皇海山(&鋸山)ー変化に富んだ楽しい登山ルートー
- GPS
- 05:39
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 984m
- 下り
- 984m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・悪路のため徐行運転(林道入口から約1時間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(2018/04/30時点) ・融雪が進みノーアイゼンで良かったが年によっては軽アイゼンもしくはチェーンスパイクが必要な場合もあるかもしれない。 ・不動沢コル直下:急坂のため注意。落石の可能性も。 ・鋸山直下:急坂のため注意。 |
その他周辺情報 | 道の駅白沢・望郷の湯(http://www.boukyou.com/) 日帰り入浴:大人560円 |
写真
感想
2018GW3日目は皇海山へ!
(1日目日谷川岳→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1445052.html)
(2日目日光白根山→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1445012.html)
皇海山への最短ルートは栗原川林道の皇海橋からですが、悪路で有名。噂はかねがね聞いておりましたが、せっかく群馬に来ているので、思い切って行くことに!
今年のレコがまったく上がっていなかったのでかなり不安でしたが、林道が開通していることを確認し、去年のGWのレコを参考にしました。
まずは第一関門は栗原川林道。
朝あわてて悪路を運転するよりも、前日の明るいうちに行ってしまおうということで、日光白根山から下山し、温泉、夕食をとって、コンビニで食料を調達して、いざ栗原川林道へ!!
いやー噂どおりの道でした!
皇海橋の駐車場に着くと1台だけ車が残っておりましたが、下山者の方だったらしく帰っていかれました。
前泊組の一番乗り!
少しすると一台車がやってきて隣に駐車。声をかけていただきお話をする。
スマホも電波が繋がらないし、早々に就寝。翌朝4時半起床。
すると車が4台増えてました。皆さん、暗い中、あの悪路を運転されてきたのですね・・・。
5時過ぎに支度を終えて、隣の車の方にご挨拶して出発。
最初は少し林道を歩き、それからは基本的に沢沿いに登っていく。
針葉樹の森の中を緩やかに高度を上げていきます。先頭でしたが、途中で前泊3台目?の男性に抜かれる。
あっという間に姿が見えなくなったので長男と「あの人早いねー」と話あう。
途中から、ほとんど沢を登っていくこととなり、時折雪渓の上を歩いたりしていく。沢を登りきると皇海山と鋸山の間のコルをめがけて急登。
息を切らせて登りきった不動沢のコルにて小休止。先ほどの男性が休憩中。
「最後ののぼりきつかったですよねー」とお話をする。
不動沢のコルからは鋸山の尖った山頂部が見える。
「時間に余裕があれば鋸山まで行こう」
と長男に話すも、長男は言葉を濁す。あんまり行きたくないのだろうか。
休憩の後、皇海山に向けてひたすら登る。
山頂部に近づくにすれて雪が増えて来るが、雪は緩んでおりアイゼンは必要がない。しかし、ちょっと最後は道がわかりづらい。
登っていくと青銅の剣があり、さらに進むと山頂部に到着。先行する男性に続いて本日2番乗り!
標識の周りは樹木が茂っていて、噂どおり眺望はないが、樹木の合間より日光の山、尾瀬の山が見ることが出来る。
先行者の男性と写真を撮りあって、山頂部でパンを一口たべてくだる。
途中で駐車場で隣だった男性の方とすれ違う。
不動沢のコルまで戻ってくると予定よりも早いペース。
さあて、時間もあることだし・・・いざ鋸山へ!
鋸山の往復をしても午前中には下山できそうだ。
鋸山へと向かう道中で男性とすれ違う。庚申山荘から来た人だろう。ヘルメットを着用している。
しばらく平坦な針葉樹に囲まれた道を歩く。
すると岩場が出てきた。長男のザックをデポして登る。
鋸山の山頂直下はものすごい急登で、木に括られているロープも使いながらののぼりとなった。
ここですれ違ったお兄さんは庚申山荘から来たとのこと!
「庚申山荘の方から来たんですか?」と聞かれて、「いえ、皇海橋の方がから来てピストンです」と答えると・・・。
「それならよかった。いやー、鋸山から先は下りは危ないと思って・・・。」
とのこと。そんなに怖いんだ・・・。
さて、鋸山を登りきると360°の大展望。またもや朝から先行していただいた男性とお会いする。お互いに写真を撮りあった。
日光の山々、尾瀬の山々、武尊山、さらには富士山も!
素晴らしい眺望であった。
鋸山の下りにはてこずったものの、どんどんと下って行ってほとんど休憩なしで皇海橋まで戻ってきた。
車が10台近くに増えていたのでびっくり!
バリエーションにとんだ登山ルートを十二分に楽しむことができました。
皇海山と鋸山はセットで登った方が絶対に良い!
下山後は、道の駅白沢の望郷の湯へ。
お風呂に浸かっていると見覚えのあるお顔。
本日、終始先行してくださった男性であった。
お風呂で声かけるのも何なのでお話はせず。
お風呂のあとは近くの上州牛の焼肉屋にて2人で打ち上げ !
ノンアルコールビールとコーラで乾杯!
百名山70座目、長男69座目。
皇海山はひっそりとある地味な百名山・・・という感じを受けますが、登山道自体はプチ沢登り?やコル前の急登、山頂付近の大きな剣など、決して飽きることのないものでした。
鋸山直下はこれまでの道とは打って変わって、本格的な岩場。ところどころの雪に足を滑らせないよう注意を払いつつ登り、山頂からは富士山まで見える絶景!GWの登山の締めくくりにふさわしい景色だったし、とても達成感のある岩登りとなりました。
地味だとよく言われる山ですが、予想以上に楽しい山行となりました。
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