日光白根山−荒々しい山容と山頂からの大展望ー
- GPS
- 04:48
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 619m
- 下り
- 621m
コースタイム
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 4:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(2018/4/29時点) ・樹林帯はほぼ雪道。 ・山頂から弥陀ヶ池までの斜面も雪が残っている。 ・軽アイゼンは携行した方がよいと思われる。 |
その他周辺情報 | 〇日帰り温泉 花咲の湯(http://www.hanasakunoyu.com/main/modules/tinyd1/) 大人650円 |
写真
感想
2018GW2日目は日光白根山へ。
(1日目谷川岳→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1445052.html)
(3日目皇海山→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1445142.html)
GW2日目。
登山シーズンも序盤、体慣らしのため本日もロープウェイ利用のお手軽登山。
とはいえ、まだ残雪期の山ということで少しドキドキ。
ヤマレコのレコもあまり出ていないのでコース状況がよくわからない。アイゼン、ピッケルを準備することにした。
前日は丸沼高原スキー場の駐車場にて車中泊。トイレがあって大変便利。
丸沼高原スキー場の建物は新しくて綺麗!エスカレーターもある!モンベル用品も売ってる!温泉もある!
始発が8時なので建物をうろうろしながら時間を潰す。
ロープウェイ利用は登山客ばかり。
スキー、スノーボード客はリフト待ちだ。GWまで滑れるのはいいですね!
ロープウェイに乗って山頂駅につくと、目の間にどどーんとでっかい日光白根山。今日も快晴!
まずは二荒山神社に参拝して登山スタート。
登山道はしょっぱなから雪の上。樹林帯の中を進む。
先行者は男性2名。後ろを追いかけるような形で登っていく。
七色平分岐を過ぎるとほどなく急登に。
先行者がアイゼンを付け始めたので我々も付けることとした。
朝早いためか雪がしまっており、アイゼンの歯を利かせながら登っていく。
その後は基本的にはトラバース。ほぼ雪上であったが、時折、夏道で土が出ている場所もあった。ルートの目印のリボンが見つけにくい箇所があり、若干ルートを外すことも。雪道はルーファイが重要である。
ひたすら巻道を行く。どこまで巻くのか。嫌になるほど巻く。
巻いた後の急登に息が弾む。ここで後続のソロの男性が颯爽と抜いていった。
登り終えると樹林帯を抜け景色が一変する。
雪がなくなり火山特有の荒々しい姿が。
ここでアイゼンを脱いで、砂礫の道を登る。抜いていったソロの男性の姿が遠くに見える。あっという間に登って行ってしまった。
さぁ我々もと登り始めると、いつの間にか2番手となっている。日光が照りつけて汗が滴る。
しかし、青空のもと眺望は開け、周囲の山々の景色が美しい。
山頂付近で下山者の若者とすれ違う。別ルートからの周回者のようだ。
「やっぱり雪は多いですか?」
と聞かれ、
「樹林帯に入るとほとんど雪上ですよ」
と答えた。
最後は岩で形どられた山頂へと登ると360°の大展望が待っていた。
至仏山、燧ケ岳、会津駒などの雪をまとった尾瀬方面の山々。日光男体山をはじめとする日光の山々。絶景!
ほどなくすると山頂に続々と人が登ってくる。道中では数組しか会わなかったのに山頂で混雑するとは。様々なルートから登ってこられた人たちだった。
写真を撮って、山頂でスープを飲んでしばらく休憩。
登ってきた男性が「あの双耳峰は谷川岳か」と呟いていたので、「あれはたぶん燧ケ岳ですよ」とお伝えした。昨日、谷川岳登ったから流石にわかる。
さて、下山。
下山路は弥陀ヶ池方面へと下ることに。こちらは正面に尾瀬方面の山々を見ながら下れるので楽しい。途中からほとんど雪上を歩くことに。途中シリセードも。
弥陀ヶ池からのルートは終始樹林帯の雪道。踏み抜き多数、トレースが少なくて少し不安だったが分岐点までたどり着く。ここから血の池地獄を回るコースを選択するも、さらにトレースが少ない。ちょっとドキドキしながらも無事に登りで使ったコースに合流。
結果的に道中はほとんど人に逢わず親子二人で静かな山行を楽しめた。
ロープウェイ山頂駅から振り向けば、やっぱり日光白根山がドーンとそびえている。迫力ある山容。さっきまでその頂上にいたんだと感慨深い。
下山後は片品村の花咲の湯へ。3年前に至仏山に登った後に入った温泉。建物が綺麗で過ごしやすい。長男は花豆ジェラートを食べる。
お風呂の後は昨日に引き続き川場村の道の駅へ。昨日食べ損ねたラーメンを食べて明日の皇海山に向けて噂の栗原川林道をひた走った。
百名山69座目、長男(中2)68座目
二荒山神社のある日光白根山は、まさに荒々しい火山でした。雪を寄せ付けないその姿は、信仰の対象となるのも大いに頷けるものでした。
ロープウェイを降りてから暫くは、雪の残る樹林帯歩き+トラバースが続き、火山らしくなかったですが、その樹林帯を抜けた時には山頂部が現れ、雌阿寒岳のような感じを覚えました。
そして山頂からは、これまで登った山々などが良く見渡せました。同じく二荒山神社のある男体山、尾瀬の至仏・燧、先日登った谷川岳も見えて、思い出も感じながら景色を眺めていました。
その山自体も格好いい日光白根山でしたが、そこから見える山々もまた、美しいものでした。
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