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Yamareco

記録ID: 1971178
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

【百名山紀行:98座目】光岳は、遠かった!

2019年08月21日(水) 〜 2019年08月24日(土)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
26:55
距離
38.6km
登り
4,048m
下り
4,080m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:29
休憩
0:36
合計
7:05
7:11
34
7:45
7:45
65
8:50
9:01
113
10:54
11:19
177
14:16
2日目
山行
6:45
休憩
1:02
合計
7:47
5:46
43
茶臼小屋
6:29
6:36
41
7:17
7:23
141
9:44
9:44
52
10:36
10:39
98
12:17
12:21
26
12:47
13:29
4
3日目
山行
5:28
休憩
0:14
合計
5:42
5:35
52
県営光岳小屋
6:27
6:27
87
7:54
7:59
115
9:54
9:56
51
10:47
10:54
23
11:17
4日目
山行
5:29
休憩
0:22
合計
5:51
5:27
101
7:08
7:18
88
8:46
8:51
82
10:13
10:20
24
10:44
10:44
34
11:18
ゴール地点
■距離:38.77km
■累積標高:±3084m
■コースタイム:6時間25分+6時間45分+6時間20分+5時間5分
■行動時間(休憩時間を含む):7時間5分+7時間47分+5時間42分+5時間51分
(注)データは、ヤマレコMAPから入手しています。

◇茶臼小屋:https://nanpusu.jp/yamagoya/report02.html
 水が豊富です。夕食に刺身が出ました。
◇光岳小屋:http://alps2592.c.ooco.jp/
 とても綺麗な小屋です。小屋番さんが今年で終わりとのことです。
天候 8月21日:曇り
8月22日:ガス(夕方は晴れました)
8月23日:雨所々暴風雨
8月24日:曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■往路:金谷駅(9:01-12:06/大井川鉄道)井川駅(13:10-14:14/井川地区自主運行バス)白樺荘<泊>白樺荘(6:40-7:00/送迎バス)沼平
■復路:沼平(送迎バス/12:30-13:00)白樺荘(14:35-17:50)/しずてつバス)静岡駅

◇井川地区自主運用バス:¥500
 http://www.city.shizuoka.jp/000_004645.html
◇しずてつバス:\3100。7月25日で今年の運行は終了しました。
 https://www.justline.co.jp/southalps2019/
コース状況/
危険箇所等
■特段危険なところはありませんが、普通に危険な個所(崩落地、朽ちた階段、傾いた桟橋等々)は多々あります。特に仮設の丸太橋から落ちた場合には急流に流されます。
■登山口から茶臼小屋までは急登の連続です。北アルプス三大急登顔負けと思います。
■三吉平から静高平まではガレた枯れた沢の中を登っていきますが急登で雨の際には注意が必要かと。
その他周辺情報 ◇白樺荘:https://www.visit-shizuoka.com/spots/detail.php?kanko=445
前泊と下山後の入浴で利用させて頂きました。湯舟からは茶臼岳が望めます。
前泊した白樺荘。
2019年08月20日 14:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/20 14:30
前泊した白樺荘。
(8月21日)
畑薙大吊橋からスタートします。あまり揺れは感じませんでした。
2019年08月21日 07:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 7:09
(8月21日)
畑薙大吊橋からスタートします。あまり揺れは感じませんでした。
吊橋を渡り終えてひと登りするとヤレヤレ峠。それほどヤレヤレとは感じませんでした。
2019年08月21日 07:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 7:40
吊橋を渡り終えてひと登りするとヤレヤレ峠。それほどヤレヤレとは感じませんでした。
ヤレヤレ峠からウソッコ沢小屋を目指しますが、この間には仮設の丸太橋が幾つかあります。ここは元は1号吊橋。思った以上にしっかりしていました。
2019年08月21日 08:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/21 8:01
ヤレヤレ峠からウソッコ沢小屋を目指しますが、この間には仮設の丸太橋が幾つかあります。ここは元は1号吊橋。思った以上にしっかりしていました。
2号吊橋は健在。
2019年08月21日 08:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/21 8:09
2号吊橋は健在。
3号吊橋の仮設橋。
2019年08月21日 08:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/21 8:15
3号吊橋の仮設橋。
4号橋も健在。
2019年08月21日 08:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 8:41
4号橋も健在。
ウソッコ沢小屋。ここで一息入れます。
2019年08月21日 08:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 8:50
ウソッコ沢小屋。ここで一息入れます。
派手な色ですが、花の名前は判りません。
2019年08月21日 08:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/21 8:50
派手な色ですが、花の名前は判りません。
5号吊橋の代替。落ちたら流されます。
2019年08月21日 09:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 9:02
5号吊橋の代替。落ちたら流されます。
これを見てガッカリ。まだ1300mなのか!小屋は2400mですので、残り1100m登ることになります。
2019年08月21日 09:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 9:25
これを見てガッカリ。まだ1300mなのか!小屋は2400mですので、残り1100m登ることになります。
中の段。
2019年08月21日 10:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 10:08
中の段。
変わったキノコが群生しています。
2019年08月21日 10:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 10:26
変わったキノコが群生しています。
横窪峠通過。
2019年08月21日 10:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 10:38
横窪峠通過。
横窪小屋に着きました。暖かいお茶を頂きました。ありがたいです。ここまでも厳しかったですが、この先も急登が待っています。
2019年08月21日 10:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/21 10:53
横窪小屋に着きました。暖かいお茶を頂きました。ありがたいです。ここまでも厳しかったですが、この先も急登が待っています。
樹林帯で一瞬開けた場所があり大無間山が見えるとのことですがどの山かな?
2019年08月21日 12:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 12:20
樹林帯で一瞬開けた場所があり大無間山が見えるとのことですがどの山かな?
残り500mまで来ました。高尾山ほどの標高です。
2019年08月21日 12:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 12:33
残り500mまで来ました。高尾山ほどの標高です。
横窪沢小屋と茶臼小屋の中間地点。
2019年08月21日 12:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/21 12:45
横窪沢小屋と茶臼小屋の中間地点。
華段を通過したら、
2019年08月21日 13:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 13:23
華段を通過したら、
色々な花を見かけるようになりました。
2019年08月21日 13:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 13:40
色々な花を見かけるようになりました。
2019年08月21日 13:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 13:47
晴れていないので花は開かないようです。
2019年08月21日 14:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 14:00
晴れていないので花は開かないようです。
この花は色々なところで群生していました。
2019年08月21日 14:00撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 14:00
この花は色々なところで群生していました。
ハート型に崩落しています。
2019年08月21日 14:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/21 14:06
ハート型に崩落しています。
2019年08月21日 14:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 14:08
2019年08月21日 14:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 14:09
茶臼小屋が見えてきました。沢沿いにある小屋ですので水は豊富です。今日はここにお世話になります。アットホームな小屋でした。
2019年08月21日 14:15撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
8/21 14:15
茶臼小屋が見えてきました。沢沿いにある小屋ですので水は豊富です。今日はここにお世話になります。アットホームな小屋でした。
小屋の周りはトリカブトが群生しています。
2019年08月21日 14:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/21 14:19
小屋の周りはトリカブトが群生しています。
(8月22日)
この日は朝からガスっていました。今日は光岳に向かいます。
2019年08月22日 05:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 5:48
(8月22日)
この日は朝からガスっていました。今日は光岳に向かいます。
可愛い花です。
2019年08月22日 05:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 5:48
可愛い花です。
先ずは茶臼岳に。ガスっていて風も強いです。
2019年08月22日 06:34撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 6:34
先ずは茶臼岳に。ガスっていて風も強いです。
希望峰までの間は、南アルプスらしい雰囲気のある所が所々に在ります。
2019年08月22日 06:49撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 6:49
希望峰までの間は、南アルプスらしい雰囲気のある所が所々に在ります。
仁田池。
2019年08月22日 06:51撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 6:51
仁田池。
もう山は秋です。
2019年08月22日 06:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 6:52
もう山は秋です。
木道も出てきました。この辺は風も無く気持ちよく歩けます。
2019年08月22日 06:59撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/22 6:59
木道も出てきました。この辺は風も無く気持ちよく歩けます。
希望峰。仁田岳への分岐地点ですが、今日はパスします。
2019年08月22日 07:18撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 7:18
希望峰。仁田岳への分岐地点ですが、今日はパスします。
2019年08月22日 07:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 7:41
シダが綺麗です。
2019年08月22日 08:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 8:42
シダが綺麗です。
易老岳に着きました。三角点のある所で暫し休憩です。ここからさらに三吉平まで下ります。
2019年08月22日 09:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/22 9:08
易老岳に着きました。三角点のある所で暫し休憩です。ここからさらに三吉平まで下ります。
2019年08月22日 09:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 9:24
三吉平に着きましたが、ここが今日の最低標高地点です。
2019年08月22日 10:23撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 10:23
三吉平に着きましたが、ここが今日の最低標高地点です。
三吉平からは枯れた沢のガレ場を登っていきますが、歩きにくい道です。
2019年08月22日 10:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 10:47
三吉平からは枯れた沢のガレ場を登っていきますが、歩きにくい道です。
2019年08月22日 11:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 11:24
ようやく登り切り静高平らに着きました。水は豊富でした。
2019年08月22日 11:52撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 11:52
ようやく登り切り静高平らに着きました。水は豊富でした。
イザルヶ岳への分岐を左に見て小屋に向かいます。
2019年08月22日 12:05撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 12:05
イザルヶ岳への分岐を左に見て小屋に向かいます。
2019年08月22日 12:17撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/22 12:17
光岳小屋にチェックインしてから光岳山頂を目指します。
2019年08月22日 12:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 12:19
光岳小屋にチェックインしてから光岳山頂を目指します。
15分ほどで山頂に着きました。ようやく来ることが出来ましたが、色々な意味で遠い山でした。
2019年08月22日 12:55撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
4
8/22 12:55
15分ほどで山頂に着きました。ようやく来ることが出来ましたが、色々な意味で遠い山でした。
光岩は展望台から眺めて済ませます。
2019年08月22日 12:57撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/22 12:57
光岩は展望台から眺めて済ませます。
夕方には雲が取れてきました。イザルヶ岳と歩いてきた木道が見えています。
2019年08月22日 17:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 17:14
夕方には雲が取れてきました。イザルヶ岳と歩いてきた木道が見えています。
右の奥には富士山が見えてきました。
2019年08月22日 17:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 17:27
右の奥には富士山が見えてきました。
右に富士山。左に大河内岳。
2019年08月22日 17:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 17:31
右に富士山。左に大河内岳。
右が茶臼岳で左が大河内岳。
2019年08月22日 17:42撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/22 17:42
右が茶臼岳で左が大河内岳。
聖岳も真ん中に見えています。これで気持ちよく休めます。明日は崩れそうな予報です。
2019年08月22日 18:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/22 18:22
聖岳も真ん中に見えています。これで気持ちよく休めます。明日は崩れそうな予報です。
(8月23日)
朝から雨で雨具を着て歩きだします。雪が降ったような景色です。
2019年08月23日 05:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/23 5:40
(8月23日)
朝から雨で雨具を着て歩きだします。雪が降ったような景色です。
登山道の平らなところは全て水浸しです。
2019年08月23日 06:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/23 6:50
登山道の平らなところは全て水浸しです。
2019年08月23日 07:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/23 7:07
2019年08月23日 08:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/23 8:25
頑張って咲いています。
2019年08月23日 09:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/23 9:01
頑張って咲いています。
易老岳から茶臼山までは強風で横殴りの雨が顔を叩きつけてきました。ここまでの暴風雨は初体験です。
2019年08月23日 10:46撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/23 10:46
易老岳から茶臼山までは強風で横殴りの雨が顔を叩きつけてきました。ここまでの暴風雨は初体験です。
茶臼小屋に戻ってきました。
2019年08月23日 11:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/23 11:19
茶臼小屋に戻ってきました。
白いマツムシソウが咲いていました。
2019年08月23日 11:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/23 11:20
白いマツムシソウが咲いていました。
夕方になり雲が取れて富士山が顔を出しました。南アルプスは、やっぱり富士山がないとがっかりします。
2019年08月23日 16:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/23 16:39
夕方になり雲が取れて富士山が顔を出しました。南アルプスは、やっぱり富士山がないとがっかりします。
一番左の山は笊ヶ岳。いよいよ明日は下山日です。何故かよく眠れませんでした。
2019年08月23日 16:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/23 16:39
一番左の山は笊ヶ岳。いよいよ明日は下山日です。何故かよく眠れませんでした。
(8月24日)
二日お世話になった茶臼小屋を離れます。送迎の車が12時30分に沼平に来る予定ですので、それに合わせて下ります。
2019年08月24日 05:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/24 5:25
(8月24日)
二日お世話になった茶臼小屋を離れます。送迎の車が12時30分に沼平に来る予定ですので、それに合わせて下ります。
登って来た時に気が付いていましたが、無事の登山のお礼をして下ります。
2019年08月24日 06:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/24 6:41
登って来た時に気が付いていましたが、無事の登山のお礼をして下ります。
ここは落ちたら確実にあの世行ですね。
2019年08月24日 08:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/24 8:39
ここは落ちたら確実にあの世行ですね。
ウソッコ沢小屋まで下って来ました。
2019年08月24日 08:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
8/24 8:43
ウソッコ沢小屋まで下って来ました。
沢からヤレヤレ峠に登る分岐地点です。何の気なしにまっすぐ進み戻ってきました。
2019年08月24日 09:48撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
8/24 9:48
沢からヤレヤレ峠に登る分岐地点です。何の気なしにまっすぐ進み戻ってきました。
大吊橋も渡り切り沼平に向かいますが途中で車に拾われました。
2019年08月24日 10:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
8/24 10:40
大吊橋も渡り切り沼平に向かいますが途中で車に拾われました。
2019年08月24日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/24 11:01
車で白樺荘まで来ましたがお風呂から眺められる茶臼岳です。今回は暴風雨も経験しましたが、無事下山出来て良かったです。本当にお疲れ様でした。
2019年08月24日 12:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3
8/24 12:32
車で白樺荘まで来ましたがお風呂から眺められる茶臼岳です。今回は暴風雨も経験しましたが、無事下山出来て良かったです。本当にお疲れ様でした。
撮影機器:

感想

個人的には、百名山の中で今回の光岳が最難関と思っていました。どのルートで登るか色々と悩んだ末の今回の行程になっています。以前から畑薙から入って易老度に下ろうと思っていましたが、今年から易老度からの乗り合いタクシーも無くなり易老度に下っても芝沢ゲートまで歩いてタクシーで移動することになります。ならば、畑薙から往復しようと思いましたが、茶臼小屋から一日で光岳を往復するのは私には無理と言うことで、茶臼小屋に二泊することにしました。これで、以前から泊まって見たいと思っていた光小屋にも泊まることになり、結局山中で三泊することになりましたが、私と同じ日程で歩かれている方も結構いました。直前に台風が来て仮設の橋が流されていないか心配でしたが、無事で良かったです。

今年から井川観光協会の送迎バスの運行がなくなりましたが、白樺荘に宿泊した場合には、翌朝沼平までの送迎があるとのことで白樺荘に宿泊しました(井川地区の民宿に宿泊した場合も可能です)。白樺荘までは東海道線金谷駅から大井町鉄道で千頭駅まで来て、そこからアプト式の鉄道に乗り換えて井川駅まで来て、最後は井川地区自主運行バスで白樺荘にたどり着きました。南アルプス南部は山に登るのも大変ですが、アプローチも大変なところです。翌朝は6時40分に送迎バスが出て7時前に沼平に着きました。(静岡駅から井川地区自主運行バスで井川地区に入ることも可能です)。

(8月21日:曇り)
・送迎バスで沼平まで送って貰い歩きだしましたが、地元の方の車に拾ってもらい登山口まで車で移動しました。畑薙大吊橋は渡ってから登り始めますが早速急登が待っています。ヤレヤレ峠から一旦ウソッコ沢小屋まで下りますが、その間に仮設の丸太橋が二つあります。台風で流されていないか心配していますが思った以上にしっかりとした作りになっていました。ウソッコ沢小屋からが本格的な登りになります。樹林帯の中、展望もない中を黙々と登りますが、毎度のことですが初日はペースが上がりません。横窪沢小屋で大休止を取り茶臼小屋を目指しますが、高山植物が見かけるようになると茶臼小屋に到着します。この日は、小屋も空いていてゆっくりと過ごせました。規模は小さいですが綺麗な小屋です。

(8月22日:曇り)
・朝食は5時からで6時前には光岳に向かいます。朝からガスが掛かっていて展望は全くありませんでした。茶臼岳に登ったら三吉平まで400mほど下ります。途中には南アルプスの森らしさを感じさせるところも所々にあり疲れを癒します。三吉平から静高平らまではザレた涸沢を登っていきますが、急登でルートを見失いそうなところです。ひと踏ん張りすると静高平に着きますが水が豊富に流れていました。ここで水を補給して光岳小屋に入ります。小屋にザックを置き光岳に向かいますが、山頂からの展望はなく少し行った展望台から光岩が見えていました。夕方には雲が取れ富士山が綺麗に見えていました。これでやっと光岳に来たという実感がわいて来ました。

(8月23日:暴風雨)
・翌日は朝から雨模様で雨具を来て出発しますが、易老岳の手前からは風も強くなり横殴りの雨が吹き付けて低体温症にならないか心配しながら歩き続けました。茶臼小屋に着いた時は、本当にほっとしました。中には横窪沢小屋まで下った人もいましたが、当初の計画通りにこの日も茶臼小屋に泊まることにしました。この日も夕方には雲が取れ富士山が見えてきました。

(8月24日:曇りのち晴れ)
・下山日です。沼平に12時30分に送迎の車が来る予定ですので、それに間に合うように小屋を出ます。三日前に登って来た道ですが、よくぞこんな道を上ってきたものだ、と感心しながら下っていきます。とにかく事故を起こさないように慎重に下ります。気温もさほど高くならずに歩きやすい一日でした。草薙大吊橋を越えて沼平まで歩いていたら、予定していた井川観光の送迎の車が椹島の方向から来て拾ってもらい白樺荘まで送って貰いました。白樺壮で汗を流して喉を潤してから、しずてつのバスで静岡に出て帰宅しましたが、ともかく計画通りに歩きとおせて満足いく山行でした。しかし、光岳は遠い山でした。記憶に残る山行となりました。

(参考までに)
◇山行記録_2019年(46回)
https://www.yamareco.com/modules/diary/69690-detail-178223
◇百名山登頂記録(98/100)
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コメント

おつかれさまでした〜
こんにちは
machida-kumaさんが24日、下山中に登っていた二人組です。
大変な山行だったようですが、日本百名山98座目 光岳登頂おめでとうございます。
次は 飯豊山ですね。
好天をお祈りしております〜
いつまでも ご健康で楽しい山登りを〜
2019/8/26 21:56
Re: おつかれさまでした〜
umunaruhodoさん

コメントありがとうございました。
お話をさせていただいたのを覚えております。
3日目の暴風雨は、経験したことのないほどでした。
私の方は、残りは飯豊山と筑波山ですのでクリアできると思いますが、
umunaruhodoさんは、二百名山に挑戦とは凄いですね。
完登を陰ながら祈っております。
2019/8/27 7:55
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