浅間山（前掛山）

2012年04月01日(日) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,125m
• 下り: 1,111m

コースタイム

06:15天狗温泉浅間山荘駐車場〜06:39一の鳥居06:39〜06:53不動の滝06:53〜06:57二の鳥居06:57〜
07:51火山館〜07:58〜08:34賽の河原分岐08:34〜10:11前掛山山頂10:15〜11:34火山館11:34〜12:10二の鳥居12:10〜12:25一の鳥居12:25〜12:46天狗温泉浅間山荘駐車場

天候

晴れ→曇り→雪ちらつく
天狗温泉浅間山荘駐車場6:00でマイナス5度。
前掛山山頂10:00でマイナス10度。
風は山頂付近で10m程度か。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗温泉浅間山荘(500円/日)
積雪&凍結箇所はなし。ノーマルタイヤでOK。

コース状況／危険箇所等

【登山ポスト】
天狗温泉浅間山荘横の浅間山火山情報と登山管理事務所にあり。

【コース状況】

アイゼン&ピッケルは登り下りともに賽の河原を過ぎた前掛山の取り付き〜前掛山山頂間で使用。

●天狗温泉浅間山駐車場〜一の鳥居
左手に沢を見ながら、なだらかな登山道を登っていく。
凍結して滑りやすくなっているので注意。

●一の鳥居〜二の鳥居
コースは二手に分かれる。登りは不動の滝経由で二の鳥居へ、下りは直接二の鳥居から一の鳥居コースで。どちらも比較的なだらかな登山道。凍結に注意。

●二の鳥居〜火山館
二ノ鳥居を過ぎるとようやく勾配がきつくなり、本格的な登山道となる。
かもしか平辺りでは、踏み抜き多発。
火山館の手前のトラバース道(硫黄の臭いが強烈なところ付近)は、
アイスバーンになっていて落ちると大変そうでちょっとコワい思いをした。

●火山館〜賽の河原分岐
火山館を過ぎると、一瞬急登となり登りきると湯の平高原に。
湯ノ平高原は、モナカ雪で踏み抜きに苦しめられイライラ。踏み抜くと腿までいきました。
また、木の枝がかなり邪魔でこちらにもイライラ。
ここからトレースは先行者1人分だけとなる。

●賽の河原分岐〜前掛山
前掛山の取り付きからの正規の登山道が分からなかったので、
雪がしっかり付いていて歩きやすそうな斜面を直登する。
かなり急な斜面だが、サクリサクリとアイゼンがしっかり効いて楽しい。
風が強くなり始める。
視界ゼロのため、山頂の滞在時間は5分程度。
火口に向かって雪庇が発達していたので、あまり縁ギリギリまで行かないように注意。
登りで視界がほとんどなかったため、下りでどこから樹林帯へ入るのか少し迷う。

写真

歩き始めすぐの林道。凍結箇所を除けながら進む。

赤褐色の温泉で有名な天狗温泉。付近を流れる沢も赤褐色でした。

なだらかな道を進む。

不動の滝。

第一外輪山のパノラマ。雪煙が舞い上がり、冬山の様相を呈してる。

牙山。

かもしか平を過ぎると、ようやく浅間山の姿がドーンと現れる。

湯ノ平付近の様子。

パッと見はキレイなんどけど…

通過するのに木の枝が邪魔でちょっとイライラ。

モナカ雪にも苦しめられる。

ようやく浅間山の取り付きに。

樹林帯を抜ける。

あれ〜、雲に覆われている。

雪がしっかり付いている斜面を選んで直登。

ようやく外輪に到着。

火口側に向かって雪庇が成長している。

風も強い。風速10mくらいか。

前掛山の頂上標が見えてきた。

前掛山山頂。眺望ゼロ。

火口と外輪の溝は広大なスケートリンクのようになっていた。

さて、下山。

少し下ると眺望が復活。

四阿山が見えた!

直降。

振り返ると一瞬だけ雲がとれる。

頂上で見たかった青空。

でもやっぱりこの日は曇り基調でした。

トラバース道をゆく。

下山途中に見えた八ヶ岳。こちらも雲に覆われていた。

感想

danyama

●八ヶ岳、北アルプス、南アルプス、奥秩父などからの眺望で独特な存在感を示す浅間山。特に冬は独立峰がゆえに山肌に付いた雪がひときわ目立つ。夏は人が多いだろうから雪がしっかりあるうちに登っておきたかった。
●前日、天気予報をにらめっこ。南の方が天気は良さそうで、浅間山付近はギリギリ微妙な感じだが、意を決してクルマに乗り込む。
●早朝、佐久IC付近からは浅間山のキレイな姿が見え、テンションアップ。
●しかし、第一外輪は青空が見えているのに、前掛山にだけ雲がかかっていた。結局雲はとれず。
●ヒップそりを持参するも、あまり使いどころがなかった(前掛山の取り付き付近でちょっと使った程度)
●残念ながら山頂からの絶景は拝むことができななったが、変化に富んだコースと景色で充分楽しむことができた。