白馬尾根〜蛭ヶ岳南尾根〜市原新道(伝道)


- GPS
- 12:01
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 3,603m
- 下り
- 3,505m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・伝道〜丸太橋 造林小屋と丸太橋の中間地点くらいの斜面が2mほど崩落していたので足の踏み跡をつけて通りました。 どの桟道も朽ちて抜け落ちそうなので気をつけたほうがいいです。 ・丸太橋〜雷平 昨年の橋が無くなって、一本の丸太がワイヤで倒木に固定されて渡されていました。 行きは3mほどの木を見つけて、それを杖のように川底とワイヤを固定している倒木に押し当てて何とか丸太の上を渡りました。 帰りは行きで使った木を同じように使って渡ろうと試みましたが、左手では力の入れ具合が難しく断念して靴を脱いで腰まで水に浸かり渡渉しました。 自分のように平衡感覚がなく高所恐怖症の人は腰まで浸かって渡渉すべきです。 流れがきつく渡渉できなさそうですが、他の地点も含めて増水で川底が洗われたせいか川底のヌメリが全く感じられないので容易に渡渉できると思います。 丸太橋からは右岸のロープが掛けられている岩をへつりますが足場が難しいところがあるので臨機応変に下のほうの岩に移ったりしながら進みます。 へつりから明瞭な道に入りますが、道がなくなりへつりも出来そうもないと思った地点で左岸へ渡渉しました。 左岸は高い所をロープを使って進んだりしますが特に迷うところはありません。 ・雷平〜鬼ヶ岩ノ頭(白馬尾根) 早戸川と本谷川の合流地点の雷平で早戸川左岸から右岸に渡渉すると、目の前の木に黄色と赤のテープが巻いてあるのでそこから山道に入ります。 取り付きの上方にシカ柵の入り口が見えるので入ります。 檜林を抜けてからは草木が覆いかぶさって道が見えなくなっているところが多々あります。 崩落地も少しありますが構わず登っていきます。 ・棚沢ノ頭〜熊木沢出合 ガレ場で右の崩落地に行ってしまい左へ移動しました。 前方の弁当沢ノ頭を目標に下ればいいのですが、木が繁っているので眺望がきかず 初めて下りでこの尾根を通る方は危険だと思いました。 ・熊木沢出合〜南尾根取り付き しばらく左岸の河原を歩き上のほうに林道の跡が見えたら上がって歩きます。 一つ目の堰堤を越えた辺りで道がなくなり河原へ下りました。 二つ目の堰堤は中央の水が流れている辺りで超え右岸へ渡ります。 草地を山よりに進むと林道の跡に出ました。 廃車の置いてある西沢堰堤より一つ西側の沢の堰堤に着いてしまい、沢を渡って廃車のある西沢堰堤に着きました。 ・蛭ヶ岳南尾根 取り付きから左の尾根に向かって適当に登って行きましたが、踏み跡が見つからず焦りました。 崩れる急斜面の石や木に捕まりながら必死に道を探しました。 取り付きから50mほど登った地点で右からのトラバースする踏み跡が現れ左の尾根に登りました。 そこからは細尾根の一本道でルートは明瞭でした。 落石が頻繁に起こるので複数の人で通るときは注意すべきです。 ・蛭ヶ岳〜雷滝(市原新道) 頂上からの急斜面の下りは草が繁っていて道が見えなくなっています。 左手にシカ柵が見えるまでは目を凝らして道を探して下りました。 斜度が緩くなると左手にシカ柵を見ながら広尾根の真ん中の踏み跡を歩きます。 1350m付近のやせ尾根を過ぎると右に潅木地帯が見えます。 そちら側へ意識して踏み跡やマーク等を探して下りていきます。 右にシカ柵が現れたらシカ柵沿いに急斜面を下ります。 シカ柵が途切れたら雷滝の水音がする左の小尾根を下りると取り付きです。 ・雷滝〜丸太橋 市原新道取り付きの前に木が対岸に向かって倒れていて、これは橋かと思いましたが渡れそうも無かったので取り付きから数十メートル下流で左岸に渡渉しました。 股下まで水に浸かりましたが難なく渡れました。 左岸を進みへつりができそうもない岩に当たったら右岸へ渡渉します。 最後の丸太は上を歩く勇気はなく腰まで浸かって渡渉しました。 |
写真
感想
梅雨時の蛭ヶ岳南尾根の状況が不安でしたが数日前にレコがアップされて行く決心がつき、いざ出発。
丸太橋が一本の丸太が渡されているだけになって引き返そうか10分迷いました。
うんていの上を歩けない、ジャングルジムのてっぺんで手を離して立てない自分が一本の丸太の上を歩けるはずがない。
誰か、もう一本丸太を渡してくれと思いながら取りあえず3mほどの木を拾って右手に持ち、ワイヤを固定している木に押し付けて何とか丸太の上を歩いて渡りました。
二度股下まで水に浸かって白馬尾根取り付きに到着。
丸太の恐怖も忘れて快適な気持ちで白馬尾根を登り稜線にたどり着きました。
熊木沢に下りてから曇ってきて、先に見える蛭ヶ岳の頂上にも雲が。
南尾根取り付きから道が見つからず崩れる急斜面に難儀しましたが、右からのトラバースする踏み跡が見えて左の尾根に乗ることができ頂上まで一本道。
草木が覆い繁って眺望がなく、道が明瞭。
ワクワクしたのは下部だけでした。
ロープが現れる地点の下辺りからヘリが宮ヶ瀬方面から姫次方向へ飛んでうるさいなあと思いロープをつかんで登っていたら、目の先の頂上の上でホバリング。
数十秒したら担架が引き上げられて猛スピードで西丹沢方向へ飛んでいきました。
頂上に着いたら無人で山小屋の中も人が動いている気配はなし。
何だったんでしょうか?
市原新道は平和でした。
取り付き前の3本の木は橋なんでしょうか?
最後の丸太は曲芸師ではないので腰まで浸かって渡渉しました。
出来ればもう一本丸太を渡して欲しいです。
★あいかわらずGPSロガーが不調で行きの早戸川林道の途中から雷平までルートがでたらめです。
すみません。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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このルートの日帰り、凄いじゃないですか、やりましたね
是非、第二回の丹沢24(12)時間、耐久トレッキングに参加しませんか。もちろん自転車の回収が大変なので、電車で
http://www.yamareco.com/modules/yr_event/event_detail.php?eid=10531134
ところでこの日、自分もa-maefanさんの直ぐ近くにいました。ユーシンロッジからユーシン沢を登ったんです。道に迷いまくりで、予定より大幅に遅れたのですが、最初の予定どおりなら、蛭ヶ岳で会えたかもしれないので残念です。
Futaro さん
こんばんは。
コメントをしていただき本当にありがとうございます。
近くにいらっしゃったなんて。
一日誰にも会いませんでした。
日が長く気候的にも山を歩くには最適な日だったですね。
鳥屋から早戸川林道を遡上するより津久井湖から平丸に行く方がアップダウンがあって脚が疲れるんですよ。
帰りも魚止橋からの下りはかなり快適です。
丹沢24にお誘いいただき本当にありがとうございます。
諸事情で土日祝日は遠出できないので山へは行けないです。
今まで平日しか山に行ってません。
諸事情が何かについて謎ということに。
お誘いいただいたのにすみません。
Futaroさんをはじめ参加者の方々のレコを読むのがとっても楽しみなのでパソコンの前で応援させていただきます。
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