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Yamareco

記録ID: 1855720
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳/白馬大雪渓滑降!

2019年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
--:--
距離
18.3km
登り
1,811m
下り
1,814m

コースタイム

日帰り
山行
11:01
休憩
1:20
合計
12:21
4:00
4:06
275
白馬尻小屋
8:41
8:42
19
白馬山荘
9:01
9:53
15
10:08
10:10
163
12:53
13:12
86
白馬尻小屋
14:38
猿倉登山口駐車場
登りは全行程シートラ。下り坂の予報を念頭に極力撮影回数を減らしたうえで、普段どおりのペース配分を心掛けました。
下りはいつもどおりにしょっちゅう撮影しながら滑ったので、スキーの割にはかなり時間が掛かっていて参考になりません。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉無料駐車場を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
白馬尻から下では融雪が進んでおり滑走不可、または不適。
大雪渓はまだまだ残雪豊富。大きなデブリは白馬尻周辺のみ。
その他周辺情報 自分は直帰しましたが、白馬村には日帰り温泉多数。
おびなたの湯、みみずくの湯、八方の湯など選択肢豊富です。
猿倉から最寄で道筋にある、おびなたの湯が野趣溢れる露天風呂でお薦めです。
〈 猿倉〜白馬尻までの行程 〉

2:17 猿倉無料駐車場(1,230m)出発

今日は午後から天候が微妙なようで、いつもよりやや早い出発としました。
事前の下調べどおり、猿倉荘を経由せずに駐車場から林道へ入ります。

2:35 鑓温泉分岐(1,310m)

林道の雪は下部は完全に融けている区間が長いです。途中からは雪はあっても滑って楽しくなさそうでした。

長走沢の渡渉でスキーブーツが浸水!後で気付きましたが少しだけ上流側で渡渉すると良いようです。

白馬尻より少し下で通過注意の小さな沢がありました。この日はまだスノーブリッジで渡れました。この沢の少し手前で12本爪アイゼンを装着。

4:00 白馬尻小屋(1,540m)※当写真

無雪期に歩いたことのあるルートとはいえ、やはり白馬尻に着くとほっとします。
小屋が立つと思われる場所は除雪され、工事用機材がおいてあります。
大雪渓に入る前に小休止を入れました。
〈 猿倉〜白馬尻までの行程 〉

2:17 猿倉無料駐車場(1,230m)出発

今日は午後から天候が微妙なようで、いつもよりやや早い出発としました。
事前の下調べどおり、猿倉荘を経由せずに駐車場から林道へ入ります。

2:35 鑓温泉分岐(1,310m)

林道の雪は下部は完全に融けている区間が長いです。途中からは雪はあっても滑って楽しくなさそうでした。

長走沢の渡渉でスキーブーツが浸水!後で気付きましたが少しだけ上流側で渡渉すると良いようです。

白馬尻より少し下で通過注意の小さな沢がありました。この日はまだスノーブリッジで渡れました。この沢の少し手前で12本爪アイゼンを装着。

4:00 白馬尻小屋(1,540m)※当写真

無雪期に歩いたことのあるルートとはいえ、やはり白馬尻に着くとほっとします。
小屋が立つと思われる場所は除雪され、工事用機材がおいてあります。
大雪渓に入る前に小休止を入れました。
4年ぶりの白馬大雪渓!
白馬尻からしばらくはデブリで荒れてますが、登るにつれて落ち着いてきます。
雪質はザラメ。スキーがよく走りそう。早朝は程好く締まっていて踏み抜きなく、アイゼンもよく効きました。
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4年ぶりの白馬大雪渓!
白馬尻からしばらくはデブリで荒れてますが、登るにつれて落ち着いてきます。
雪質はザラメ。スキーがよく走りそう。早朝は程好く締まっていて踏み抜きなく、アイゼンもよく効きました。
白馬大雪渓での荘厳なご来光でした!

下界では曇りでずっと星空が見えずで正直心配でした。
でも今日は山のほうが好天のパターンのようでほっとしました。
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白馬大雪渓での荘厳なご来光でした!

下界では曇りでずっと星空が見えずで正直心配でした。
でも今日は山のほうが好天のパターンのようでほっとしました。
モルゲンロートに染まる大雪渓!続けて2回訪れた針ノ木雪渓より遥かに大きいです。でも針ノ木雪渓より日当たり良好なので雪が緩むのも早そう。
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モルゲンロートに染まる大雪渓!続けて2回訪れた針ノ木雪渓より遥かに大きいです。でも針ノ木雪渓より日当たり良好なので雪が緩むのも早そう。
白馬大雪渓も登るにつれて斜度が増してきます。
途中までは適当に歩いてましたが、次第に明瞭になってきたトレースを踏んで直登します。
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白馬大雪渓も登るにつれて斜度が増してきます。
途中までは適当に歩いてましたが、次第に明瞭になってきたトレースを踏んで直登します。
白馬大雪渓はもう暑いと感じるほどの日差しですが、下界は雲海に覆われています。

そして大雪渓を歩いていると石がゴロゴロしてるのが目に付きました。
山スキーの先輩からスキーは雪渓用とそれ以外の2本あるのが望ましいと聞いていましたが直に見て納得でした。
この石の量は滑ってて避けようがないなと覚悟しました。
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白馬大雪渓はもう暑いと感じるほどの日差しですが、下界は雲海に覆われています。

そして大雪渓を歩いていると石がゴロゴロしてるのが目に付きました。
山スキーの先輩からスキーは雪渓用とそれ以外の2本あるのが望ましいと聞いていましたが直に見て納得でした。
この石の量は滑ってて避けようがないなと覚悟しました。
大雪渓も中盤を過ぎてジワジワと斜度がきつくなってきました。
夏道では確か一旦雪面を出て小尾根に乗る辺りでしょうか。
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大雪渓も中盤を過ぎてジワジワと斜度がきつくなってきました。
夏道では確か一旦雪面を出て小尾根に乗る辺りでしょうか。
少しだけブッシュが出ているところでポールからピッケルに装備変更。
一歩一歩しっかり踏みしめて登っていきます!この頃にはけっこう雪が緩み始めてました。
少しだけブッシュが出ているところでポールからピッケルに装備変更。
一歩一歩しっかり踏みしめて登っていきます!この頃にはけっこう雪が緩み始めてました。
最も斜度が急だったところ(小雪渓の辺り?)を抜けました!
見渡す限りの雲海を振り返って一息入れます。
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最も斜度が急だったところ(小雪渓の辺り?)を抜けました!
見渡す限りの雲海を振り返って一息入れます。
杓子岳の雄姿を横目に白馬岳頂上宿舎を目指します。
この辺り直上の斜面も滑ると気持ち良さそう!
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杓子岳の雄姿を横目に白馬岳頂上宿舎を目指します。
この辺り直上の斜面も滑ると気持ち良さそう!
白馬岳頂上宿舎が稜線上に小さく見えてきました!
でもここも見えてからが長い。まだ1時間は掛かるでしょう。
この先で斜度は緩くなるので、再びポールに装備変更。
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白馬岳頂上宿舎が稜線上に小さく見えてきました!
でもここも見えてからが長い。まだ1時間は掛かるでしょう。
この先で斜度は緩くなるので、再びポールに装備変更。
適当にトレースを拾いながら、ようやく白馬岳頂上宿舎が間近に見えるまで登ってきました。
稜線が近付くにつれてよく締まった雪になってきました。
この時間から滑降されているグループも見られましたが、まだまだ雪は硬そうです。
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適当にトレースを拾いながら、ようやく白馬岳頂上宿舎が間近に見えるまで登ってきました。
稜線が近付くにつれてよく締まった雪になってきました。
この時間から滑降されているグループも見られましたが、まだまだ雪は硬そうです。
8:00 白馬岳頂上宿舎付近(2,710m)を通過

トレースは頂上宿舎を横目に白馬山荘へ直進する模様。
4年前はここでテン泊しましたが、眺望が無い代わりに風を防いでくれる良いテン場です。
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8:00 白馬岳頂上宿舎付近(2,710m)を通過

トレースは頂上宿舎を横目に白馬山荘へ直進する模様。
4年前はここでテン泊しましたが、眺望が無い代わりに風を防いでくれる良いテン場です。
頂上宿舎横の最後の急登!距離は短いので焦らずゆっくり登り詰めます。
頂上宿舎横の最後の急登!距離は短いので焦らずゆっくり登り詰めます。
最後の急登を越えると、ようやく白馬山荘が見えてきました!
7年前の初めてのアルプス登山で宿泊した思い出ある山小屋です。
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最後の急登を越えると、ようやく白馬山荘が見えてきました!
7年前の初めてのアルプス登山で宿泊した思い出ある山小屋です。
残雪期の杓子、白馬鑓の眺望!この辺りは夏にはお花畑だったはず。

そして付近からは蛙のような鳴き声が聞こえるなと思ったら、やはり今年初めて雷鳥を見ました!夏道の周囲に居ました。
一眼レフに付けてるレンズは広角なので、雷鳥の写真は他の方にお任せして自分は目に焼き付けておきます。
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残雪期の杓子、白馬鑓の眺望!この辺りは夏にはお花畑だったはず。

そして付近からは蛙のような鳴き声が聞こえるなと思ったら、やはり今年初めて雷鳥を見ました!夏道の周囲に居ました。
一眼レフに付けてるレンズは広角なので、雷鳥の写真は他の方にお任せして自分は目に焼き付けておきます。
8:25 白馬山荘直下で夏道へ(2,780m)

白馬山荘の少し下で雪が途切れるので滑降はここから。
この先はアイゼンを外してスキーブーツで行きます。
8:25 白馬山荘直下で夏道へ(2,780m)

白馬山荘の少し下で雪が途切れるので滑降はここから。
この先はアイゼンを外してスキーブーツで行きます。
8:41 白馬山荘(2,830m)

白馬山荘周辺だけ雪が付いてますが、ツボ足で何とかいけました。
白馬山荘は既に営業中ですが、時期的にまだまだ静かです。
8:41 白馬山荘(2,830m)

白馬山荘周辺だけ雪が付いてますが、ツボ足で何とかいけました。
白馬山荘は既に営業中ですが、時期的にまだまだ静かです。
白馬山荘を過ぎると山頂まで最後の登り。
部分的に雪がありますがツボ足でいきます。
白馬山荘を過ぎると山頂まで最後の登り。
部分的に雪がありますがツボ足でいきます。
9:01 白馬岳山頂(2932.2m)到着!

3回目の白馬岳山頂。何度来ても素晴らしい山頂です。
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9:01 白馬岳山頂(2932.2m)到着!

3回目の白馬岳山頂。何度来ても素晴らしい山頂です。
火打、妙高、乙妻、高妻、飯縄…。
初めて来た時より踏破済みの山がだいぶ増えました。
火打、妙高、乙妻、高妻、飯縄…。
初めて来た時より踏破済みの山がだいぶ増えました。
富山湾も季節外れにきれいに見えています!
そして山頂でも雷鳥の鳴き声が聞こえてきました。
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富山湾も季節外れにきれいに見えています!
そして山頂でも雷鳥の鳴き声が聞こえてきました。
白馬岳山頂でのあおいとひなた。
自分も初めて来た時は今も続く高校以来の友人と一緒でした。
因みに何故遠路はるばる白馬岳へ来ることになったかというと、小蓮華山の尾根道の光景をエンディングに使っていたN〇Kドラマ「坂の上の雲」がきっかけ。
人生の転機はいつどんな形で巡ってくるか分かりません。
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白馬岳山頂でのあおいとひなた。
自分も初めて来た時は今も続く高校以来の友人と一緒でした。
因みに何故遠路はるばる白馬岳へ来ることになったかというと、小蓮華山の尾根道の光景をエンディングに使っていたN〇Kドラマ「坂の上の雲」がきっかけ。
人生の転機はいつどんな形で巡ってくるか分かりません。
白馬岳の一等三角点も忘れずに手を添えておきます。
白馬岳の一等三角点も忘れずに手を添えておきます。
白馬岳山頂にて。

深田久弥著「日本百名山」にも書かれているとおり、自分も白馬岳がアルプス初登頂の山となっている一人です。
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白馬岳山頂にて。

深田久弥著「日本百名山」にも書かれているとおり、自分も白馬岳がアルプス初登頂の山となっている一人です。
高所恐怖症のあおいちゃんには悪いけど、白馬岳山頂から猿倉辺りを見下ろして達成感を得ました。
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高所恐怖症のあおいちゃんには悪いけど、白馬岳山頂から猿倉辺りを見下ろして達成感を得ました。
写真では分かりにくいですが、肉眼だと大雪渓を行く登山者が見えます。
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写真では分かりにくいですが、肉眼だと大雪渓を行く登山者が見えます。
9:53 白馬岳山頂出発

自分としては短い山頂滞在時間ですがそろそろ出発します。
予報どおり上空に薄雲が広がってきたので、やはり早めに下りるほうが良さそうです。
9:53 白馬岳山頂出発

自分としては短い山頂滞在時間ですがそろそろ出発します。
予報どおり上空に薄雲が広がってきたので、やはり早めに下りるほうが良さそうです。
稜線上はまだまだ冷たくて、そしてかなりの強風でした。
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稜線上はまだまだ冷たくて、そしてかなりの強風でした。
10:21 白馬山荘下、滑降スタート地点(2,780m)まで戻る

ここで撮影やら滑走準備に入ります。
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10:21 白馬山荘下、滑降スタート地点(2,780m)まで戻る

ここで撮影やら滑走準備に入ります。
旭岳で滑っている方も居られました。
来シーズン以降に自分も滑ってみたい。
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旭岳で滑っている方も居られました。
来シーズン以降に自分も滑ってみたい。
10:55 滑降開始

30分ほど掛かってようやく準備完了!事前にシールを貼ってましたが結果的に剥がす手間が増えただけ。
行程によってシールの事前準備の扱いを変えるべきと今頃気付きました。
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10:55 滑降開始

30分ほど掛かってようやく準備完了!事前にシールを貼ってましたが結果的に剥がす手間が増えただけ。
行程によってシールの事前準備の扱いを変えるべきと今頃気付きました。
雪質や感覚を確かめつつ最初は慎重に滑降開始。
白馬岳頂上宿舎を過ぎる頃にはもう雪が緩んで重くなってきました。
朝から日当たり良好な東向き斜面だから緩むのが早い。
更にもう少し降りたところで急激に暑くなって、防寒着代わりのレインウェアを脱ぎました。
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雪質や感覚を確かめつつ最初は慎重に滑降開始。
白馬岳頂上宿舎を過ぎる頃にはもう雪が緩んで重くなってきました。
朝から日当たり良好な東向き斜面だから緩むのが早い。
更にもう少し降りたところで急激に暑くなって、防寒着代わりのレインウェアを脱ぎました。
茶色くなっている古い雪のほうがスキーがよく走って爽快でした!
暑かったけど滑って風を切ると途端に涼しくなりました♪
茶色くなっている古い雪のほうがスキーがよく走って爽快でした!
暑かったけど滑って風を切ると途端に涼しくなりました♪
ちょっとガスってきたのが気になりますが、急斜面に入る前の岩棚で小休止を入れました。
ちょっとガスってきたのが気になりますが、急斜面に入る前の岩棚で小休止を入れました。
大雪渓が見えてきました。
この先の落ち込むところから最も急斜面。登り中の登山者も多いので特に慎重にフォールラインを選びます。
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大雪渓が見えてきました。
この先の落ち込むところから最も急斜面。登り中の登山者も多いので特に慎重にフォールラインを選びます。
急斜面は安全を確認しながらゆっくりと下りました。
山スキーはとにかくケガしないように下りることが最優先です。
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急斜面は安全を確認しながらゆっくりと下りました。
山スキーはとにかくケガしないように下りることが最優先です。
急斜面の岩棚でも一息入れました。
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急斜面の岩棚でも一息入れました。
予報どおりガスってくるかなと思ったら、大雪渓に入ると晴れてきました!
予報よりだいぶ良い天気でやはりテンションが上がります。
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予報どおりガスってくるかなと思ったら、大雪渓に入ると晴れてきました!
予報よりだいぶ良い天気でやはりテンションが上がります。
大雪渓でも休憩しまくっててなかなか降りられません。
足がもたないのもあるけど、さっさと滑ってしまってはもったいない?と感じます。
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大雪渓でも休憩しまくっててなかなか降りられません。
足がもたないのもあるけど、さっさと滑ってしまってはもったいない?と感じます。
緩斜面で付近に登山者が居ないところではややスピードを上げて滑りました。
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緩斜面で付近に登山者が居ないところではややスピードを上げて滑りました。
大雪渓の光景を楽しみつつ、ゆっくりと下りていきます。
沸いてくる雲が夏の気配を感じられました。
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大雪渓の光景を楽しみつつ、ゆっくりと下りていきます。
沸いてくる雲が夏の気配を感じられました。
白馬尻の少し上までデブリに邪魔されずに滑降出来ました♪
滑ってて気持ち良かったけど、何回かコンと石に当たる音がして後で滑走面を見たら細かい傷が…。仕方ないけど現行のものは雪渓用として、ハイシーズン用にもう1本スキーが必要なようです。次の冬までに無用の長物となってる基礎用の板を処分して少しでも足しにします。

白馬尻が近付くと右岸側でトラバースに入ってデブリを極力回避しました。
白馬尻の少し上までデブリに邪魔されずに滑降出来ました♪
滑ってて気持ち良かったけど、何回かコンと石に当たる音がして後で滑走面を見たら細かい傷が…。仕方ないけど現行のものは雪渓用として、ハイシーズン用にもう1本スキーが必要なようです。次の冬までに無用の長物となってる基礎用の板を処分して少しでも足しにします。

白馬尻が近付くと右岸側でトラバースに入ってデブリを極力回避しました。
12:53 白馬尻小屋(1,540m)到着

撮影や休憩しまくってましたが、それでも滑降開始から2時間も掛からず。
普通に滑って下りるともっと遥かに早いでしょう。
12:53 白馬尻小屋(1,540m)到着

撮影や休憩しまくってましたが、それでも滑降開始から2時間も掛からず。
普通に滑って下りるともっと遥かに早いでしょう。
付近で休憩されていた登山者の方とお話ししてから白馬尻小屋を出発します。
この頃大雪渓の上空では怪しい雲が広がってきました。
やはり昼から下り坂の予報は当たっていたようです。
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付近で休憩されていた登山者の方とお話ししてから白馬尻小屋を出発します。
この頃大雪渓の上空では怪しい雲が広がってきました。
やはり昼から下り坂の予報は当たっていたようです。
13:12 白馬尻小屋出発

今は何もないけど、夏になると立派な小屋が立ちます。

ここから下はナイトハイクで登ってきたので、明るい時間帯に通過するのは初めてとなります。

一旦スキーを履いたものの、白馬尻から少し滑っただけでシートラに切換。
もう歩いて下りるほうが楽で安全と判断しました。
13:12 白馬尻小屋出発

今は何もないけど、夏になると立派な小屋が立ちます。

ここから下はナイトハイクで登ってきたので、明るい時間帯に通過するのは初めてとなります。

一旦スキーを履いたものの、白馬尻から少し滑っただけでシートラに切換。
もう歩いて下りるほうが楽で安全と判断しました。
降水確率は低いけど、とりあえず早く下りるほうが良さそう。
降水確率は低いけど、とりあえず早く下りるほうが良さそう。
この小さな沢の雪の付き具合は要注意。スノーブリッジや右岸側の雪を慎重に進みます。
この小さな沢の雪の付き具合は要注意。スノーブリッジや右岸側の雪を慎重に進みます。
ずっとこのような状態ならスキーで行きたいですが、この先で雪が消えるので逆にアイゼンも不要になります。
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ずっとこのような状態ならスキーで行きたいですが、この先で雪が消えるので逆にアイゼンも不要になります。
スキーブーツを浸水させてしまった長走沢。
登ってる時は暑いくらいで何となく乾いたのが不幸中の幸いでしたが。
今度からは少し上流側を迂回しましょう。
スキーブーツを浸水させてしまった長走沢。
登ってる時は暑いくらいで何となく乾いたのが不幸中の幸いでしたが。
今度からは少し上流側を迂回しましょう。
鑓温泉分岐まで下りると、待望の猿倉駐車場までもうすぐ!

スキーブーツで延々と林道を歩いて下るのは想像以上に疲れるものでした…。
下りの林道歩きが疲れるのは通常の登山と全く同じです。
もう少し早く来ていれば駐車場まで滑って下りれたのですが。

今年のGWは異例に長かったので帰省に充てたけど、来年は山スキーで連休を過ごしたいなと思いました。
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鑓温泉分岐まで下りると、待望の猿倉駐車場までもうすぐ!

スキーブーツで延々と林道を歩いて下るのは想像以上に疲れるものでした…。
下りの林道歩きが疲れるのは通常の登山と全く同じです。
もう少し早く来ていれば駐車場まで滑って下りれたのですが。

今年のGWは異例に長かったので帰省に充てたけど、来年は山スキーで連休を過ごしたいなと思いました。
やっとこさ懐かしい猿倉の駐車場が見えてきました。
やっとこさ懐かしい猿倉の駐車場が見えてきました。
14:39 猿倉無料駐車場(1,230m)到着

林道歩きが終わってほっとしました!
登山口には滔々と水が流れる溝があって、スキーブーツの土を落とせます♪

スキーとアイゼンを外すなどの手間を含めて、白馬尻から1時間半ほども掛かりました。
今日の核心は林道下りの区間だったかもしれません。
でもそれはおいといて、初めての白馬大雪渓での滑降は本当に大満足でした!
針ノ木雪渓と並んで白馬大雪渓もこの時期には毎年来ることになると思います。
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14:39 猿倉無料駐車場(1,230m)到着

林道歩きが終わってほっとしました!
登山口には滔々と水が流れる溝があって、スキーブーツの土を落とせます♪

スキーとアイゼンを外すなどの手間を含めて、白馬尻から1時間半ほども掛かりました。
今日の核心は林道下りの区間だったかもしれません。
でもそれはおいといて、初めての白馬大雪渓での滑降は本当に大満足でした!
針ノ木雪渓と並んで白馬大雪渓もこの時期には毎年来ることになると思います。
帰る途中にコンビニに寄ってコーラとアイスクリームを購入。美味しかった!
コンビニからはかつてよく滑りに来ていた八方尾根を懐かしく見上げました。

下界の白馬村ではどんよりとした曇り空。好天の下での行程で終始して何よりでした。
今日も心地良い疲れと充実感に包まれて帰途に就きました。
帰る途中にコンビニに寄ってコーラとアイスクリームを購入。美味しかった!
コンビニからはかつてよく滑りに来ていた八方尾根を懐かしく見上げました。

下界の白馬村ではどんよりとした曇り空。好天の下での行程で終始して何よりでした。
今日も心地良い疲れと充実感に包まれて帰途に就きました。

装備

個人装備
山スキー ポール スキーアイゼン ブーツ 長袖シャツ タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

山スキーを始めてから4ヶ月後に白馬岳へ登ることになるとは想像していませんでした。
雪山登山を始めた昨年に続いて、2018-2019シーズンは山スキーによって更に新たな世界が広がりました。

白馬大雪渓は夏に軽アイゼンで登った時も感動しましたが、山スキーで滑降出来たことも自分にとって夢のような体験でした。
今後とも体力づくりを重ねて、安全に登山、そしてスキーを出来るようにしたいです。

白馬大雪渓はシーズンの締め毎に訪れる場所になりそうです!

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コメント

摩耶山さん歩
わぁー!
もう100人を超える方が すでに見ておられますね。
初アルプスが 白馬だったのですね。
数年後まさか 山スキーで リトライになられるとは、
ご本人も 考えておられなかったのでは。
2019/5/21 10:10
摩耶山さん歩
雪渓が超有名なところなので みなさん興味をそそられたのでしょうね。
山頂もきちっと踏まれて すてきな展望を シェアーしていただき、
ありがとうございます。

早い出発は 雪が緩む具合も 予定にいれておられたのでしょうね。
日の出がすばらしいですね。
さすがに ロングコースで登りは 板をザックに取りつけて歩かれた。
しかし 準備は ストック アイゼン 靴に着けるアイゼン
スキー用アイゼン シールと 沢山準備品がありますね。
う、、ん すごいなぁーー。

もう白馬山荘は空いていて 
春山登山の ハイカーが大勢おられるのですね。
一度体験してみたいものですがはてさてです。
とりあえず 夏から!(笑)
ありがとうございました。
2019/5/21 10:16
Re: 摩耶山さん歩
mayasanpoさん、さっそくご覧いただきまして、ありがとうございます!

針ノ木登頂で満足してたら白馬大雪渓に行きそびれるところでした。
多くの方のレポを拝見して、自分も行けそうと判断しました。
自分も少し前まで白馬大雪渓をスキーで滑るという概念が無かったです。
滑走日数を重ねるにつれて、山スキーの要領をだいぶ掴んできてからの挑戦なので、
シーズンの締めくくりにもちょうど良かったです。

滑降だけが目的ならあえて山頂を踏みに行くこともないのですが、
白馬岳は自分にとって初アルプスの山でもありますし外せませんでした。

土曜日は昼からちょっと天候が微妙で直前まで行けるかどうか予報を注視していました。
結局、昼過ぎには下山する見通しで超早発しました。
白馬尻までナイトハイクとなりましたが、そのおかげで登りでの暑さも抑えられ、
雪が比較的締まった状態で登ることも出来ました。

山スキーは道具も技術も、雪山登山とスキーの双方を駆使します。
自分にとってスキー歴のほうが登山歴よりも古いので、山スキーもすんなり使えてます。
その代わりに山道具を揃えるのに相当出費が嵩みましたが…。

白馬山荘は登山口の猿倉への除雪が終わるGWに合わせて小屋開きとなるようですね。
頂上山荘はもう少し後のようです。
mayasanpoさんも夏にはぜひいずれ夏の大雪渓を登ってみてくださいね!
2019/5/21 22:19
山頂でお会いした方かと
時間的に多分山頂でお会いした方かと思います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1852138.html
予想通り、午後早いうちに東面からガスが出てきましたね。私も白馬鑓東面はやめて大雪渓から降りました。良いコンディションでしたね。お疲れ様でした。
2019/5/21 20:37
Re: 山頂でお会いした方かと
時間的に間違いなく山頂でお会いしていますね!
シーズン終盤にお互い良い日となりましたね。お疲れさまでした。
山行記録を拝見しました。清水谷の滑降、魅入ってしまいますね。素晴らしいです!
鑓温泉方面も興味があります。来年、好天の日にぜひ滑ってみたいです。
ありがとうございました。
2019/5/21 22:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 白馬・鹿島槍・五竜 [2日]
猿倉〜大雪渓(秋道)〜白馬山頂〜白馬鑓温泉〜猿倉
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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