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Yamareco

記録ID: 161765
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

南アルプス深南部(黒法師岳)

2012年01月07日(土) 〜 2012年01月09日(月)
 - 拍手
GPS
22:01
距離
34.6km
登り
2,635m
下り
2,922m
天候 【2012/1/7】晴れ
【2012/1/8】快晴
【2012/1/9】曇りのち快晴(朝方は雪混じりの強風)
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
自宅400≒中野425〓432新宿442〓502品川510〓621小田原622〓645熱海649〓837金谷914ж1027千頭1040=1125寸又峡温泉―1152飛竜橋1200―1210登山口―1237湯山集落跡―1318林道横断1329―1404栗の木の段―1421休(Co1300m付近)1430―1534イワカガミ群生地1539―1549白ガレの頭―1600コル【幕営】635―658展望所702―744前黒法師岳754―848林道へ降りる―902三叉路(ヘリポート)916―1001二ツ山(東峰)1010―1027二ツ山(西峰)―1100小ピーク(Co1812m)―1114コル1133―1240黒法師岳1255―1338水場のコル(⇔水場)1407―1445バラ谷の頭【幕営】605―打越峠―804荒木平の先(Co1570m付近)814―853前黒法師山900―924コル―947麻布山(東屋)955―分岐(⇔1002三角点)1003―1008倒壊小屋―1020眺見―1055ハイトリバ造林地看板(Co1200m付近)―1103古い鳥居―用兵地平―1132麻布神社(蛇腹)1136―1158戸中橋1205―1251水窪ダム―1255スーパー林道分岐―1330山王峡温泉分岐―1454国道152号線―1506水窪1609〓1823豊橋1831〓1905浜松1919〓2133沼津2146〓2205熱海2208〓2346東京2351〓0010中野≒0022自宅
金谷駅で大井川鐵道に乗換え。
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金谷駅で大井川鐵道に乗換え。
始発の金谷では、千頭からバス区間を含めて通しで寸又峡温泉までの切符を購入。硬券でした。
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始発の金谷では、千頭からバス区間を含めて通しで寸又峡温泉までの切符を購入。硬券でした。
千頭行き電車に乗り込みます。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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千頭行き電車に乗り込みます。
ワンマンカーの先頭部分。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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ワンマンカーの先頭部分。
車内には自動販売機。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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車内には自動販売機。
金谷駅の進行方向遠方には霊峰富士。
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金谷駅の進行方向遠方には霊峰富士。
千頭駅到着。
駅前には寸又峡温泉行きのバスが待っています。
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駅前には寸又峡温泉行きのバスが待っています。
寸又峡温泉着。
なんとなくのどかな町並み。
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なんとなくのどかな町並み。
寸又峡プロムナードコース入口。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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寸又峡プロムナードコース入口。
一般車両は通行止め。
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一般車両は通行止め。
天子トンネル。
夢の吊橋が見えます。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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夢の吊橋が見えます。
飛竜橋を渡ったところにある案内標識と登山届ポスト。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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飛竜橋を渡ったところにある案内標識と登山届ポスト。
さらに林道を10分ほど進んだところが登山口。いきなりガレ場の急登。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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さらに林道を10分ほど進んだところが登山口。いきなりガレ場の急登。
湯山集落跡。良くこんなところに集落が。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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湯山集落跡。良くこんなところに集落が。
林道横断付近からの展望。正面右寄りは朝日岳。
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林道横断付近からの展望。正面右寄りは朝日岳。
林道には壊れかけた作業小屋。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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林道には壊れかけた作業小屋。
林道からの登り口は作業小屋の右奥から。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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林道からの登り口は作業小屋の右奥から。
栗の木の段。三角点。
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栗の木の段。三角点。
標高1100mくらいから、ようやく雪がちらほらと。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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標高1100mくらいから、ようやく雪がちらほらと。
イワカガミ群生地。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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イワカガミ群生地。
たしかにイワカガミが辺り一面に。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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たしかにイワカガミが辺り一面に。
白ガレの頭。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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白ガレの頭。
白ガレの頭からの南方の展望。
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白ガレの頭からの南方の展望。
さて、今日はこの辺までにしますか。
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さて、今日はこの辺までにしますか。
雪の少ないところに今夜のお宿。
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雪の少ないところに今夜のお宿。
背景の木立の奥に明日越える予定の前黒法師岳。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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背景の木立の奥に明日越える予定の前黒法師岳。
【ここから二日目】出発前のまだやや薄暗い中、テントサイトから南側。
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【ここから二日目】出発前のまだやや薄暗い中、テントサイトから南側。
展望所から南アルプス主脈。
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展望所から南アルプス主脈。
展望所は縦走路からほんの数メートル北側です。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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展望所は縦走路からほんの数メートル北側です。
前黒法師岳まで来ました。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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前黒法師岳まで来ました。
前黒法師岳山頂からの展望は南側の一部のみ。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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前黒法師岳山頂からの展望は南側の一部のみ。
山頂には三角点もあります。テントを2〜3張りなら設営できそう。
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山頂には三角点もあります。テントを2〜3張りなら設営できそう。
2012年01月10日 07:47撮影 by  E08T, KDDI-TS
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(ここから数枚)前黒法師岳から西への縦走路の途中からの展望。黒法師岳と左手はバラ谷の頭。
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(ここから数枚)前黒法師岳から西への縦走路の途中からの展望。黒法師岳と左手はバラ谷の頭。
丸盆岳方面。
光岳、上河内岳、聖岳方面。
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光岳、上河内岳、聖岳方面。
池口岳方面。
黒法師岳はまだ遠い。
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黒法師岳はまだ遠い。
一旦林道に降りてこれを利用します。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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一旦林道に降りてこれを利用します。
この辺りは鹿さんが一杯。
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この辺りは鹿さんが一杯。
ヘリポート跡。
光岳方面。
丸盆岳方面。
黒法師岳と左にバラ谷の頭。
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黒法師岳と左にバラ谷の頭。
振り返った先に前黒法師岳。
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振り返った先に前黒法師岳。
黒法師岳と丸盆岳。
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黒法師岳と丸盆岳。
林道を離れて気持ちの良い尾根道へ。前黒法師岳を振り返る。
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林道を離れて気持ちの良い尾根道へ。前黒法師岳を振り返る。
行く手には黒法師岳。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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行く手には黒法師岳。
二ツ山(東峰)山頂。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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二ツ山(東峰)山頂。
二ツ山(東峰)からの黒法師岳。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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二ツ山(東峰)からの黒法師岳。
左にバラ谷の頭。右に下がったところが水場のコル。
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左にバラ谷の頭。右に下がったところが水場のコル。
黒法師岳への急登の手前のコルには、水場(西側)を示す古い標識。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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黒法師岳への急登の手前のコルには、水場(西側)を示す古い標識。
バラ谷の頭。今夜のお宿の予定。
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バラ谷の頭。今夜のお宿の予定。
前黒法師岳を振り返る。
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前黒法師岳を振り返る。
ここから黒法師岳への最後の急登が始まります。大きな木に水場を示す古い標識。
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ここから黒法師岳への最後の急登が始まります。大きな木に水場を示す古い標識。
登るにつれバラ谷の頭が相対的に低くなってきます。
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登るにつれバラ谷の頭が相対的に低くなってきます。
黒法師岳山頂に着きました。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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黒法師岳山頂に着きました。
積雪量は深いところでも30cm程度。
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積雪量は深いところでも30cm程度。
雪の中にありました。×印の一等三角点。
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雪の中にありました。×印の一等三角点。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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西側の縦走路付近からは胸のすくような大空間。熊伏山とか恵那山とか・・・
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西側の縦走路付近からは胸のすくような大空間。熊伏山とか恵那山とか・・・
バラ谷の頭への縦走路。
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バラ谷の頭への縦走路。
鎌崩岳方面。奥には南アルプス主脈。
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鎌崩岳方面。奥には南アルプス主脈。
縦走路の標識。右:丸盆岳、左:バラ谷の頭。
2012年01月10日 07:48撮影 by  E08T, KDDI-TS
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縦走路の標識。右:丸盆岳、左:バラ谷の頭。
急登を下って、黒法師岳を振り返る。西側はガレています。
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急登を下って、黒法師岳を振り返る。西側はガレています。
さらに下ったところから再度黒法師岳を振り返る。
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さらに下ったところから再度黒法師岳を振り返る。
水場のコル。木の標識は取れていました。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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水場のコル。木の標識は取れていました。
凍っているかと思いきや、しっかりコンコンと水が湧いています。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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凍っているかと思いきや、しっかりコンコンと水が湧いています。
水場からコルを見上げたところ。途中、鹿の足跡が一杯。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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水場からコルを見上げたところ。途中、鹿の足跡が一杯。
バラ谷の頭への登りの途中からの展望。前黒法師岳があんなに遠くになりました。
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バラ谷の頭への登りの途中からの展望。前黒法師岳があんなに遠くになりました。
黒法師岳から鎌崩岳方面。
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黒法師岳から鎌崩岳方面。
丸盆岳〜鎌ナギ〜鎌崩岳〜不動岳〜六呂場山〜黒山〜黒沢山〜中ノ尾根山〜鶏冠山〜池口岳〜加加森山〜光岳へと続く。
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丸盆岳〜鎌ナギ〜鎌崩岳〜不動岳〜六呂場山〜黒山〜黒沢山〜中ノ尾根山〜鶏冠山〜池口岳〜加加森山〜光岳へと続く。
バラ谷の頭に着きました。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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バラ谷の頭に着きました。
黒法師岳〜丸盆岳〜鎌崩岳。
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黒法師岳〜丸盆岳〜鎌崩岳。
遠くに北アルプス南部。それにしても無風快晴。
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遠くに北アルプス南部。それにしても無風快晴。
遠くに恵那山、木曽御嶽、乗鞍。
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遠くに恵那山、木曽御嶽、乗鞍。
本邦最南2000mの地。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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本邦最南2000mの地。
日本最南 標高2000m地点。
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日本最南 標高2000m地点。
将棋の駒の形をした山頂標識。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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将棋の駒の形をした山頂標識。
さらに少し南に進んだところ。そろそろ2000mを切る?
by  E08T, KDDI-TS
さらに少し南に進んだところ。そろそろ2000mを切る?
バラ谷の頭の展望広場に戻って再び展望を楽しむ。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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バラ谷の頭の展望広場に戻って再び展望を楽しむ。
結局、今日のお宿は「本邦最南2000mの地」の看板脇に。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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結局、今日のお宿は「本邦最南2000mの地」の看板脇に。
明日の下山路を確認。
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明日の下山路を確認。
見あきることのない展望。池口岳への縦走路。
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見あきることのない展望。池口岳への縦走路。
見あきることのない展望。鎌崩岳〜丸盆岳〜黒法師岳。
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見あきることのない展望。鎌崩岳〜丸盆岳〜黒法師岳。
見あきることのない展望。黒法師岳と右奥には前黒法師岳。
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見あきることのない展望。黒法師岳と右奥には前黒法師岳。
西日を浴びるマイテント。
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西日を浴びるマイテント。
西の空に日は沈む。
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西の空に日は沈む。
一番星みっけた。
2012年01月10日 07:49撮影 by  E08T, KDDI-TS
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一番星みっけた。
暦では、明日が満月。
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暦では、明日が満月。
【ここから三日目】雪交じりの強風の中を逃げるように下ってちょっと小休止。
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【ここから三日目】雪交じりの強風の中を逃げるように下ってちょっと小休止。
黒法師岳があんなに高い。
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黒法師岳があんなに高い。
黒沢山方面。山頂は雪雲の中。
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黒沢山方面。山頂は雪雲の中。
恵那山。
広くてところどころ倒木のある尾根をのんびり登り返します。
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広くてところどころ倒木のある尾根をのんびり登り返します。
前黒法師山につきました。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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前黒法師山につきました。
前黒法師山の三角点。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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前黒法師山の三角点。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布山山頂広場の東屋。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布山山頂広場の東屋。
ネット上でなんどか見かけた標識。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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ネット上でなんどか見かけた標識。
東屋近くの山頂標識(その1)。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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東屋近くの山頂標識(その1)。
東屋近くの山頂標識(その2)。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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東屋近くの山頂標識(その2)。
東屋の周りにはベンチもいくつかあります。
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東屋の周りにはベンチもいくつかあります。
麻布山の三角点は縦走路からほんの少し北西寄り。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布山の三角点は縦走路からほんの少し北西寄り。
三角点わきの山頂標識。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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三角点わきの山頂標識。
麻布山の三角点。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布山の三角点。
倒壊小屋。
倒壊小屋のすぐ南側から水窪ダム方面へ。
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倒壊小屋のすぐ南側から水窪ダム方面へ。
麻布神社入口との標識も。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布神社入口との標識も。
「眺見」付近からの眺め。
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「眺見」付近からの眺め。
「眺見」から尾根筋を外れ、右手(北西)に急降下します。ところどころにある赤テープを見失わないように。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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「眺見」から尾根筋を外れ、右手(北西)に急降下します。ところどころにある赤テープを見失わないように。
標高1200m付近の造林地看板。この辺りから麻布神社の少し手前までは道が良い。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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標高1200m付近の造林地看板。この辺りから麻布神社の少し手前までは道が良い。
標高1100付近の古い鳥居。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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標高1100付近の古い鳥居。
麻布神社。
麻布神社のすぐそばには「蛇塚」の標識。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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麻布神社のすぐそばには「蛇塚」の標識。
戸中橋を渡ります。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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戸中橋を渡ります。
橋のたもとには大量の流木とショベルカー。
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橋のたもとには大量の流木とショベルカー。
戸中川の上流方面。奈良代山かな?
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戸中川の上流方面。奈良代山かな?
戸中橋を渡ったところ(右岸)に登山届ポスト。
2012年01月10日 07:50撮影 by  E08T, KDDI-TS
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戸中橋を渡ったところ(右岸)に登山届ポスト。
林道をすこし下って、吊橋を振り返る。水量は少ない。
2012年01月10日 07:51撮影 by  E08T, KDDI-TS
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林道をすこし下って、吊橋を振り返る。水量は少ない。
水窪ダム。
水窪湖から麻布山方面。
by  E08T, KDDI-TS
水窪湖から麻布山方面。
ダムを渡った先にスーパー林道の分岐。
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ダムを渡った先にスーパー林道の分岐。
水窪ダムの石碑。
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水窪ダムの石碑。
この分岐を右手に行くと山王峡温泉らしいが、今日は定休日とのことで無視。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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この分岐を右手に行くと山王峡温泉らしいが、今日は定休日とのことで無視。
水窪駅前広場。
「みさくぼ」
天竜峡行の列車がすれ違いのため待合わせ。
2012年01月10日 07:46撮影 by  E08T, KDDI-TS
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天竜峡行の列車がすれ違いのため待合わせ。

感想

【出発前】単独で僅か3日間の冬合宿。行き先はいろいろと悩んだ挙句に、南アルプス・深南部の黒法師岳。入山口と下山口についてもさまざまなルートとアプローチ手段を検討して、東側の寸又峡温泉から西側の山王峡温泉に抜けることに。このルートだと、黒法師岳の前衛として前黒法師岳に、そして、後衛としては前黒法師山に登ることになります(「岳」と「山」の違い)。メインの黒法師岳は日本三百名山の1つであるとともに、一等三角点三百名山にも選定されていて、しかも通常の三角点より45°傾いた×印の三角点が見られるはず。また、バラ谷の頭は、本邦最南の2000m峰。是非その山頂にテントを張ってみたいと思っていた。調査にあたっては、ネット(山レコなど)上の書き込みだけでなく、愛読書の永野敏夫著「南アルプス・深南部」を参考にしました。

・往路は、未明にユキちゃんとモカちに車で中野駅まで送ってもらって、青春18きっぷの4片目を用いて始発に乗り、東海道線で金谷へ。ここから大井川鐵道で千頭、そこからさらにバスで寸又峡温泉についたときは11時過ぎ。ここは1977年の春合宿以来なので、実に35年ぶり。

・小春日和の日差し中を、飛竜橋へ。途中で落石防止用ネットの張り替え工事をやっていたが、たまたまお昼休みとかで、通行できラッキーでした。工事関係者の誘導員の方から、「上は寒いから気をつけて」と暖かい声を掛けて頂く。この人と分かれてからは下山するまで、結局だれにも会わず。

・飛竜橋の左岸にある登山ポストに入山届。最後は2011年12月30日に前黒法師岳を日帰り往復した東京都の男性1名だった模様。2012年の初入山者ってことかな。

・飛竜橋からさらに10分ほど西奥に進んだ登山口からは、いきなり急登でしかも足元が崩れ気味。やや進んで、湯山集落跡。一体全体何が嬉しくてこんなところに集落があったのだろうと素直に不思議。さらに登って林道を横切り、尾根に乗った栗の木の段あたりから、深南部の樹林帯の魅力がじわじわと。

・イワカガミ群生地は薄っすらと雪化粧がなされているものの、群生はたしかに大規模なので、花の時期にはきっと素晴らしいことでしょう。

・調子が良ければ前黒法師岳までと、とらぬ狸の皮算用をしていたが、白ガレの頭で16時近くになってしまった。明日は多少時間的余裕があるはずなので、ちょっと先のコルに近いところで平地を見つけて、幕営。展望は南側に少々。夜は冷えるものの、冬用羽毛シュラフと昨晩の寝不足のお陰でぐっすりと眠れた。

・二日目は6時半過ぎに出発。前黒法師岳へは急登が続くが、途中の展望所からは、南アルプスの深南部だけでなく、冠雪した主脈(光、上河内、聖、兎・大沢、赤石岳)までが望めて慰められます。

・展望の乏しい前黒法師岳を後にし、一旦300mほど下る。積雪量はほんの僅か。林道に出ると、鹿の群れ。ここから先もなんども群れと遭遇し、鹿の天国のよう。

・林道三叉路(ヘリポート)付近は開けていて、北も南も展望がばっちり。無風快晴でのんびりしたくなる。

・樹林帯歩きの愉しみを噛みしめながら、二ツ山へ。二つ目の西峰のコブからやや狭い尾根を辿ってコルへ。ここには木に古い標識が残っていて、どうやら左(西)側に下ると水が得られるらしい。

・いよいよ黒法師岳への急な登り返し。着実に高度を稼いて、山頂着。積雪は山頂の吹き溜まりでもせいぜい30cm程度。×印の三角点は雪の下だったので、ちょっと探すのに時間がかかりましたが、国土地理院の杭の近くにありました。確かに変形。それと、一等三角点にしては石の大きさ(一辺)が小さいように思われます。

・山頂から少し西側に移動すると、バラ谷の頭から丸盆岳への縦走路に出て(道標あり)、いきなりズバッと大空間に投げ出されたかのような開放感。一人だけなのに、思わず歓喜の声をあげてしまう。

・西南西へ笹の中の急坂を下って、気持ちの良い縦走路を辿ると、水場のコル。水場を示す標識は外れてしまっていて、針金だけが木に残されていました。ここから南側の水場への踏み跡には、鹿の足跡がたくさん。水場は凍ってしまっているのではないかと心配も杞憂で、しっかりと水を汲むことができました。

・コルからはガレ場脇の急登なので、せっかく持ってきたことだしと、アイゼンを装着してバラ谷の頭へ。ガレ上の広場からの南アルプス・深南部および主脈の展望がまた、素晴らしい。この展望広場にテントを張るか、それとも最高点の「本邦最南2000mの地(千頭山の会)」の標識があるところにするか、かなり頭を悩ませましたが、後者とすることに。こちらも西側は開けているので、夕陽がばっちり鑑賞できるとふんだからです。

・夕陽を堪能した後、気温はそれほど低くないものの、風が少しずつ強くなりだし、起床した3時半には、風に雪が混じっていることが天幕を打つ音で分かりました。

・三日目の行程は下山してからも長いので、早め早めに行動することとし、明るくなる前の6時に出発。風雪が強いので、テントは畳めずそのままザックの一番上に押し込んで出発。

・もともとがそうだったのか、夜の積雪があったからなのか、バラ谷の頭から西への縦走路の方が、東側に比較して雪が明らかに多い。それでもせいぜい膝までなので、ラッセルというほどでもなく壺足で難なく進む。前半は笹で後半は岩混じり。

・コル(打越峠)まで下ると広くゆったりとした尾根になり、ところどころ倒木を乗り越えたり潜ったりして南アルプスを満喫。嬉しくて楽しみながらのんびり歩いていたら、結構時間が経っているのに気付き、少々ペースを戻して前黒法師山へ。展望はなし。

・麻布山までも気持ちの良い縦走路で、ルンルン。そのうち遊園地のようなしっかりした丸太(木造でなくセメント?)の階段が出てくると、間もなく東屋のある山頂広場。いつの間にか天候も完全回復していました。

・山頂広場から南東に少し進むと、分岐があって、右に僅かで三角点。戻って、南に下ると間もなく倒壊小屋。ここが麻布神社へのルートの入口。リボンに導かれて尾根筋を下り、「眺見」という標識のあるところから右へ折れ、急坂を転げるように下って、小さな派生尾根に移ってぐんぐん下る。

・途中、携帯電話をオンにし山王峡温泉「しらかば荘」に電話してみると繋がった。しかし、なんと今日は定休日とのこと。温泉で汗を流す目論見が外れてがっかり。

・いつしか造林地に入り、しっかりした道を下る。古い鳥居を過ぎ、用兵地平を抜けると、道が急に悪く(狭く)なってひょっこり麻布神社へ。すぐ手前に「蛇塚」の標識あり。

・この麻布神社から下は上よりも良い道かと思いきや、その正反対。鹿除けのネットを抜け、急斜面の崩れかけたトラバース道を辿り、踏み跡の薄い、落ち葉や枝の埋まった植林帯を進む。なんとか道を間違えずに2つの廃屋を過ぎるとようやく戸中橋。鉄製の吊橋で遠目にはしっかりしているが、近くでみるとかなり古いようで、揺れ方があまり気持ち良くなかった。渡った右岸側に登山ポストがあったので、下山届を記入。

・未舗装の林道をしばらく歩いて、右からの舗装道を併せて、水窪ダムへ。ロックフィル式にダムを渡って左岸に移るとスーパー林道の分岐(冬季通行止め)。右に折れ、時折、ダンプカーや地元の作業用の軽自動車が通る程度の道を下って、山王峡温泉分岐。右に800mで「しらかば荘」との看板があるが、チラ見して過ぎる。重い冬山用登山靴で頑張り通して、水窪駅着は予定よりも(温泉に入れなかった分だけ)約1時間早い。余った時間で朝畳むことができなかったテントを干したり、残り物の食料をお腹に詰めたり。

・復路は、青春18きっぷの5片(最終)目には、豊橋行普通列車の車掌さんが手書きで日付印を入れてくれる。豊橋から先も、浜松、沼津、熱海で普通列車を乗り継いで東京へ。中野駅についたときは日付が変わっていましたが、帰りもユキちゃんとモカちのお迎えがあったので、楽ちんで帰宅。三日分の汗を自宅湯で流し、湯上りのビールで無事下山を乾杯。充実したとても良い冬合宿でした。

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コメント

深南部お疲れ様です
はじめまして

羨ましいコース歩かれましたね。私は地図読みに自信が無いため、深南部は好きですがなかなか歩けません。積雪の具合も気になっていましたが、こちらの記録読ませていただき、麻布山くらいなら、行けそうかなと思いました

ありがとうございました

これからもレコ楽しみにしています
2012/1/14 20:24
Re: 深南部お疲れ様です
> huuka05さん、

コメントありがとうございました。

静かな山旅が楽しめて、とても良かったです。もし行かれるなら、麻布山からさらに前黒法師山くらいまで足を延ばされるのをお薦めします。この間ののびやかな尾根は捨てがたいように感じました。(危険なところは全くありません)

私もいつかは、奥茶臼山にも足跡を残したいと思っています。

これからもよろしくお願い致します。
2012/1/15 22:51
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