記録ID: 1607619
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
白馬・鹿島槍・五竜
天国と地獄の白馬岳
2018年10月05日(金) 〜
2018年10月07日(日)
隼鷹
- GPS
- 56:00
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 2,058m
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1日目
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:55
12:05
12:20
60分
栂池自然園ビジターセンター
13:20
13:25
60分
天狗原
14:55
2日目
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:35
3日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:15
6日の昼過ぎまでは素晴らしい好天。しかし、午後から南風が強まり、鑓までピストンの予定が、途中から引き返し、宿舎付近をうろうろしてお茶を濁した。夜半から6日にかけては稜線は暴風雨で、外に出られる状況ではなかった。頂上宿舎内で天候待ち。
| 天候 | 5日＝晴れ 6日＝晴れ、午後から強風 7日＝稜線付近は暴風雨、下は雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復＝猿倉荘〜白馬八方バスターミナル(タクシー3100円・3人で割り勘)、白馬八方BT〜長野駅(アルピコ交通バス1800円) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天狗原〜白馬乗鞍岳の岩稜帯は急斜面で足元が不安定。平らなところに出てほっとしたのもつかの間、岩だらけの道は踏み跡がわかりにくく、ペイントを頼りに進むが道をロスト。上から降りてくる人がいて道に戻ることができた。 白馬岳頂上山荘から猿倉荘の下り。上部は急斜面、ガレた石(特に黒っぽい石)は雨に濡れて滑りやすい。何回もバランスを崩しかけた。大雪渓に流れ込む沢の渡河点は雨で増水、水没した岩を足場にせざるを得ず、緊張感を強いられた。大雪渓はこの時期なので小さく、下に向かって右の山側を通って横を通過するが、ザレた土砂に足を取られそうになる。ガレたところは踏み跡がわかりにくい。 |
写真
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幕営量料1000円を支払い我が家の設営完了。今夜のテン場は20張に少し足りないくらい
大池山荘。缶ビール500��800円、お茶500�侫撻奪肇椒肇�500円
白馬岳全景。�猖魅▲襯廛垢僚�王�瓩琉枳召忙�合わぬ荒々しい山容
こちらから見ると、女王に似つかわしい優美さの白馬岳。頂上宿舎裏のくぼ地がテン場
台風による天候悪化が予想されるため、テン泊をあきらめ宿舎に泊まる
11時半まで天候回復を待ち猿倉へ下降。いくらか弱まった風雨を衝いて、避難小屋まで降りてきた
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
ヘッドランプ
懐中電灯
予備電池
1/25
000地形図
コンパス
山岳保険加入者証
ペン
手帳
保険証
飲料
ティッシュ
ウエットティッシュ
手ぬぐい
タオル
手袋
携帯電話
充電器
熊鈴
雨具
防寒着
ストック
カメラ
双眼鏡
時計
高度計
温度計
ツエルト
ザックカバー
バーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
はし
糧食
帽子
サバイバルシート
サバイバルキット
ホイッスル
ライター
ナイフ
シュラフ
テントマット
ツェルト
|
|---|
感想
台風の接近を気にしながら出かけた白馬岳は、2泊3日の前半は好天で天国、後半は台風の余波の悪天候で、地獄を見る羽目になった。
白馬大池のテン泊は、夕方から夜中までの強風にあおられ、ツエルトが飛ばされるのではないかとハラハラ、眠るどころではなかったけれど、よく頑張ってくれたツエルトに感謝。明け方には風も収まり、テントから顔を出して見上げると満天の星空。これぞテン泊のだいご味だ。
朝、青空の下の小蓮華山頂へ向かう雷鳥坂は、雷鳥には出会えなかったけど、アルプス北部の名峰と、青い日本海を見ながらの、最高の空中散歩だった。富士山は雲に隠れていたものの、遠くは佐渡島、谷川岳、苗場山、立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰を見ることができた。午後から風が強まり、予定していた白馬三山縦走はできなかったが、初めての稜線の暴風雨は、得難い経験だったと思うことにしよう。
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