂けた。
気温の上昇に伴い、雪が腐り始めるのが早い
アイゼンの効き具合は朝のうちは良いが、次第に悪くなっていく
船越ノ頭から白馬岳までクラック多数あり

その他周辺情報

八方温泉　郷の湯　600円　アルカリ性温泉でヌメヌメ

写真

4/21 9:06

栂池自然園。

4/21 9:45

方角を定めて登るが、踏み抜く踏み抜く。無駄に体力を消耗。

4/21 10:19

BCの方々のルートと合流。歩くのも随分楽なので、人の流れに乗っておけばよかったと後悔しています。

4/21 10:33

こういう景色を見ると、北アルプスにある二つの乗鞍岳は似てるかもと思ってしまう。

4/21 10:42

スノーシューはここまでで、今後はツボ足。しかしスノーシューというものは重いですね。

4/21 11:41

ケルンが見えるので、もうすぐ白馬乗鞍岳頂上。

4/21 11:46

白馬乗鞍岳に着きました！

4/21 12:07

白馬大池と白馬大池山荘は雪の下。白馬大池山荘はどこにあるかよくわかりませんね。

4/21 12:28

宿泊地に到着。今回の荷物は一泊で24kg…重過ぎ…全然軽量化できていない…なんでこんなに重たいんだ？いったい何が入っているんだ？

4/21 12:53

ボトルに雪を詰め込み太陽光で水を作ろうと試みますが、なかなか溶けません。

4/21 12:55

ここにhybrid snow houseを造ります。雪が腐っていて、良い雪のブロックが作り出せず、1mほど掘り下げました…疲れた。

4/21 20:24

天狗の庭方面
月が思いのほか明るく、あまり星が映らない。

4/21 20:25

乗鞍岳方面…光害が…

4/21 20:32

小蓮華山方面。月が煌々と照っています。

4/21 20:36

再び乗鞍岳方面

4/22 5:36

寒くてよく眠ることができず、気持ちいいなーと言う状況になったらもう日の出。4時出発のはずがまさか寝坊…モルゲンロートは諦めました。そして、遅刻をするか否かという瀬戸際の出勤のように出かけていきました。

4/22 5:49

今日もいい天気になりそう。日焼けもしそう。

4/22 6:14

雷鳥坂で雷鳥を発見！まさに大福！

4/22 6:17

雷鳥のカップル。デート中ですかね？

4/22 6:18

初めてみた白い羽の雷鳥、とてもきれいですね。うんこも写っていますが…

4/22 6:19

目の上に赤い肉冠があるのでオスですね。

4/22 6:25

小蓮華山への稜線。結構トレースがあります。

4/22 6:31

こんなクラックが多々ありますが、それほどリスキーではありません。

4/22 6:33

とても気持ちの良い稜線。赤く染まる時間に歩きたかった…

4/22 6:48

なんだかとても穏やかな気持ちになれます。

4/22 7:07

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、杓子岳、立山、劔岳、白馬岳などが見えます。

4/22 7:10

主稜をアタックしているパーティが見えます。いつかあそこに行きたいと思っています。

4/22 7:16

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、遠くには槍ヶ岳などが見えます。

4/22 7:24

小蓮華山に到着。

4/22 7:25

小蓮華山にあるオブジェ。

4/22 7:31

主稜のパーティーも着々と進んでいます。痺れるだろうなー。

4/22 7:41

また、雷鳥。

4/22 7:42

飛ぶのか？

4/22 7:43

1羽のメスを、2羽のオスが追いかける。そろそろ繁殖期のようです。

4/22 7:45

メスを逃がしたオス…何事もなかったようにしていますが、どんな気持ちなのでしょうか？

4/22 7:45

メスが選ぶのは、オレかオレ以外か…

4/22 7:51

ここの稜線はとても気持ちが良い。

4/22 8:00

主稜の方は、良いところまで行っていますね。最後の急登はアドレナリンが耳から出そうです。

4/22 8:02

また、雷鳥‼

4/22 8:30

メスが二羽

4/22 8:39

メスが二羽と思ったら、オスが一羽…一夫多妻制のようです。

4/22 9:02

またしても…雷鳥のバーゲンセールか？

4/22 9:11

あと少し！
上にいる二人はBCの方々のようです‼板を背負っての登攀お疲れ様でした。
私もスキーを担いで…行ってみる？

4/22 9:11

ツルギー

4/22 9:26

つるぎー 遠くには白山かな？

4/22 9:27

着きました。ここからの景色は…

4/22 9:28

サイコーデス。立山連峰も賑わっていることでしょう。

4/22 9:32

鹿島槍方面です。

4/22 9:34

おおよそ北アルプスが写っていますが…細かな説明はなしにしましょう。

4/22 9:36

奥は主稜を登攀された方々です　お疲れ様です
主稜羨ましい限り。来年か再来年には行きたいです。

4/22 9:42

広角のレンズにしたため雷鳥がわかりにくいか？

4/22 9:43

白馬岳ーまたくるぜー

4/22 9:46

さて、雷鳥どこにいるでしょうか？

4/22 9:46

ここはオス一羽、メス三羽の一夫多妻制。

4/22 9:51

雪倉岳方面

4/22 10:00

中央の斜面をシリセード！気持ちいい！

4/22 10:44

何度も何度も振り返ってしまいます。

4/22 11:14

4/22 11:37

BCの方々が登ってきています。小蓮華山から猿倉に降ると言っていた人もいました。

4/22 12:57

白馬大池で荷物をまとめて…snow houseを外から一枚

4/22 13:06

最後に見た雷鳥は白馬大池で、合計17羽でした

4/22 14:03

また来るぜー

撮影機器：

α7R ILCE-7R SONY

OLYMPUS STYLUS TG-830 Tough オリンパス

感想

tetsuraw

天気に恵まれた2日間でした。しかし、日焼け止めを忘れた結果、顔はⅠ度の熱傷。日焼けの域を超えてしまいました。今後は日焼け止め塗ります。

白馬大池で今回もhybrid snow houseを造りました。雪質が悪く、掘り下げるけれど氷の層が何度もあり苦戦を強いられ、深さ1mほどで良い雪質になりました。掘ることがメインになり疲れ果て完成までに5時間を要しました。今回はどうしてもsnow houseにしておかないと、今週末テントを使う予定があるので色々忙しくなってしまうから頑張りました。それにしても時間がかかり過ぎました。白馬大池では隣にテントの男性が一人と、離れたところに二組テントがあり、snow house類は私だけでした。

白馬大池から白馬岳の間で冬毛の雷鳥を初めて見て感極まったのですが、沢山いたことでやや感動もやや薄れた感じはしました。白馬岳から白馬大池に戻る途中、猛禽類を見かけてからは、雷鳥を稜線では見なくなり、雷鳥のバーゲンセールも終了たように思えましたが、白馬大池でも見ることができて良かったです。

今回は主稜を登っている方が多くいて本当に羨ましかったです。来年か再来年にはアタックしたいと思っています。