常念山脈一人旅(燕岳〜大天井岳〜常念岳)


- GPS
- 52:17
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 2,391m
- 下り
- 2,581m
コースタイム
中房温泉 7:35
第一ベンチ 8:21
第二ベンチ 9:04
富士見ベンチ11:01
合戦小屋 11:47
12:10
燕山荘 13:49
4日
燕山荘 5:02
燕岳 5:36
燕山荘 7:00
出発 7:47
大下りの頭 8:47
大天井岳 11:43
常念小屋 14:48
5日
常念小屋 4:33
常念岳 6:03
常念小屋 7:00
出発 8:35
胸突八丁 9:28
大滝ベンチ 10:51
一の沢登山口11:52
天候 | 3日:曇り 4日:快晴 5日:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
一の沢からタクシー4400円(常念小屋で予約忘れず!) |
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉ルートは良く整備されています。 一の沢は上記に比べるとあまり良くないです。 (沢歩きなのでこんなもんなのかな?) |
予約できる山小屋 |
中房温泉登山口
|
写真
感想
今年の集大成に、北アルプスの三大急登をそつなく登って来年からの弾みにしようと考えましたが、あっけなく打ち砕かれたお話です。
北アルプス初心者ですから、中房温泉からゆっくりゆっくりと高度を稼ぎのはずが、何気なくペースが速くなり、挙句の果てには、昨年磐梯山で味わった痙攣がふくらはぎに小刻みにおきてきました。雲空にもガックリしながら、だましだまし合戦小屋までつき、休憩して調子が良くなったので燕山荘に向かいます。今度は途中で太ももに痙攣が・・・。何とか燕山荘に着き名簿を書いて靴を脱ぐ際に左足全体に痙攣が来て、痛みを堪え2Fの部屋で一人で痙攣と戦っていました。合戦小屋で知り合ったYさんにテント場の所で、「燕岳に登りませんか」と言われ、14:30までに降りてこなかったらきっと痙攣しているから無理かもとは言ってきたものの、状況説明だけはして措こうと思い、頑張って玄関迄いったら、何と玄関口にYさんがいて足の話をして、明日朝燕岳に行くことに決め、食堂でビールを飲みながら乾杯し、又、横浜在中のMさん夫妻とも出会い楽しいひと時を迎えました。
左足も痛みが徐々に無くなり、ようやく楽しみの晩飯の時間になりました。
日本で一番の燕山荘ですから気持ちも高まります。
山小屋で魚に肉に腹いっぱい食させて頂きました。おいしかったです。後に一緒に飲むことになるDさんとは此処で知り合いました。(心の中で、話し方は大阪弁か?きついかなと思いながら・・・。とっても良い人でした。)
いびき対策の耳栓をして早めに休みます。
朝4:40に起きて燕岳山頂を目指します。イルカを見ながら一番乗りの山頂です。まだ真っ暗でしたが少しずつ幸せな時間が流れていきます。
槍ヶ岳もすごく近くに見え、富士山も顔を見せてくれました。
3人で来られたグループの方も登られてて、昨日合戦沢の頭で調子が悪かった方も、とても顔色が良く何だか自分の事の様にうれしくなってきました。
写真を撮りまくり、一路燕山荘へ帰ります。
ご飯を食べて常念小屋に向かいます。出発して1時間くらいにYさんと歩いている際に、山荘の弁当を忘れた事にきずき、ちょっと落ち込んだものの、食料は3日分はあるのでめげずに向かいます。大天井直下で3人グループの2人と再開し、頂上を直登するのではなく、大天荘に向かいトラバースする様説明され、大天荘に到着したところ、YさんDさんが休憩していて、直登は大変だったと言っていたので、出会った事に感謝し安堵しました。
大天井岳から見るパノラマは此れまた絶景でした。
さすが常念山脈最高峰!感動です。東天井岳、横通岳を過ぎると直下に常念小屋が見えます。
ところが見えてからが長く、最後はクタクタになりながら到着です。
着替えて食堂で少しだけご褒美と思っていましたが、Yさんの言葉に表に出てDさんYさんとZさん4人で、軽い宴が、結構飲ませて頂ました。
晩飯もたくさん食べて、いろいろな人と団欒し山中で一番楽しかったです!!!
此れからもずーっと出会いを大切にして行きたいと心から思いました。
早くに寝ようとしましたが、地響きの様ないびきに耳栓もだめでした。
目をつぶり寝ようとしましたが、1時間寝れたかなと言うような感じで、富士山の悪夢が・・・。
寝不足のまま、常念岳に1時間と聞いていたので、余裕を持って1時間30分前(日の出6:05)に出ました。が、常念小屋から見えたのはニセ常念で、着いたと思ったらまだ奥に本物が・・・ガーン・・・。
まだ暗い中出てきて道に迷いながらやっと此処まで来たのに・・・。
日の出まで何とか行きたい、その気持ちだけで登り始めます。
登頂したのは6:03で、何とか間に合いました。
着いた瞬間感極まってしまい、今思うと恥ずかしいけど、自分を褒めてやりたかったです。(40過ぎて涙脆くなったのかなー・・・。)
御来光そして穂高・槍と幸せな時間をかみ締めます。
「また此れを見にきます」と心に刻み下山します。
登りで左足の付け根が痛かったのが、下山時苦しめます。(一の沢迄大丈夫かなと思いながら)
仕度をして一の沢迄下山です。
下山中終始左足付け根の痛みを感じながら下山し、山ノ神でお参りした時は、限界を迎えていました。
何とか足の付け根を押さえながら、ゆっくりゆっくりと無事下山しました。
帰りに穂高健康館でゆっくり湯につかり元気に帰ってきました。
ちなみに95Kgの体重が帰ってきたら96Kgウソッ!
最後に
5年後体育の日に逢うことを約束したYさんMさん夫妻
またの出会いを約束したDさんZさん
親切な3人組の方
静岡から来た方
女性3人組の方
15年振りに常念だけに来た方
夕食を共にした方
今回の登山で出会えた事、深く深く感謝いたします。
また山のどこかで逢える日を楽しみにし、私もわからなくならない程度に痩せて、お逢いしたいと思います。
無事、帰宅されたようでよかったです。
私はDさんになりますでしょうか?
関西弁の者です。
(言葉がキツカッたですか
すみません・・・
いい山行ができてよかったです。
こんな絶景に会えることはそうないと思います。
常念小屋での宴会は堪えましたわ。
出来上がっていたところから、再スタートですから。
高所と空腹に加え、チャンポン。
二日酔いではありませんでしたが喉が渇いて・・。。
常念岳でのご来光
私は遅刻したので、写真で楽しませて頂きました。
蝶ケ岳へはキツカッたです。
アップダウンがきつい。
最終的には三股にオレンジザックの方(Zさんかな)と
一緒に下りました。
いい景色といい山友さんに出会えてよかったです。
人が少ないく、濃い山行でした。
また。どこかで再会できたらと思います。
P.S.
私のヤマレコにtetsukumaさんが登場していますよぉ〜。
tetukumaさん はじめまして。
私も3日に大天井岳に行きましたが、ガスで視界ゼロ
4日は、すごい絶景見れたんですね
うらやましいかぎりですよ。。
jack-chanさん投稿ありがとうございます。
今回は天候に恵まれた山行でした。
日本200名産とは言え常念山脈最高峰、本当に最高でした。
今度行く時は是非テント泊で大天荘テント場で大天井岳から夕日、朝日拝んでみたいと思います。
tatomoさん山行お疲れ様です。
Zさんと降りられたんですね
2日続けて御来光は、本当に良かったです
山でまたお逢いできるのを楽しみに
常念小屋で名刺をいただいた,tatomoさんと一緒だった者です。皆さんに啓発されて,山レコに登録してみました。こうやって,山でお会いした人と後日談ができるなんて,これ,本当におもしろそうですね。
常念小屋では随分ごちそうになりました。楽しい時間を過ごしました。山であんなに飲んだのは久しぶりでした。
私は山レコの使い方を習得して,過去の山行記録を載せたりしたいです。
また,どこかでお会いしましょう。ありがとうございました。
ken oさん楽しいひとときありがとうございました。
忘れられない山があり、
忘れられない風景があり、
忘れられない大事な出会いがあり、
そんな山行していきます。
またお逢いできることを楽しみに、コツコツ百名山目指します。
ありがとうございました。
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