深い紺色の空の蓼科山/白樺国際/乙女の滝、冬登山&スキー&氷瀑めぐり
- GPS
- 06:46
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,833m
- 下り
- 1,808m
コースタイム
9:30女神茶屋-12:15蓼科山12:50-14:00女神茶屋
14:50-16:00白樺国際スキー場、16:30-17:10氷瀑めぐり
(17:10横谷温泉峡-17:30自宅)
天候 | 快晴、蓼科山森林限界以上の空は深い紺色、宇宙に近かったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
以下のGSPデータは、車の移動は直線となっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓼科山は、降雪後の平日で、先行者2名ありましたが、フカフカ雪の急登続きで、登りに消耗しました。森林限界までは無風でしたが、それより上は-16℃の強風。 でもいつも通り、夏靴+モンベル靴下+つま先ホッカイロでOK、暖かでした。ダブルストックで行きましたが、このぐらいなら、ピッケルはいらないかな(すいません、ピッケル持ってません)。アイゼンは10本爪。 |
写真
感想
本日はお休みをいただき、午前は蓼科山に行きます。午後はスキーをしたいと思います。ただ、最大級の寒波が来ており、標高1000mの我が家でも朝-16℃でした。12月末から1月末のよく冷えた日は-10℃程度はよくありますが、-16℃はめったに見ない最低気温です。大丈夫かいなと、ちょっとびびります。気象予測では、蓼科山は日中でも-15℃から-20℃、風速15mとなっています。
朝8時半には登り始めようと思っていてたのですが、朝用事ができ、8時15分自宅出発、9時半登山開始、と1時間遅れました。それでも、標高差800m、夏のコースタイム2時間半のコースなので、冬でも2時間程度で登れるだろう、と思ってました。最初は、心拍数150以下で500m/Hのペースで登ってましたが、後半、ずっと急登が続き、トレースも先行2名分でフカフカ崩れやすく、1歩登って半歩落ちる感じでどんどん消耗してゆきました。最後200mがきつかった。心拍数160をすぐ超え、それでも350m/H程度のスピードしかでません。いままでの冬山で一番しんどかったです。頂上まで2時間45分かかりました。
また、駐車場から森林限界まで-8℃程度で無風、予想に反して歩くとかなり暑く、ジャケットなしでフリースで登りました。森林限界で状況は一転、-16℃、15mの強風でとても寒く、予報どおり。なお、本日は、山ナビNV-U37は-16℃でも動いてました。ただ、バックライトは輝度0で完全にダウン。ただの反射型液晶パネルとしての表示となります。帰路で復活しましたが。
天候は快晴、森林限界を超えると、空は青く澄み渡り深い紺色、宇宙に近い色です。最大級の寒気のおかげで空がクリアなおかげでしょうか? 中央アルプス、南アルプス、御岳、八ヶ岳の山々が良く見えてます。北アルプスは、一部雲でみえませんでした。また、標高2200mからは、凍りついた冬山の木々の風景も楽しめました。お昼を食べた、蓼科頂上山荘の付近は、雪の表面が風でクラストして硬いです。歩いても窪みません。
夏来た時は眺望0でしたが、今回は冬景色を堪能できました。帰り、途中で20名弱の団体さんとすれ違いました。今日のこの女神茶屋コースは、団体、私含め単独3名、ペア1組、計20名強でした。土日は数10名来ると聞きましたが、平日でも独りぼっちにはならなさそうです。下りは調子よく飛ばして、1時間10分で到着。
本当は、このあと半日券(2in1と白樺国際で共通2500円)でスキーの予定でしたが、すでに2時、ちょっと遅いのでドライブにチェンジ。まずは2in1を見学。それから白樺国際を見学。白樺国際のコースは気持ちよさそうなコースなので、やはり急遽スキーをすることに。ゴンドラ3本滑りました。ここで4時。わるくないバーンでしたが、ちょっと雪がしまりすぎで滑りずらいかな。できれば次回は、スキーはゲレンデがベストな朝一番でやり、蓼科山はゴンドラ終点から7合目コースで登りたいです。ただ本日は降雪後の平日ということで、7合目コースはトレースがなく単独ラッセルが予想されたので、女神茶屋としました。実際、予想どおりでした。平日の単独ラッセルは無理。
最後に、横谷峡、乙女の滝に行ってみます。凍りついているはずです。だれもいないかとおもったら、結構人がいます。人気スポットですね。さらに、奥に行き軽く氷瀑めぐり。ここで5時。
本日は、最大級の寒気と快晴の中、予想外にしんどい蓼科山、宇宙に近い深い紺色の青空、凍った木々、澄んだ展望、さらにはスキーと氷瀑めぐりも加わり丸一日楽しく遊べ、安全で楽しい冬山登山でした。
コメント
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こんばんは、totoro_san様。
下界で今冬の最低気温を更新した日、
蓼科山はずっときれいに輝いていました。
風も少ない感じで最高の青空ですね。うらやましい。
昨年の二月に登り今年もと思っているのですが、
6爪のアイゼンしか持っていないのです。
どうにかなりますかね??
実は白樺高原国際が過去の滑走日数ではダントツに多いです。気にっていただけたでしょうか?パノラマのように凶暴的な?長さではなく、適度なカービングバーンで気にってます。
ちょうど仕事が空いていた日に行ったのですが、運よく、すばらしい天気の日に当たりました。
昨年2月に6本爪で行かれたのですね。私も昨シーズンは4本爪でした。もし雪がよく固まっていたなら4−6本爪でも、ダブルストックを併用すれば、側面の爪を利かせて登れるでしょう。爪数は多いほうが楽とは思いますが。
このレコのように雪がふかふかで崩れるなら、爪数はほとんど関係ないですね。この場合も、ダブルストック使い4つ足で歩くことが、アイゼンの爪の数より役に立つと感じます。つま先に爪があると、ちょっと楽なケースもありましたが、誤差のうちかと。
ちょうど、朝コメントいただいたところですね。
白樺国際、よかったです。フラットで広いバーンを、カービングで気持ちよくすべれました。朝一番だと、もっときもちよさそう。
前回すべったピラタスも大好きです。ピラタス、白樺国際、お気に入りスキー場に登録です。冬山登山も楽しめ2度おいしいのも最高。
富士見パノラマのコースは、50過ぎには凶暴なコースですね。昔は1日8−10本滑ってましたが、近頃は4−5本でもう限界となり、楽な入笠山のスノーハイクに逃げてます。
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