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Yamareco

記録ID: 183607
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

陣馬山〜景信山〜高尾山

2012年01月29日(日) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:47
距離
15.8km
登り
791m
下り
1,221m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

陣馬高原下7:45-9:05陣馬山9:25-10:00明王峠10:05-11:00景信山11:40-12:25小仏城山12:35-12:50一丁平12:55-(6号路)-14:20清滝駅
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
高尾駅7:00発バス(西東京バス)→陣馬高原下7:33着
コース状況/
危険箇所等
 1月23日(月)の雪がまだ残っている様子だったので、雪が残る風景を見ながら歩きたいと、陣馬山から高尾山を縦走することにしました。この季節に行くのは初めてで、道の様子がわかりません。スパッツを用意すべきかどうか、迷ったものの、とりあえずグローブだけ調達して行くことにしました。このとき、アイゼンが必要かどうか、などは全く考えもしていません。
 ぬかるんでいると歩く速度が遅くなると考えて、よく使う藤野駅→陣馬山ではなく、陣馬高原下から陣馬山に登るルートを選択しました。

 高尾駅でバスを待っているときは曇り空でした。バスには10名前後乗っていたでしょうか。陣馬高原下に近づくに連れて、周りは雪が増えていき、バス停を降りたときはスキー場にでも迷い込んだような感じでした。バス停近くのベンチにあった寒暖計はマイナス4度(そのころの八王子はマイナス1.4度)を示していました。体感としてはそれほど寒さは感じませんでした。体を温めてから、舗装された道路を歩き始め、周りの雪景色の写真を撮りながらゆっくり進みます。このときの道路は除雪されていたので、所々凍っていたものの、全く問題ありませんでした。ただ、時々頭の上に覆い被さっている木々から落ちてくる雪には注意が必要でした。

 しばらく進むと、道の左側に「新ハイキングコース」があるのに気づき、そこを進むことにしました。入るとすぐに雪道で、凍っていませんでしたのでゆっくり楽しく進みます。降雪から数日過ぎていたのに、あまり歩く人がいないためか、踏み固められておらず、「キュッ」という音がとても楽しかったです。持って行ったICレコーダで歩く音を録りながら、あるいは、霜柱や雪の上に残った動物の足跡を探しながら登っていきます。このときの登りは全く苦ではありませんでした。とても癒されました。と、歩いていくとあっという間に、目の前に山頂です。数人がいることが見えました。

 山頂は一面の深い雪、そして、いつの間にか空は良い天気になっていました。富士山はもちろんのこと、赤石岳、悪沢岳、金峰山、そして東京スカイツリーもしっかり見えました。

 陣馬山から景信山(昼食はここのベンチで)、小仏城山、高尾山まで、ほとんどが雪道でした。ただ、景信山から小仏城山の間は、凍結している箇所があり、危険な思いをしながらも、なんとか歩き続けました。途中、雪が無く、ぬかるんでいるところもありました。

 さて、今回の問題は高尾山からの下山コースでした。選択したのは6号路。川に降りる手前の急な階段が凍結しており、ゆっくり気をつけて降りました。ここは何とかクリア。その後も、凍結している箇所がかなりあり、注意しながら歩いて行きます。途中、普通の靴で歩いている親子連れなどもいましたが、大丈夫だったのでしょうか。さて、私ですが、実は凍結した下り坂で転倒して、手の指を骨折してしまいました(これは、帰宅後1週間経過して腫れが引かなかったため医者に行って判明)。アイゼンを持って行くことなど思いもしなかった自分を責めました。高尾山を甘く見ていたつもりはないのですが、不覚でした。そういえば、本格的なアイゼンをしている方もたくさん見ましたし、軽アイゼンや滑り止めのようなものを装着している人も大勢見ました。次回に向けて、何らかの準備をしておきたいと思っています。後悔先に立たず。骨折だけで済んだのは不幸中の幸いだったのかもしれません。

 と、怪我をしてしまった今回ですが、それでもとても楽く、雪山ハイキングを満喫してきました。
陣馬高原下のバス停から。この道を進みます。
陣馬高原下のバス停から。この道を進みます。
降雪から数日が過ぎたとは思えない光景です。
降雪から数日が過ぎたとは思えない光景です。
新ハイキングコースはここから左に入ります。
新ハイキングコースはここから左に入ります。
すぐに雪道が始まります。ここは、雪が残っているなあ、という感じで、この先の雪道は想像できませんでした。
すぐに雪道が始まります。ここは、雪が残っているなあ、という感じで、この先の雪道は想像できませんでした。
何かの足跡。
このような気持ちのよい雪道が続きます。
このような気持ちのよい雪道が続きます。
日陰ですので暗く見えますが、何とも歩きやすい雪道でした。
日陰ですので暗く見えますが、何とも歩きやすい雪道でした。
曲がった霜柱。飴みたいでした。
曲がった霜柱。飴みたいでした。
陣馬山頂からこんなふうに富士山が見えました。
陣馬山頂からこんなふうに富士山が見えました。
ぐぐっと近寄って写すとこんな感じ。
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ぐぐっと近寄って写すとこんな感じ。
南アルプス(赤石岳と悪沢岳)だそうです。
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南アルプス(赤石岳と悪沢岳)だそうです。
金峰山、北奥千丈岳、国師ヶ岳だそうです。
金峰山、北奥千丈岳、国師ヶ岳だそうです。
東京スカイツリーもよく見えました。
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東京スカイツリーもよく見えました。
山頂からすぐ下にあるトイレを見るとこんな感じでした。
山頂からすぐ下にあるトイレを見るとこんな感じでした。
トイレ側から山頂を見るとこんな感じでした。ちょっとした雪山のようです。
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トイレ側から山頂を見るとこんな感じでした。ちょっとした雪山のようです。
陣馬山から景信山に向かいます。相変わらず気持ちのよい雪道が続いています。
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陣馬山から景信山に向かいます。相変わらず気持ちのよい雪道が続いています。
靴から見た光景はこんな感じです。
靴から見た光景はこんな感じです。
ここにも誰かが足跡を残していました。
ここにも誰かが足跡を残していました。
ずーっと雪道。
景信山からも東京スカイツリーが見えました。
景信山からも東京スカイツリーが見えました。
景信山の様子。
景信山から望む富士山です。
景信山から望む富士山です。
景信山を出発してすぐ振り返る。
景信山を出発してすぐ振り返る。
小仏城山に向かう道も雪道です。
小仏城山に向かう道も雪道です。
ずっと雪道。
小仏城山に着きました。
小仏城山に着きました。
小仏城山の様子は、やはり雪山でした。
小仏城山の様子は、やはり雪山でした。
富士山はこんな感じ。
富士山はこんな感じ。
よく休憩する斜面もこの通り。
よく休憩する斜面もこの通り。
よく見えます。
小仏城山から高尾山に向かう道も事の通り、雪道でした。
小仏城山から高尾山に向かう道も事の通り、雪道でした。
6号路に入ってすぐの飛び石のあたり(かな)。
6号路に入ってすぐの飛び石のあたり(かな)。
こんな雪景色でした。
こんな雪景色でした。
怪我をしたのは、このような氷の上でした。
怪我をしたのは、このような氷の上でした。
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